真・恋姫†無双外史をかける一刀 23話 |
ついに孫堅軍は劉表の城の目の前まで進軍して来た。
孫堅軍が本陣で軍議を開いていると
「軍議中失礼します!!黄祖の部隊が攻めてきました!!旗は「黄」「太史」「徐」の三つ。数は5000です」
兵の報告に一同に緊張が走った。
「よし、すぐに迎撃準備を「待ってください!!」!?どうした徐栄よ?」
「・・・おそらくですが「徐」の旗は私の妹「徐晃」だと思います。もし本当に妹なら私が相手をしないといけません。・・・妹は私と同じ力を持ち、私よりも強力です」
黒曜の話を聞いた孫堅は黒曜を中心に一刀達の部隊に迎撃に向かわせた。
「大丈夫か黒曜?妹を相手にしないといけないかもしれないんだろ?」
「大丈夫です。むしろ私がやらないといけません。・・・劉表軍は「相手を操る薬」を持っていると聞きます。・・・それが本当なら妹には自我がないはずです。そんな事絶対に許せません」
黒曜が自分の気持ちをかかったまさにそのとき
「!?皆さん伏せてください」
一刀達の部隊に目掛けてさまざまな武器が飛んできた。
「・・・出来れば間違っていたと思いたかったけど、やっぱり赤曜(せきよう)ちゃんなんだね」
「・・・ネエサンニゲテ・・・モウスグワタシジャナクナル」
黒曜の妹「徐晃」は虚ろな瞳をしながら一刀達に武器を飛ばしてきた。
それを黒曜が同じ力で操ろうとしお互いの力をぶつけていた。
「妹は私が全力で抑えます。一刀様達は黄祖達を迎え撃ってください」
黒曜の言葉の通り、徐晃の後ろから黄祖達が攻めてきた。
一刀達と黄祖の部隊がぶつかった中、一刀は一人の女性と対峙していた。
「私は黄祖隊副隊長太史慈だ。貴公の名は?」
「孫堅軍で客将をしている北郷一刀といいます」
「珍しい名だな。まあいい。いざ勝負!!」
太史慈は二本の鉄鞭を振るい一刀に襲い掛かった。
豪快ながら繊細な太史慈の攻撃を十字戟で防いでいる一刀。
そんな中
「表情を変えずにこのままの状態で聞いてくれ北郷殿。我らの真実、そして黄祖様の真の目的を」
凄まじい攻防をしながら一刀は太史慈を聞いた。
そしてすべて聞き終えたちょうどその時
ジャーンジャーンジャーン
「どうやらここまでみたいだな。黄祖隊引き上げるぞ。北郷よ、本番で決着をつけようぞ」
太史慈と徐晃が退いていくと
「はぁはぁはぁ、何とか押さえれましたけど反撃が出来ませんでした。やっぱり赤曜ちゃんは強いです。・・・それにこれで薬が使われてるのが明らかになりました」
黒曜の話を聞いた一刀達は本陣に戻った。
少し離れた場所で一部始終を見ていた一人の男がいた。
「なかなかの人物が育っているようだな孫堅よ。彼らが次代の英雄達か。・・・もはやここまでだな、さあかかって来い。そこで生きているのは分かっているぞ「南海冥王」孫聖台よ!!我は汝の妹なぞに興味はない。さあ、真の英雄よ!!古き時代の幕引きを演じようぞ!!フハハハハ」
後書き
また少し間が空いてしまいました。
もう少し早く書かなくては。
最後の黄祖の話が何を意味するのか?
次回をたのしみにしていてください。
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