真・恋姫無双 未来から来た子達 18 五胡編 |
五胡との決戦が4ヶ月となってから三国は書く国に戻りすぐに戦争の準備に取り掛かった。三か月という限られた時間の中、自分たちが出来ることを出来る限りの事をしている。
そんな中、天の御使い北郷一刀と三国志の英傑たちの遺伝子を受け継いだ者たちは広間に集まっていた
一刀「4ヶ月、俺たちは五胡を攻める」
一刀の言葉であたりの空気は重くなった
司「・・・4ヶ月か・・・・北郷君、三国の兵はどれくらい集まる?・・・それから敵軍の兵はどれくらいを予測している?」
重い空気の中一人の青年が質問した。名前は古墳 司。聖フランチェスカ学園三年、北郷一刀の先輩にあたる人物。そしてあの穏と白蓮の遺伝子を持った人物であるが、その才能はけして残念ではない。穏の戦場での分析力と白蓮の適応力を持つ彼は場に合わせて行動できる。
一刀「俺たちの兵は合計で百五十万の兵を集める。・・・そして敵はおそらく百万だと思うが・・・・・」
司「・・敵には太平妖術の書があるからね・・・それ以上の兵が来る可能性があるね」
一刀「そういうことになります」
司「・・・加えて、相手は神具を手にしている」
一刀「・・・はい」
司「・・・うーん、これは厳しいね・・・実際、前の戦で幽州は取り戻したけど神具一つでかなりの兵がやられたからね」
内容はとても深刻なことなのに司は何故かマイペースな表情をしていた。この辺は穏によく似ている
司「・・・攻めてくるのが百万・・・・・・ねえ、北郷君こっちの百五十万って攻防含めて?」
一刀「はい・・・五胡との決戦で百五十の兵を出すつもりです」
司「・・・・じゃあ、その兵を半分にしよう」
全員「えぇ?!」
4ヶ月後
月日が経つのは思っていた以上に早かった。彼らはこの4ヶ月の間、戦のために王蓮から渡された自分たちの修行メニューをこなし、敵の情報を集め。来たるべき日を待った
五胡軍
兵「迷当様!これより先に三国の兵が待機しています!」
迷当「・・・ご苦労」
大群の先頭で走っているいる女性、五胡の王、迷当は後ろの兵たちを見た。その数、百五十万
迷当「・・・やはり、何かが違うな」
彼女が疑問に思うのもそのはず、なぜなら実際五胡の兵は五十万、後の百万は于吉が用意した傀儡であるからだ。しかし、たとえ于吉の兵であっても迷当の命令には忠実に従う。まさに人形の兵士みたいなものだった
迷当「・・・できればこんな形で三国と戦いたくなかったな」
彼女は空を見上げた
迷当「・・・曇ってきたな・・・少しすれば雨が降る可能性があるな」
そんな時だった
兵「め!迷当様!」
迷当「なんだ?・・・お前・・確か我が軍の斥候の」
兵「はい!迷当様に覚えていただき光栄です!・・・それより大変です!」
伐同「なんだ?騒がしいな」
迷当が振り向くと左眼を「五」と書かれた眼帯で隠した男、名は伐同が来た
兵「て・・・天の御使いが戦場に!」
伐同「はぁ?・・戦場に天の御使いがいてもおかしくないだろ?」
兵「よ・・・・四人もいるのです!!!!」
二人「何?!」
三国軍
穏「あらあら〜敵兵は百五十万でしたか・・・・・やはり、司さんの言ってた通りでしたね」
冥琳「ああ・・・まさか、本当に百五十万の兵を送ってくるとは」
穏「それに加えて私たちの軍は七十五万・・・敵軍の半分です」
冥琳「だな・・・さて、どうする?天の御使いさん達?」
冥琳が振り向くと四人の純白のポリエステル製の服を来た青年が馬に乗っていた
「問題ない・・・予定通りに行動する」
冥琳「・・・ふ、あの頃と比べると本当頼もしくなったな」
「僕たちはこの世界が気に入りましたから」
「・・・やれやれ、まさかこんな戦場に出るとは」
「・・・だが、これが俺たちの意思だ・・・」
四人はうなづいた
冥琳「よし!行動を開始する!・・・・お前ら、絶対に死ぬなよ」
そして、四人は兵を引き連れて分散した
五胡軍
迷当「ええい!何が起きている!・・・なぜ天の御使いが五人もいる!」
???「落ち着きなさい!・・・おそらく影武者だ!・・それにたとえ天の御使いだろうと、我々の勝利は確定だ。敵兵はたったの七十五万。我々の半分だ。いくら地の利があったとしてもこの兵の差では到底勝てん!」
迷当があわてると隣にいた女性、名前は治無載が怒鳴った。
迷当「・・・そうだな、すまん少し取り乱した」
伐同「構わんさ・・・だが、しっかりしろ、総大ッ将!」
伐同は迷当の背中をバシッと叩いた
迷当「ああ・・・・そうだな」
迷当は一度深呼吸をして戦場に目を向けた
迷当「伐同!お前は兵士三十万を率いて西から攻めよ!治無載は二十万を連れて東から迎え・・・残りの傀儡兵は私が引き連れて攻める!」
二人「「御意!」」
そして、銅鑼の鳴る音が戦場に響いた
西側
伐同「・・・おらおら!五胡の武将!伐同の相手をするのは誰だ!」
伐同は黒い弓を構えて三国軍に叫んだ
???「私が相手になる!」
伐同「っと!」
声がする方向に目を向けると数本の矢が飛んできた
伐同「おいおい、いきなり飛ばしてくる奴がいるか?」
軽くかわした伐同は涼しげな顔で秋蘭を見た
秋蘭「・・・ここは戦場だ、一瞬の隙が命取りになる。貴様も武人ならそれくらい分かるだろ」
伐同「それもそうか・・・ところで、後ろの天の御使いさんは戦わないのか?」
伐同が秋蘭の後ろに目を向けると、ボロボロのマントに顔を隠した男が馬に乗っていたがマントの隙間から見える光は伐同も知っている天の御使いの服だった
伐同「さて・・・俺の前にいるのは本物かな」
東
「ぎゃああ!」
「た・・助け!」
戦場は五胡軍が押していた
治無載「どうした!この程度か?三国の実力は?!」
戦場の前線で戦っている治無載は袖から出す無数の鎖で兵を薙ぎ払っていた
治無載「我が名は治無載!・・私の相手になる勇猛な者いないのか!」
凪「私が相手だ!」
治無載「・・・誰だ」
凪「姓は楽、名は進・・・魏の将だ」
治無載「・・・楽進・・・聞いたことがあるな・・数少ない『氣』を操る武将」
凪「五胡まで名が知られているとは・・・日々の精進が成した成果か」
治無載「そして、天の御使いの子を授かることを考えているとも言われている」
凪「・・な/////」
その言葉に凪の顔が真っ赤になった
治無載「変態だな」
凪「・・・キサマ!戦場で何を言う!!!!!!」
凪と治無載の激突が始まった
天の御使い「・・・・・・北郷・・・・モゲロ」
中央
迷当「どうした?その数で私達に勝とうと思っているのか?」
迷当の目の前にはたった十万の三国兵だった、そして五胡は七十万。七倍の差があった
「やっぱり、こっちに傀儡兵を投与してきましたか」
迷当の前には聖フランチェスカ学園の制服を着た男が立っていた
迷当「・・・・お前、天の御使い北郷一刀ではないな」
「せいかーい♪・・・・ちなみに」
バサ
西
バサ
伐同「・・・はずれか」
天の御使い「・・・秋蘭さん・・・俺も加勢します」
秋蘭「・・・すまん」
伐同「貴様、何者だ」
優矢「聖フランチェスカ学園、三年・・弥生優矢!」
東
治無載「ちょこまかと!逃げるな!」
凪「お前の袖はどうなっているんだ!」
治無載は十本の鎖を操り凪に向けて振り回した、その距離一本に対して役十メートル
凪は巧みに体を動かし紙一重でかわしている
凪「っく!あの鎖を何とかしなければ」
天の御使い「・・・『縛』!」
次の瞬間、治無載の下から光の文字が浮かび縛り付けた
治無載「何が起きた!」
天の御使い「凪・・・こいつは早めに倒した方がいい」
凪「・・・貴様!武人の戦いに水を差すな!」
天の御使い「やれやれ、武人というよりは女の戦いと言った方がいいと思いますが。ははは」
凪「お前、後で殴る!」
治無載「・・・これは、于吉の術と似ている・・・貴様なにものだ!」
束縛されている治無載は冷静に自分を縛っているものを分析していた
法寺「おや、レディに対して自己紹介をするのを忘れていましたね。失敬。自分は聖フランチェスカ学園三年、鎌倉法寺と言います」
中央
司「僕は聖フランチェスカ学園三年、古墳司。この戦いの作戦などを考えさせていただきました」
迷当「お前が作戦を?・・・・お前はバカか?・・・その数で我々に勝とうと思っているのか?」
司「ええ・・・この兵で・・・・・・十分です!」
司が指パッチンをすると銅鑼の音が三回響いた
???
平安「・・・・始まったか・・・桔梗・・・祭壇付近にいる傀儡たちを頼む」
桔梗「了解じゃ・・・だが、大丈夫なのか?お前一人にして」
平安「ああ・・・こういう作戦は慣れている」
桔梗「分かった」
三国が五胡の武将たちが相手にしている間、もう一つの三国部隊は裏に回って傀儡を操る祭壇へ向かっていた
平安「さて・・・聖フランチェスカ学園三年生組で行くとするか!」
一人になった平安は大型のライフルを持って林の方へ向かった
「北郷・・・・そっちは任せたぞ」
あとがき
夏です・・・はい、夏です
未来から来た子達、五胡編を投稿するのは久々ですね
今回は一刀の先輩たちが戦場に出るところでした
・・・四人のうち三人が所有遺伝子の武将と一緒でしたが鎌倉法寺は管路の遺伝子のため凪とペアになりました
さて、夏休みに入ったため各時間が大幅に増えたためペースを取り戻したいです
では、次回もよろしく
ちなみに、前のページに載っているキャラクター達は左から
ドーム平安(桔梗)、古墳司(穏)、弥生優矢(秋蘭)、鎌倉法寺(管輅)
オリキャラインタビュー
製作者「はい、久々のこのコーナーです」
一刀「本当、何していたんだよ」
製作者「・・・大学で課題だの補講だの部活だので各時間がありませんでした」
一刀「・・・まあ、この作品はもう忘れられている可能性もあるしな」
製作者「ヒド!」
一刀「とまあ、今回のゲストを紹介する」
雷牙「天文雷牙だ・・・よろしく頼む!」
火影「元亀火影です・・・よろしくお願いします」
一刀「呉の祭さんと明命の遺伝子を持つ二人が今回のゲストです」
製作者「はい、では二人には祭さんと明命さんに会った時の感想を言ってもらいたいと思います」
雷牙「ああ、初めて会ったときは、結構歳がい『ドス!』・・・なんてきれいなお姉さんなんだろうと思ったぞ!」
火影「猫好きでよかった」
一刀「そういえば火影も猫が好きなんだよな」
火影「うん・・・特にあの肉球が良い」
製作者「こりゃ、呉で猫騒ぎが頻発しそうですね」
製作者「そういえば、二人と一刀は以前同じ高校に通っていたんですよね」
雷牙「そうだな・・俺が高三の時に北郷が一年だったな」
火影「自分は雷牙さんが卒業してから入りました」
製作者「二人と・・・・・あと、サヤさんは守王道場の門弟でしたよね」
雷牙「ああ、そうだ」
製作者「っで、全国大会に出場したと」
雷牙「そうだな・・・俺、火影、サヤ、戦国・・・あと未来才が一緒になって出場した」
一刀「あれ?・・・でもサヤは女じゃあ?」
火影「性別を隠して出場した」
一刀「・・・・・」
製作者「まあ、その話はいつか書こうかなと思っています」
一刀「・・・信用ならん」
製作者「・・・自分の気分次第です」
一刀「とりあえず・・・今回は紹介だけで良いですか?」
火影「・・・考えていないな」
製作者「・・・・・もう何も言わないでください」
雷牙「なら、今回のオリキャラインタビューは武将なしで終わらせてもらおう」
全員「ありがとうございました」
説明 | ||
この作品では久々ですね 久々過ぎて文章力が落ちているかもしれません・・・・あ、もともと文章力がないかorz では、皆さん温かい目で見てください |
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コメント | ||
へぅ ( ゚∀゚)o彡°(大ちゃん) | ||
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