ヒカルとひらひらの服
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 ヒカルとひらひらの服

 

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☆設定

トゥルー俺はヒカルと(双子みたいに)似ていて

トゥルー俺の髪の毛もヒカルと同じぐらいの長さ

ホタにヒカルが頼んでトゥルー俺に強制女装を―――

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という「」が夢で見たというシナリオを起こしてみましたが…

どうなんでしょうか?(大分かけ離れていますが有害です)

って書いてて思ったけどこれ強制女装じゃNEeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!

言うならレイプものかいてたら和姦もの書いてましたーみたいな次元だ。

 

そして最後にお詫び、これヒカルっぽくないよね orz

 

※今回も『肉―――!!』なヒカルは出てきませんが無害です。

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##ep1

 

「おい起きろ!朝だぞ」そういって俺を起こしにくるヒカル

だが「…うにゃ…」と俺はまだ夢の中に留まったまま

「…金獅子丸―――」ヒカルが耳元で囁く、とビクッと体がはねる

「やめっヒカr…ん?」…がばっと布団をどけて起きる俺

「やっと起きたか、おはよう」眠たげな目をこすりながら

「…ん…あれ?あ―――ヒカルおはよう」と眠たげな返事をする。

あくびをしながら起き上がる「ほら、早くするっ」そう急かされ起こされる

「―――今日は…お休みの日じゃなかったっけ?」まだはっきりしない頭をまわして聞くが

なんとなく上機嫌なヒカルを見ているとどうでもよくなってくる

「ん?今日は機嫌がいい?よね?」そっと手を俺の頬に持ってくるヒカル

「―――機嫌はいいぞ?」妙にニコニコしているのでちょっぴり身構えたり

「〜♪」そんな俺を尻目に俺の髪の毛を梳いてくれた「寝癖たくさんついてるな…」

お姉ちゃん顔のヒカル―――俺はしばしヒカルのなすがされるままに。

そんなヒカルも可愛くて仕方が無いと思っていると

「―――今日はお前が誘ってくれた日だからな」…そうだった

「ヒカルと美味しいパフェを食べに行く日か…」「なんだ?今思い出したのか?」

「ごめん」素直に謝る「私なんか昨日からわくわくして眠れなかったんだぞ…子供みたいに」

最後の方は恥ずかしいのか声が小さくなっていったが俺の耳には届いていた

「はい、直ったぞ」そういって鏡を前に持ってくるヒカル「ありがと」

と返事をすると後ろでごそごそと袋から何かを取り出すヒカル。

「一つだけ―――お願いがある、お前が嫌だったら―――別にしなくてもいいんだが…」

といってその袋から衣装を取り出す…「?」俺の頭では理解できていない

「この服…着て貰えるか?」それはフリルのたくさん付いた…って―――ゴスロリ衣装!?

「…え?これを俺が!?」「あっ、嫌ならいいんだぞ?お前なら似合うかなぁーと」

「―――ヒカルがそういうのなら…別にいいけど」別にヒカルに見せるなら―――

ヒカルが喜んでくれるならこういうのもいいかな?

「〜♪ ホタに頼んだ甲斐があったな」「え?これホタが作ったの?」

その服を見ながら感心せざるを得なかった

「それじゃあ着替えてもらおうかな〜?」「でも俺こんな服着方判らないよ?」

「そっか、「」は男だもんな着方知らないのは当然だよな。なら私が着させてあげよう」

 

―――と二人でワーキャー言いながら着替えをしてみる

  俺はしばしの格闘の末…ゴスロリ衣装を身にまとっていた。

 

「……」ヒカルが無言のままこっちを見ている

「やっぱり…似合ってない…よね」そんなヒカルに問いかける

「そんな事ない…よ、…ここまで可愛くなって…」そういって顔を近づけてくる

途端に俺の胸の鼓動は早くなって――― これって―――

むぎゅっとやわらかい感触とほのかな香り…「ヒっヒカル?」

「あ、いや、そういうつもりは無かったんだがお前が可愛いからな」

「可愛いかな?…うーん?」鏡の前をくるっとまわりながら呟く

スカートが翻り…別に変な気分はしない嫌な気分も…あ、そっちの趣味に―――

「それじゃあ行こうか?」「え?この格好のまま?」「ん?駄目か?」

この格好をしたのなら外に居ようが中に居ようが同じだろ?

そんなヒカルの甘い言葉に…俺は釣られた。

 

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##ep2

 

―――雑踏あふれる町を歩く、いつもと同じ風景同じ空気

だけどいつもと違うもの、それは俺の格好。

ヒカルの"お願い"には滅法弱く頷いてしまう。

―――この感情は何だろう?犬?いや…違う…。

別にヒカルと主従関係があるわけでもない。

でも―――ヒカルと居ると楽しいし…

 

そんな事を頭の中で考えていないと今の状況を突破出来ない

 

「ん?どうした俯いて…やっぱり嫌だったか?」

心配そうに見るヒカル

「嫌じゃないけど…その…嫌よりも恥ずかしいかなぁって思ってさ」

もじもじと答える俺に

「仕草も女の子っぽくなってるから大丈夫だ」

そうやって励ましてくれるヒカルと繋いでいる手に力を入れてくれる

「…私より女の子っぽいじゃないか」

「え?何か言った?」ヒカルが何か呟いたように聞こえたのだが―――

「なにも言ってないぞ、ほらあともう少しでお店だから我慢する!」

そういってヒカルは少し足を早める

 

―――カランカラン…

 

古風な音で出迎える甘味屋さん、ヒカルが友達に教えてもらったお店らしい。

「ここのパフェがおいしいらしいんだ」案内され席に付きながら喋る

メニューを見ると様々な甘味が写真と一緒に並んでいる

「どれにしようかなぁー♪」楽しそうに選んでいるヒカルの可愛い顔

俺はお店お勧めのチョコパフェを悩みに悩んでるヒカル…

「また一緒に行けるんだから今日は一目ぼれしたのから頼めば?」

「―――そうだなまたがあるんだよな?」さらに機嫌が良くなる

「それじゃ私はフルーツパフェを頼もうかな?」

ウェイターに注文を伝えのんびり喋ったりする

その頃にはもう自分の服装なんて気になっていなかった

「……」ぽーっと俺を見ているヒカル「ん?何か付いてる?」

「いや、本当に似合ってるなって思ってな…なんとなく見惚れるぐらい」

「それじゃ…ヒカルも着てみたら―――似合うんじゃないか?」

そう切り返してみる。

「ばっ馬鹿わたしがそんな服似合うわけ―――無いだろ?」

「俺にこんな格好をさせたのは誰かなぁ―――?

  それにヒカルも十分可愛いし似合うよ絶対!」

何故か力説する俺、いや今の格好をさせられたから言ってるわけではない

ただ純粋にヒカルが着たところを見たかったから―――

普段からボーイッシュな格好が多いしたまには違うヒカルも見てみたい

そうヒカルに話すとヒカルは俯いて何かを考えているようだった。

「お待たせしました、フルーツパフェとチョコレートパフェです」

間を割るかのように頼んだパフェがやってくる

「美味しそうだな、どうしたヒカル頼んだのが着たけど…」

さっきまでとは違い、テンションががくっと落ちているヒカル。

そっと自分のパフェをすくいあげヒカルの口元へ持っていく

「はい、あーんして?」「ちょっちょっと待ってよ」

そんな事はお構いなく「ほら、あーん」と執拗に迫る。

「…あーん」ぱくっと口に入れるヒカル「美味しい?」

「―――うん」顔を赤くしながら答える、やはり甘いものは弱いようだ

自分の分も食べ始める。「なんか―――こう一緒に食べてると恋人みたいだよな」

パフェを美味しそうに食べるヒカルを見ながら呟く

俺の格好がアレだけど普通の男と女としてみたらデートみたいなもの

さっきの"あーん"とやったのもそうだし―――我ながら恥ずかしい事をしたものだ。

「なぁ……」「なに?」「お前は本当に私のそういう姿を見たいのか?」

"そういう"というのはフリルのたくさん付いた今俺が着ているような服の事だろう

「ヒカルがいいというのなら―――是非とも」

内心わくわくしていた、甘いもの好きという一面もそうだが

新しく、俺が見たことのないヒカルを見ることが出来るなら。

そう想いながら―――パフェを食べていった。

 

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##ep3

 

―――ご馳走様でした。

 

「それじゃあ会計してくるよ」

そういって席を立つ、そこで目に入ったもの…。

 

「ありがとう御座いましたー。」

カランカランという入るときと同じベルを鳴らしながらお店を出る。

「いいのか?パフェ代払わなくて。」

「いいの!この前言っただろ?ヒカルにパフェを食べさせてあげるって。」

 

そう言ってヒカルの手をひっぱる。

「ところでその包みは何だ?」

僕のヒカルの手を引っ張っている反対側の手にぶら下がっている包み紙

「みんなのおやつだよ、せっかくおいしいお店に出会えたんだから

 みんなにもたべさせてあげようかなぁーと。」

「やっぱりオマエは優しいな。」

 

―――帰宅。

 

「「ただいまー」」

お兄ちゃんお帰りーと幾多の声とともに出迎えが。

・・・あれ?そういえば僕の今の格好って…

大人しく、こっそり家に入ればよかった!?

「おにいちゃんがおねえちゃんになってるー」

青空や虹子

「ホタ、お兄ちゃんに合う様にがんばったんですよ?」

「その格好で出かけるなんて終末的だな」

等など色々浴びせられる中

「下僕にそんな趣味があったなんて…」

 

ああなんか言いたい様に言う人も居ましたね。

「――ほら、玄関に立ってないで中に入ろう、お土産もあるんだろ?」

ヒカルに言われるがままリビングへと、もちろん着替えずに。

 

外気、人気というしがらみが消え安堵とはいかず

俺は姉妹達の着せ替え人形となっていた。

「そういう服きるならこんなのも似合うんじゃない?」

キャーキャーいいながら楽しそうにしてるのを僕は眺めるしか…。

 

「・・・そういえば。」

少し蚊帳の外になっているヒカルに近づいて

「ヒカルも一緒に…着てみる?コレを。」

言葉に出さないが顔を赤くしながらもソレを否定しないヒカル。

「ヒカルちゃんも着てくれるの?それじゃあこれなんてどうかな?」

ホタが取り出した衣装は僕の着せられたゴスロリ衣装と色違い。

「ちょっとホタ!まだ着るなんて言ってな(ry」

 

「ヒカルちゃんの着替えは見ちゃダメよ〜」

そういって僕の目をふさぐ海晴姉。

見ないでといわれたら見ませんが…男としては見たい気持ちもありますけどね。

「あれ?ヒカルちゃんお胸大きくなったんじゃない?」

「そっそんな事無いって…そもそもそんな話アイツの前でしないでよ…」

僕の見えない世界ではそんな事が起こっているらしい。

 

「はい、目を開けてもいいわよ。」

そういって海晴姉の手がとかれる、まぶしい。

眩しさが直ってくるとヒカルの姿が目に入ってきた。

「ヒカルも似合うじゃないか―――」

「それじゃあ二人とも着替えたところで写真でも取りましょうか?

 後でみんな一緒に記念撮影もしましょうね?」

という海晴姉の言葉に

「「え?…え―――!!」」

僕達は叫ぶしかなかった―――。

 

 

その時の写真が今も机の上に飾られている。

ヒカルと二人っきりの写真と家族みんなの写真。

 

「やっぱり女の子が着ると可愛いよなぁー」

「そういうオマエは男の割りに似合ってたじゃないか。」

 

 

 

―――後日、放課後の体育倉庫にて。

 

突然の惨事に襲われる事になるのは…また別のお話。

 

説明
ヒカルにひらひらしたかわいい服着せようぜ!!!
…って何で俺が切る羽目になるんだよ!!
そんなやつ。
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