IS アメリカはヒーローとハンバーガーの国!一話
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一話

 

テロのおかげでオレのIS学園への入学は大幅に遅れた。でもそのおかげというのかオレの専用機「ファントム・キャット」に追加装備を付けることが出来た。これはAICを装備したビット。ビットの周囲80cmに展開したAICを使い、ビットで敵のISを包囲して動けなくする使い方が可能なものだ。ただ攻撃には全く効果は無く、逆に防御に特化している。実弾の場合はAICで慣性無効化すればいいし、ビーム兵器もある程度ならば自慢の堅さで防げる。

んー、これはある意味チートかもね。

ちなみにファントム・キャットのキャットの部分は昔のアメリカ産の戦闘機に由来するらしい。男のロマンだとか。

 

 

そうして5月、ようやくIS学園へ。

 

オレは一組だったがテロのおかげで一組では常に一つ席が空いている状態だった。それがオレの席。これで一組の生徒が揃うようになるが転校生が居ると聞かされたのが今日の朝の職員室だった。

 

「……という訳でお前が来る前に転校生が二人いる。一人は男だ。」

 

と凛々しい声でオレに説明してくれた先生は織斑千冬。第一回IS世界大会の優勝者で例の織斑一夏の姉だ。なんだか軍の上官に見えてしまうのは気のせいだろうか?

ただそれよりオレの驚きは他にあった。

 

「え?オレの他にも男が居るのですか?」

 

「あぁ、フランスの代表候補生だ。少ない男同士仲良くしろ。」

 

その後にあいつもそうだが本当に男なのか?と小声で呟いていたがなんなのだろうか?

 

 

SHRが始まり山田先生という人がなにやら連絡事項を説明している。別に転校生でもないのに廊下待機、そして先生の合図で教室に入ってこいとの事だ。

なんか緊張するなぁ。

 

「入ってくださぁ〜い。」

ゆるい感じの合図だなぁと思いながらも教室へ踏み出す。

 

凄い視線を感じる。こんなマスコミに囲まれるのとはまた別の視線だ。

 

「はい、では自己紹介お願いします。」

 

まさかの生徒任せですか先生?

ていうより、何を話せば?大体はテレビで知っているだろうし特に話すことなんて…。

 

「何をやっている?早くしろ。」

「イエッサー!大尉!」

 

あ、空気が凍った。

 

「なにを言っている?」

そして織斑先生からの冷めた視線。

まずあなたは何時の間に居たのですか?そして貴女の雰囲気のせいですなんて言えなかった。

 

コホン、と咳払いをして

「自分はアメリカ空軍IS特殊部隊所属、奏・ユーノス少尉であります。」

 

「バカもん!誰が軍隊での挨拶をしろと言った!?」

バシーンと出席簿で叩かれた。

 

痛い。

 

自己紹介なんて何言えばいいかわかんないですよ!

とは、またもや言えません。怖いので。

 

「ユーノスはアメリカでのテロで入学が遅れたが本来この一組の生徒だ。一ヶ月とはいえおまえ達の方が学園にも慣れているだろうからユーノスに色々と教えてやれ。特に織斑、デュノア。お前達が率先しろ。」

 

はいっ。

と2人の声が聞こえオレはずっと空席だった場所に腰掛ける。

 

なんか質問で本来に男ですか?とか、好きなタイプとか聞かれて凄い大変だった。

 

 

 

あ、オレって寮で部屋あるのかな?

 

そんなことを考え午前は終わり昼休みに。

 

しかし、困ったのが昼休みだ。

 

食堂に行こうにも人が多くて行くのにも一苦労。

織斑がなんか言っていた気もするがなんかハグれてしまったし、ご飯食べれないし、なんか悪いことしたオレ?

 

まぁテロでの報道のおかげなんだろうけどね。

アメリカ軍め、IS初の男性操縦者を日本に奪われたからって宣伝し過ぎなんだよバカヤロー!

 

 

 

 

もう帰りたいです。

 

説明
一話です。
まだ台詞が少な過ぎてこれでいいのかて思ってしまう。
次はなんとかしたいと思いますんで。
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コメント
空軍所属なのにIS名が海軍機…セイバーとかではだめだったのかな?(ADLEREINS)
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