真・恋姫?無双〜御使いの転生〜 外伝 沈まない黄色き空 / 深紅の炎を纏う狼 / THE HERO |
真・恋姫?無双〜御使いの転生〜 張任伝外伝
プロローグ 沈まない黄色い空
とある邑
小さい邑であった。 そう、貧しいが飢えるほどでは無く皆笑顔で日々の生活を送っていた。
そして…
野菜屋の店主「ごぅら! 戊信! その青菜を返しやがれ!」 ダダダダダダダ
戊信「や〜だね! こうやっておっちゃんの出っ腹を引っこめたいって嘆いているおばちゃんの為に盗んでるんだから!」 ドダダダッダ
戊信…彼は黄巾から大軍に怯まず臆せず果敢に戦う英雄「果敢将」と詠われた波才である。
さて皆には教えよう…過去に受けた戊信の苦痛を…
それは突然であった。 波才が20歳になり弓を持ち護身用の槍を片手に森へと狩猟しに向かっていた。 獲物は鹿2頭、大きい熊1頭である。 これだけあれば総勢50人ほどの小さい邑なら困らない…そう思い、笑顔で熊を引き摺り邑を目指した…
戊信「!? 黒い煙…まさか!」
彼は獲物を放り捨てて、槍を片手に駆けて行った……そして…
戊信「…ウソだろ… 返事しろよ!!! おっちゃん! おばちゃん! 馬鹿村長!」
目の前には家々は焼かれ、辺りには彼も良く知っている村の人々がいた…しかし生きてはなくバラバラにされた者、忌み者にされた女性が舌を噛み切った姿…無残にも切り刻まれた幼き赤子…
戊信「……ゆるさねぇ…この世界、この国、賊、(なら、嘆くだけか? 貴様は) !? 誰だ!」
驪竜「我が名は驪竜(リリョウ)、この地では…御主たちは我を崇めておったな?」
戊信「!? ケッ! だったらなんだよ? お前は俺らを守護してくれる竜じゃないのかよ! 」
驪竜「……我は確かにこの地を守護している…だが行き過ぎる介入は出来ない…」
戊信「意味ねぇじゃないか!」
驪竜「…済まぬ……だが、生き残った御主に託したい物がある…村長の家の下を掘れ、さすれば我が力宿りし神器、今の御主に必要な物が一つだけ埋まっておる…」
驪竜はそう言い残し、姿を…いや、気配を消した
戊信「……黒竜を見し者は…全ての影を知り、絶大な力を得る…か……」
村人を全て埋葬し終わった後、俺は村長の家を掘っていった…そして…
戊信「!? 孫氏? この黒い槍は… !?」
黒い槍をもった時、戊信の頭の中に様々な記憶が流れ込む!
戊信「!? 別な俺はこの村の様に幾つ物…村を潰したのか…うぅ…」
どうすれば良い? 簡単じゃないか、これが別の俺がしてきた物の業で今の俺に帰って来たなら…
戊信「背よってやるよ、別世界の俺の罪と憎しみ、守ってやるよ…こんな悲しい邑が! 国が! 人々が! 少しでもいなくなる様に!」
過去とは変えられぬもの…それを理解し、前へ進む。 また一人の英雄がこの時に生まれたのかもしれない…
プロローグ 深紅の炎を纏いし狼
鮮卑の国の王族に双子が生まれた…女の子と男の子である。
しかし彼らの親は政権争いに負け、没落し…お互いが10歳の時、生き別れた…
これはそんな彼…零こと呂文…深紅の武神と詠われた英雄の物語である…
零は命かながら逃げる事が出来た…彼の家はもうない…政権争いに負け、政敵の一族により攻め滅ばされてしまったのである。
零「恋…今……どこ?」 (ウルウル)
そう泣いていると空が赤くなっていた…いや、赤き何者かが彼を覆うように現れた。
赤龍「やや子よ…悔しいか? 憎いか? お前を悲しみの淵に追いやった人々を……」
零「悔しくも…悲しくもない… 唯…お母さんに、お父さんに、妹…恋に会えないから寂しい…」
赤龍「……(こ奴は一体…じゃが、武を人の限界…いや…我ら神の一角まで上り詰める才がある…なら決まっておろう…) 呂文よ、我が名は赤龍、もし御主が我を信用し大切な物を守りたいと強く願うなら我が力宿りし神器を授けよう…これより南の…御主の一族の墓の一種である洞窟へ行け」
そう言い残し姿を消した。
零「………………行く…」
洞窟には着いた、ここは王族のみにしか知られていない場所である、ここには過去の王族…いや、鮮卑族の起源とその歴史が詰まっている…まぁ、今の彼には歴史より赤龍が言いし、神器が目的であろうが……
零「……」 トボトボトボ
ひたすら歩いた、歩き、歩き、歩き…奥に行くと広き部屋が見えてきた…そして人影があった…
??「……鮮卑族の直系で王の系譜である御主よ…我ら過去の者の安らぎの間に如何様であろう?」
零「もう……王族じゃない…反乱で負けた…」
零は本能で解っていた、この者は強くそれでいて自分と同じ血を分けた血族だと…
??「逃げて来たか… 情けないな…我が子孫ながら…」
零「(フルフル) 取りに来た、全てを守る神器を…」
??「!? ……赤龍が認めた我が子孫か… 良かろう…付いて来い…」
二人は奥へと進み…そこには暗闇しかない筈の部屋を昼の如く照らす深紅に燃え盛る赤き戟が地面に突き刺してあった。
呂泉「子孫よ、我が名を教えよう、我が名は呂泉(リョセン)、鮮卑国初代王である…」
零は知っていた、母から常に神話を聞かされていた…
母「大地は一つでも、人々は一つじゃなかった。そんな中現れたのが我らの祖先、呂泉よ。 彼は赤く燃え滾る紅蓮の戟を振るい何十万の大軍を焼き払い、薙ぎ払う武神で、私達、鮮卑族を一つにまとめ上げた英雄よ」
零「武、教えて… もっと守りたい物を…絶対守れるような武を…」
呂泉「……良かろう…暫くはこの洞窟で過ごせ…」
黄巾の乱が起きる3年前、彼は武神と詠われし伝説に育てられ、鮮卑国を再度奪い返した…
零「恋、いない… どこ?」
彼は捜すために周辺地域を攻め、投降する者は保護し、抗う者を薙ぎ払った。
ひょっとしたら彼は自然災害の様な者であろう…だが彼は、守りたい最愛の人を探すために己が武と武器を振るう……そんな人間臭い英雄なのかもしれない…
プロローグ THE HERO
英雄ってなんだろう?
自分は今、新宿行きの電車に乗り揺られながら考えていた…戦争で多くの戦いに勝ち続ける将軍や兵士達の事? 誰もが考え付かない独創的な政策、軍略を行う軍師や政治家? それは違うと思う…だって、皆、同じ人じゃないか…どっちも尊ぶべき命じゃないのか? 多くの人を殺したから英雄?
少ない犠牲で倒し続けるのが英雄? そう考えながら 終点の新宿に着いた。
そしたら… ブルルッブルル ピ メールだ…
「白栗! 遅いぞ! 自分はもう??達と一緒にプロデューサーの入院している病院に行くからな!
実の兄が入院してるのに弟のお前が遅れて来るのは可笑しいぞ!」
あぁ ?ちゃんからか…兄貴は良いよなぁ…イケメンでその上十何人もの美女達に囲まれた職場で
働けて、その上、皆、兄貴に恋愛感情抱いているんだよなぁ…鈍感兄貴め…爆発しろ…
駅を出て、歩いて兄貴が入院している病院へ向かった…
空を見上げれば青空 雲一つない中ミサイルが飛んできている…
うん? ミ…サ…イ…ル…? アーーーーーーーーーーーーッ!
??「クフフ 初めまして? 船橋白栗君…」
白栗「だ…誰!? ってかミサイル! ミサイル飛んできてるから!? 逃げないの!? ってあれ?真っ暗…死んだ!? どうしよう! 俺まだ告白してないのに!? ってかどうせ兄貴をえらb「はいそこまで(ゴツン)」 いってぇ」
閻魔「とりあえず…君を呼んだ理由を速攻で終わらせるね」
白栗「詳細はまぁ短編長編を一通り読んだら解るよ!?」
閻魔「君には英雄達が女体化した三国志の時代に飛んで貰うね♪」
白栗「!? 自分を殺す気かぁ!!! 」
閻魔「あぁ…大丈夫だよ! 逃げ足と体力だけは普通の人以上の能力を持っているから」
白栗「戦う力なし!? 」
閻魔「クフフ、そうだね♪ 向うなら間諜や伝令の就職先があるんじゃないかな?」
白栗「まぁ じゃあ早速 ノシ」
閻魔「いってらっしゃい ノシ あ、渡し忘れてた物があるんだった」
白栗「ズコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
閻魔「無限に増えるメモ用紙と無限に書ける筆ペン(インク無)を上げるよ♪ じゃあ頑張ってね!」
白栗「…ペンは剣よりも強し!? って アーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
こうして 張任伝の作者、白栗は三国の世界へ旅立った。
あとがき!
はっはっは、最後は本来作者の出る幕はないですが…ここで新オリキャラを出すと別の長編に影響しますんで急きょ変更!
気にいらない方はゴウバック!
まぁ 来週からは大丈夫だ、たぶん問題ないで投稿するのでよろしくどうぞ
それではアディオス! @@ノシ
ヤクシャ頭 狙撃には良さそうと思った今日この頃…
説明 | ||
外伝でーん! どうも、有機化学の出来に吹っ切れて、霞さんの吹っ切れた姿を見て吹っ切れたホワイトグリンドです まぁ…外伝を書きますよ 2つは誰がメインか解ると思いますけど 最後の1つは完全な別枠からの介入です 少し読んで不快に思った方は ゴウバック! それでは生温かい目と愛の温もりを自分n[ry |
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コメント | ||
無敵要塞ザイガス さん そこまで御嫌いでしたかwww(ホワイトグリンド) 有機?無機?化学反応?なにそれ?美味しいの?(IFZ) |
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