真・恋姫無双〜武神の兄〜 第14話 |
side刃
俺が月に仕えてから半月
あのあと、みんなと真名を交わした
呂布は恋、陳宮は音々音(ねねと呼んでいる)
華雄は……真名がない
なんでも真名をもらう前に親が死んだらしい……
もう一人、張遼っていう人がいるがまだ会っていない
遠征に行っているみたいだがもうすぐ帰ってくるらしい
そして………
「刃殿……あとは頼みますぞ…」
「ねね!くそっ!
俺はいったいどうすればいいんだ…」
俺たちはかつてない強敵に……
「………何やってるの」
「ん?詠か何かよう?」
「あんたさっきから何やってるの」
「すこし……現実逃避を……」
「現実逃避するな!!」
バチンッ!
「つぅ?」
詠のデコピンは相変わらず痛いな
「まったく……さっさとこの竹簡の山をかたずけなさい」
「へぇ?い」
まったく政務は苦手なのに
俺は武官だが文官の仕事もしている
詠とねねだけでは、竹簡の処理が追いつかないので
詠に半ば強制的に文官の仕事をやらされている
まったく詠にも困ったものだ
俺だけで山を二つ攻略するなんて………無理だろ
「ねぇ刃、ねねがどこにいか知らない?」
「ねねか?ねねならそこで竹簡を………って、いない!?」
そんな……さっきまで政務をしていた筈なのに……
「恋殿?お待ちください」
「「……………」」
ねねが恋を追いかける姿が見えた
「まったくもう………ねね!!」
「詠!?なんで此処にいるのですか!?」
「仕事があるからよ!」
「ねねには、恋殿を追いかける仕事が……」
「そんな仕事ないわよ!
自分の仕事をやりなさいよ!自分の!!」
「政務の仕事なら刃殿に任せたのです!」
「ねね、俺は頼まれた覚えなんて………ちょっと、まて」
確か仕事をやっている途中に……
『刃殿……あとは頼みますぞ…』
って、あれか!?
「おい、あれはないだろ」
「ねねの頼みが聞けないのですか!」
「その頼みはもう四回目だよ!?」
「ねね………四回も仕事をサボっていたのね」
あれ?
詠の後ろに鬼神が見えるのは気のせいだよね?
「っひ!ねねは行くので、あとは刃殿に任せたのです?」
「あ、ちょっと!ねね???………」
すごい勢いで逃げていった
ねねよ……
俺に詠をどうしろと……
「俺は午後から兵の調練があるのでこれで」
「その前にこの竹簡を全部かたづけてからね」
「え!?」
全部って………
俺は自分の竹簡を半分以上終わらせていたが
ねねのは………って、一割も終わってないじゃないか!
こんな量一人じゃ………
「今日中にね」
地獄の通知がまた一つ
今日は徹夜かな………
「兵の調練は、明日でいいから」
そう言って、詠が去っていった
翌日
「刃ちょっといぃ……って、どうしたの!」
「別…に大…丈夫……だよ」
仕事を徹夜でやり
顔がすごいことになっていること以外は大丈夫だ
「そう……なら、ちょっと来てくれる」
「…………何処に?」
「霞……張遼が戻ってきたから
あんたのことまだ紹介してないでしょ」
「あぁ〜そういえばまだ会ってなかったな」
「行くわよ」
「はい、はい」
………
……
…
玉座の間に到着〜
「月〜連れてきたわよ」
「ありがとう詠ちゃん」
「やっと来たんかいな」
月の近くに偃月刀を持った紫髪の人がいた
「えっと……あの人が?」
「そうよ……霞、こいつは関轟よ
彼は半月前に仕官して武なら華雄より上よ」
「関轟です、よろしく」
「うちは張遼や、よろしゅうな
てか、顔色悪く見えるけど大丈夫なん?」
「大丈夫です、徹夜した程度なので」
「そか、ならええわ」
あっさりと俺の苦労が流された
「詠、張遼の紹介だけなのか?
俺は眠いからサッサと仕事を終わらせたいんだけど」
「あんたの自業自得でしょ
あんたには頼みがあるんだけど……」
「詠さん、俺は仕事があるので戻r「待ちなさい!」痛〜!」
詠のキックが決まった
脛に直撃だ〜効果は抜群だ〜
「すみません、何でしょうか」
「最初からそうすればいいのよ
あんたには、霞と試合をしてもらわ」
「え、なんで!?」
「僕と月は、あんたの戦いをまとも見てたわけじゃないし
霞と戦ってもらってあんたの武を見なきゃ今後の策が考えられないでしょ」
ちなみに仕官してからの半月は竹簡の処理をしていた
「そうだけど……」
「ちなみにあんたに拒否権はないわよ」
「最初から選択しないじゃん!?」
「霞、帰ってきたばかり悪いけど関轟と試合をしてくれる?」
「うちは別にかまわんよ
それに、華雄に勝ったやつと戦いたかったしな」
「じゃあ明日訓練場でやるから今日は休んでちょうだい」
「わかったわ」
「よっしゃやっと寝ることが………」
「あんたはまだ今日の仕事があるでしょ」
「やだ〜!今日は仕事したくないよ(眠いから)」
「我儘いうな」
「刃さん頑張ってください」
月ちゃんそんな目で見られたら………
「……わかりました」
「たっく……月の言うことは聞くんだから」
「しかたないだろ……あの笑顔には耐えられないんだから」
「…………そうね」
「じゃあ仕事に………逝きますか」
……え、字が違うって?
だって本当に逝きそうだもん
「………今日は兵の調練だけでいいから」
……………
「…………マジっすか!」
「マジよ
あんたには明日霞と戦ってもらうんだから、勘違いしないでよ」
「やった〜
詠〜ありがとう〜」
内容があまりにもうれしいので思わず抱きついてしまった
「なっ/////な、何抱きついているよ
月が見てるじゃない、さっさと離れなさいよ」
「へぅ〜〜〜……………詠ちゃんいいな……」
ん?月が何か言った気がしたが……別にいいや
「じゃあ行ってくるね」
俺は兵のいる訓練場に向かった
時は変わって訓練場
side副長
私の名は………副長
名も、字も捨てました
あの人の……副長になるために
今日も私は隊長の代わり、みなに指示を出しております
関轟隊の規模は約百人
皆は、関轟隊の募集をみて集まったものだ
ちなみに隊の九割が女性である
私がなぜ関轟隊の副長になっているのかを話そう………
……
…
私は昔、関轟様に村を救ってもらった
あの人の強さを見て私は仕えたいと思った
だが、明日尋ねようとしたがもう村にはいなかった
だが、私は関轟様を探すため旅に出ました
旅は思っていたよりも辛いものだった
ある時は、熊が三匹同時に襲ってきたり
またある時は、飢え死にしそうになったり
またまたある時は、筋肉の化け物に………思い出したくありません
いろいろなことがあり、私は洛陽に着きました
私は何処か仕事がないか探していると……
……〜関轟隊を募集中〜……
を見つけました
私はしばらく呆けたあと急いで関轟様がいる館に向かいました
中に入ると約三百人ぐらい居る
皆は私と同じように集まった人たちのようだ
しばらくすると試験官らしき人が現れた
試験の内容は私にとっても楽なものばかりだった
どんどん試験が終わり最終的には最初の半分ぐらいしかいなかった
そしていよいよ最後の試験で………関轟様が現れた
「みんな!ここまでよくがんばったな」
そんなこと……あなたを思えばのこと楽勝です
「最後の試験内容だが……」
どんな試験内容でも大丈……
「………俺の攻撃に耐えろよ」
………大丈夫じゃないですね
「よ〜い………ドンッ!」
考えているうちに始まってしまいました
私もあの人に仕えるために全力で………
……
…
「はぁ、はぁ、はぁ………」
試験は合格しましたが………
正直、全力を出しても全然当たらなかった
関轟様は……まったくの無傷
あなたは化け物ですか!
「君たちは関轟隊に無事合格だよ
………っで、君はこの隊の副長ね」
「え!?私ですか!?本当に、本当ですか!?」
「あぁ……君は考えて行動してたし攻撃に無駄が少なかったしね」
「あ、ありがとうございます!!」
母上、あなた様のおかげで私は無事、関轟隊に入ることができました
そして、現在
私は関轟隊の副長をやっております
「おぉ〜い、副長〜」
おぉ我らが隊長が来ました
「ごめんね、いつも調練を任せてしまって」
「いえいえ私はあなたのおかげで生きております
このくらいのことは私に任せておいてください」
「そうか………いつもありがとう」
あぁ〜なんて褒美の言葉なんでしょう……
side刃
「おぉ〜い副長、起きてくれ」
やばい、副長がまた妄想の世界に入っている
彼女は優秀だが俺のことになると壊れてしまう
副長の特徴は髪が青で身長が恋より頭一個分低い
スタイルは出ているところが出ているつまりボン、キュッ、ボンなのだ
服はチャイナ服だが胸と足を強調してあって目のやり場に困る
武器は俺と同じ剣である
「はぁ〜……とりあえずみんな集合〜」
俺の一言にみんなが集まる
「みんなどのくらいやった?」
「はい、後は一対一の調練だけが残っています」
副長がいつのまにか復活していた
「そうか……久々に俺も参加するか」
俺の言葉で皆がざわめいた
「隊長……本当にやるのですか?」
「やる」
「隊長、やらないという選択肢はないですか?」
「言ったやつには倍にしてやるよ」
「じゃあ……「隊長さっさと始めましょう」「「「「「「「副長!?」」」」」」」」」
少数の人たちが怯えている
「だな……対俺のを始める」
ちなみにこの調練
ある程度頑張らないと罰を与えている
「今日は……ミm「それ以上言わないでください」……だから気をつけろ」
ちなみに実際やったことはないただの嘘である
こんなふうに言えばやでもやる気になる
「では………開始!!」
副長の合図で始まった………
……
…
「みんなよくがんばったね」
みんなボロボロになっている
「じゃあ今日の調練は終わり」
「ありがとうございました」
さてと今日はもう寝ますか
あとのことは副長に任せて俺は寝室に向かった
あとがき
どうも〜
今回はオリキャラを出しまたよ………副長だけどね
さて、次回は霞との試合いです
だれか俺に戦闘描写の書き方を教えてくれ〜
苦手ですが何とかしましょう
それでは、また次回
説明 | ||
第14話、投稿!! いや〜もう登録してから一ヶ月が経ちました GWの毎日がバイトで投稿作品を書くのに時間がかかりました さて今回の話ですが……いちよオリキャラが出ます |
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コメント | ||
なんというストレス発散www(カピパラ) 「試合」に送り仮名は不要かと。あと「片付ける」は「かたづける」、です。 基本三人称で、要所要所にキャラの心の声→(こんなかんじで。)でアクセントを入れたりとか。長く切り結ぶ所は端折って、見せたい所はしっかり魅せる。緩急、というやつです。無駄に微に入り細を穿った冗長な、また剣戟音ばかりの空疎で単調な文にならないように、ですね。(華狼) nemusさん、海平?さん、氷屋さん、指摘してくれてありがとうございます (ガルGC) 追記 現在執筆していない者が云うのもなんですが、戦闘描写は三人称(第三者視点)で書くのが楽だと思いますよ?○○が武器を振るう→相手は半歩擦れ頬に傷を作る→表情なんかも描写(にやりと嗤う)等々、キャラの心の声を地にしない事かと(クォーツ) 執筆お疲れ様です。今回から読み始めました。既に董卓連合の時点で心酔の部下を持つ刃が凄いです。しかし、こんなに強いだけに反董卓連合が気になります(霞戦は刃の勝利を確信しているので・・・)勝ってしまうのか、原作は変えられないのか・・・愛紗は董卓陣営に来るのか、月を劉備陣営に預けるのか・・・ 次作期待(クォーツ) 副長・・・これはもう。2828w(よーぜふ) 3p 士官→仕官なのでは?(nemus) 5p 試験管→試験官だと思われますのでご報告を(海平?) 1p「またっく……さっさとこの竹簡の山をかたずけなさい」っの位置がw(氷屋) |
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