もし、自分が恋姫無双の世界に落ちたら16 |
占い師が言ったあの方が誰なのかは気にはなるが
その前に俺は占い師に
「星を占うと何が分かるんだ?」
と聞いたら
「あなたの守護霊と
あなたが歩む道です」
と答えた
俺は
「俺が歩む道ってどうゆう意味だ?」
と聞いたら
「簡単に申しますと
未来を完全に占うのではなく
幾つもある道のうち中からあなたが避けては通れないだろう重要な道を占うのです」
と答えた
俺は
「つまり、何が起きるかは分からないんだよな?」
と聞いたら占い師が
「そうです
その道にたどり着かねば何が起きるのかまでは完全に分からない」
と答えた
俺は
「まぁ、どんな運命だろうと俺が変えてみせる」
と笑って言った
占い師が
「それでは、占いを始めます
目を閉じてください」
と言ったので、俺は目を閉じて次の指示を待った
「ここに山札があります
目を閉じたまま山札から一枚引いてください」
言われたとおりに引いた
そして、占い師が
「目を開けてください」
と言ったので俺は目を開けた
俺は引いた札を占い師に見せた
そしたら、占い師が
「これは珍しい」
と言った
俺は
「なんの札なんだ?」
と聞いたら
「龍でございます」
答えた
俺は
「龍って守護霊なのか?」
と占い師に聞いたら
「ええ、そうです
王の素質があるものを守護するのが龍
だが、あなたが引いたのは黒の龍の札なのです」
と答えた
俺は
「黒の龍は他と何が違うんだ?」
と聞いたら
「黒の龍は
王の素質ある者につくのでは無く
悲しみや怒りをしるものの中で復讐を誓った者にのみ
稀に現れるのです」
と答えた
俺は
「つまり、その龍は復讐を果たすのを手伝うってことか?」
と聞いたら占い師が
「いえ、復讐であなた様の身を滅ぼさせないようにして
厄災から身を護る」
と答えた
それを聞いて俺は
「それで、道を占う方は?」
と聞いたら
占い師が
「少し待たれよ」
と言って、どこからともなく一枚の布を取り出した
その布には、北斗七星のような刺繍が入っていた
そして、星の部分には何かを置けるようになっていた
占い師がさっき使った札とは別の札を取り出して
それを混ぜた
そして、山札の上から七枚の札を星の上に表側にして置いた
そこには、様々な絵が書いてあった
俺は、それが何を意味するのかは分からないが
占い師には分かるようだ
北斗七星の星の上に置かれた札を眺めていた占い師が
「この結果は、初めてみる」
と言った
そして続けて
「1つめの星には別れ
2つめの星には再会
3つめの星には戦い
4つめの星には苦難
5つめの星には滅び
6つめの星には嘆き
最後の星には消滅
これがあなた様の、通るかもしれない道でございます」
と言った
俺は
「総合すると、俺の通るかもしれない道に喜びは少ないかもしれないか」
と言ったら
占い師が
「分かりません
もしかしたら、喜びなどないかもしれません」
と言った
俺は
「それでもいい
この先が苦難なら、その中から喜びを探すまで」
と言ったら占い師が
「あなた様にお渡したいものがあります」
と言った
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