真・恋姫無双外史をかける一刀 20話 |
一刀達がそれぞれ鍛錬をしている時、城の一室では
「・・・いよいよですな」
「ああ、そうだな。これに勝てば、孫家の栄光の第一歩が踏める。孫堅様も本気になっておられる」
「葉錬殿は本当にそれでよろしいのですか?」
「!?・・・いいも何も私は孫堅様の部下「葉錬」として全力で戦うだけだ、黄蓋」
そういうと葉錬は部屋を後にした。
「・・・葉錬殿・・・いや 様、私は昔から貴方を・・・」
一刀達がそれぞれの鍛錬を終え、城に戻ってくると
「おおっ、北郷殿。鍛錬のほうはいかがですかな?」
「皆、なかなか順調にいけてると思いますよ葉錬さん」
一刀の話を聞いた葉錬は少し考え出すと
「・・・よし、北郷殿、そろそろ私と手合わせしないか?」
「葉錬さんとですか!?」
「あああ、私が気の使い方を教え一番成長したのは間違いなく北郷殿だ。その北郷殿の今の実力を直に試してみたい」
「・・・わかりました。よろしくお願いします」
一刀が了承したので一同は城の鍛錬場に移動した。
一刀と葉錬が試合をすると城内に広がり、二人が準備が出来るころにはすごい数の観客が集まった。
「結構集まりましたね、こういうのじつは初めてなんですよね。緊張するな」
「がはは、気にせずに全力を出せばいいのですよ北郷殿。・・・では、始めましょうか?」
一刀と葉錬が中央に進み、それぞれ構えると審判役のマツリが
「それでは、はじめ!!」
マツリの合図を合図に二人が動き出した。
まずは一刀の戟と葉錬の斧が激しくぶつかり合った。
「ふはは、やりますな北郷殿。これほどの力とは私でも押されそうになるとは」
「さすが葉錬さんですね。今まであった人の中で一番力が強いですね。・・・ぶつかり合いは分が悪いかな?」
一刀が葉錬を無理やり押し切り体勢を崩させると後ろに飛び去り持っていた十字戟を地面に突き刺すと
「・・・葉錬さん、これからが本番ですよ」
そういうと一刀は右腕を水平に上げ
「新必殺技その一!!雷犂熱刀(ラリアット)!!!」
葉錬に向かって突撃し葉錬の斧を折り、そのまま葉錬を吹き飛ばした。
「がはっ!!なんという威力だ。この私が身動きも出来ずに吹き飛ばされるとは。その技も見事だがそれを何倍にも活かせる見事な瞬動だ。これは私も本当に本気を出さねばな」
そういうと葉錬は懐から「ある物」を取り出した。
「(やっぱりあれがあるのか・・・これからが大変だ)」
一刀が内心驚いたその物とは
「・・・長沙最上銘酒「鬼殺し」ングッングッ・・・おえぇぇ!!」
葉錬が取り出した酒を飲んだ瞬間吐き出したと思えば急に葉錬の雰囲気が変わった。
「さあ北郷殿、ここからが本番だ。孫堅軍が将、葉錬。押して参る!!」
後書き
久しぶりのこちらの更新になってしまいましたが短いですね。
もう少し長くかけるといいのですが中途半端にありそうだったので分けました。
次から見せ場なので楽しみにしていてください。
説明 | ||
真・恋姫無双外史をかける一刀 20話を投稿します。 やっとこちらの更新です。 がんばっていきます。 |
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コメント | ||
「鬼殺し」か・・・飲んでみたいわWWW(ミクボン) 霊能力を持つ探偵と戦ったあの人みたい・・・(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ) 酔拳!?(アロンアルファ) |
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