己の信ずる道を行け |
ここは、夏口に駐屯している黄祖の支配下の一つの町である・・・
そこでは一人の男が、都督を務めていた。名を、蘇飛・・・
この蘇飛は、文武両道のお手本とも言え、武は孫策にも匹敵するとも言われ、智は周喩にも劣らず、その上優しさもあるため、この当たり一帯では、かなりの評価を得ていた・・・
蘇飛「では、まず最近の内政問題について何かあるか?」
文官「最近は、物資等などの問題は有りません!」
蘇飛「では、次、部隊長!兵についてなにかあるか?」
部隊長「いえ、問題というほどの事ではありませんが・・・」
蘇飛「どうしたのか?」
部隊長「はい・・・最近、甘寧という人物が入ってきたと聞いたのですが、その甘寧が、実は、
錦帆という水賊出身なので、冷遇されていると、暴れまわって困っているのです・・・」
蘇飛「それは、困るな・・・よし、私から伝えておこう」
部隊長「はい!ありがとうございます!」
蘇飛「それでは・・・・・・・・・・・」
しばらく会議は続いた・・・
蘇飛「以上で、解散とする。今後とも頑張ってくれ」
一同「はい!」
解散の合図と共に、皆が皆分かれて行く・・・
蘇飛「ふぅ・・・さて行くかー!」
大きなため息を付いた後、ある場所に向かう・・・
先ほどの会議で問題になっていた、甘寧の事である・・・
蘇飛「この時間帯なら、きっと演習場にいるんだろうな〜」
蘇飛はその演習場に向かう・・・
甘寧「(なぜだ!劉表といい、黄祖といい、なぜ私を必用としない!!)くそっ!!くそっ!!」
ひたすら剣を振り回す、その姿はまさに、鬼のごとく・・・
兵士「お頭、流石にちょっとまずいじゃないんですか?」
この兵士は、甘寧が引き連れてやってきた、元水族の一人である・・・
甘寧「なにがだ?」
兵士「此処の兵士たちに、八つ当たりしたことですよ」
この兵士も、少し罪悪感があるようだ・・・
甘寧「八つ当たりだと・・・貴様、自分が何を言っているのかわかっているのか・・・」
ギロリと睨みつける・・・
兵士「ヒィ!!」
甘寧「覚悟しろ・・・」
そういい、剣を振りかぶる、剣といっても刃が無い、いわゆる模擬刀である・・・
兵士「うわぁぁぁぁ!?」
兵士に迫り来る剣・・・
そこに・・・
?「お前たち其処で何をやっている!!」
怒号が聞こえる、果たしてそれは誰のものか?・・・
【続く、はず】
説明 | ||
自分が最近になってから考えたお話です とにかく頑張ります・・・ |
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