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・キャラクター
【名前】志藤 庵(シドウイオリ)
【職業】学生(17)
【特性】
・魔術の知識
・夢想家
・一人暮らし
【特殊】
【容姿】こげ茶の主人公ヘアー、暗い色のPコートとグレーのマフラー
【好悪】
好 タイタス・クロウ、図書館、同じ趣味の人間と話す事、オカルト関係の書籍を読むこと
悪 うるさい場所
【性格】少し陰気な高校生、趣味を除けば普通の人間
【備考】序盤で死にます
【名前】志藤 庵(N寄生体)
【職業】学生(17)
【特性】
・魔術の知識
・夢想家
・一人暮らし
【特殊】
・N寄生体の因子を活発化させるとのっぺらぼうの黒い顔面を持つ生命体に変化、戦闘能力◎
・因子の反応する種類により姿を変える事が出来る。触手、鉤爪、飛行能力など
【容姿】こげ茶の主人公ヘアー、暗い色のPコートとグレーのマフラー
【好悪】
好 タイタス・クロウ、オカルト関係の書籍を読むこと、他の寄生体を食べる事、他人をからかう事
悪 馬鹿にされる事
【性格】割と元気な高校生、今時な感じ
【備考】
・本体は死んでいます
・イリジウムに関しては休眠していた時から付着していた隕石に化合物が含まれていた
【名前】平坂 朱音(ヒラサカアカネ)
【職業】学生(17)
【特性】
・世話焼き
・実家暮らし
【特殊】
【容姿】明るい茶髪のウェーブしたセミロング、白いコート(フードなし)に赤い毛糸の帽子(てっぺんに白いボンボン付き)
【好悪】
好 志藤 庵、家事、ホットケーキ
悪 漬物類、辛い物(キムチは最悪)
【性格】健気な女子高生、献身的かつ家庭的
【備考】割と泣き虫
【名前】兵藤 愛莉(ヒョウドウアイリ)
【職業】ASCF(シャッテンクロイツ日本支部対珪素生命体実行部隊)「巨人の爪」隊長(19?)
【特性】
・父性的
・Sっ気強し
・寮暮らし
【特殊】
・対珪素生命体用弾丸「BASC」(バレット・オブ・アンチ・シリコン・クリーチャー)ハンドガン
ASC鋼ジャケットの弾丸、打ち込むとしばらく寄生体は因子を活性化できない
【容姿】黒いショートボブ、直毛、制服
【好悪】
好 お茶(ペットボトルでも缶でも抹茶でも可)、携帯ゲーム(オフに限る)
悪 珪素生命体
【性格】仕事人間、珪素生命体は絶滅すべしと考えている
【備考】割と無表情、エリート
【名前】小野寺 彰浩(オノデラアキヒロ)
【職業】ASCF「巨人の爪」副隊長(27?)
【特性】
・狙撃術
・年下趣味
・寮暮らし
【特殊】
・対珪素生命体用弾丸「BASC」ライフル
ASC鋼ジャケットのライフル銃、当人は色々とこだわっているが、部隊の誰からも理解されていない
【容姿】短く刈りそろえた金髪に着崩した制服
【好悪】
好 兵藤 愛莉、年下の女の子
悪 年上の女性、ミント味の食べ物
【性格】やることはやるがそれ以外は不真面目な性格、愛莉を愛でている
【備考】中学生以下はゾーン外、仕事中は割と普通に補佐役をしている
【名前】剣持 大五郎(ケンモチダイゴロウ)(T寄生体)
【職業】犬屋敷の主人(55?)
【特性】
・犬第一主義
【特殊】
・T寄生体の因子を活性化させると特殊なウィルスを感染させた生命体を使役、改造強化させる事が出来る
・感染には時間がかかり(1〜2日)、完全に感染すると肉体的には死亡する
・また因子のキャパシティ限界が近く、たびたび犬を暴走させている
【容姿】みすぼらしい格好で、白髪交じりの丸刈り
【好悪】
好 犬、自分
悪 それ以外
【性格】
・頑固オヤジ、最初は寂しさを紛らわすために飼っていたが、感染してからは使役する道具程度にしか思っていない
【備考】
・妻が生前万年筆収集をしていた(イリジウム入手が容易)
・それらのコレクションを縁側で手入れするのが趣味
・因子はもちろん人間にも感染、現在30匹ほど飼っている
(人間だったころの剣持が持っていた性質により犬が多くいないと落ち着かない)
・寄生体は、運悪くイリジウムの少ない環境であったが、剣持が万年筆のペン先をふれさせてしまったため覚醒
・文句を言いに行った人間が最近姿を消すようになってきたので怖がられている
・寄生は約半年前
・世界観、設定
【概要】現実世界、2000〜2005年辺り
【時期】冬、12月下旬(冬休み中)
【地理】横浜の港町を元とした都市
【特殊】
・地球外生命体の珪素生物が人に寄生して意識を乗っ取る
・寄生された時点で精神的な融合も始まる、引き離せば精神を破壊されてしまう
・いち早くその存在をつかんだ秘密結社「シャッテンクロイツ」が対策に取り掛かっている
・世界的認知はされておらず、治安維持の観点から知る人々によって秘匿されている
【組織】
・シャッテンクロイツ
別名影十字、戦中ドイツにて反政府的な学術サロンとして結成
戦後は西ドイツにて活動を続け、1970年代に珪素生命体を発見、以後それに関する研究を開始
1980年代、人に寄生することを確認、以後対策に乗り出す。このころから世界各地に支部を作成し始める
1990年代、ASC鋼を開発、本格的に対珪素生命体の活動に乗り出す
現在日本支部は警備会社として存在している
・巨人の爪
ASCF(対珪素生命体実行部隊)、シャッテンクロイツ支部がある国には最低でも一個中隊ほどの部隊が常駐している。
日本支部には兵藤愛莉隊長の約50名の中隊が一つ、北海道から沖縄までを飛び回っている
【生命・物質】
・珪素生命体
人や地球に多く生息する炭素生命体とは違った構造を持つ宇宙生命体
発見者がラヴクラフトファンであることからネームドは旧支配者などの名前を取っている
恐竜を絶滅させた隕石に乗って飛来、以後最近まで世界各地へ拡散を続けながら休眠していた
寄生すると精神的に宿主と結合し、様々な恩恵を与える代わりに肉体的に殺し、最終的には乗っ取る
恩恵は以下の三つ
(衣服を含む)再生能力、不老、固有能力
単体にて能力を行使することは可能であるが、より高度な生命体へ寄生することで最大限能力を発揮する事が出来る
さらに寄生することでイリジウムの消費量を0にする事ができるようになる
精神融合が進むと種の保存のための攻撃性、自己愛性が増す
また、エネルギーの触媒としてイリジウムを使っていて、これが無くなると活動できなくなる
(ASC鋼は一時的に反応を阻害して動作を止める)
イリジウムの量が多ければもちろん恩恵も強くなる(指数的に増加)
活動に必要な最低限の量は0.05グラム程度、ただしこの量では人間並みの活動が限界
最終的な目標は寄生することで人類(その星で最も優れた生物)になり替わる事
(イリジウム回収は必要となるまでは目的にならない)
・N寄生体
分類名ナイアルラトテップ
死人相手にのみ寄生可能、精神融合時、宿主に近い精神構造のまま進行する、複数因子を持つなど特異な性質を持つ
主人公に寄生した物が第一例、活動に他と比べて多くのイリジウムを必要とするため他の寄生体を捕食したがる傾向あり
また血液を媒介として自分の因子を寄生体感染者の身体に送り込み、解毒することも可能
(解毒;N寄生体因子が他の因子を捕食するため)
(未寄生時0.15グラム/日消費)
・T寄生体
分類名ティンダロス
珪素寄生体、寄生されると狩猟動物を身の回りに置き、自分の右腕として働かせる(多くは犬であるためこの名前になった)
使役する動物にイリジウムを分け与える必要があるため限界があり、限界に近くなるほど本体は脆弱になる
感染した生物を稼働させているときは生物に植え付けている部分は体外へ出ているので0.01グラム×使役生物数/日を消費する
(未寄生時0.06グラム/日消費)
・イリジウム
珪素生命体の活動に必要な鉱物、元素記号Ir、原子番号77、原子量192,2、白金族
耐酸性、超硬度、膨張率小、延性および展性に乏しい、実験器具や触媒として使われている実際に存在する元素
地殻上には数が少なく、隕石などに含まれていたり、過去に隕石が落下した地域の地層から採取される
珪素生命体はこれを元に活動に必要なエネルギーを作っている
・ASC鋼、BASC
アンチ・シリコン・クリーチャー鋼の略、珪素生命体の活動に必要なイリジウムの触媒としての機能を奪う性質を持つ合金
メッキ素材としても利用可能で、弾丸をメッキした物、あるいはメッキした物を装填した銃をBASCと呼ぶ
【シナリオ】
起(分量想定10〜15%)
・過日
妻の形見である万年筆を落としてしまい、拾おうとしたところをT寄生体に寄生される剣持
・日中
図書館にて志藤の趣味説明(図書館に居る同好の人との会話にて)
・夜
朱音を迎えに行く、一週間の滞在予定
志藤宅(アパート)に到着、朱音、散らかった部屋を片付け始める
志藤、止めようとするがそのタイミングでエロ本発見、微妙な空気が流れる
話題を変えるように明日は街を案内すると志藤が提案、今日は早めに寝ることに
・日中
古いレンガ造りの建物や戦前から存在する県庁などを案内する
昼食は超高層ビルの中にあるそこそこ値段の張る場所
軽く共通の友人の近況などを話す
午後は海岸線を散歩、冬の海辺で風が強く、すこし寒い
ホットの缶を買って一緒に飲んで、二人だけの思い出を話す
(実家の屋根裏で遊んだこと、二人だけで遠くまで行って交番のお世話になった事)
話の途中、剣持の噂を聞く(犬を沢山飼っている事、最近人が変わったように外を出歩かなくなった事)
・夜
その帰り、コンビニに寄る為に一人になったところを剣持の犬に襲われて志藤が死亡
N寄生体に寄生されることにより蘇生、服や血などはきれいに元通りになっていた
朱音の戸惑い、中身が別人になったような印象を受ける
承(40〜45%)
・日中
剣持の状況説明
(寄生されたことによる変化、キャパシティ限界による体の怠さと前一件は犬の暴走である事)
新幹線にて愛莉、小野寺の到着
朱音と志藤、違和感のぬぐえないまま観光二日目、遊園地にて観覧車に乗る
昨日と同じ話題、しかし反応が微妙に違う事に違和感と不信感を強める
支部から再出動して志藤の捕獲(BASCを打ち込まれると仮死状態へ)
小野寺による生命体の簡単な説明
(イリジウムによる活動、生存本能の強さからくる攻撃性、自己愛性)
話している間に剣持の犬と遭遇、朱音が怪我を負う
朱音がT因子感染>意識不明
一旦志藤を保管するためと朱音の治療をするためシャッテンクロイツ現地支部へ帰還
・夜
シャッテンクロイツ内で会議、人間に危害を加える珪素寄生体は基本的に排除しなければならないと結論
N寄生体の検査を開始、特異性(複数因子、宿主の細胞が完全に死んでいること)を発見
剣持の思考
(現在の目標はイリジウムの取得、朱音を従属させれば彼女を介護役として外を出歩けるので何とかしたい)
(可能であればユカタン半島沖へ行きたいが向かうには資金もなく、イリジウム量が足りない)
(犬の感染を解除すればいいのだが、犬を使役していないと落ち着かない事実)
(イリジウムを手に入れるため寄生前は大切にしていた形見である万年筆の芯を食べる、残り数本)
保健所からの委託で野犬の駆除をするという名目で人払いを済ませる
剣持邸を襲撃するが、剣持の犬30匹に敗走、小野寺がしんがりを勤める
剣持の思考
(当面は自らの安全が第一、万年筆の芯を全て飲み込み、自分を攻撃してきた相手を排除することに決める)
志藤覚醒、ASC鋼の中和が完了
愛莉、追っ手を撒いて支部へ逃げ込む
志藤、朱音の元へ、血液を媒介としたワクチンの投与、朱音覚醒の後警備部隊が突入してくる
警備員に囲まれたところで志藤、立ちくらみ、能力を100%で使うにはイリジウムの量が不足している
剣持の犬が襲撃、驚異的な嗅覚により追跡してきていた
ロビー近くで交戦中、志藤、愛莉が到着
愛莉と残存部隊兵、襲撃者を一時的に志藤と協力して撃退、その瞬間を遅れて到着した朱音に目撃される
撃退後、志藤はイリジウム補給のため感染体を捕食し始める>朱音気絶、隊員の手で再び医務室へ運ばれていく
再度BASCを打ち込まれそうになるが剣持を討伐するまで協力するという条件を提示して回避
こちらの戦力は圧倒的に不足していて、準備を怠るべきではないという志藤
相手に手の内を読まれた今、すぐにでも編成して討伐へ向かうべきだという愛莉が対立
議論は平行線であったが、最終的にBASCを打ち込まれるのを覚悟の上で志藤が拒否をする
小野寺が賛同した上に愛莉の案は志藤の戦力があってようやく成り立つものなのでやむなく従う
転(40〜50%)
・日中
志藤一人で偵察へ行くことになる、出発前朱音と会うが拒絶され、小野寺に励まされる
朱音が一人の時、愛莉が訪問、志藤の変化を聞く(=それほど劇的には変わっていない、しかし何かが完全に違うように感じる)
向かう途中、今日も野犬駆除をするという事で剣持が暴れないかという不安を話し合う主婦を見かける
偵察開始、犬を使役する量×数が多く、長い間維持できないであろう事に気付く
この時点で寄生体本体は生命維持他最低限の能力しか持っていないことを推測
シャッテンクロイツへ事実を報告、作戦会議、本部の増援部隊は編成が終わり次第来る予定だが、三日はかかる見込み
イリジウム自体を囮にするのは能力を指数的に上昇させてしまうので手が付けられなくなることを考慮し不可
現在支部内にあるイリジウムを志藤に集中させる案も志藤自身が信用されていないので却下
厄介な犬を潜り抜けて本体を叩くにはどうするべきか、BASCライフルによる狙撃などが案として出る
しかし剣持自身は最近家から出なくなっている。狙撃やリモコンミサイルなどはどうしても不可能だと結論
最終的に最も安全で成功率の高い愛莉率いる「巨人の爪」が陽動、志藤が手薄になった本拠地へ襲撃するという作戦に
・夜
能力を100%発揮できる量のイリジウムを受け取り、補給した後、作戦開始前に志藤は朱音の部屋を訪れる、
(しばらく安全のため志藤宅ではなくこちらに待機する手筈になっている)
どこかよそよそしい朱音にN寄生体の話をする
(一度死んだ事、それによりN寄生体が寄生したこと、その影響で性格、嗜好が変化したこと)
朱音、涙目で元の志藤を返してと主張、志藤(寄生前)は死んでいるので返すことはできないと答える
しかし、ASC鋼のナイフで切りつければ少なくとも今の自分は死ぬ、その寸前に会えるかもしれないと打ち明ける
ナイフを渡すが当然切りつけることなどできない、しかし、今の志藤は今までの彼ではない、泣き崩れる朱音
性格や嗜好が変わっても、過去の記憶は残っていると話し、朱音に手を伸ばそうとする志藤
しかし、途中で手を止め、行ってくるとだけ伝えて部屋を後にする
作戦を開始、愛莉率いる陽動部隊が多数の犬を引き寄せて剣持邸から離れる
志藤が家へ向かうと20数匹の犬が出迎えてくる。剣持は作戦を読んでいた
(愛莉がひきつけている犬の大半は普通の犬を急場しのぎでつれてきたもの)
絶望的な状況でも笑う志藤、自分はもうどこにもいないし今こいつらに食われようと関係ない
朱音とのやり取りで自分の居場所を失ったと感じた志藤は因子を発動、のっぺらぼうの異形へと変貌
最初の数匹は倒すものの、多勢に無勢、徐々に体をイリジウムごとかじり取られていく
消滅を覚悟した瞬間、小野寺のスナイプで回避、更に罠に気付いた陽動部隊が帰還、間一髪で犬を打ち抜く
部隊が増援に来てくれたおかげで盛り返した志藤側はついに剣持を打倒する
打倒後、志藤は静かに頭を垂れて愛莉の前に膝を落とす、そしてBASCが志藤に打ち込まれた
結(5〜10%)
・日中
志藤が目覚める。不思議がっていると朱音が入室し昔通りのあだ名で話しかけてきた
作戦前志藤と別れてから、朱音は寄生された志藤を志藤として認めてくれたらしい
そして、愛莉に掛け合って志藤を対珪素生物の処理係としてでも復活させてほしいと嘆願
朱音自身も医療班としてシャッテンクロイツへ入ることを無理やり認めさせたのだ
小野寺が登場し、補足説明。(剣持の件で愛莉からある程度の信用を勝ち取る事が出来た等)
志藤「タイタス・クロウみたいになりたかったけどこの身体じゃ無理かな?」
小野寺「巨人の爪<タイタス・クロウ>所属で何言ってんだ」
了
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いつか書こうと思ってる作品のプロット。書きたいものがたくさんある上に遅筆だから困るのよね。 お知らせ;これ以降ストックが無くなるのでうp速度が極度に落ちます(過去作品がサルベージ出来れば別ですが) | ||
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