五山送り火 |
説明 | ||
日常のメンバーがまた京都に来てくれた。京都の夏は五山送り火でご先祖様の霊をお送りして終わる。あくまで宗教行事なので大文字焼きなんて言うと京都人は怒る。 でも今年は保存会と京都市が怒られる番だ。検査の結果放射性物質が無いと証明されてるのに放射能が怖いといって陸前高田の松を燃やすのに反対した連中。それにびびって燃やすのを中止した保存会と京都市。おまえら全員被災地の心を踏みにじっている。図らずも単なる「観光行事」だということをさらけ出した。 これじゃ〜、ご先祖様も帰るに帰れない。 追記(2011.08.11):五山送り火のすべての保存会が今日改めて陸前高田の松の木の受け入れを決めた。最初から受け入れておけばいいものを・・ 何をやってるんだか。京都が失った信用は大きい。 今回の騒動の経緯はかなり複雑のだ。元々津波で流された陸前高田の松を福井のNPOが「復興薪」として加工販売を始めたのを自宅用の薪を探していた大分の美術家(雛人形職人)が、「薪にメッセージを書き京都の送り火で燃やす」プロジェクトを発案して、大文字保存会も了承。藤原氏が福井のNPOからマツを譲り受け、薪に加工し、陸前高田等の避難所等に置いてメッセージを募った。 ・・ だそうだ。 つまり騒動の発端は被災地の意思でもなければ保存会の意思でもなかったわけで地元新聞の報道も京都市と保存会の意思の疎通も十分でなかったと伝えている。でも問題はやはり送り火が「観光イベント」と化してるということだろう。送り火のあり方を問い直す必要があるかもしれない。思い切って廃止してしまうか非公開化する ということをやってもいいのかも。(祇園祭も同様で絶対無理だろうけど) 少なくとも観光業者と京都市の都合に合わせる必要はなあくまで宗教行事としてやってほしい。 さらなる追記:(2011:08:13) 結局再度送られてきた松の表皮からセシウムが検出されまた断念となった。うーむ・・この騒動は2転3転したわけだがわからないのが「絶対安全とは言い切れない」という専門家がいれば「まったく安全な数値。表皮を削れば問題ない」という専門家がいること。いったい何が正しく、何が正しくないのか? 京都市の方針は「数値が安全かどうかではなく放射性物質があるかどうか」ということだ。この姿勢では今後米とか他の食品等からわずかでも放射性物質が出たらすべてOUTだ。今回の騒動に限って言えば批判を浴びて体面を取り繕うことしか考えなかった京都に問題がある。一方事故以来放射性物質汚染について隠蔽と嘘を続けた国・東電・御用学者により何も信用できなくなった国民の不信がその根底にあるんでは? |
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