一刀｢暑いな……｣

桃香｢暑いね〜……｣

大陸の気候は多種多様、広い国土の為だ。　朝は厚着で昼には半袖なんて地域もあるほど。　一刀達がいる所はそれ程ではないが夏は夏らしく暑い。

一刀｢暑い……｣

蓮華｢口に出さないでよ、余計に暑くなるわ｣

一刀｢厚い……｣

華琳｢喧嘩を売ってるのね……｣

絶を取り出し一刀に向ける。　そんなやり取りを繰り広げていると……

朱里｢桃香様〜!!｣

亞莎｢蓮華様〜!!｣

季衣｢華琳様〜!!｣

慌てた感じの三国の人物が各々の主の名前を呼ぶ。

桃香｢三人共どうしたの？｣

亞莎｢あ、あのですね!!……｣

朱里｢春蘭しゃんと焔耶しゃんと明命しゃんが!!｣

季衣｢早く来てください!!｣

蓮華｢三人同時に喋らないで……何言ってるかわからないわ……｣

華琳｢とりあえず落ち着きなさい……｣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・

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三人を落ち着かせ話を聞くと春蘭と焔耶と明命が倒れたらしい。　今は華佗が診ている為三人同じ部屋にいるらしい。

華佗｢熱中症だな……満足に水分も取らずに活動していたせいだろう｣

華琳｢三人が三人共なの？　春蘭はわからなくもないけど……誰か三人の昨日今日の活動を分かる者はいる？｣

思春｢明命は昨日城壁の上で見張りをしていました、その後休息を取らず街の猫の溜まり場に行ってたみたいです｣

雛里｢焔耶さんは昨日蒲公英さんと鍛錬をしていたみたいで落とし穴に嵌まってそのまま気付かれずに一日中……｣

秋蘭｢姉者は早朝からの隊の訓練でろくに休憩せず……姉者もそうですが隊の者が七割ほど……｣

華琳｢春蘭……｣

桃香｢あはは……｣