真・恋姫†無双外史をかける一刀 22話 |
一刀と葉錬の勝負は一刀が勝利した。
その一部始終を見ていた孫堅はある事を決意した。
一刀と葉錬の勝負から3日後、一同は駐屯している城の玉座の間に集まっていた。
「集まって貰ったのは他でもない・・・進軍の再開について意見をもらいたい」
孫堅の言葉の後に冥琳が立ち
「現在の我々の状況ですがこれまでの進軍により得た土地の民達の支持を得る事が出来、将兵達の疲れも癒え士気も回復しています。そして先生、北郷様が懸念されてました雨季も過ぎました。その事でもはや我らが進軍を中止する意味がないという事で孫堅様は進軍再開を考えておいでです。ですのでこのことについて皆様のご意見を伺いたく集まっていただきました。・・・・・・このような感じで大丈夫でしょうか孫堅様?」
「ああ、問題ない。北郷殿の教えをちゃんと守れているぞ。冥琳はまだまだ若いが我が軍の筆頭軍師として頑張ってくれ」
孫堅の言葉に冥琳は一礼した後少しだけ一刀のほうを向いた。
その視線を感じた一刀は冥琳を見て微笑みながらうなずいた。
それを見た冥琳は喜んで席に着いた。
孫堅軍の武官、文官共に進軍を再開するべきだという意見だった。
場が進軍開始に動く中
「まだ兄等の意見を聞いていないがどうだ?葉錬に北郷殿?」
今まで意見を述べてなかった二人に孫堅は話しをふった。
「・・・私を北郷殿はおそらく同じ考えでしょう」
「そうかもしれません。俺は少なくとも何も話し合わないままの進軍には賛成できません」
「というと?」
「まずは我々が進軍を中止している間の劉表軍の動きです。軍備強化などされたか?どこかに部隊を送っているか?城の防衛はどうかなどの情報を聞いてそれらを話し合ってから判断すべきかと」
「・・・なるほどな。確かにそうだ。劉表軍に関しての情報は?」
一刀の意見を聞いた孫堅は劉表軍についての情報の報告を聞いた。
あがってきた情報を纏めていくと
「・・・どうやら劉表軍は城での決戦を望んでいるようだな」
「展開していた部隊を戻して守備についているか?我らとの戦力差は1対1.2ほど・・・向うのほうが少し多く、しかもこちらは城攻めをしないといけない」
「なかなか難しい状況ですな。おや?どうされましたか北郷殿?」
皆が状況の厳しさを話す中一刀は「ある報告書」を見ていた。
「・・・いえ、少し気になることが」
話し合いの結果、やはり進軍再開ということになった。
皆が進軍の準備に動く中、孫堅・葉錬・一刀の三人だけが残った。
「この報告どう思われますか?葉錬さんに孫堅さん。あなた達の方が「彼」について詳しいでしょう?」
「確かに奴らしいといえばそうだが単独でここまでやるのはな・・・」
「いずれにしても用心せねばならんな。奴は強敵だ」
三人が見ていた報告書には
「黄祖ならび黄祖直属部隊が野戦訓練を頻繁にしている」
後書き
・・・・・・また投稿するのが遅れました。
すみませんです。
理由は・・・・・・ドSなドラゴン詠ちゃんに嵌ってました。
大掃除も怖いですが、雪崩が起こって出てきたものも怖い誘惑がありますね。
出来るだけ頑張って書きます。
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真・恋姫†無双外史をかける一刀 22話を投稿します。 |
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