真・恋姫?無双〜御使いの転生〜張任伝 第四章 天下飛翔 |
真・恋姫?無双〜張任伝 第四章/天下飛翔
第一話 敗北(前篇)
白帝城政庁
一刀「……じゃあ、朱里は今の内に荊南を奪う事を進言するんだね?」
朱里「はい。 現在、劉表軍は中原の曹操と孫策軍は揚州の豪族との交渉に手間取っている今が絶好の好機です!」
一刀「智民どう思う?」
白智民「良いと思いますよ…唯、陸路だと下手したら孫策軍に先にこされてしまいますね。」
雛里「そこで、思春さんの出番です」
全員「「「?」」」
思春「私の部下に夷陵の近きところにある巫県(フケン)と云う地にある寂れた港に向かわせた。 今頃は船の用意もできているだろう…」
一刀「!? 海路か!!」
江陵城政庁
同じころ、ある男が自慢の顎鬚を撫でながら難しい顔をして思慮している…。
そう、先の大戦で孫堅を討ち取った劉表軍の主将の黄祖である。
黄祖「……龍が飛翔するために羽ばたくか…。 だが…私にも意地がある。 そなたの翼刈り取らせて貰うぞ? 張任よ…」
夷陵先陣
白亜忍「……駿、初の諸侯の軍との戦いだな……」
駿「あぁ… おっさん、もしかしてビビってる?」
亜忍「んな訳あるか!!」 ドカッ
駿「痛ってぇ!! 本気で殴るなよ!!」
阿戒「亜忍殿、駿殿が可哀そうですよ。」
土呂「そうですよ! 亜忍副将!」
阿戒、土呂の二名は亜忍の隊で目覚ましい活躍をした若き指揮官候補生である。
亜忍「うるせぇ! そろそろ配置に着け!! 阿戒分隊長、土呂分隊長!!」
阿戒・土呂「「 承知! 」」
暫く進む…前線を行く阿戒・土呂部隊に……
??「一斉射撃!! 放てえぇぇぇ!!」
ヒュンヒュンヒュン ヒュンヒュンヒュン
張任軍兵士「ぐわぁ!」
阿戒「!? 敵襲!!! 伝令! すぐ本隊に連絡w(ry (ザシュ) !?」
??「クケケケケ お前の血真っ赤っか!! 綺麗な白生地も真っ赤っか!!!」
土呂「あ、阿戒!! 総員抜刀!! 敵襲だ! 訓練通り戦えば生き残れる! 総員生き残れ!!」
左塵「 クケケケケケケケケ!!!! 黄祖軍死四将が一人左塵(サジン)!! 血を血をぉぉぉぉ!!」
黄祖軍本陣
???「……左塵…あの馬鹿! 単独で行きやがった!!」
?「そうカリカリしないで…鮒醜(フシュウ)」
??「そうだな… 鮒醜よ。 お前も行って来い」
鮒醜「へっへっへ! 解ってるじゃないか!! 於温(オオン)、於轟(オゴウ)」
鮒醜は嬉々として己が隊を率いて出陣した。
土呂「阿戒!! 大丈夫か!? 」
阿戒「すまない…まだ、息はある…」
土呂「衛生兵! 阿戒分隊長を後方の本陣へ!!」
衛生兵「御意!」
………
左塵「 クケェーーーーー! 足りない、足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない………血ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!! 」
ザシュ バシュ グサ ドカッ
その形相はまさに悪魔、血を欲する餓鬼そのものである。
土呂「…`黄祖の狂犬`左塵……恐ろしい。」
あとがき!!
今回、あれなキャラいましたが如何でしょうか? 第一の関門とでもいいましょうか…老練された宿将黄祖との初の軍同士の対戦を体験してゆく一刀君です。
今回出た、黄祖側の将は史実にはいません。 黄祖の関係者っぽい将が蘇飛さん以外思い浮かばなかったのでこうゆうのも軍にいただろうなって感じに名もなき隊長格の人物に名前を付けた感じですね。
後編は明日くらいにもう少し煮詰めてから投稿いたします。(多分)
それでは
アディオル!!@@ノシ
今週の一言
たまにだけど小説を投稿しようとするとエラーが起きる
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申し訳ない!! 大学関連で時間取れなくて本編だいぶ遅れました! 今回は前篇後編(場合によっては中編)の構成でお送りします! 気が向いたらで良いのでどうぞ見てください |
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コメント | ||
クォーツ さん いつもありがとうございます! そろそろ後編を上げるのでそちらをご覧ください!(ホワイトグリンド) 執筆お疲れ様です。おお、初めての苦戦の予感・・・?しかし、読者は信じている、この後何か策が有るか、一刀が出てきたら瞬殺だと!劉表は優しそうだったが、黄祖は違うのか?! 次作期待(クォーツ) |
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