ほむらの願い
説明
AT?Xで、ようやく全話見ました。圧巻は、10話。元々はデレキャラだったほむらがツンに変わる過程が涙なしでは見られない。オリジナル作品は、設定の説明に追われ、とかくキャラ心理がおざなりになりがちですが、見事に、ほむらの、まどかに対する思いと葛藤と決意が描かれていました。
最終回は、5人が平穏に暮らす世界にならなかったことが残念。
いろいろ書きたいことはあるが、一言でいえば、これまでの甘い魔法少女ものにアンチテーゼを投げかけた作品といえるだろう。願いを叶えるには相応の代価が必要で、魔法少女たちに過酷な試練と死をもたらした。「まどか」の出した答えは、魔法少女が絶望し魔女にならない世界。つまり、代価なしで夢や希望を叶える魔法少女の原点に戻したということだ。
鹿目家の親子は3人。「今度生まれる子にまどかって名付けよう」という会話を期待したのは私だけではなかったでしょう。が、それは描かれなかった。でも、いつかあり得る世界。あとは視聴者の想像に任せようということなのだろう。
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