猛虎の拳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜最終回〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『武器をもった奴が相手なら｢猛虎蹴撃｣を使わざるを得ない』

散々、街を探し回りようやく見つけた手がかり、古びた道場に沙和がいる事を突き止めた。　真桜と乗り込むとそこには一人の男がいた。光を反射させる不思議な服を身に纏い。　顔には蝶の仮面。　細身の剣を持って私達に襲い掛かってきた。

結論から言うと男は弱かった、沙和が何故捕まったのか理解できないほどに。

？｢うぅ……｣

凪｢止めだ!!　猛虎……｣

沙和｢やめて!!　凪ちゃん!!｣

凪｢沙和!!　大丈夫か？　心配したんだぞ……｣

真桜｢沙和!!｣

沙和｢うん！　沙和は何ともないの……凪ちゃん…その人は…｣

沙和｢その人は、私達の…………｣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく？