インキュベーター型レプリロイド
説明
「絶望の契約者 イモータル・キュベーター」  将来的なエネルギー資源の枯渇に対処すべく研究されていた新エネルギー源の実証実験用レプリロイド。 主武装は1対のビットに搭載された爪および、ビットの周囲に展開されるプラズマカッター。ビットの爪は4速歩行モードにおいて手の代用としても用いられる。 エネルギー源以外にも全面的に特異な設計思想が採用されている。感情回路を廃することにより、いかなる局面でも論理に基づいた合理的な行動を取ることを可能としている。また、演算速度を大幅に高めることを目的として、同型機の間に形成された通信網を介して単一の人格データを共有しているため、1体が破壊されてもすべての機体が失われないかぎり「死ぬ」ことはない。  上記のように非常に野心的な機体ではあるが、新エネルギーの精製方法の非人道性が明らかになったため研究は闇に葬られ、この機体も廃棄されることが決定した。  しかし何体かが廃棄処分の寸前に脱走。感情回路を廃したことが仇となり、「合理的」な判断の結果、脱走した機体が活動エネルギーを確保するために人間や他のレプリロイドを襲う事件が続発したため、イレギュラー認定された。
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