脳汁01 |
実況「どうやらピッチャー続投のようです。大木監督ベンチに戻ります。サークル上に集まっていた選手がグラウンドに散らばります。7−3−3の陣形から扇の陣に配置を換えました。超守備的陣形です。さあ打者は・・・マグカップです。マグカップを持ち出しました。携帯の機種は・・・どうやらボーダフォンですね。解説の戸塚さん、この作戦どう見ますか?」
解説「そうですね、恐らく足を絡めていく事になると思うんですが、ランナーはそれほど足が速くないですからマグカップに氷を詰めていくと思うんですが・・・」
実況「なるほど、ああ、そのようですね。アイスボーイが呼ばれました。アイスマグカップです。さあプレイ再開。まずは一件目・・・失敗です。ランナー1,3塁の状況で6アウト。次は歯が比較的白い森川です。これを点につなげていきたい佐渡砂金掘リーズ。ここをきっちり守れるかどうかマサチューセッツ工科大学、勝負の分かれ目です」
解説「ここでの失点はかなり痛いですからねー、ランク猫になってしまいますから」
実況「この試合だけならいいですが、この試合に負けるとこの先一週間猫ですからねー、それだけは避けたいマサチューセッツ工科大学です。さあ二件目!ああっとバッター軍手を投げた!正直者コールです!この隙にランナーが白い五角形のなんかペラペラしたのを踏んで42点追加!・・・ああっとこれは赤スパイクだ!サヨナラです!!サヨナラゲームです!見事な頭脳プレー!」
解説「見事ですねー!その上右手に書き損じハガキを持っていますから、明日からマサチューセッツは猫プラス魚介類ですよ!」
実況「これは大変な事になりましたねー、明日の試合では猫にメンバーを食べられてしまう危険を回避しつつの試合となります。」
ピッチレポーター「えー、放送席、放送席。今日のヒーローは開始4分で鳩に豆鉄砲を食らわした佐渡砂金掘リーズ、倉橋選手です!いやーナイスプレーでした!」
選手「ありがとうございます」
ピッチレポーター「あの場面、ポップコーンも視野に入っていたと思うんですが、巧くくぐり抜けて豆鉄砲。決まったときはどんな心境でしたか?」
選手「いや、ランナーがほんの少し鳩要素を出したんですよ。なので今からなら豆鉄砲に間に合うなと、思い切って行きました」
ピッチレポーター「これでこの18連戦、9勝9敗の五分に持ち込みました。優勝争いにも踏みとどまりましたね」
選手「そうですね、ここから逆転で優勝出来るように、一戦一戦頑張っていくだけです」
ピッチポーター「今日のヒーロー、倉橋選手でした!」
実況「それではそろそろ放送終了のお時間のようです。実況はわたくし笹川、解説は伝説の輪ゴム4件抜きでおなじみ、戸塚英彦さんでした」
解説「お疲れ様でした」
実況「それでは荒川土手からお別れです、さようなら」
説明 | ||
脳みそに直接ペンを持たせて書かせました。 普段の生活ではこれらに理性フィルターを通してますので大丈夫です。 多分。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
602 | 584 | 0 |
タグ | ||
脳汁 コント 台本 | ||
黒戌堂プロダクツさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |