真・恋姫無双 武道会(団体戦編)第八章
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愛紗は、自分の耳を疑った、何故なら

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愛紗「今の秋蘭でも、勝てない・・・・」

秋蘭「ああ」

愛紗「何故だ?」

秋蘭「私はまだ、一刀の修行を半分も終らせてない」

愛紗「!?」

愛紗は驚いていた、あれだけの力を付けているのに、まだ半分も終らせてないと、言うのだから

 

秋蘭「だが、必ず終らせて見せる」

秋蘭はそう言い終わると、華琳達の居る席に顔を向ける

 

秋蘭「私の目標は、一刀(あいつ)だから」

秋蘭の目には、華琳達と話をしている、一刀の姿があった

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審判「これから舞台の修理に掛かります、それまでしばらくの間休憩とします」

舞台の修理の間の時間に、三国の皆はそれぞれ行動していた

 

華琳「それにしても、まさかこんな展開になろうとはね」

春蘭「はい!!決勝を我ら魏で飾れるんです、これほどいい事はありません」

季衣「そうですね、春蘭様!!」

霞「それにしても、秋蘭強くなり過ぎやで」

風「そうですね〜もはや反則といっても良い存在ですしね〜」

秋蘭「だとしたら、一刀のおかげだな」

一刀「いやいや、秋蘭が、頑張ったからだよ」

流琉「あの、兄さま」

一刀「何だ?流琉」

流琉「兄さまの技って、弱点無いんですか?」

稟「そうですね、確かに有っても可笑しくないですからね」

桂花「そういえば、その辺りは説明しなかったはね」

一刀「それは「華琳様」あれ凪?」

一刀が説明仕様とした時、凪達三羽鳥がやって来る

 

華琳「凪貴方、大丈夫なの?」

凪「はい、肩はまだ動かせませんが、何故か歩ける位、回復していたんです」

桂花「どう言う事?」

秋蘭「成る程、そう言う事か」

春蘭「何だ秋蘭、何が成る程何だ?」

秋蘭「一刀、凪に治癒術を掛けたな」

一刀「あ、わかった」

秋蘭「ああ、一刀の氣を感じる」

凪「治癒術?」

一刀「ああ、今説明してやる」

凪達に判りやすい様に、説明を始めて

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凪「つまり、私が歩ける様になったのは、隊長の氣のおかげと言う事ですか」

真桜「そう言えば、うち等も試合後の疲れがあんまり無いなあ」

沙和「沙和もなの」

秋蘭「ああ、三人とも一刀に触れたりしたろう?」

三羽鳥「「「触れる?」」」

・・・・・・・・・・・・・

三羽鳥「「「!?!?!?////」」」

部屋での事を思い出した三人は、顔を赤くする

 

風「成る程、口づけですか」

一刀「人の心読むの止めてって言ってるでしょう」

華琳「一刀#」

一刀「あっ・・・か、華琳」

華琳「・・・・はあ、まあいいは、それより弱点について説明しなさい」

一刀「ああ、一つだけある」

春蘭「何だ?」

一刀「回復時間だ」

一同「回復時間?」

一刀「そっ、回復時間」

全員が首を傾げていたが、一刀は説明を続けた

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一刀「氣は人の体の中に常に流れている、それを使うのは、正直危険だ、そしてその回復時間はどんな人間でも操れない」

稟「どれだけの時間が必要なんですか?」

秋蘭「判り易く言えば、半分使った場合は、約半日だ」

流琉「そんなに掛かるんですか!?」

一刀「ああ、そして限界ギリギリまで使ってしまうと」

霞「使うと如何なるんや?」

一刀「強制的に、気絶する」

華琳「気絶?」

秋蘭「人間には、生存本能と言う物があるらしく、それが働いて、氣が無くなる前に気絶するそうです」

華琳「成る程、納得だは、所で一刀と秋蘭は今どれだけ氣を消費したの?」

一刀「俺は三割て所だ」

秋蘭「私は四割です」

華琳達はある疑問が浮かんだ

 

華琳「一刀の方が少ないはね?」

桂花「何か隠してるんじゃないでしょうね」

秋蘭「実は、私はまだ氣の使い方を完全に覚えたわけじゃないんだ」

一刀「秋蘭の修行は二割しか進んでないんだ」

春蘭「あ、あれで二割なのか!?」

秋蘭「ああ」

華琳達は信じられないと言う表情をしていた

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桃香「あ!?華琳さん」

華琳「あら、桃香」

桃香は華琳の姿を見つけて走ってくる

 

桃香「此処に居たんですね」

華琳「何か用かしら?」

愛紗「北郷殿にお会いしたい」

一刀「んん?」

名前を呼ばれた一刀は、愛紗の方を向く

 

愛紗「お初にお目にかかる、私は関羽字は雲長だ」

一刀「ああ、これはどうもご丁寧に有難うございます、姓は北郷、名は一刀字はありません、だから北郷でも一刀でもお好きに呼んでください」

鈴々「鈴々は、張飛なのだ!!」

桃香「私は劉備です、初めまして」

一刀「えっ?初めまして?」

桃香「?」

一刀「あの劉備さん、一度俺と会話してますよね、反董卓連合の時」

桃香「・・・・・・・・・・あっ!?」

一刀「忘れてたんですね」

桃香「あ、あははははは」

桃香は、笑って誤魔化す事しか出来なかった

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愛紗「訪ねたのは、他でもない北郷殿貴公に用があって来た」

一刀「俺に?」

愛紗「うむ、私と手合せをして欲しい」

一刀「何で俺と?」

愛紗「武人として、同じ武官として貴方の力を知りたい」

愛紗の目は真剣その物だった

 

秋蘭「待て愛紗、あの時私が何て言ったかもう忘れたのか?」

愛紗「覚えているさ、だがどうもこの感情を抑えられんのだ」

春蘭「お前は予選で敗退しただろう、そんな資格は無いはずだ!!」

季衣「そうだよ、そんなの大会の後でいいじゃん」

霞「それに、うち達も一刀と戦いたいんや」

愛紗「頼むこのとうりだ!!」

必死に頭を下げている愛紗を見ていた一刀は、ため息を付く

 

一刀「いいよ、やろう」

愛紗「本当か!?」

一刀「ああ、ただし一回だけね」

春蘭「北郷!!」

季衣「兄ちゃん!!」

一刀「季衣も春蘭も何時でも戦えるだろう、でも関羽さんはこんな時でもなきゃ戦えない、そうだろ?」

春蘭「そ、それは」

季衣「そうだけど」

一刀「ならいいだろう、秋蘭悪いけど審判やってくれない?」

秋蘭「別に構わないが」

愛紗「なら場所を移そう」

一刀達は、会場外に出た

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愛紗「全力で行かせてもらう」

一刀「ああ、わかってる」

周りには蜀と魏の全員が見ていた

 

華琳「さて、どうなるかしら?」

桃香「ドキドキしますね!!」

秋蘭「それでは、両者準備はいいな?」

愛紗「おう!!」

一刀「ああ」

秋蘭「それでは、始め!!」

ドン!!

愛紗「はあああああああああ!!!!!!!!!」

ブオン!!

秋蘭の合図と同時に愛紗が一刀に切りかかる

 

一刀「ふっ!」

ガキーン!!

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愛紗「ん?」

愛紗が振り向くと一刀は何時の間にか刀を抜いていた

 

一刀「・・・・・」

チャキン!!

愛紗「なっ!?北郷殿何の真似だ!!」

一刀が刀を鞘に戻した事に驚いていた

 

一刀「もう終った」

愛紗「何!?」

愛紗は一刀の言葉を理解できなった

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カン、カンカララン!

愛紗「ん、なっ!?」

愛紗が聞いた音の先には

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先端部分が綺麗に切り裂かれた青龍堰月刀があった

 

 

説明
皆さんこんにちは、カイです、八章をどうゆう展開にするか迷っていました。
でも何とか完成しました、それではどうぞ
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コメント
keigo99さん 愛紗のことは、この先で(カイ)
一刀すばらしい!まだまだ本当の力を見せてないような・・・。それにしても愛紗は何故一刀と手合わせをするのに拘るのか?面白くて先が楽しみです!(keigo99)
320iさん 秘密はこの次で(カイ)
namenekoさん まだまだこれからです(カイ)
はりまえさん 驚きましたか?(カイ)
胡蝶さん 人間です(カイ)
一刀が強くなりすぎて凄い事になってる(VVV計画の被験者)
萌香さん チート過ぎましたか?(カイ)
rin1031さん 有難うございます(カイ)
berufegoalさん すぐ直します(カイ)
なん・・だ・・・と(黄昏☆ハリマエ)
一刀さんが人間離れしていく…奴は化け物か!(胡蝶)
一刀が・・・一刀がこんなに強いわけがない!!!!!(萌香)
3p春蘭のセリフ「これはどいい事は・・・」のところは、「これほどいい事は」だと思います。今回も面白かったです!(rin1031)
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