真・恋姫?無双 WGの短編 |
真・恋姫?無双〜短編集〜
もしも自分自身が恋姫たちのいる世界に迷い込んだら!?
まず…皆に自己紹介します、自分の名前は船橋白栗(フナバシハクリ)、年齢は19! 聖フランチェスカ大学の2年生だ! おっとまだおっさんじゃないぜ、もうすぐおっさんだけどな(笑)。
今、俺は自宅でいつもプレイしているネットゲーをエンジョイしてるわけだが…
ブルルル ブルル ピッ
白栗「はい、船橋ですけど…あ、一刀の爺ちゃんじゃないですかどうしたんですか?」
一刀の爺「うむ…白栗、実はな…一刀、御主の家に遊びに行ってはおらぬか?」
白栗「? いいえ、そんな連絡も着てないですけど? 今日は確か、及川君と遊んでるんでわ?」
一刀の爺「その及川にも連絡をしたんだがのぅ… いないようなのじゃよ…」
白栗「ほえ? 確か、博物館行ってレポートの課題済ませる…って言ってましたよ?…2人とも」
一刀の爺「……トイレに行っている間に姿を見せなくなったようなのじゃよ…先に帰った薄情者とか及川は言っておったがの…」
白栗「あはは(汗)… 確か〇〇博物館でしたよね? 自分探してきますよ」
一刀の爺「うむ…見つけたら素振り1000回追加と言っておいてくれ…」
白栗「あははは…… じゃあ失礼します」 ピッ
そう言ってパソコンをシャットダウンし、何故か知らないけどベレッタM92(エアーガン)を2丁なんの気なしにホルダーに入れて腰にベルトを巻いた。本当はデザートイーグルなんかも持って行こうとしたけど…まだ組み立て途中なんだよねぇ…
白栗「鍵かけて…よし! さぁって、一刀の奴…珍しいよなぁ……なんの連絡もなしに消えるなんて……神隠しでもあったのか?」
そうこう考えていたら一刀達が行ってた博物館に到着した。
辺りを見回しても見当たらないし中に入ることにした… パリン
白栗「うん? ……え? やべぇ!! これ展示品の鏡か!? 踏んじまったよ… いくらかなぁ…うん? (さぁ、新たなる外史の扉を開こう…) !? 何だこれ!!! うわ!!!」
自分は光に飲まれた… 飲まれている間に映像が見える……あれは…
白栗「…一刀? ちょ!! 何だこの子供の数!!」
彼の周りには8,9人の子供が抱きついたり、袖を引っ張ったり…その少し離れたところでそれぞれの子供たちと同じ顔をした美人の女性達が微笑んでいた…。
また光に包まれた…
白栗「…なんだよ…今度はツインドリルの金髪の少女か…泣いてるじゃねぇか…」
まるで最愛の人を…失って泣きじゃくっている女の子が目の前に見えた……
また光に…
白栗「……また、一刀が…一体何なんだよ?…」
再び瞼を開け、見れば…そこには月明かりの元、月見酒を楽しむ一刀と青い髪をした際どい白い服を着た美女と… 桃の花が咲き乱れる木々の中、乾杯をしている少女3人と自分の後輩で従弟である少年の姿があった…
??「これは御主人様の記憶の断片よ……貴方もこっちに来れる人間だったのねぇん」
白栗「!? だ、誰だ!?」 ガチャ
そう言い、片方のベレッタM92を構え、銃口を声のする方へ向けた…
貂蝉「ドゥフフ…結構勘はするどいようねぇん♪」
……お下げをしたマッチョの男の人が立っていた… 平常心平常心……
白栗「…失敬、つい癖で…それより貴方は?… あ、自分は…「知ってるわよん」…え?」
貂蝉「船橋白栗でしょ? 大丈夫よ、御主人様とは従弟の関係…おっとわすれるところだったわ、私は貂蝉、しがない踊り子よ♪」
白栗「…あの三国志のかい?」
貂蝉「そう、で今の映像は御主人様の外史での記憶よ」
白栗「……外史か…正史へのタイムスリップとかじゃないんだね」
貂蝉「そうよ、しかもこの世界は三国の主要な人物は皆女性に性別変換してるわ…」
白栗「…どうりであぁも美人さん達に囲まれてるわけだ… それでなんで自分はここにいるの?」
貂蝉「簡単に言ってしまえば、このままでは御主人様は何者かによって消滅させられてしまうわよ…」
白栗「!? 自分はストッパーかい?、正直一刀より武勇はないよ?」
貂蝉「大丈夫よ、そこら辺は私の力多少貸してあげるから…貴方で言えば…廖化って武将辺りの実力程度まで貸せるかしら…」
白栗「なるほどね… 注意点は?」
以下略
白栗「さって! 一刀待ってろよ! てめぇのハーレム人生を消しゲフンゲフン 守ってやるからさ!」
そう言って自分は光の渦へダーイブ! した…けど……
白栗「落下するとは聞いてねぇゼ!!!! チキィショーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ドゴーーーーーーーーーーン
≪サイドチェンジ≫
??「な、なぁ斗詩、今の流れ星こっちに落ちてきてないか?」
斗詩?「う、うん…落ちてきてるね…って! 文ちゃん逃げるよ! 皆さんも逃げて!」
兵士達「「「「お、おう!……げぇ!」」」 文・斗詩「キャーー!」
ヒュウウウウウウウウウウウウウン ドゴーーーーーーーーーーーン
文「斗詩ぃ…アタイ達は生きてるのか?」 斗詩「う、うん… あれ? ……あそこに人が…」
≪サイドチェンジ≫
白栗「自分は……生きてる! アーッハハッハッハ! 生きてるってすっばらしぃーーーーー!」
??「あ、あのぅ…」
白栗「? うん?? どっかの兵隊さんかい?(にしては装備バラバラだな、しかも武器が一般兵?の武器はぼろぼろじゃないか) 自分に何か用?」
??「えぇ…貴方は?」
白栗「名乗っても良いけど…そっちからが礼儀じゃないか?」
??「そうですね…私は顔良って言います。 横にいるのは…「アタイは文醜!」…です」
白栗「あぁ 丁寧にどうも……(確か本名は言えなんだよなぁ2文字の名と姓は珍しいみたいだし、字名が無いのもな…それなら…) 自分の名前は遼雲、字名は先然だ。(これならいるかどうか解らない三国の武将の名前はない…まぁ同性同名の一般人はいるだろうけど…)」
顔良「それで…貴方は天の御使いですか?」
白栗「管路だっけ? 噂は聞いてるよ…そんな大層なもんじゃないさ…まぁ君達が見た流星の正体は自分だけどね…」
文醜「!! なら五胡の妖術使いか!?」
白栗「あっはっは! 確かにそうなるよね、でも知り合いはそうだけど俺は実験台でここに飛ばされただけだよ…(これなら不信がられるけど…天の国よりは現実味はあるでしょ…) ドカッ!
うん? 何だこの入れ物…」
落ちてきたケースを…まぁ狩猟銃を入れる入れ物って解ってるんだけどね…
白栗「…え!? (ワルサーWA2000だと!?…貂蝉なんでこんなの送ってきたし…)うん? 手紙?」
貂蝉「白ちゃんへ、本当は近接武器が一番良かったんだけど…御免なさいね、珍しいから他者からめを付けられるかもしれないけど、気にしないでね♪ それと一番困ってる弾薬だと思うのだけど……貴方の気の量をこの外史の人間の一周りより少し多めにするように力貸しているし、基礎体力もこの外史平均にしてあるわ…その事から察しが付くと思うけど…気を弾丸として銃に込めて撃てるように改造してからよろしくねん♪ また、欲しい銃があるならその都度このケースを開けてね… その都度必要な銃を用意してあげるわん…」
白栗「貂蝉…何故、家の家宝、菊地十文字槍用意しなかったっし…」
顔良「あ、あのぅ… その武器は?」
白栗「あぁ…これは、こうして…そうだね……あの木の上にある木の実見ててね…」
ガチュ ガチャ チャキン 照準OK 撃つか ド‐ン ズシャ ベチャ
全員「「「「「「!?」」」」」」
白栗「俺の国で狙撃銃って言う武器があるんだ、作り方は教えないけど、弓以上に長い距離の物を正確に撃てる物でその上威力も段違いにデカイ」
文醜「す、すげぇ!! なぁなぁ! アタイにも使わせて!!」
白栗「あぁ…(この子の気じゃ無理そうだ…あれ? なんで俺は相手の気が解るんだ?) これは気を…気を収縮させて鉄以上に固くする訓練とそれ相応の気の持ち主じゃないと撃てないんだよ…ごめんな…」
文醜「ぶぅぶぅ」 やべぇ かわえぇ///
顔良「もう…文ちゃん駄目じゃない! 私達の主君を困らせちゃ!」
白栗「へ? 今何て言った?」
顔良「私達は、この国の人たちから馬賊と呼ばれています…けど!そうでもしないと私達の村…太守が見捨てた烏丸の人たちが助からないんです! 襲うのもいえ、襲う事はいけない事ですが…そうでもしないと生き残れないんです!」
凛凛しい顔に真直ぐな瞳を俺は見据えた… あぁ一刀もこのようにして乙女達に出会ったんだな…あいつなら力づくで全て従わせることも可能だ… けど、それだと俺が見て来た一刀は…いや、あいつを見る美女達の笑顔が心からじゃないんだよな…
白栗「…文醜もそうなのか?」
文醜「アタイは難しい事は解らない…けど! 他から悪だと言われても、アタイは仲間を守るためなら悪でも構わない!」
良い目だな…2人の……いや、真直ぐ見ているのは兵達も一緒か…なら決まってるさ
白栗「俺は天の御使いじゃない 強いて言えば…下天の御使いさ…」
文醜・顔良「下天の御使い……」
白栗「そ! だって、天の御使いって…いや、万人の天は、神聖な、神々しい日輪の如く絶対的な正義だろ? だが自分は違うね…天で救える物がいれば救えない物もいる、逆に下天では救えない者もいる…あ、俺が言う下天は……賊や地獄、悪の事な…そして、この大陸に起きている惨状!」
全員「……」
白栗「正義だと救えないと、守れないと、嘆き悲しむか? いいや違うね! たとえ君たちのように賊に成り下がってでも君達は人だ!! 人は弱い! 人は醜い! 人は欲望塗れだ! だけどそれはなんでだ? 生きる為だろ! 下らない富、名声、地位も法も、秩序も、優しさも…こんな薄汚れた自分の我慾を満たすためだ! それを正義を掲げる奴は矛盾しても尚その正義で人を殺す!
下らない!! そんな偽善者の為の命じゃない! だけど、自分らも殺した罪は消えない、奪った罪は消えない、犯した穢れは、ぬぐえない! じゃあ、どうする? 簡単だ、忘れなきゃ良い、忘れて本能で動けばそれは人じゃない、畜生以下だ… 強者なんて存在しない!! 何故なら人は皆、弱者だからだ!」
全員「……ぅ、うぅ……」
幾人かの兵士達は泣いた、おそらく優しい人たちなんだろう…でも、家族を守りたい一心で志願してこの戦場に身を委ねている…強い奴らだ…
白栗「下らない、蒼天が正義なら、憂いて旗を掲げた黄天が悪なら、そして誰も救われない者達がいれば俺はそれらを覆い隠し守る青空の涙になろう! そして、君達がもし自分を主君として崇めたいのなら一つ一つの涙の雫に…踏み躙られても負けない雑草の如くともにその者達を守ろう! これも偽善だ! 偽悪だ! 正しい物なんて千差万別…故に、正解なんてない! 自分は自分の道を行く事にする! 下天なんて所詮欲の塊の現在のこの大陸そのものだ…俺は正しい下天の道を説き歩み続ける… 覚悟はあるか!? 下天を支えし人の子らよ!!!!」
全員「うぉ…・うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
その日から自分は鳥丸で挙兵し、下天の意思を、青き天、正義を掲げし英雄達に問いかけを行ったそれはまるで…俺の好きなゲームのあの人物のように…
さぁ、自分も舞おう!! 力による正義もよし! 法による秩序の復活もよし! 調和による平和もよし! 自分は全てを否定せず、肯定もせず、ただ問いかけるのみ!!
あとがき!!
どうも、皆さんどうでした? 自分の美化率は200%オーバーですがwww
御使いの転生とは違った観点からのストーリー楽しんでくれればこれ幸い
本編は現在制作中(でもクオリティは変化なし)
一度は通る道ですよねw もし自分がこの世界にいたら…キャッキャウフフ ゲフンゲフン
短編なのでシリーズ化は希望あれば、および本編の進行度合いで検討いたします
それでは、又機会があればその時に出会いましょう
アディオス! (@@)ノシ
説明 | ||
本編詰まったので短編書きました えぇ書きました! それと業務連絡、そろそろ6月ですね! 中間試験が間近ですよ! 書く時間がなくなるって訳ですので勉強から現実逃避した場合は来週も平常を装って投稿する大アホです。 今回の題材はみんなも1度は考えて…いやいや、妄想してくれていると思う内容で「もしも、自分自身が恋姫たちの世界に迷い込んだら?」でお送りしますよ〜 では 生温かい目+心眼で我がフロム脳を見てみやがれ!(笑) |
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コメント | ||
アロンアルファさん、(-人-) ハーレムルートだけは阻止せねば! 一刀覚g(ザシュ プス アーーーーーーーーーっ!(ホワイトグリンド) 自分も出来るなら一刀のハーレム√を消し(ザシュ ・・・・(その後彼の行方を知るものはいない(アロンアルファ) |
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