そらのおとしもので『浦島太郎』をやってみた
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作者「さてと次は『浦島太郎』でもしようかな」

一刀「なんでまた突然」

作者「いや、他の人が書いた『桃太郎』がすごく面白くてな。でも前に俺は『桃太郎』ネタを書いたことあるから他に俺が知ってる童話で考えた結果『浦島太郎』になった」

一刀「何にせよ、お前と言うか秋山も出るんだろ」

作者「出るには出るけど『かぐや姫』の時に『秋山が出すぎでは』と言う意見があったからな。

極力秋山は出さないようにする」

一刀「それじゃあナレーションは誰がするんだ」

作者「何、心配することはない」

一刀「どこの親父ぃのセリフだよ」

作者「とりあえず秋山の代わりにナレーションはこいつにしてもらうことにした」

 

作者が指を鳴らすとそこに一人の少女がやって来る。

 

一刀「こいつは……」

日和「初めまして、風音日和です」

作者「お前は初めてだったな」

一刀「そうだな。ディケイドの俺はレギュラー8人には会ってるけど、新レギュラーのこいつには会ってないな」

作者「まああの時は映画で日和の話をやるのは目に見えてたからな。原作には出ててもアニメ映画まだしてないから出さないようにしてたが、映画が公開されたから俺の作品でも日和を解禁した。

これからのレギュラーに日和も混ぜるつもりだ。もしかしら、俺が書いてる作品の本編中で鉢合わせするかもな」

一刀「また俺、『そらのおとしもの』の世界に行くのか」

作者「いや、俺もどうなるか分からないから」

日和「それで先生、私がナレーションをすればいいんでしょうか?」

作者「だから俺は先生じゃないし、そもそも秋山でもないし……。

まあそうだよ。秋山は影のナレーションでの参加になる」

一刀「ナレーションなのは変わらないんだ」

作者「だけどメインは日和に任せる。頼んだぜ」

日和「は、はい!」

作者「それじゃあいくぜ!」

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そらのおとしもので浦島太郎をしてみた

 

 

 

日和「ある日のことでした。浦島太郎役の桜井君が海岸で……少しエッチな本を探していました」

 

智樹「どこかに落ちてないかな〜」

 

日和「桜井君が海岸を歩いているとカメ役のニンフさんがいじめっ子役のハーピーの二人とカオスさんにいじめられてました」

秋山(微妙に配役がピッタリだ。てか原作通りだ……)

 

智樹「お前達何してるんだ!」

 

日和「桜井君がニンフさんのところに駆け寄ります」

 

カオス「あ、お兄ちゃん。ニンフお姉様をいじめてたんだよ」

智樹「やめなさい!」

カオス「うん。ニンフお姉様、ごめんなさい」

 

日和「カオスさんはきちんとニンフさんに謝りました。でも……」

 

ハーピー1「桜井智樹、ちょうどいい。ここで貴様を始末してやる!」

ハーピー2「そうすれば私達のマスターも喜ぶ!」

 

日和「ハーピーの二人が武器を……って桜井君危ない!」

秋山「大丈夫だ」

日和「え?」

 

カオス「お兄ちゃんを傷つけさせない!」

 

日和「あの〜、カオスさんが大きくなったんですけど……」

秋山「カオスは自己進化機能持ちだ。そしてカオスは自己進化機能で大人の姿になった」

 

カオス「えい!」

 

秋山「カオスは羽を使ってハーピー達を縛り上げました」

 

ハーピー2「くっ! 放せ!」

カオス「じゃあね、お兄ちゃん」

 

秋山「カオスはハーピー達を連れてどこかに行ってしまいました」

日和「大丈夫なんでしょうか」

秋山「カオスはイカロス、ニンフ、アストレアの三人がかりのきちんとした連携じゃないと倒せない相手だ。

ハーピー二人に遅れは取らんさ。心配するなら連れてかれたあいつらだな。まああいつらの出番はもうないけどな」

 

ニンフ「ふぅ……助かったわ」

智樹「大丈夫か?」

ニンフ「あ、ありがとう……」

 

日和「ニンフさんは桜井君にお礼を言いました」

 

ニンフ「まあお礼に竜宮城に連れてってあげるわ」

 

日和「ニンフさんが桜井君を抱えて海に行こうとします」

秋山「って待てニンフ! お前、泳げないだろ! てかエンジェロイドは今のところカオス以外は泳げないはずだ!」

日和「ええええええ!?」

 

 

秋山は慌てて出ていく。

秋山が行っている間にニンフは智樹と一緒に海に潜る。

しかし智樹は長時間息ができない上、ニンフも羽が水を吸って重くなって泳げない。

二人はピンチになってしまう。

 

 

智樹「ニンフ!」

 

日和「桜井君は長時間息は出来ませんが、泳ぐことは出来たので何とかニンフさんのところにやって来ます」

 

智樹「ニンフ!」

 

日和「ニンフさんは意識を失いかけてました」

 

ニンフ「トモキ………」

 

日和「ニンフさんは桜井君の唇に自分の唇を……」

 

 

ナレーションを止める日和。

それはニンフの唇が智樹の唇に近づこうとしていたからだ。

 

 

ニンフ(トモキ……)

 

 

ニンフの唇があと少しで智樹の唇と接触しようとした時!

 

 

秋山「とりあえずお前さんのそれはまた今度だ」

 

日和「秋山先生が桜井君とニンフさんの元にやってきて、ものすごい速さで二人を海上へと連れ出しました」

 

秋山「お前達、大丈夫か?」

智樹「なんとか……」

ニンフ「秋山……」

秋山「俺を恨むのはまた今度にしてくれ。

それはそうとお前達、自分達のハンデを考えて行動してくれ」

ニンフ「でも……」

智樹「浦島太郎って普通に海に潜ってるよな?」

秋山「まあそうだんけどな……。ほらよ」

 

 

秋山、二人に力を与える。

 

 

秋山「とりあえず泳げるようにしたり、水の中でも息出来るようにしておいたからな」

 

 

秋山、去る。

 

 

日和「先生、お疲れ様です」

秋山「俺はこれ以降可能な限り出ないからな」

日和「分かりました。そして桜井君とニンフさんは海に潜って竜宮城に行きました」

 

 

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日和「桜井君とニンフさんは竜宮城に着きました」

 

ニンフ「ここよ」

智樹「でけえな〜」

 

日和「二人は竜宮城へと入っていきます」

 

美香子「いらっしゃ〜い」

 

日和「そこには乙姫の会長がいました」

 

智樹「俺帰ります!」

 

日和「桜井君がすぐに帰ろうとしてましたが……」

 

智樹「ひぃ!」

 

日和「なんだか、黒い服で機関銃を持ってる人が大勢扉の前に居て桜井君を帰してくれそうにありません」

 

美香子「逃がさないわよ〜、桜井く〜ん」

智樹「ニンフ! お前黙ってたな!」

ニンフ「ごめん、トモキ。でもこれも役だから…」

智樹「お前なーーーーー!」

 

日和「桜井君は会長さんに連れて行かれました」

 

美香子「桜井君、別に会長も鬼じゃないわよ〜」

 

日和「桜井君は会長の言葉を聞いても信用出来てませんでした」

 

美香子「まずは料理よ〜」

 

日和「会長が料理を出しました。おいしそうな魚料理……あれ? 魚出していいのかな?」

 

 

少し疑問に思う日和。

 

 

日和「……そして目玉焼きがありました」

 

智樹「げっ! この目玉焼きは!」

美香子「そうよ〜、見月さんが頑張って作ったものよ〜」

そはら「智ちゃん、今日はうまくできたと思うから食べて!」

 

日和「見月さんは自信満々です。確かにおいしそう」

 

智樹「騙されるな! 風音! そはらの目玉焼きは……」

 

日和「桜井君が見月さんの目玉焼きをつつきます。すると……!!」

 

 

日和、絶句。

 

 

秋山「仕方ねえ……」

日和「秋山先生」

 

 

秋山、再び参上。

 

 

美香子「何の用かしら?」

秋山「智樹」

智樹「なんすか?」

秋山「あたあっ!」

 

日和「秋山先生は桜井君の体に指を突きました」

 

智樹「何するんだーーー!」

秋山「これでそはらの目玉焼き食っても大丈夫なようにしておいた。ありがたく思え」

 

 

秋山、再び去る。

 

 

日和「何したんですか?」

秋山「秘孔を突いてやっただけだ。じゃないと話があそこで終わりそうなんでな」

日和「はぁ〜……」

秋山「まあ智樹は何とか出された料理すべてを食べましたと」

 

智樹「ふぅ〜」

美香子「それじゃあ次は踊り子の舞よ〜」

 

日和「会長が手を叩くと、桜井君の前にあったステージの幕が開いて、ステージにはほら貝を持った守形先輩、イカロスさんとアストレアさんがいました。

守形先輩がほら貝で演奏を始め、イカロスさんとアストレアさんは踊り始めました」

 

智樹「ほぅほぅ」

 

日和「二人の揺れる胸を見て喜ぶ桜井君……」

 

 

自分の胸を気にする日和。

 

 

秋山「いや、お前そんなに小さくないだろ」

日和「ですけど……」

秋山「まあそれはそうとして、智樹はピンチを迎えていた」

 

智樹「はっ!」

 

日和「桜井君の後ろには怒った様子のニンフさんと見月さんがいました」

 

ニンフ「トモキの……」

そはら「智ちゃんの……」

ニンフ、そはら「「ばかーーーーーーー!!」」

智樹「ぎょえーーーーーー!!!!」

 

秋山「二人の制裁を受けた智樹であった」

 

 

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日和「そして桜井君が帰ることになりました」

 

智樹「ふぅ〜、やっと解放された……」

美香子「桜井君、これ」

 

日和「会長がお土産が入っていそうな箱を桜井君に渡しました」

 

智樹「けっ、結構です!」

 

日和「桜井君は断りますが……」

 

美香子「ダメよ、持って帰りなさい〜。じゃないと撃ち殺すわよ〜」

智樹「ひぃ〜〜〜〜〜!」

 

日和「会長に言われて桜井君は箱を持って帰ることにしました」

 

美香子「それとその箱、決して開けてはだめよ〜」

智樹(絶対あけるもんか!)

 

日和「桜井君はそうしてニンフさんに連れられて地上に戻りました」

 

智樹「じゃあな、ニンフ」

 

日和「ニンフさんと別れる、桜井君」

 

智樹「とりあえずこれどうしようか……」

 

日和「会長に渡された箱の処理に困る桜井君。そこに……」

 

カオス「お兄ちゃ〜ん」

 

日和「小さい女の子の姿のカオスさんが戻ってきました」

 

カオス「お兄ちゃん、その箱なぁ〜に?」

智樹「へ? これか」

 

日和「桜井君はカオスさんに箱のことを説明しました」

 

カオス「開けちゃだめなの?」

智樹「絶対ダメ! 会長にだって言われたんだから……」

カオス「じゃあどうするの?」

智樹「適当に誰かにあげるしか……」

 

日和「そんな時でした。海の方から箱が狙撃され、箱の蓋が空いてしまいました」

 

 

箱の中身が突然光りだす。

 

 

カオス「?」

智樹「カオス、危ない!」

 

日和「カオスさんをかばう桜井君」

 

智樹「うわあああああああ!!」

 

日和「桜井君!」

 

 

光につつみこまれる智樹。

 

 

秋山「光が止むと……」

 

トモ子「きゃっる〜ん♪」

 

日和「桜井君が女の子に……」

秋山「大丈夫だ、智樹の奴は何度も女になってるから。それにお前だって一度くらい見たことあるだろ」

日和「そうですけど……」

 

カオス「お兄ちゃん、お姉様になっちゃった」

トモ子「トモ子で〜す」

 

日和「こうして桜井君はトモ子さんとして暮らすことになりました」

秋山「……終わり〜です」

 

 

 

終わり

 

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おまけ

 

 

作者「どうだったかな?」

一刀「極端に出番が少ないキャラがいたな」

作者「まあ仕方ないさ。それはそうと今日で3回目の映画鑑賞に出かけたが…」

一刀「どうした?」

作者「映画デーのせいか結構人がいた」

一刀「1000円だからな」

作者「そうだな。なんか隣にいた人と話してみたんだが、隣の人の知り合いはかなり見てたらしい」

一刀「どのくらい?」

作者「7回行ったとか」

一刀「すげ」

作者「うん。普通にすごい」

一刀「そういえば次書くことは決まったか?」

作者「とりあえずそらおとキャラのレギュラーキャラが9人揃ったな」

一刀「9人?」

作者「まずは智樹、イカロス、そはら、守形、美香子、ニンフ、アストレアだな。順番はEDのテロップに出てくるアニメキャスト順。

それにカオスと日和。カオスもキャスト順的に上の7人と同じ枠だからな。そんで一応は日和もレギュラーみたいだからな。映画館のポスターにもイラストがあったからなカオス。

ちなみにポスターイラストはレギュラー9人+トモ子だそうだ。(智樹はトモ子入れて2つ。イカロスも2つ)」

一刀「さすが主人公とメインヒロインだ。

で、9人出たからどうするんだ?」

作者「9人でできるものをする。それは野球だ!」

一刀「野球?」

作者「そうだ。そして対戦相手は別の作品、まあ俺が書いてるクロスオーバーの奴からだけどな」

一刀「俺が絶賛出演中の『戦国乙女』か」

作者「そうだ。戦国乙女の武将もちょうど9人いることが分かったからな。『そらおとVS戦国乙女』の構図ができる」

一刀「お前は?」

作者「秋山は監督だ。そしてお前も監督だ。俺とお前が出たら簡単に勝負がつくだろ。

だから俺達は監督としての参加だ」

一刀「なるほど」

作者「というわけだ。それでは!」

説明
今回の作品はタイトルの通り、「浦島太郎」を題材にしてます。
この作品から映画後の話となっていますので、映画からのキャラ「風音日和」が本格的に出てきます。
またこの小説には作者の分身とも言えるオリジナルキャラクターも出てきます。
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タグ
そらのおとしもの 桜井智樹 風音日和 ニンフ 五月田根美香子 カオス 秋山総司郎 

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