恋姫外史・あるところに一刀第20話
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「おーし、お前ら気合入れていくぞ!」

 

「「「「おおおおおおおお!!」」」」

 

文醜の声と共に雄たけびをあげ、袁紹の兵達は突っ込んでくる

 

「いいか、敵の数に気圧されるなよ!?」

 

「「「「はい!!」」」」

 

白蓮も味方を鼓舞し、向かっていく

 

そしてぶつかり合う両軍

 

本当なら一気に潰されるところであろうが、ここは渓谷

 

一度に戦える兵は限られている

 

なので一蹴と言う事にはならなかった

 

のだが・・・・

 

「公孫賛!あんたをやれば終わりだ!!」

 

文醜が白蓮に斬山刀で切りかかる!

 

「うおおっ!」

 

その一撃をかろうじてかわす白蓮

 

そして

 

「後退!全軍後退だーー!!」

 

白蓮は撤退指示を出し、公孫賛軍は撤退を開始した

 

「逃がすな!追え追えーーー!!」

 

「ちょっと文ちゃん!深追いは危険だって・・・」

 

「大丈夫だって、心配性だなあ斗詩は・・・」

 

「その大丈夫の根拠は・・・って文ちゃーーーーん!!」

 

顔良の言葉を最後まで聞かず、文醜は突撃していった・・・・・

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白蓮は逃げながら思い出していた

 

一刀の作戦を・・・・

 

「白蓮には一当てしてもらって、すぐ逃げてもらう」

 

「え?」

 

「そんで作戦地点まで敵をおびき寄せてもらう」

 

「ちょっ!ちょっと待て!それって囮じゃあないのか!?」

 

「そうとも言うな」

 

慌てる白蓮に平然と言い放つ一刀

 

「いや、この役には白蓮が適任なんだよ。大将だし、それに強すぎないから逃げても不信には思われないだろうし・・・・華雄や恋がすぐ逃げたら変だろ?」

 

「・・・それはそうだけどさ」

 

「じゃあ決まりだな。話を続けるぞーー」

 

・・・・・・・・

 

「確かに重要な役目だけど、私は本当に大将なんだろうか・・・・・」

 

と一人ごちる白蓮

 

そうこう言ってる間に作戦地点が見えてきた

 

そこには200人ほどの工作兵が待機している

 

「よーし!お前達!全速力で駆け抜けるぞ!」

 

「「「「了解です!!」」」」

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少し引き離されて白蓮を追う文醜と顔良

 

そこで彼女達も待機していた兵士達に気づいた

 

「文ちゃん、待ち伏せだよ!」

 

「たったあれっぽっちどうって事ないって!」

 

「いや、止まろうよ!何かあるって!」

 

「心配しすぎだって。お前ら!行くぜーーー!!」

 

そう言って先陣を切る文醜

 

「もう!」

 

そう言って文醜の後を追う顔良

 

彼女の意見はいつも聞き入れられる事はなかった

 

ああ、聞いていればこんな悲劇は・・・・・・・

 

 

 

 

白蓮は工作部隊の横を通り過ぎる

 

そして工作部隊は背中に付けていた袋を持った

 

そして敵がかなり近くまで来た時

 

「今だ!」

 

工作兵長の合図と共に袋の中身はばらまかれた・・・・

 

 

「何だ?!」

 

そう言ったのは誰だったか

 

袁紹軍兵士は確認する暇もなく・・・

 

「イテッ!」

 

「グア!」

 

「何だ!」

 

次々と止まり、足を折っていった

 

「何が・・・イテッ!」

 

そして先陣を切っていた文醜は、勢いがついていたため尻餅をついた。そこに・・・・

 

グサッ!

 

「ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 

文醜の叫びがコダマした・・・・・・

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そしてようやく進軍が止まり

 

「文ちゃん!?」

 

ようやく追いついた顔良が文醜に駆け寄る

 

「斗詩〜〜、尻が・・・アタイの尻が〜〜〜」

 

まえのめりに倒れている文醜

 

その尻には竹を尖らせて出来たウニのような物体が刺さっていた

 

・・・しかもお尻の穴に

 

「斗詩〜〜、抜いてくれ〜〜」

 

「う、うん」

 

顔良は言われるままにそれを引き抜く

 

「はう!」

 

「・・・大丈夫?文ちゃん」

 

「駄目、動けねー・・・」

 

まえのめりの姿勢のまま尻を押さえる文醜

 

先程の工作兵たちは、混乱にまぎれすでに撤退していた

 

そして、顔良は文醜を連れて本陣のほうへ戻っていった・・・・・

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どうも、アキナスです

 

ようやく開戦したわけですが、いきなり酷い展開になってしまいました

 

ちゃんとまとめられるんでしょうか?

 

そんな不安を抱きつつ、次回に・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「平等院鳳凰堂極楽鳥の舞いッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
いよいよ戦端は開かれた

どうなっていくのか?
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コメント
高松は凜と良いライバルだな(marumo )
ドッペルゲンガーさん:その後、彼女の持病に・・・(嘘)(アキナス)
・・・・・・・・・・・猪々子、痔になるなよ。(ドッペルゲンガー)
トトクロさん:今回の戦いにはもう出られないでしょう・・・・(アキナス)
い、猪々子〜南無ぅ・・・^^; 竹に掘られるだなんて・・・w(トトクロ)
ねこじゃらしさん:あの時の高松の鼻血の量は致死量だったと思うんですが・・・・(アキナス)
高松大好き→オッケェィ!グンマ様!の流れは未だに脳内再生余裕ですw(ねこじゃらし)
村主7さん:アラシヤマは一等好きでした・・・最後まで友達いなかったけど(笑)(アキナス)
白龍さん:それってイライラしますよね・・・・(アキナス)
↓ アラシヤマです<キャラ名前 パプワくんは前半の強烈なブラックジョークが好きでした(イトウ君、タンノ君に「黙れナマモノ」と言って強烈なツッコミ入れたり)後期変にシリアス路線に走ったのが・・・ 尻にダイレクト、それは痛そうな(肉体・精神両面的に) (村主7)
南国少年 パプワくんのキャラの技なのは、解るんですが名前が喉の所まで出てきているのに出てこない・・・・・・・・喉に骨が引っ掛かっているようでむず痒い。(白龍)
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真・恋姫†無双 あるところに一刀 

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