アンバー編 [02] |
【アンバー】
「ねー……まだ?」
【オニキス】
「まだ」
【アンバー】
「朝になっちゃったよ。
はじめから目的地に場所を指定して降りれば良かったのに」
【オニキス】
「あのなぁ。今回は、お前を鍛える為の仕事なの!
俺は、それの付き添い。わかってっか?」
【アンバー】
「う。……そうでした。ごめん」
【オニキス】
「わかれば宜しい」
【アンバー】
「でも、鍛えるって何をするの?
具体的なことは、まだ教えて貰ってないんだけど」
【オニキス】
「低級魔族、二・三匹ってとこだろ」
【アンバー】
「え。もしかして、オニキスも知らないの?」
【オニキス】
「アゲートには、行ってらっしゃいくらいしか言われてねぇよ」
【アンバー】
「うわぁ……。激しく嫌な予感」
【オニキス】
「アゲートの笑顔の裏に、嫌な予感しなかったことがあったか?」
【アンバー】
「…………」
【オニキス】
「まぁ、心配すんなよ。俺もいるし、別に問題は……――――」
【アンバー】
「オニキス?」
【オニキス】
「……。下がってな、アンバー」
【アンバー】
「え?」
【オニキス】
「厄介な気配がする。
俺がいいって言うまで、隠れてろよ」
【アンバー】
「う、うん」
【オニキス】
「…………」
【アンバー】
(な、なんだろう。
オニキスが真剣な顔してる。……魔物かな)
【オニキス】
「勿体つけてねぇで、出て来いよ。
それとも、人に見せられねぇくらい恥ずかしいツラでもしてんのか?」
ガサ……。
【?】
「…………」
【オニキス】
「げっ」
【?】
「誰が……」
【オニキス】
「ちょ、まっ……!」
【?】
「見せられねぇツラだ、このクソガキ!」
バキッ!
【アンバー】
「あっ」
【?】
「てめぇのツラを、見れねぇようにしてやろうか」
【オニキス】
「いっ……てぇ!
何も、蹴る事ないだろ!」
【アンバー】
(あ、あれ? この声は……)
【?】
「死ね、自害しろ。
この俺にふざけたこと抜かした奴は、八つ裂かれて死ね」
【オニキス】
「仲間に向かって、死ねとか言うな!
……クォーツ!」
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『490さん絵を送る→そき絵を見て台詞書く』台詞だけにしたことを、じわじわと後悔し始めてます。画像、何が来るかわからなくて楽しいですw 絵:490 | ||
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