恋姫無双〜天の断罪者〜16
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常にぐだぐだな状況で進んでおります。

 

注意していても誤字脱字も多々あるかと思いますが、気晴らしに読んでくだされば幸いです。

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一刀達が街に戻りしばらくすると、捕らえた貴族の家族が釈放を求め抗議の声を上げた。しかし、投獄中のだんなに合うや否や態度が180度変わり、『厳選な処罰をお願いします』と声を揃えて訴えた。中にはその場で離婚する者もいたが…

 

それはさておき、袁術に今回のことを報告し終えると、さっそく仕事を教えてもらう袁術とそれを嫉妬の眼差しで見守る張勲と心配顔の冥琳であった。

 

それからしばらくして

 

「なぁ、いまさらだが、雪蓮に任せていいのか?しかも2人っきりで」

 

「そうですね。私あの人がまともに仕事をしている姿を見たことがないのですが」

 

「珠凰。確かにその通りですが、思っていても口に出すものでは有りませんよ」

 

「まぁ、いくら雪蓮でもその辺は分かっている………と思う」

 

「何ですかその間は、それと、何で孫呉の王である孫策さんが仕事しないんですか。あぁなんだかお嬢様のことが心配になってきました」

 

「いや、俺は仕事のことよりも「一番大事だと思うが」それよりも、冥琳このままだと雪蓮が2人になりそうな予感がするんだが…」

 

「…すまん。少し様子を見てくる」

 

「何故ですか?「張勲、お前もこのままだと過労死するかもしれないぞ」だからどうしてですか?」

 

「ここにある…仕事のほとんどが…孫策さん…の仕事だけど」

 

「そうですね。周瑜さんは自分の分と孫策さんの分をやらないといけませんから、大変ですね」

 

「へっ…あのぉ〜頼まれたわけでは…」

 

「違う!!雪蓮に押し付けられたんだ」「私も他の人に押し付け…られませんね。これ以上ほかの文官に回すと流石に厳しいですから…ちょっと私も見てきます」

 

張勲、冥琳は慌てて執務室を後にし、雪蓮達のところに向かった。一刀達はまだ手をつけられていない仕事の山を見ながら、紅鳳たちに日本の文字でやり取りし始めた

 

『張勲と袁術を見張っている連中も大変だな』

 

『そうね。まぁ、念のために話すよりもこっちの方が安全かもしれませんね』

 

『しかし、一刀。どうして張勲たちが見張られているんですか?一応太守ですよね?』

 

『紅鳳、珠凰、色々あるんじゃないか。あいつ等の問題に首を突っ込むつもりはないが、頼まれれば分からないが』

 

『相変わらず…優しい…というよりも…女性に…甘い』

 

『黒耀。何も普段の口調に合わせないで、文章ぐらい普通に書きなさい。あと、一刀が女性に甘いのは仕方がありません。そこが良い所なのですが、もう少し自重してほしいものです』

 

『瑪瑙。自重って普通だと思うが、念のために裏工作の一つでも準備しておこうか』

 

………ポン!!…パサッ

 

「一刀…何か落ちたわよ。って、これって例の」

 

「ああ、久しぶりにでたな…今回は『袁術・孫策の暗殺…袁家の独裁始まる』だって」

 

「一応冥琳達に「北郷一刀!!雪蓮たちが何所にいったか知らないか」…あぁ、ちょっとこれって不味くないか」

 

「なにいっているんですか〜。そんなことよりもお嬢様を見つけて下さいよ〜。ちょっと悪いお嬢様もいいかもしれませんが、これ以上仕事が増えると流石に体が持ちませんよ〜」

 

「(ほとんど仕事してないくせに)それで、孫策さんと袁術さんね……街に出ているわね。それと鼠と暗殺者も」

 

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「そうか…って暗殺者だと!!」「暗殺者ですか〜。一体誰を狙っているんでしょうね〜」

 

「誰って、それはもちろん雪蓮と袁術さんに決まっている」

 

「決まってたまるか。それで何故そうなる早く説明しろ」「そうですよ〜。はっ、まさか孫策さんとつるむものだから、あのゴミ共が自分達の悪行が表に出ないうちに、お嬢様を始末するつもりじゃ〜」

 

「さすが張勲さん正解だと思う「思うじゃ有りませんよ〜どうかお嬢様を」まぁ俺としても助けたいが…」

 

「…お前達、いいから行って来い!!」

 

冥琳の雷が落ちたところで、一刀達は2人を助けるべく、雪蓮達のいる場所(もともと把握していた)へ向かった。そこへ向かうと雪蓮は見張られていることに気がつきながらもそれを無視し、袁術は気付いていないが楽しそうに街をめぐっていた。

 

「袁術どうかしら。結構いいところでしょう」

 

「うむ、そうじゃな。それになんだか童がいるところよりもにぎわっておる」

 

「そうでしょう?伊達に冥琳達が頑張ってる訳じゃないわよ」「お主は頑張っておらぬのか?」

 

「それはほら、適材適所というじゃない。それにこうして町を回ると机の上だけじゃ見えないものも見えてくるでしょう」

 

「そうじゃな。人の流れがよく分かるのじゃ。しかし、おぬしも仕事をしていないとは驚いたのじゃ」

 

「私は、仕事をしないんじゃなくって、適任者に…」

 

「それで、トバッチリを受けるほうのみにもなってもらいたいな」

 

「そうですね。周瑜さん泣いてましたよ」

 

「冥琳がそのくらいで泣くはずないじゃない…文句は言うけど」

 

「うぉぉぉ!!御主等、脅かすでない」

 

「周瑜さんもかわいそうですね。それよりも、お二人とも探してはいませんが、探しましたよ」

 

「何よ。みんなして怒ることないじゃない。それにどうしたのよ、こんな所まで」

 

「何って…さっきも言ったけど…2人を探しに…」

 

「黒耀の言う通り。周瑜さんと張勲さんに言われて仕事を放り出した2人を連れ戻しにきました」

 

「全く。貴女達のおかけでこっちまで怒られる羽目になりました」

 

「紅鳳姉様の言う通り。それにごみ掃除まで任されるし。とんだ災難です」

 

「…ねぇ、もしかしなくても、冥琳怒ってた」

 

「ああ、恐ろしく…な。ちなみに張勲さんも「ビクッ!!七乃が如何したのじゃ」笑顔だったがあれは怒っていたと思う(まぁあの人は怯える袁術を見たいが為だと思うが)」

 

「うぅぅぅ。七乃〜どうしたらよいのじゃ」

 

「まぁ、自業自得ですね。もちろん孫策さんもですが」

 

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「うぅぅ、分かったわよ。それで、その袋はなんなの」

 

「先ほど言ったでしょう?『ゴミ掃除』があったと。そのゴミです「何も持ち帰らなくても」いえ、いい肥料になるかと思いまして」

 

「珠凰様。いくらなんでもそのままでは肥料になりませんよ「そうなの?」はい。まぁその辺は黒耀に任せましょう」

 

「うん…任された」…ゴソゴソゴソ

 

「……………………!!」

 

「気のせいかも知れぬが、動いておらぬか」「引きずっていますから、それで動いているように見えるだけです」

 

暗殺者や間諜は声にならない悲鳴を上げながら雪蓮と袁術はこれから怒る説教に怯えながら城に向かった。一刀達は、何やらこそこそと内緒話をしつつ、わざと袋を蹴りながらその後に続いた

 

 

 

冥琳達のところまで戻ると

 

「…雪蓮。私が言いたいことは分かるな!!」

 

「お嬢様も分かりますよね〜」

 

「ごめん、冥琳ちょっと陽気に誘われて…」

 

「うぅ〜。すまんのじゃ。つい、陽気に誘われて…」

 

「言い訳はもういい。それよりも雪蓮!!「ハイ!!」貴様はこれから3日間寝ないで仕事をしてもらう」

 

「そんな〜。冥琳せめて睡眠時間は「…な・に・か」…いえ何もないです」

 

「お嬢様も、1週間は蜂蜜はなしですよ〜。分かりましたね〜」

 

「七乃〜せめて2日に「(困っているお嬢様も素敵ですね〜)それじゃ〜、3日にしますね〜」七乃〜そこを何とか」

 

「そのかわり〜「なんじゃ」孫策さんと同じように3日は寝ないで仕事を覚えてもらいますよ〜」

 

「七乃〜それはあんまりじゃ」「なら、1週間蜂蜜を我慢すれば寝てもいいですよ〜」

 

「うぅ〜分かったのじゃ。1週間蜂蜜を我慢するのじゃ」

 

「ちょっと。私だけ寝ないで仕事なんてあんまりじゃない」

 

「そうだな。では、1週間禁酒及び外出禁止をするなら寝てもいいぞ。そのかわり、少しでも約束を破れば…分かっているな」

 

「お嬢様もですよ〜」

 

「わ、わかったわよ」「う、うむ。わかったのじゃ」

 

「(はぁ〜泣き顔も素敵です〜)分かりました〜。それじゃ、孫策さん共々頑張りましょうね〜」

 

「おーい。冥琳さんと張勲さんこれはどうするんだ?いつまでもこのままにしておけないだろう?」

 

一刀がゴミ(間者達)の入った袋を指差しながら聞いてくる

 

「そうだな。肥料にしようと思ったが、面倒だ。好きにしていいぞ…ところで扇姫達の姿が見えないが」

 

「あぁ、ちょっと野暮用で出かけている。たぶん2,3日以内には帰ってくるだろう」「わかった。」

 

「ところで〜周瑜さんと本郷さんちょっとお耳を拝借してもいいですか〜」

 

「なんだ」「(あのですね〜。お嬢様が折角やる気になっているので〜、いっそ根元を処分してもらってもいいでしょうか〜「(しかし、下手をすれば、疑われはしないか)」そうなんですよ〜。だから、何かいい手はないでしょうか〜?)」

 

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「(それなら、俺達が何とかしてみるが「(本当ですか〜)」ああ「(どうするつもりだ)」いや、ちょっと、そいつ等に対してある噂を流した上で病死させようかと「(それだと時間がかかりませんか〜)」ん、数日で出来るが?「(本当か?)」ああ、噂に関してはもう紅鳳たちが広めているところだし、病死にしても簡単だしな)」

 

「(勝手にすすめられても困るのだが)」「(そうですね〜。今後するときは許可をしていただかないと〜)」

 

「(勘違いしているようだけど、これはあくまでついでの事なのであしからず)」

 

「(では、本当の目的は一体…)」「(それは秘密です)」

 

「のう、何をひそひそと話しているのじゃ。童たちにも教えてくれ」

 

「そうよ。内緒話は感心しないわよ」

 

「嫌なんでもない。「ぶーぶー。隠し事はよくないんだから」それよりも、雪蓮。今日の分の仕事は終りましたか?」

 

「あはははは「笑って誤魔化しても無駄だぞ」…ぐっ、分かったわよ。やればいいんでしょうやれば」

 

「孫策はいい気味じゃ」

 

「何言ってるんですか〜。お嬢様も今日の分の仕事が済むまで蜂蜜はありませんよ〜」

 

「七乃〜!!そこを何とかしてたもう」

 

「だめです〜。そのかわり終ったら蜂蜜料理をご馳走しますから〜。北郷さんが」

 

「何で俺が「いいじゃないですか〜。褒美の一つくらいあっても」…だからなんで俺が作るんだ」

 

「いいではないか「あまりよくないんだが」…やっと雪蓮たちがやる気になったんだ、夢を壊すのも酷と言うものだろう?」

 

「うぐっ…分かったよ。作ればいいんだろう作れば」

 

雪蓮たちを残し部屋を出て行くことにした一刀達。その後、今回の黒幕やら、手を貸している連中のことを張勲に伝え、間違いないことを確認(すでに行動中)しながら、自分達の仕事に戻ることにした。二日後の夜、一刀の部屋を紅鳳たちが襲撃。一刀は一晩中紅鳳達の相手をさせられることになった。翌日一刀はやつれるか割に、紅鳳達は肌艶がとても潤っていた。

更に四日後、複数の有力貴族が立て続けに急死。暗殺もささやかれたが、特に不審な点がないことから単なる病死と断定された。

 

「ところで一刀、私達がいない間、浮気をしていませんでしたか」

 

「珠凰…何をもって浮気と断定するのか分からないが、してないと思うぞ」

 

「まぁ…一刀の場合…女性と関わるだけで…浮気みたいなもの…だから、気にしないほうが…いいと思います…珠凰様」

 

「少し酷くないか「少しは自覚を持ってください」…自覚といったって、こんな人間滅多に好きになる人なんていないだろう」

 

「はぁ、もういいです。それよりも、何故孫策さんと袁術さんが真面目に仕事をしているのでしょうか?」

 

「瑪瑙の言う通り、確かに気になりますね。何故ですか一刀」

 

「それは…説明中…という訳だ「一刀。もちろん私達にもご馳走してくれるのでしょう」…駄目だと言ったら諦めてくれるのか」

 

「それはもちろん」「「「「嫌です!!」」」」

 

「ですよね。分かったよ。はぁ、また材料を取りに行かないと。二日後全員にご馳走する!!それでいいだろう」

 

 

 

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雪蓮達が一週間の仕事詰が終ると、当初の話の通りに料理をご馳走することとなった。その席で冥琳達に貴族達の病死について事の真相を問い詰められ、説明を始めるが、袁術はそんなつまらない話よりも料理に目がいっていた。

 

「で、結局のところ扇姫達が彼等を病死させたのか?」

 

「まさか。そんな面倒なことを私達がするわけないじゃないですか」

 

「紅鳳様の言う通り。私達は一刀に言われた通り、『病気で永くない』のような噂を流しただけですわ」

 

「うん…何で私達が…そんな面倒…なことをしないと…いけないの」

 

「それじゃ〜。何で彼等は病死したんですか〜」

 

「そうね。そう都合よく全員病死するなんておかしいでしょう?」

 

「それは、一刀が裏で手を回したに決まっているでしょう」

 

「北郷さん〜。それは本当ですか〜?」

 

「企業秘密だ…それより、料理の方はどうだ。久しぶりだから自信ないんだが」

 

「おいしいのじゃ〜。こんな料理初めて食べたのじゃ」

 

「そうだな。なんというか変わった味だが、一体どういう料理なんだ?」

 

「周瑜さんそれは、聞かないほうがよろしいかと思います」

 

「そうですね。紅鳳姉様の言う通り、聞いたら引くでしょうから」

 

「…?あの、扇姫さんに弓姫さん一体なんなのよ。余計に気になるじゃない」

 

「その前に、一刀もしかしてここに使われている蜂は…」

 

「ああ、察しの通りだけど…何かまずいことでも」

 

「一体どうしたというのじゃ」

 

「いえ、私達の世界の料理を作ったと思うのですが」「ですが、なんですか?」

 

「この場合、毒を主な調味料に使ったと思われます」「……へっ、今なんて」

 

「だから…毒を…使った免疫…上昇の…料理」

 

「通称『はらはらのちょっと毒料理』略してはち料理です」

 

「えっと、毒なの、これは…それになんというか変わった料理名ですね」

 

「しかし、今の話なら特に問題ないのではないか」

 

「ええ、普通ならですけど」「??どういう意味だ扇姫殿」

 

「いえ、一刀のことですから、間違えて私達用と、孫策さん達用を一緒にしたのではないかと」「ちょっとそれって」

 

「うん…私達からすれば…問題ないけど…孫策さん達…からすれば」

 

「猛毒でしょうね。黒耀、直ぐに解毒剤を作って上げなさい」

 

「分かった…瑪瑙姉様…あと…一刀には…後で…お仕置き」

 

「「「異議なし!!」」」

 

黒耀が作った解毒剤によって雪蓮たち(袁術の料理には毒はなかった)は事なきを得た。一刀は紅鳳達から罰として2週間、自分達の専用訓練と夜の相手をする事になった。が、その一件がきっかけで、紅鳳たちと雪蓮達の仲が深まり、2ヶ月経ったころには紅鳳達は雪蓮たちに名前を許す関係になっていた(一刀の名前を呼ぶことにはいまだ反対中)。

 

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「しかし、黄色の布を巻いた集団の討伐がまだ終っていないのに出て行くっていうのもどうかと思うわよ」

 

「雪蓮、始めに言われていただろう。2ヵ月だけだと…まぁ、その気持ちも分かるがな」

 

「そうじゃ、童なんか一刀……北郷とろくに話をしていないのじゃ」

 

「そ〜ですよ〜。出来ればそのままいてくれると楽なんですが〜」

 

「七乃さん。縁があればまた会えることもありますよ「七乃だけなのか〜」もちろん、美羽さんや雪蓮さん達もです」

 

「ええ、私達にもやらなければならないこともありますし、行かなければならない所もありますから。落ち着くまで、一つのところに留まる訳には行かないのです」

 

「紅鳳姉様の言う通り。それとも、世界が滅んでもいいのなら別にかまいませんが」

 

「その話は散々聞いたが。しかし、かず…北郷を見ていると時々強いのか弱いのか分からなくなってくるのだが」

 

「冥琳さん…の言いたいこと…はよく分かる…けど…怒らせると…怖い」

 

「黒耀の言う通り。怒らせると容赦ないし、落ち着くまで時間がかかるわね」

 

「はぁ、余り想像できないわね」

 

「そうじゃな。しかし、北郷も尻に敷かれておるのぉ」

 

「いや、まぁ、その話はいいとして、2ヶ月の間色々お世話になりました」

 

「ええ、先ほどの一刀ではありませんが、縁があったらまた会いましょうね」

 

「…あぁ、孫策さんに一つ聞きたいことが…」

 

「なにかしら」「貴女はこの世をどうしたいと思ってる」

 

「そうねぇ、色々あったけど、最近は自分達の手が血で汚れようとも、孫呉の民が幸せに暮らせるのなら、それでいいかもって思っているわ。けど、相手が攻めてくるなら反撃するけどねぇ〜。10倍返しで」

 

それを聞くと一刀達は雪蓮達のところを去っていった。雪蓮たちも一刀達を見送った後、それぞれの仕事に戻ることにした。

 

 

「ところで、どうやって彼等を始末したのですか?」

 

「あぁ、それは、奴等の血管の中に空気を入れてあげたんだ。そうすれば、勝手に死んでくれるからな」

 

「いつも思うけど、一刀ってどうでもいいことに力を使うわね」

 

「瑪瑙、それを言ったらおしまいですよ。それに私達だって、一刀と居たいが為に使える権限を全て使って仕事を押し付けたじゃ有りませんか父上に…」

 

「紅鳳姉様そうですが、一刀よりもましだと思います。一応父上も喜んでいましたし(まぁ数ヶ月ぶりに口を聞いたこともありますが)」

 

「紅鳳様、珠凰様そんなことしたのですか「そういう瑪瑙達はどうなのです」…私達は、妹に任せてきました。一刀に会うためといったら喜んで引き受けてくれましたよ…ね、黒耀」

 

「引きつってた…ような気がしたけど…けど、錫唳姉様も…旦那と一緒に居られて…嬉しそうだったけど」

 

「というよりもお前達、仕事を終らせて来いよ。全く」

 

説明
もし恋姫無双にこんな設定があったらと書いてみました。

世界の守護者の一人である一刀が外史と呼ばれる三国志の世界で魏・蜀・呉の人々と触れ合い?ながらその世界が破戒するのか、それとも存続するのかを見定めていく物語です。基本中立的な立場からどの勢力にも属しませんが、一時的に属することはあります。

基本的に一刀に関わった女性は惚れますが、本人はいつものことなので相手からきちんとした気持ちを打ち明けられない限り気がつきません。
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