そらのおとしもの 女神戦隊エンジェンジャー |
女神戦隊 エンジェンジャー
イカロス エンジェルレッド
ニンフ エンジェルブルー
アストレア エンジェルイエロー
カオス エンジェルバイオレット(追加戦士)
風音日和 エンジェルセイザー(追加戦士)
守形英四朗 エンジェンジャー達の長官
五月田根美香子 エンジェンジャーのスポンサー
見月そはら イカロス達の通う学校の同級生
ダイダロス エンジェンジャーのメカニック
シナプスのマスター 敵帝国のボス
ハーピー1 帝国の幹部
ハーピー2 帝国の幹部
桜井智樹 敵怪人
人類抹殺を狙う悪の帝国『シナプス』。
その悪の帝国は空にはあるも常にステルスが張られ、ジャマーにより目視は愚か、レーダーにも映らない。
シナプスマスター「また失敗したのか?」
ハーピーズ「「申し訳ございませぬ!!」」
帝国のボスにハーピー達は頭を下げることしか出来なかった。
ハーピー1「しかしマスター、我々はあることに気づいたのです」
シナプスマスター「ほぅ? なんだ、言ってみろ」
ハーピー2「裏切り者イカロスについてです」
ハーピー1「あいつはスイカに対しては異常なまでの執着があります」
シナプスマスター「それで?」
ハーピー2「そこであいつの好きなスイカをこの世界から消せば…」
ハーピー1「奴の精神は崩壊し、エンジェンジャーが壊滅するも同然です」
シナプスマスター「それは面白い。だが具体的にはどうするのだ?」
ハーピー2「こいつを使います」
そこに怪人がやって来る。
ハーピー2「こいつのは『サークラーイ』と言う名で、このようなことが出来ます」
ハーピー達が指示するとサークラーイは姿を消す。
ハーピー1「それだけではありません」
ハーピー達が適当な瓦礫を取り出す。
そしてその瓦礫を適当におく、すると瓦礫は突然姿を消す。
シナプスマスター「おお!」
ハーピー2「このサークラーイの特徴は触れたものを完全に消滅させることが出来るのです。
ただ常には危険なので任意にさせておきました。しかも透明中でもこの能力は使えます」
シナプスマスター「面白い。面白いぞ! いけ! サークラーイ!
エンジェンジャー達を倒し、地蟲(ダウナー)共を皆殺しにしろ!」
サークラーイ「サークラーイ!」
ここはエンジェンジャーのスポンサーである五月田根家の娘、五月田根美香子の家であると同時に『女神戦隊エンジェンジャー』の拠点地である。
その存在は一般には知られてはいないものの、調べれば分かると言うそこまで秘密裏にはされていなかった。
(むしろスポンサーの美香子が周りに教えようとしているくらいである)
そして家の部屋の一つはエンジェンジャーの溜まり場となっていた。
カオス「暇だな〜」
カオスは肉体年齢的に中学校に行けるものではないので、この家にいつもいる。
今は一人でトランプをしていた。
カオス「お姉様達、今頃何してるんだろう?」
カオスはふと窓から空を眺める。
カオスの言うお姉様達であるイカロス、ニンフ、アストレア、風音日和は空見中学校の生徒として普通に学校生活を送っていた。
その日は授業は昼までで、下校時間となりイカロス達は帰ろうとする。
???「ねえ、イカロスさん達、今日暇?」
そこにイカロス達にとっての一番の親友である見月そはらがやって来る。
ニンフ「そはら」
イカロス「はい、今日は特に用事はありません」
そはら「これからみんなでファミレスに行かない?」
アストレア「え? ファミレスですか? 行きます! 行きます!」
日和「たまには皆と一緒に食事もいいですね」
そはら「あ、そうだ。どうせならカオスさんも誘おう♪」
ニンフ「そうね、いつも留守番で退屈してるだろうし」
日和「それじゃあ、連絡しますね」
そして皆でファミレスに行こうとする。
そんな中ファミレスの通り道である商店街を通る。
すると商店街はざわめきあっていた。
ニンフ「なんか騒がしいわね」
イカロス「どうしたんでしょ?」
イカロス達が騒いでる原因は何かと見てみる。
そはら「どうしたんですか?」
美香子「あ、イカロスちゃん大変なのよ〜」
そこにはエンジェンジャーのスポンサーの美香子がいた。
美香子「どうもスイカが突然無くなっているのよね〜」
日和「スイカが突然?」
美香子「ええ。直接見た人がそう言っているのよ〜」
ニンフ「でもなんでまたスイカ……」
ニンフがふとイカロスを見るとイカロスは震えていた。
そはら「イカロスさん!?」
ニンフ「まずいわ! アルファー、落ち着いて! スイカは何もここだけしかないものじゃないわ!」
アストレア「そうですよ、先輩! 何かあったら日和さんに頼んで栽培してもらいましょうよ!」
日和「私が!?」
何とかイカロスをなだめようとするニンフとアストレアとアストレアの言葉で少し戸惑った日和。
美香子「それとね…」
そはら「会長、どうしたんですか?」
美香子「女性の下着もなくなっているのよね〜」
イカロス「女性の下着も……」
日和「これって……」
ニンフ「シナプスの仕業!」
ニンフが断言した。
ニンフが断言した理由はシナプスから送られる怪人は何故かいつも女性に対してセクハラ行為をしたり、下着を盗んだりと無類の女性好きなのだ。
なので今回の仕業がシナプスから送られた怪人のものだと判断する。
ニンフ「ヒヨリ! カオスに連絡して! すぐに私達も会長の家に行くわ!」
イカロス達は急いで美香子の家に戻る。するとそこにはエンジェンジャー達の長官の守形英四朗がいた。
守形「よく集まったな」
ニンフ「守形、これは…」
守形「分かっている。大体の状況は既に俺の耳にも届いている。
どうやら敵の狙いはイカロスのようだ」
ニンフ「アルファーが?」
守形「敵はイカロスがスイカが好きなのを知ってこのようなことをしたんだ。
イカロスの精神を攻撃しているに等しい」
守形がイカロスを見ると、イカロスは今にも暴走しそうな状態であった。
守形「まずいぞ!」
ダイダロス「アルファー! これを!」
そこにエンジェンジャーのメカニックであるダイダロスがスイカの風船ボールをイカロスに投げ渡す。
イカロスはボールを受け取り、ボールをなでると落ち着きを取り戻す。
ニンフ「よかった〜」
ダイダロス「でもこれは時間稼ぎにすぎないわ。
今も色んな場所でスイカが消失しているわ」
ニンフ「でもどうすればいいの?」
ダイダロス「スイカをこちらで何とか用意すればいいのよ」
守形「だがどうやって用意するんだ? わざわざ世界からスイカを探して持ってくるのか? あまり時間はないぞ」
ダイダロス「大丈夫よ」
ダイダロスがキーボードを操作すると、目の前にスイカが現れる。
守形「これは……」
ダイダロス「私もスイカが好きだから、こっそり栽培してたの。もう少ししたらアルファー達にも教えてあげようと思ったんだけど、事態が事態だから仕方ないわね」
ニンフ「でもそれだけで引っかかるの?」
ダイダロス「そうね……」
美香子「こうなったら〜、とっておきを用意するしかないわね〜」
日和「とっておき?」
美香子「ええ、それには見月さんの協力が必要なのよね〜」
そはら「私の?」
美香子はそはらに何をしてほしいのかを告げる。
そはら「えええええええ!?」
美香子「これしか手はないと思うの〜」
そはら「………でも……」
そはらは戸惑うも、イカロスがそはらの前に立つ。
そはら「イカロスさん」
イカロス「そはらさん、お願いします」
イカロスが頭を下げてお願いする。
そはら「……分かったよ、イカロスさんやスイカが好きな人、それに女の人達のためだもんね」
そして作戦が実行された。
その作戦とは人気のない採石場でダイダロス特性のスイカとそはらの下着が置いてあった。
ニンフ「どう見ても見え見えよね」
アストレア「でも相手がシナプスの怪人なら……」
そうしているうちにスイカが突然消える。
日和「!」
ニンフ「来たわ! アルファー!」
イカロス「Artemis」
イカロスはArtemisを撃ち、スイカの周りを攻撃する。
サークラーイ「ぐぎゃあああああ!!」
サークラーイは攻撃に溜まらずステルス機能を解き、その場に姿を現す。
サークラーイ「な、なんだ!?」
サークラーイの前にイカロス達が降り立つ。
サークラーイ「お前達は!」
アストレア「まんまと引っかかったわね」
サークラーイ「くそ〜、やっぱり罠だったのかよ」
ニンフ「あんた達シナプスの怪人は罠だと分かっていても誘いに乗る習性があるからそれを利用させてもらったわよ」
サークラーイ「くそ〜」
イカロス「皆! 行くわ!」
ニンフ「ええ!」
アストレア「はい!」
カオス「うん!」
日和「分かりました!」
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和『女神変身!!!!!』
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和が変身をする。
イカロス「エンジェルレッド!」
ニンフ「エンジェルブルー!」
アストレア「エンジェルイエロー!」
カオス「エンジェルバイオレット!」
日和「エンジェルセイザー!」
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和『女神戦隊……エンジェンジャー!!!!!』
五人の後ろで爆発が起こる。
サークラーイ「おのれーーーーーー! 行け! トモキチ達!」
サークラーイが戦闘員であるトモキチを呼び出し、イカロス達と戦う!
イカロス「Artemis、フルファイヤー」
イカロスのArtemisがトモキチ達を貫き倒す。
ニンフ「パラダイス=ソング!!」
ニンフのパラダイス=ソングでトモキチ達が消滅する。
アストレア「どっせええええい!!」
アストレアの剣『chrysaor』でトモキチ達を切っていく。
カオス「えい! えい! えい!」
カオスが炎の弾を作り出し、それらをトモキチ達に向けて放ちトモキチ達は燃えていく。
日和「……えい!」
日和がどこからともなく出したバットでトモキチの弱点を突き、トモキチ達を倒していく。
そして5人の力でトモキチ達は全滅した。
アストレア「あれ? あの怪人は?」
ニンフ「いない!」
サークラーイの姿がないことに気づく一同。
アストレア「逃げ……きゃっ!」
ニンフ「デルタ!」
アストレアが突然奇声を上げる。
イカロス「どうしたの?」
アストレア「突然胸を…触られて…」
ニンフ「きゃっ!」
日和「ニンフさん…きゃっ!」
アストレアだけでなくニンフに日和も同じような奇声を上げる。
何故ならサークラーイがステルス機能を使って、3人の胸を揉んだからである。
ニンフ「…まだいるわ!」
アストレア「けど、どこに……」
5人が辺りを警戒するもサークラーイのステルス機能はレーダーでも認識できないためにどうすることも出来ない。
サークラーイ(う〜ん、どうしようか…)
サークラーイは考える。
サークラーイ(あとはあの二人なんだけどな〜)
サークラーイが触っていないのは残りはイカロスとカオスのみ。
しかし……。
サークラーイ(幼女は俺の趣味じゃないし、あの子は触ってもなんか面白く感じそうにない……)
イカロスは元々反応が薄い、カオスは幼女。そんな理由で2人の胸などを触ろうとしていなかった。
そんな時であった、突然カオスが光りだす。
サークラーイ(うん?)
光が消えるとそこには大人の姿になったカオスの姿があった。
サークラーイ(うっひょ〜〜〜〜〜〜。こいつはいいぜ!)
サークラーイはホイホイ釣られる形で大人になったカオスの胸を触りに行き、カオスの胸を後ろから鷲掴みするように触る。
サークラーイ(これもなかなか…)
サークラーイがそんなことを考えてる好きにカオスは透明になっていたサークラーイの腕をつかむ。
サークラーイ「へ?」
カオス「ごめんね…。でもお兄ちゃんが触りたいならもっと触らせてあげる」
カオスはそう言いながらサークラーイの腕を操って、自分の胸を揉ませる。
サークラーイ(うおおおおおおおお!!)
興奮するサークラーイ。
イカロス、ニンフ、アストレア「「「………」」」
イカロスが最終兵器のAPOLLONを、ニンフがパラダイス=ソング、アストレアがchrysaorの刃を大きくしていた。
サークラーイ「………あの……イカロスさんにニンフさんにアストレアさん?」
サークラーイが恐る恐るイカロス達の名前を呼ぶが、3人は止まる気がない。
イカロス「……の……」
サークラーイ「へ?」
イカロス、ニンフ、アストレア「「「智樹(トモキ)(マスター)のバカーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」」
3人が自分達の必殺技をカオスを巻き添えにサークラーイがもろにくらう。
サークラーイ「ぐぎゃあああああああああ!!!」
イカロスのaegisで一応攻撃の衝撃は周りに及ばないようにはしているが、カオスはaegisの中にいたためにサークラーイと共に攻撃をくらった。
カオス「ひどいよ、お姉様達」
ニンフ「ふんだ!」
ニンフ達は謝る気がなかった。
サークラーイ「おのれーーーーーー!!」
サークラーイは巨大化する。
アストレア「巨大化した!」
ニンフ「こうなったらこっちもロボを呼ぶわよ!」
イカロス「来て、ウラヌスバード!」
イカロス達が叫ぶと五月田根家にいるダイダロスが機械をいじる。
ダイダロス「ウラヌスバード! 発進!!」
ダイダロスがスイッチを押すとウラヌスバードは五月田根家の中庭から現れ、イカロス達の元に飛んでいく!
ニンフ「来たわ!」
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和『とおっ!』
5人全員がウラヌスバードに乗り移る。
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和『女神変形!』
5人の叫びと共にウラヌスバードから巨大なロボットの手と足、そして顔が現れる。
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和『完成! ウラヌスロボ!』
ウラヌスロボは見かけがとてもそはらによく似ていた。
そしてウラヌスロボは巨大化したサークラーイの前に立つ。
サークラーイ「うひょひょひょ」
サークラーイはウラヌスロボに付いている胸を触る。
イカロス「……」
イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、日和『必殺! そはらチョップ!!』
ウラヌスロボは右手をチョップの形にして、それを上から大きく振り下ろす!
サークラーイ「ぐぎゃああああああああああ!!!」
サークラーイは大爆発を起こす。
シナプスマスター「おのれーーーーーー!!」
その様子をモニターで見ていたシナプスマスターは憤る。
シナプスマスター「今度こそは!」
シナプスマスターはモニターを切る。
そはら「イカロスさんよかったね、スイカがどうにかなって」
サークラーイを倒したのち、ダイダロスが短時間で出来るスイカの培養技術を世界に広めたために、ダイダロスの栽培したスイカ以外のスイカが何とか市場に出回った。
イカロス「はい…」
イカロスが大事そうにスイカを抱きしめる。
ニンフ「でもそのスイカどうするの?」
イカロス「大事にします」
アストレア「せんぱ〜い! お腹がすいたのでそのスイカ食べても…」
アストレアの言葉でイカロスの目が戦闘時の赤目になる。
アストレア「じょ、冗談ですよ! 先輩!!」
アストレアが慌てて前言撤回する。
イカロスの目は元の緑色に戻る。
アストレア「ほっ……」
日和「でもお腹はすきましたね」
そはら「じゃあ今度こそ、皆でファミレス行こうよ! カオスさんも誘って」
ニンフ「そうね」
アストレア「行きましょうーーーー!」
アストレアが元気を取り戻したように一気に走っていく。
イカロス「………」
アストレアとそれを追うニンフ達をスイカをなでながら黙って歩いて行くイカロスであった。
ひとまず終わり
説明 | ||
スーパー戦隊をそらのおとしものでしてみただけです。 話の内容はスピード重視のため端折っているのでごめんなさい。 |
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コメント | ||
智樹の役がハマりすぎですね、これw(tk) 桜井智樹が敵怪人という所がみそでしょうね。きっと来週もかぶりものだけ変えた智樹が怪人として現れるそんな展開が思い浮かびます(枡久野恭(ますくのきょー)) |
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