告知!『第2回同人恋姫祭り』
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此処は三国の都の城の中庭。

東屋で女性6人が昼間っから酒を飲みながら話をしている。6人とも酒は強いらしい。

足元に空になったいくつもの酒の壺が転がっている。そして、東屋の机の上は杯とツマミの乗った器で埋め尽くされていた。

 

 

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「ぶーぶー、つまんない!」

 

「どうした?雪蓮?」

 

「だって、星!

真・恋姫†無双のファンディスクの萌将伝で私達の出番が無くなっちゃったもん。

もう、やってらんないわよ。もう酒を飲むしかないわね。」

 

「おや?知らないのか?8月の17日から23日まで『第2回同人恋姫祭り』というモノが開催されるのだぞ。」

 

「そんなの聞いてないわよ!祭は知ってた?」

 

「ああ、もちろん知っていましたぞ。策殿。

先日の三国会議で北郷が連れてきた甘露と黒山羊いう者が言っておったではありませんか。

そういえば、あの時策殿は二日酔いで、北郷達の話を聞いておられませんでしたな。」

 

「悪かったわね。ってことは、この話、桔梗や紫苑、霞も知ってるの?」

 

「当然じゃ。三国会議の時に他にも何人か来ておったではないか。」

 

「ええ、大喬ちゃんと小喬ちゃんの双子の姉妹と璃々が仲良くなって微笑ましかったわ。」

 

「他にも、于吉とか言う衆道変態眼鏡野郎。左慈とか言う一刀のことを嫌っている奴も居ったな。張譲とか言う鼠も居ったし、他にも何進とか言う猫耳おばちゃんも居ったな。おい…とか何とか言う自称一刀の親友も居ったな。

出番下さい、イベント下さい、フラグ下さいって言うてあの会議に来とったわ。」

 

(((アレがおばちゃんなら私『儂』はどうなのでしょう『じゃろうか』?)))

 

「そんなことあった?で、どういう催しものがあるの?」

 

「何でも、TINAMIっちゅう所で唯ドンチャンワイワイするらしいわ。

祭り期間中は混じりッ気なしの恋姫無双の作品が投稿されるらしいで。

あ!星。そっちの紹興酒取ってくれへん?……おおきにな。」

 

「へぇー。すごいわね。

ん?でも、ちょっと待ってよ。それっていつもと変わらないんじゃないの?

TINAMIってアニメ・マンガ系クリエイターの総合情報サイトで私達普段活躍しているわよね?」

 

「ふふ。甘いぞ。雪蓮。外史によってはその外史にしか居ない人物が出てくるだろう?オリキャラと言ったか?

この祭りでは出て来ないという設定じゃから、初めて見る者でも良く分かるようになっている。」

 

「つまり、恋姫†無双と真・恋姫†無双のゲームとアニメの知識があれば、この祭りの時に初めてTINAMIを読む者が設定で困る心配はありませんわ。

まあ、読んでいる人からすれば、恋姫†無双と真・恋姫†無双のゲームとアニメの外伝という訳ですわ。」

 

「なるほど。良く知ってるわね、星に紫苑。でも、このお祭りに初見の人って来るの?」

 

「ツイッターとかいうものでも告知がなされたようじゃからな、初見の者が居ないということは無いじゃろう。」

 

「でも、祭。それだったら、一発屋じゃない?

初見の人はお祭りが終われば、TINAMIを見なくなるでしょう?」

 

「はたしてそうかな。雪蓮。

祭り開催で色々なTINAMIの作品が紹介されるから、別の外史との出会いがあるかも知れんぞ?

祭りで作品を投稿するイラストレイターや漫画家、作家がオススメ作品の紹介をするからな。

剣の強いお館様、頭の良いお館様、妻子持ちのお館様、銃を使うお館様、お館様では無く別の者が天の御遣いをやっている外史、華琳の立ち位置にお館様が居る外史、蓮華の立ち位置にお館様が居る外史、白蓮や霞、月、数役萬姉妹、南蛮、翠、更には儂の所にお館様が降りる外史等様々じゃ。

新たな外史との出会いでTINAMIを読んでくれる者が増えるじゃろう。」

 

「確かにTINAMIの作家やイラストレイターや漫画家は発想が豊かで、独自の設定があって面白いわよね。」

 

「更に今回の作品紹介ではここ1年以内にTINAMIに参入してきた新人作家の作品紹介がある。

普通に作品紹介となるとベテラン作家に片寄ってしまうからな。

祭りで作品を投稿する者は新米作家の作品を最低1本紹介行うという規定があるらしい。

あ、桔梗。お主の前に置いてあるそのチリ辛メンマを取ってもらえないだろうか。

すまんが、そっちでは無い。そっちはお主たちの為の布教用に持って来たピリ辛メンマだ。

その横にある。そう。それだ。申し訳ない。」

 

(((((布教用メンマって何?それと、この2つどう違うのかしら『ちゃうねん・違うのじゃ』?)))))

 

「メンマの素晴らしさを知ってもらうために私が持って来たメンマが布教用メンマだ。

それと、2つの違いはチリ辛とピリ辛の違いだ。」

 

「心を読みな。吃驚するやろ。で、具体的にチリとピリはどうちゃうん?」

 

「青唐辛子が小量入っているのがチリ辛。入っていないのがピリ辛だ。それによって……」

 

「ああ、もうええわ。」

 

「待て!そちらが聞いてきたのだろう。いい機会だから最後まで聞け!

このチリ辛メンマとピリ辛メンマの違いとメンマについて要点を纏めて一刻で語ってやろう。

心して聞くが良い。そもそもメンマの発祥についてだが……。」

 

((((星にメンマについて聞くなんて『とは』、藪蛇だったわね『じゃったな』。霞))))

 

「話を戻すわね。桔梗、紫苑、祭。

で、そのお祭りに参加するにはどうしたら良いの?」

 

「参加方法は2つ。

1つ目は祭り期間中に作品を投稿する事じゃ。先ほども言ったが、作品の規定がある故、気をつけろ。

2つ目は普通にTINAMIのサイトにアクセスして祭り期間中に出た作品を鑑賞する事じゃ。

要するに1つ目は祭りで屋台を出す側、2つ目は祭りに行って屋台で楽しむ側という訳じゃな。」

 

「参加資格は無いと言っておったから、作品を投稿しながら、他の作家の作品を楽しむことも可能だということじゃな。じゃが、作品投稿に際して条件がある。その条件というのが、作品を投稿する際に『作品説明』の欄で、自分の書いて(描いて)いる作品の紹介や自分のオススメの作品を1つ以上紹介することじゃ。

前回に新米作家の作品の紹介が少なかったので、ここ1年で新規参入してきた作家さんの作品を必ず1つは紹介をせねばならん。他にもさっき言ったが、オリキャラとクロスオーバーは禁止という事じゃ。」

 

「でも、テーマは自由だから描きやすいし書きやすいと思いますわ。

後、登録タグに『ckf002』っていれる必要があるの。気をつけて下さいね。」

 

「なるほど。わかったわ。

ねえ、ところで、その甘露や黒山羊ってまだ居るの?」

 

「2人共やることがあるから、しばらく此処に留まると言っておったぞ。

酒好きの黒山羊を明日の酒宴に誘っておるが、それがどうかしたのか?策殿」

 

「ヒ・ミ・ツ〜。ちょっと私行く所あるから、行くね。……紫苑、桔梗、祭。通しなさいよ。」

 

「何を考えておるのか、教えてくれんかのう?策殿。」

 

「抜け駆けはずるくありませんか?雪蓮さん。」

 

「何か企んでおる顔をしておるぞ。」

 

「絶対嫌よ!」

 

「そうか。そういえば、策殿は本当は今頃政務をしているはずでしたな。何故酒を飲まれておられるのかな?」

 

「しかも、その政務をご主人様に押し付けて来ましたよね。

ご主人様は本当なら久しぶりの蓮華ちゃんとの逢引きの日だったのにね。」

 

「更には、その雪蓮が持って来た酒。何処かで見たことがあると思えば華琳の屋敷にあったものではないか?

そういえば、華琳が酒が無いと探しておったぞ。」

 

「冥琳に」

 

「蓮華ちゃんに」

 

「華琳に」

 

「「「報告せねばなるまいな。」」」

 

「うぐっ!……あぁーもう!分かったわよ!話すわよ。

実はね。お話のあらすじを考えて甘露か黒山羊に送ってやろうかと考えているのよ。」

 

「それをして、何の得があるのじゃ?策殿?」

 

「分からない?祭?要するにあらすじを自分で考えて、それに沿ったお話、つまり、お祭りで一刀とイチャイチャするお話を黒山羊に書いてもらうことが出来るって訳よ。」

 

「「「なるほど!!私『儂』もそれに参加させて頂けないかしら『くれんか』?」」」

 

「しかたないわね。その代わりにさっきの事…。」

 

「「「もちろん黙っているわ『ぞ』!」」」

 

「交渉成立ね。じゃぁ、早速話のあらすじなのだけど…。………って言う設定はどうかしら?」

 

「ふんふん。それは良いな!」

 

「そうね。でも、それなら……。」

 

「折角なんじゃ………だったらお館様に………してもらった方が良いと思わぬか?」

 

「あっはっはっはっは!!それは最高ね!!桔梗!ねえねえ、星に霞。折角だし、どう?」

 

「雪蓮よ。今は……。」

 

「一刀で面白いことしない?」

 

「それは興味深いな。話を聞かせてもらえないか?」

 

「ウチも興味ある!どんな話なん?」

 

「それはね……。」

 

 

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へぅ( ゚∀゚)o彡°黒山羊です。最近忙しくてどうも執筆活動が出来ていません。

もっと時間を取って執筆をしたいんですけどねぇ。どうも学会の準備が忙しい。

睡眠時間を削ってビタミン剤飲みながら執筆活動を続けています。

 

この『第2回同人恋姫祭り』をイベント情報で知った方、他のイラストレイターさんの作品を見て知られた方、この作品を見て初めて知った方様々だと思いますが、作品説明の欄で書いた通りの内容です。

 

これから約1カ月の準備期間がありますので、どんな作品を載せるか作家の皆さんは推敲なさってください。

私も良い作品を載せれるように頑張ります。

では、また、お会いしましょう。

 

 

説明
拝啓
盛夏の候。梅雨の終わりも近づき、本格的に夏を迎えようとしている今日この頃皆さま如何お過ごしですか。
こんにちは、TINAMI恋姫推進委員会副委員長の黒山羊です。
多忙な我が委員会の甘露委員長に代わりまして報告させて頂きます。

待ちに待った『第2回同人恋姫祭り』を開催します。
『同人恋姫祭り』とはテーマを決めてそれに即した内容の恋姫†無双に関する作品を皆様に出展して盛り上がろうという同人イベントです。投稿方法は問いません。
参加資格は特にありませんが、参加条件は有ります。

1つ目。
『同人恋姫祭り』の作品の投稿期間ですが、8月17日から8月23日までの1週間の間に投稿してください。夏コミで忙しい方が居ると思うので、それが終わってからにしようということになりました。
祭りということなので、パッと始まってパッと終わりたいという理由からです。

2つ目。
自分の作品を投稿する際に『作品説明』の欄で、自分の書いて(描いて)いる作品の紹介や自分のオススメの作品を1つ以上紹介、PRして下さい。
前回に新米作家の作品のPRが少なかったので、ここ1年で新規参入してきた作家さんの作品を必ず1つは紹介して下さい。そうしないとベテランの作家さんに片寄ってしまいますので、宜しくお願いします。
今回の企画は恋姫†無双を楽しみたいという目的だけではなく、TINAMIの活性化という目的も含まれています。そのため、読者や他の作家さんがTINAMIのサイト全体を楽しめるようにしようというのが狙いです。

3つ目。
『第2回同人恋姫祭り』のテーマは『自由』です。つまり、テーマは無しです。
各々思うように恋姫†無双を表現して下さい。
その代りに、初見の方も多数いらっしゃいますので、キャラクターの縛りを着けます。
出演キャラクターは原作とアニメに出てきたキャラクターに限定します。その方が読みやすいと思いますので、宜しくお願いします。

4つ目。
タグに『ckf002』と入れて下さい。
前回の時に間違えている方がいらっしゃったので、こういう単純な形となりました。

以上の規定を守らなくても特に罰則は有りませんが…ってか、作家にそんな罰則なんて出すことができませんが、楽しくこの『第2回同人恋姫祭り』を盛り上げるためには皆様の協力が必要です。ご協力お願いします。

では、皆様のご参加お待ちしております。
そして、これをきっかけにもっとTINAMIの恋姫が好きになってもらえたら嬉しいです。

                          敬具
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コメント
32oiさんと同じ読み専ですができたら参加したいと思います〜(枝豆)
酒好きな皆さんによる分かりやすく楽しい説明、ありがとうございました。(ノワール)
うん、ナイスな説明です。 これで投稿者倍増?してくれたら嬉しい(きたさん)
タグ
真・恋姫†無双 第2回同人恋姫祭り 萌将伝 ckf002 

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