ようこそ! きのこ駅前商店街へ! #9 張本人
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<ようこそ! きのこ駅前商店街へ! 第9話 張本人>

 

<第8話 末文より>

 

(支配世界・木之子神社・リン&レンの制御エリア)

 

ルカ:う・・・・・あ、ご、ごめんなさい。

がくぽ:大丈夫か?、突然、気を失ってしまって。

リン:大丈夫ですか?。

レン:回答を出せる状態か?。体が落ち着くまで少し待っても良いぞ?。

 

ルカ:いえ・・・・大丈夫です。これから回答を出させていただきます。

レン:よし。頼む。君のファイナルアンサーは?。

 

***

 

ルカ:私が選んだ“選択肢”は、“『自分』の律”に従う、です。

 

***

 

がくぽ:???、どういうことだ???。

レン:全く意味がわからん。

リン:ちゃんと説明して!。

 

ルカ:『自分』って言っているけど分類的には、“天の律にも地の律にも従わない”になるのかしら。

 

がくぽは刀の束に手を掛け、レンはルカに向かって身構えた。

 

がくぽ&レン:つまり、我らと敵対すると言う事か?!。もしくは、“自分勝手なエゴイスト”の道を選ぶ、ということか?。

ルカ:違うわ。どちらにも敵対するつもりはないし、“俺様的な自分本位のエゴイストの道”を選ぶわけでもない。“天の世界と地の世界の両方に関係する、本当の真実の道”を見つけるために、天と地、両方の“法則と約束事”から、抜け出すの。

 

リン:『本当の真実の道』???。

レン:ここの世界の真実でも、

がくぽ:地の世界の現状でもない真実と言うことか?。

ルカ:そう。それを選んだ理由と、その意味をこれから詳細に説明するわ。でも、あなた達全員に、少し失礼になる内容も含まれるわ。でも怒らないでね、冷静に聞いて欲しいの。

 

がくぽ、リン、レン:わかった。だが、納得できる説明を希望する。

ルカ:はい。

 

ついに、ルカの最後の選択肢の説明が始まった。

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ルカ:まず、さっき私はメイコさんの力で気絶させられて、意識だけメイコさんがいる、天でも地でもない“自我の世界”って所に飛ばされたわ。

 

レン:何!、メイコはそんなところにいたのか!。なるほど!、天でも地でもない場所にいたから監視モニターに映らなかったのか!。こんな大事な時にそんなところにいてそんなことをして、一体何を企んでいる!。

ルカ:いえ、メイコさんは何も企んではいませんでした。むしろ、“破滅的な最後”を回避させる助力をくれました。

リン:破滅的な最後?。

ルカ:天の律と地の律、どちらかだけを選んだ結果を前もってモニターで見せてくれました。

レン:!、つまりどちらを選んでも、“破滅的な最後”を迎える・・・と・・・。

 

レンは手を震えさせ、爆発寸前だった。がくぽは意外に冷静だった。

リン:レン!、さっき約束したでしょ!。怒らないって!。

レン:し・・・しかし、この狼藉・・・・。

リン:とにかく、話を聞こうよ。

レン:わ・・わかった・・・。

 

ルカ:リンさんとレンさんの方、つまり“天の律”に従った場合、私の“秘密を知った記憶”が消され、律が安定して、今まで通りの平和な商店街に戻り、今まで通りのここでの生活に完全に戻るわ。刃向かったがくぽさんと、理由不明だけどメイコさんの二人の情報は消されるけどね。

レン:それでいいではないか。

ルカ:でも、地の世界で今も行われている“行方不明者の捜索”、つまりここにいる住人全ての捜索は一生終わらず、地の世界にいる“本当の親兄弟”は一生、ここの住人と会うことが出来なくなる。これでいいと思う?。仮初めの平和な世界で住人達の“自分たちの平和な生活”を得るために、地の世界を犠牲にしていいと思う?。

レン:ぐっ・・・・・。

 

ルカ:それとは反対に、がくぽさんの地の律に従った場合、刃向かったリンさん、マスターは撃破され、天の律が一時的に解除される関係で、がくぽさんを含めた“私たち全員”は、元の世界、つまり地の世界に戻れるわ。ここでも記憶は無くなるけどね。

がくぽ:まぁ、そうなるな。

ルカ:でもね、帰った時間軸が全員同じ関係で、多い人で10年分もの“記憶喪失”の状態で発見されるの。それに“原因不明”がついてね。そして原因は一生わからない。あと、リンさん、マスターがいない事や、ここの地の世界の住人が全員いなくなるため、もう1つの現実世界である、ココの残った住人は、ここで作られた、あなた、そう、“め〜こ人形”さんだけになるわ。この制御エリアに入ることが出来なくなり、且つ、住人がいないため、元に戻った商店街は“完全な廃墟”となる。め〜こ人形さん、あなただけで、その荒廃した世界をずっと彷徨う事になるわ。

 

め〜こ人形:え!?、そ・・・そんなの・・・・あちし・・・・いやなのだ!。

ルカ:がくぽさん?、地の世界の人間を帰すためとはいえ、その対価として、“もう1つの現実世界”であるココを“破滅”させて、いいと思いますか?。

がくぽ:むぅ・・・・・・・。

 

ルカ:その結果で私は本気で困ってしまったの。そうしたら、メイコさんは助言をくれたわ。“残された選択肢がある”と。そして、今までの”リンさん、マスター、がくぽさん”、そして、全員の話から、“掘り下げて語られていない重要なこと”がある事も教えてくれた。

レン:“詳しく語られていない重要なこと”?。

がくぽ:・・・・・・・“この世界をスプリットさせた張本人”、そして、

リン:私たちを生み出し、ここの制御エリアへメッセージを送った人物、

レン:更に、おそらくになるけど、ここへ地の世界の人間を誘拐してきた存在、

 

ルカ:そう、今の商店街の発展や、やってきた内容の“利害関係”から、それらは全て“同一人物”と考えられるわね。そしてこの重要な内容に話が進むたびに、全ての人は“その話題の掘り下げ“を避けてきた。おそらく、少なくても”天の律“の法則の中に盛り込まれている事項だったと思うわ、”張本人の詮索をするな“、と。地の律には、そもそも”張本人“の話題は入ってなかったから、話題にも上らない。

 

レン:た、確かにその話題だけは、避けてきた、と思う。

がくぽ:私も存在がいるのでは?、程度で終わらせてきたはず。

リン:それにしても、今、こうやって“詮索”できるのは、何故かしら?。

ルカ:それは、ここの全員が、“ルカの決断に従う”事にしていたからね。既に私は“自分の律”に従うと決断したから、あなた達全員にも効果を与えているのだと思う。

がくぽ:なるほど。

 

ルカ:話を進めるわ。そしてその“残された選択肢”を選ぶ事で、私は生身で、あのメイコさんがいた“自我の世界”に行く事ができるともメイコさんは言っていた。天の律でも地の律でも、どちらか一方だけ選んでもダメ、そしてメイコさんがいた世界の名前は“自我の世界”。張本人に会うためには、天の律や地の律、両方を選んでも“張本人を突き止める”という事は律の束縛により出来ない。

レン:・・・・・・。

ルカ:そして考えた結果たどり着いたのが、“自分の律に従う”、事だったの。これが選んだ理由の説明よ。

 

***

 

レン:わかった。しっかり納得できた。但し“張本人を突き止める”という項目が柱だがな。

がくぽ:私も同じだ。

リン:説明はわかったんだけど、柱になっている“張本人を突き止める”って難題、ルカさんは何か切り崩せるヒント、持っているの?。

 

ルカ:当然、物証なんてないし、スタート地点は“メイコさんの話”だけだし、ここからは全て推測になるから、行う事は全部“賭け”って事になるけど、いいですか?。

レン:やむを得ないだろう。いずれにしても協力する。先ほどの“ルカの決断に従う影響”のおかげか、“張本人“に興味がわいてきた。

リン:私も抵抗無いわね。

がくぽ:私も問題なく協力する。その賭けに乗ろう。

ルカ:みんな、有り難う。じゃあ、ここから、“張本人”の説明をするわ。ぶっちゃけ、“誰が張本人か?”ってのは、今でも解らないの。

レン:おいおい・・

ルカ:でもね、“どこにいるか”ってのは、推測はついているの。

がくぽ:私も何となく解りかけている。“誰にも見つけることが出来ない場所”。

レン:そして、私たちの“監視モニター”にも映らないところ。

リン:つまり、天の世界でも地の世界でもない、所。

 

ルカ:そう、“自我の世界”よ。メイコさんの説明通りなら、“そこ”、しかないの。

レン:!、そうか!、メイコが張本人か!。

ルカ:いえ、違うはず。これだけ“来るな”という律を作っている本人が“来て欲しい”って言うはずないと思う。メイコさんがどういうスタンスの人物なのかは今でも解らないけど、とにかく、“メイコさん以外で、自我の世界にいる誰か“、それに絞るわ。

 

リン:うーん、でも“自我の世界”ってどこにあるの?。天の世界でも地の世界でもないんでしょ?。

ルカ:それはちょっと自身あるの。“詮索するな、来るな”って天の律、“知らない”っていう地の律から、特定される場所は1つだけなのよ。

レン:詮索するな・・・・来るな・・・・。

がくぽ:私が知らない・・・・・・・・・!、まさか!。

 

ルカ:そう、“木之子駅”、よ。

 

レン&リン:!!!!!!!。

がくぽ:そうか、天の世界では“来るな”、つまり、“商店街を出るな”。そして、地の世界にはない場所。確かにそこしか残ってないな。

 

ルカ:正確には“地の世界と繋がっている駅の入り口地点”と、“こちら側の入り口だった駅の入り口地点”の狭間の世界。だから、天の律に従っていたら、『行くことが出来ない』し、地の律に従っていたら、『駅の入り口を入って抜けると地の世界に戻り、挾間の世界に入らずスルーしてしまう』。

 

がくぽ:なるほど。

レン:そ・・・・そんな・・・・この世界をスプリットさせた張本人の居場所が・・・・。

リン:すぐ“そば”だったなんて・・・・・・。

ルカ:いえ、あなた達については“灯台もと暗し”ではないわ。天の律に従っているんだから、“近くて遠い”場所、だと思うわ。そもそも駅に行けないんだから。

 

がくぽ:そして、“両方の律の呪縛”を解かれた“あなただけ”が、その“自我の世界”に入れるわけだな。

ルカ:そう。でも、今の“支配世界”では閉鎖空間になっているから、駅への道がないの。だから、マスター達の協力が絶対必要よね。すぐこの支配世界を元に戻して欲しいの。気絶している人も、元の商店街に戻ったら、普通に生活しているはずだし。それとがくぽさんにもお願いするわ。“動く”め〜こ人形さんはここで作られた物だから、元の商店街に戻ると、“動かないめ〜こ人形”さんになってしまうはずよね。だから、神社の目立たない所に結界を作って、この動くめ〜こ人形さんを維持して欲しいの。今、メイコさんは「自我の世界」にいるから、この商店街にメイコさんはいない、って“矛盾”が生じてしまうと思う。だから、“姿が違うけどメイコさんの存在はある”って事でつじつまを合わせて欲しいのよ。みんないいですか?。

め〜こ人形:るかさん・・・・・

がくぽ:わかった。神社の裏にでも結界を作って、そこでめ〜こ人形を守ることにする。

レン:了解だ。支配世界を解除することにする。

ミク:私たちは普通の生活に戻るのよね。とにかく騒がない事にする。いい、カイトさん?。

カイト:解った!。

 

リン:私は駅への道のギリギリまで、付き添うことにする。今のところ、それが出来るのは、私だけみたいだから。

ルカ:有り難う。

 

がくぽ:では、最後に我々守護神から、どの世界でもおそらく“存在”できると思う、プレゼントを贈ることにする。受け取ってくれ。

 

がくぽは、ルカの分霊刀と自分の封印刀を両手に持ち、素早く交差させた。すると、束だけの刀が一本出来上がった。

 

がくぽ:これは“錬気刀”。分霊と封印が1回で出来る刀だ。使い方は分霊刀と同じく刃先に相当する部分で相手を斬る仕草をすればいい。また“気を錬る”事が出来るので、“気の刃先”を作る事もできる。とりあえず鞘に納めた状態で持ち歩くと良いだろう。

 

レン:私からはこれだ。えい!。

 

ルカの衣装が、喫茶店「LEO」のウェイトレスの衣装に替わった。

 

レン:ウェイトレスの服というのは意外に思うが“機動性”が高いのだ。それと“エプロン”、つまり“前掛け“というのは、胸部、腰部等、致命傷になる部分を完璧に守ってくれる優れた防具だ。おそらく”張本人“との戦闘は避けられないだろうからな。

 

ルカ:有り難う御座います。

 

レン:では元に戻すことにする。がくぽ、用意はいいな?。

がくぽ:結界を作ってめ〜こ人形を入れた。いいぞ、やってくれ。

レン:では。

 

レンがコンソールのモニターを操作すると、この真っ暗な商店街全体が揺れ始めた!。

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 

レン:支配世界、解除!。

 

ゴゴゴオオオオオオオオ・・・・・・・・・・ン

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(商店街・木之子神社 裏)

 

レン:よし、戻ったよ。

リン:神主さんもいるし、みんなも普通に生活しているわね。

がくぽ:結界は持続している。め〜こ人形も無事だ。

め〜こ人形:よかったのだ、消えなかったのだ。

レン:ミクさんとカイトさんも、自分のお店に戻ったみたいだな。不具合なしだ。

 

リン:じゃあ、私、ルカさんを駅前入り口に送って行くわ。

レン:頼む。

 

(商店街側の駅前入り口)

 

リン:ぐ・・・さすがにここまで来ると・・・私でも先に進めないな・・・

ルカ:ここまででいいです。ここから先は私しか進めないし。有り難う。

リン:ルカさん!。

 

リンは泣きながらルカを抱きしめた。

 

リン:絶対・・・絶対に帰ってきてね!・・・ずっと・・ずっと待っているから!・・・絶対だよ!。

ルカ:リンさん・・・。うん!、戻ってくるよ!。大丈夫!、安心して待っていてね。

リン:ぐす・・・うん。

ルカ:有り難う。じゃあ、ここから先に進むわ。

 

リンはその場に立って、先に進むルカを見ていた。

 

ルカ:さぁ、行くよ!。

 

ルカは周りの人がいない“禁断領域”を通過し、遂に“光の境“を通り越して、そして、見えなくなった。

 

リン:待ってるよ・・・・。

 

(異空間・木之子駅前)

 

ルカ:なるほど、ここが“来ては行けない領域”の入り口なのね。道路と駅舎以外、なにもなし・・か。周りは・・・宇宙空間?。真っ暗なのね。

 

ルカはさらに歩みを進めた。

 

(異空間・木之子駅駅舎の入り口)

 

ルカ:まだ、大きな変化無しで、メイコさんもいないのね。

 

ルカは前のプラットホームに目線を移した。そこには、子供が描いたような落書きの電車が一両止まっていた。ドアは締まっていた。

 

ルカ:・・・・・ドアは向こう側が開ける・・・・というわけ、解ったわ、行こうじゃないの。

 

(異空間・プラットホームの電車のドアの前)

 

 

ルカは電車のドアの前にたどり着いた。ドアはまだ閉まっていた。

 

ルカ:さぁ!、開けなさいよ!、“私の選択”で来たわよ!。

 

プシューッ

 

ドアが開いた。しかしドアがあった位置には光の壁が出来ていた。

 

ルカ:・・・・どうやらここが、“天と地の境界線”であり“自我の世界”の入り口なのね。いいわ、入ってやろうじゃない。

 

ルカはゆっくりと光の壁の中に入っていった。

 

(自我の世界・エントランス)

 

???:待っていたわ。改めて、ようこそ、自我の世界へ。

ルカ:・・・・・・メイコさんね。

メイコ:そう、メイコよ。

 

そこには前に来たのと同じように、電源オフされたモニターが2つあった。

 

ルカ:約束通り、真の選択肢を選び、自分の足で、ここまで“生身”で来たわ。

メイコ:有り難う・・・・・では、あなた達の“目的”通り、『張本人』に会って貰うわ。

ルカ:その前に、メイコさん、あなたは“何者”なの?。地の世界の事を映し出した“広場のモニター”でメイコさんの名字はしっかり放送していたから、“地の世界”の人間であることは間違いないと思うけど。

メイコ:それは、『張本人』の口から説明があるわ。とにかく“あの人”に会ってね。

ルカ:わかったわ。

 

二人は宇宙空間のような“自我の世界”を歩いていった。そして突き当たりの大広間のような所にたどり着いた。

 

(自我の世界・玉座の間)

 

メイコ:ルカさんをお連れしました。

???:ご苦労でした。下がっていいよ。

メイコ:はい。

 

メイコはルカの後ろに下がった。謎の声の主は背もたれ付き回転椅子に座っていたが後ろを向いていた。

 

ルカ:“来る”ように言って置いて随分な態度ね。張本人!。

???:私が誰だか、わかる?。

ルカ:!、わかるわけないでしょ!。それを知るためにここに来たのよ!。声とかシルエットとかから判断して、“女の子”だってのは解るけど、ってか、あんな事を女の子がやっていたってのも、ひっくり返るような事なんだけど、とにかく、こっちを向いて名乗りなさい!。

???:“知る”覚悟は本当にできているのね。じゃあ、そうするわ。

 

回転椅子が回転して、女の子はこちらを向いた。

 

ルカ:え・・・・・・・そ・・・・・・・・そ・・・・・・・そん・・・・な・・・・ことって・・・・。

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女の子:私の名前は、『巡音ルカ』よ。

 

(続く)

 

***

 

CAST

 

巡音ルカ(ルカ)&たこルカ:巡音ルカ

鏡音レン(レン):鏡音レン

鏡音リン(リン):鏡音リン

初音ミク(ミク)&はちゅねみく:初音ミク

咲音メイコ(メイコ):MEIKO

工藤カイト(カイト):KAITO

神威学歩(がくぽ):神威がくぽ

 

プリマ:PRIMA

アン:SWEET・ANN

ミリアム:MIRIAM

アル:BIG・AL

ローラ:LOLA

レオン:LEON

 

説明
○ボーカロイド小説シリーズ第2作目の”ようこそ! きのこ駅前商店街へ!“シリーズの第8話です。  ☆衝撃の展開です! マスターの“レン”、ウェイトレスの“ルカ”が営んでいる喫茶店“LEO”を中心に、ボカロ達の日常が展開・・・していたSDF系ジュブナイルです。
○あっと驚く“転”の章です。
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Vocaloid ボカロ小説 巡音ルカ 鏡音リン 鏡音レン 初音ミク KAITO MEIKO 神威がくぽ 海外組 

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