ゆけむり旅情・きのこ温泉郷の謎 #4 大きな壁を越えて!
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<問題部分>

 

遺言

 

温泉郷の皆、これまでよく頑張ってくれた。その最後の感謝の意を表す意味で、以下に示すとおりに、私の財産を分与する。

 

但し、以下の内容を完全に説明でき理解した者が現れるまでは、私の遺産には一切、公私共に手を着けてはならないものとする。

 

きのこ温泉郷 領主    咲音 望日郎

 

内容

 

いつもは右から左へ眺めていたが、今日は、左から右へ大地を眺めてみる。“花 又や 朝 変わらん”

いつもは上から下に目線を動かすが、今日は下から上へ空を見上げてみる。“青い上”だ

 

をンウワインイご ねむるもせンウ えワインイい゛へえ るむワイここ ろンウワエへ ワイみ

 

ねれ゛ヤエら゛さ よンウらす ワエへい゛へさンウく

 

みれワエへす まりい゛へさンウく

 

むへワエへす るちンイい゛へさンウく

 

るちンイい゛へさンウくな あれさワウ゛ちへワウたンインエへさゆせご るへかンイす ねろみ

 

るちンイい゛へさンウくな くちンイれむたンイむて げンウワエへろ゛へ お るいワイみ

 

ンウれさゆをす ワウ゛ちンイえくい゛へさンウくワイ゛き るいワイみ

 

るちンイろンウワウ゛た かんそ

 

ゆてろ゛やさて ンエみ

 

ろ゛ンオヤイて えりめり

 

さらきけえワインイえ あ゛るへえ゛らす ンウもた

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<ゆけむり旅情・きのこ温泉郷の謎 第4話 大きな壁を越えて!>

 

(ミクの部屋)

 

ミク:おっし! 本格的に行こうかな!・・・とはいえ、次に解析する文を見ると、ヘコむわね、さすがに、ミクミク・・・。とりあえず1行目でも見ようかな

 

1行目:をンウワインイご ねむるもせンウ えワインイい゛へえ るむワイここ ろンウワエへ ワイみ

 

ミク:う゛・・・・これ、日本語とはとても思えないわよね。“い゛”とか発音できないのが混じっているし。はぁ。じゃあ定番の“ひらがなかたかな分割”やってみようかな

 

1行目:を ンウワインイ ご ねむるもせ ンウ え ワインイ い゛へえ るむ ワイ ここ ろ ンウワエ へ ワイ み

 

ミク:・・ミクぅ・・・ますます日本語から遠ざかる・・・・でも・・・・あれは・・・よし、ちょっと他の行をざっと見てみよう

 

ミクは気になった事があったのか、他の行でも、“この分割”を試してみた。

 

ミク:ミクミク! 1つだけわかったわ! 濁点を抜きにすると、この“カタカナ部分”、必ず2の倍数のセットになっているのね。メモメモ

 

ミクはとにかく細かいことでもメモを取っていく事にした。

 

ミク:ミクぅ。でも・・・それだけで、特にひらがな部分に規則性がないのよね。まぁ、総合的に見たら“全く同じ記載”部分はあったんだけど。2行目、3行目、4行目の“い゛へさンウく”って所とか。ミクミクミクミク・・・。んー、こりゃ、この訳が分からない所から解析するのは、さすがに無理っぽいわね。じゃあ、やっぱりあの説明文の“あおいうえ”が“あいうえお”なのかな・・・

 

ミクはちょっと座椅子に寄っかかった。

 

ミク:ミクミクう・・・・いつもは上から下・・・・今日は下から上で、”あおいうえ“・・・・・”あいうえお“と間違えやすい・・・ミク! もしかして!

 

ミクは何かに気が付いたようだ。メモに書いてあった“ひらがな50音表”に目をやった。

 

ん わ ら や ま は な た さ か あ 

 

ん わ ら や ま は な た さ か あ あ

 

    り   み ひ に ち し き い い

 

    る ゆ む ふ ぬ つ す く う う

 

    れ   め へ ね て せ け え え

 

  を ろ よ も ほ の と そ こ お お

 

ミク:いつもは“上から下”、つまり、いつも読んでいるように“あいうえお”。やっぱりこの“青い上”の読み“あおいうえ”は、間違えやすい“あいうえお”に関係あるんだわ! ミクミク! そして、“今日は下から上で、あおいうえ”・・・・でも、この“あいうえお”を下から読んでも、“おえういあ”ね・・・・・・・・ミクミク・・・・・・・・! だったら、“そう読めるように”順番を変えればいい! えっと、これ、メモ書きだと大変だからパソ使おう

 

ミクはノートPCを立ち上げた。

 

ミク:えっと、“あいうえお”の各行毎、切り取って貼り付けして、順番を“読めるように”変えると・・・・。

 

ん わ ら や ま は な た さ か あ 

 

    れ   め へ ね て せ け え え

 

    る ゆ む ふ ぬ つ す く う う

 

    り   み ひ に ち し き い い

 

  を ろ よ も ほ の と そ こ お お

 

ん わ ら や ま は な た さ か あ あ

 

ミク:ミクぅ! これなら、“下から上へ向かって”読めば、“あおいうえ”ね! ひゃっほー! 1つ解決!・・・・・って、それで? “表”の事の糸口がわかったってだけよね。ミクミク・・・でも、間違ってないはず!

 

ミクは気弱になると折れそうな謎解き作業だから、一生懸命“強気”で行くことにした。

 

ミク:これは“行”の事。“コレ”と同じ事が“列”にも言えるんなら・・・・・もしかして一文目にも謎が!

 

ミクは説明の一文目をもう一度見ることにした。

 

1文目:いつもは右から左へ眺めていたが、今日は、左から右へ大地を眺めてみる。“花 又や 朝 変わらん”

 

ミク:“いつもは右から左へ”で、これが“列”の事を表しているなら、学校でいつも読んでいたように右から左へ読む“あかさたなはまやらわん”の事! そして、“あいうえお”と同じパターンなら、“花 又や 朝 変わらん”も、同じ事が適用できるはず! これを普通に読んだ場合の読み仮名にすると・・・

 

はな またや あさ かわらん→はなまたやあさかわらん

 

ミク:ミクミク! これと“あかさたなはまやらわん”が、“1:1対応”していれば“ビンゴ”ね

 

はなまたやあさかわらん

あかさたなはまやらわん

 

ミク:・・・・・・・ミクぅ!! 1:1対応だわ! だったら、さっきのソートした表の“列”を切り取り貼り付けして“列の順序”を変えて、左から右に読んで、” はなまたやあさかわらん“になるようにすればいいのね! よっし、パコパコ・・・

 

は な ま た や あ さ か わ ら ん

 

へ ね め て   え せ け   れ   え

 

ふ ぬ む つ ゆ う す く   る   う

 

ひ に み ち   い し き   り   い

 

ほ の も と よ お そ こ を ろ   お

 

は な ま た や あ さ か わ ら ん あ

 

ミク:・・・・・ミクミク! これが“1文目、2文目の謎”から作った変形50音表!!!! 列行のソート作業だけだから、表の外見は変わっていない!・・・・・ミクミク・・・

 

ミクはちょっと一呼吸置いて考えた。

 

ミク:望日郎さんは暗号解読担当でパズル好き・・・・・・ミク! つまり・・・・これは“暗号表”!!!!!

 

ミクは大きな謎の壁を1枚飛び越す事が出来た!

 

ミク:暗号に書かれている“ひらがな文字”が、この“暗号表”に書かれている文字なら、暗号にする前の原文の文字は・・・・元の50音表の対応文字! つまり“空欄対応”を除いて、対応できるものだけ、文字対応を列挙すると・・・・・・

 

***

 

遺言→原文

 へ  ん

 ね  わ

 な  を

 め  ら

 む  り

 み  る

 も  れ

 ま  ろ

 て  や

 ち  ゆ

 た  よ

 ゆ  み

 よ  め

 や  も

 え  は

 う  ひ

 い  ふ

 お  へ

 あ  ほ

 せ  な

 す  に

 し  ぬ

 そ  ね

 さ  の

 け  た

 く  ち

 き  つ

 こ  て

 か  と

 を  せ

 わ  そ

 れ  か

 る  き

 り  く

 ろ  け

 ら  こ

 ん  お

 

***

 

ミク:そして、ここから得られる情報だけでは、濁点とか小文字をカバー出来ないから、暗号の濁点付きひらがな文字はそのまま対応する原文の濁点文字に変わり、小文字はサポートしないでそのまま変換して考えて読む、という事ね

 

ミクの頭になにかの風が吹いた。

 

ミク:ミクミク! やってやろうじゃないの! 暗号解読! とりあえず“ひらがな文字”だけ変換してみよう!

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(解読に入って10分後)

 

プルルルル

 

部屋の電話が鳴った。

 

ミク:はい、なんでしょうか?

学歩:今日、臨時休業にしている関係で、夜は簡単な物しか用意できないんですが、夕食はどうしましょうか? 大三軒から出前でも取りましょうか?

ミク:いえ、今、アレの追い込みをかけているので、その簡単な物だけでOKです。夕食時間に部屋に持ってきて頂けますか?

学歩:わかりました。では、簡単なものをお飲物とセットにして、夕食時にお部屋にお持ちしますね

ミク:お願いします

 

ミクは電話を切った。

 

ミク:ミクミク! 続き!

 

(2時間後)

 

ミク:ミクぅ〜、とりあえずひらがなだけ変換できたわ

 

***

 

せ ンウワインイ で わりきれな ンウ は ワインイ ぶんは きり ワイ てて け ンウワエ ん ワイ る

 

わが ヤエ ごの め ンウ こに ワエ んぶんの ンウ ち

 

るか ワエ んに ろくぶんの ンウ ち

 

りん ワエ んに きゆ ンイ ぶんの ンウ ち

 

きゅ ンイ ぶんの ンウ ちを ほかの ワウ゛ ゆん ワウ よ ンインエ んのみなで きんと ンイ に わける

 

きゅ ンイ ぶんの ンウ ちを ちゆ ンイ かりよ ンイ りや だ ンウワエ んげん へ きふ ワイ る

 

ンウ かのみせに ワウ゛ ゆ ンイ はちぶんの ンウ ち ワイ゛ つ きふ ワイ る

 

きゆ ンイ け ンウワウ゛ よ とおね

 

みやげものや ンエ る

 

げ ンオヤイ や はくらく

 

のこったは ワインイ は ぼきんばこに ンウ いれよ

 

***

 

ミク:ミクゥ。どうやらこの方向で間違っていないようね。“わが”、“るか”、“りん”、“わける”、“はちぶんの”、“とおね”、“みやげものや”、“はくらく”、“のこった”、“ぼきんばこ”、“いれよ”、かなりの数の“単語”が出てきたわ。それになんと言っても、暗号文のひらがなが1:1対応でちゃんと全部変換できたし。さーて、残りは意味不明の“カタカナ部分”ね

 

ミクはごろんと横になった。

 

ミク:ミクぅ〜。このカタカナ部分、全部“2の倍数個”になっているのよね・・・・。2の倍数で1セットか。セット・・・・はぁ、セットって言ったら、あの“大三軒”よね〜。“大三軒“ってアレ、絶対に麻雀の役の”大三元“から取っているわよね〜ミクミク。白の白(ハク)、緑の發(ハツ)、赤の中(チュン)が3個ずつセットになっていてあがれるヤツ・・・・。店員さん3人のあの3色のチャイナドレスも、それから取ったよね〜、絶対

 

ミク:それと、“2の倍数個”って言ったら、“七対子”(チートイツ)ね。全部2個セットであがれる役。あれ難しいのよねー・・・・ミクミク・・・・・2個で1セット・・・・・!

 

ミクは、次の壁を乗り越えるヒントに気づいたようだ。

 

ミク:このカタカナ、原文の文節で行っても、最小単位が2文字で1セットだった! って事は、そもそもこのカタカナ、2文字で1つと考えるのか! ということは、文章はこうなるわね

 

***

 

せ ンウ ワイ ンイ で わりきれな ンウ は ワイ ンイ ぶんは きり ワイ てて け ンウ ワエ ん ワイ る

 

わが ヤエ ごの め ンウ こに ワエ んぶんの ンウ ち

 

るか ワエ んに ろくぶんの ンウ ち

 

りん ワエ んに きゆ ンイ ぶんの ンウ ち

 

きゅ ンイ ぶんの ンウ ちを ほかの ワウ゛ ゆん ワウ よ ンイ ンエ んのみなで きんと ンイ に わける

 

きゅ ンイ ぶんの ンウ ちを ちゆ ンイ かりよ ンイ りや だ ンウ ワエ んげん へ きふ ワイ る

 

ンウ かのみせに ワウ゛ ゆ ンイ はちぶんの ンウ ち ワイ゛ つ きふ ワイ る

 

きゆ ンイ け ンウ ワウ゛ よ とおね

 

みやげものや ンエ る

 

げ ンオ ヤイ や はくらく

 

のこったは ワイ ンイ は ぼきんばこに ンウ いれよ

 

***

 

ミク:ミクぅ〜、濁点は、おそらく2文字で表す1つの文字の濁点付きって事だと思うけど、“ワイ”とか“ンイ”とか・・・・。仕方ない、ちょっと全部列挙して種類を書いてみよう

 

***

 

ンウ

ワイ

ンイ

ヤイ

ンオ

ンエ

ワウ゛

ワイ゛

ワエ

ヤエ

 

***

 

ミク:こんな感じね・・・・・・ミクぅ? 濁点と前の文字はともかくとして、後ろの文字、ア行の文字しかないじゃない! ミクミクミクミク・・・・・ア行の文字と前の文字の組み合わせで1文字・・・・・・・・・ミクミクミクミクミク・・・・・・・

 

ミクは頭をフル回転させた。

 

ミク:・・・・・・ミクっ! こ、これって大嫌いだったけど、もしかして数学の“配列座標”ってヤツ?? (ン、ウ)みたいな。えっと・・・・確か、この場合の“ウ”って・・ミクミク・・・あ、そうそうY軸。で、“ン”ってのは・・・・X軸・・・・・。あの“座標“では、縦がY軸で、横がX軸だから、ここで使っている”モノ“で表すなら・・・・”暗号変換用50音表“!!

 

ミクは最後の壁をよじ登り始めた。

 

ミク:“ウ”のY軸は縦だから・・・・“段”の事を表しているのね! ちょうど“あいうえお”しか使ってないし! ってことは、残りの“ン”であるX軸は・・・・・ミクミク・・・・そうか、“行”の事を言っているのね。ミクミク! 拾ったカタカナ言葉で使っている“行”は・・・・“ン、ワ、ヤ”。これを暗号変換50音表で見てみると・・・・・・・・・!

 

ミクは最後の壁の頂上に着いた。

 

ミク:そうだったの、『暗号文で変換出来ないひらがながある行』。だから、その行に該当する文字が出てきた時だけ、混じらないようにカタカナで、座標軸的に表していたのね。この“変換出来なかったひらがな”の対応を調べればいいわけか!・・ミクミク!

 

***

 

ンウ→い

ワイ→す

ンイ→う

ヤイ→む

ンオ→え

ンエ→あ

ワウ゛→し+゛=じ

ワイ゛→す+゛=ず

ワエ→さ

ヤエ→ま

 

***

 

ミク:ミクぅ! これで“全ての暗号文”が解読できるわ! 結局、どんな文章だったのよ、これ!

 

トントン

 

学歩:失礼します。夕食をお持ちしました

ミク:あ、有り難う御座います。そこに置いていただければ、こちらで取りに行きます

学歩:簡単ではありますが、天むすとサンドイッチとお茶をご用意いたしました。では、ここに置いておきます

ミク:有り難う御座います。後で頂きます

学歩:それでは私はこれで

 

学歩はスタッフルームに帰った。ミクは夕食を取りにいき、テーブルの上に置いた。

 

ミク:最後の壁を乗り越えてから食べよう。ミクミクぅ!

 

こうして、最後の暗号解読に取りかかった。

-4ページ-

(30分後)

 

ミク:で・・・・できた・・・・・! 解読出来たわ!

 

***

 

(暗号文)

 

せいすうで わりきれない はすうぶんは きりすてて けいさん する

 

わがまごの めいこに さんぶんのいち

 

るかさんに ろくぶんのいち

 

りんさんに きゆうぶんのいち

 

きゆうぶんのいちを ほかのじゆんしようあんのみなできんとうに わける

 

きゆうぶんのいちを ちゆうかりようりや だいさんげん へ きふする

 

いかのみせに じゆうはちぶんのいちずつ きふする

 

きゆうけいじよ とおね

 

みやげものや ある

 

げえむや はくらく

 

のこつたはすうは ぼきんばこに いれよ

 

***

 

ミク:そして、意味が分かるように常識的なカタカナ漢字変換をすると・・・・ミクミクミク・・・・

 

(30分後)

 

***

 

整数で割り切れない 端数分は 切り捨てて計算する

 

我が孫 メイコに 三分の一

 

ルカさんに 六分の一

 

リンさんに 九分の一

 

九分の一を 他の巡咲庵の皆で 均等に分ける

 

九分の一を 中華料理屋 大三軒へ 寄付する

 

以下の店に 十八分の一ずつ 寄付する

 

休憩所 とおね

 

土産物屋 ある

 

ゲーム屋 はくらく

 

残った端数は 募金箱に 入れよ

 

***

 

遂にミクは最後の壁を越えてゴールに到着したのだった!

 

ミク:ミクミク〜、やっと解けたわ。じゃあ、夕食でもツマみながら、この文章の内容をちゃんと見ていこうかな、ミクミクぅ〜!

 

(続く)

 

***

 

CAST

 

<雑誌“ゆけむり”編集部>

温泉雑誌の記者・初音ミク(ミク):初音ミク

 

<温泉宿“巡咲庵”(じゅんしょうあん>

大女将・咲音 女威子(メイコ):MEIKO

女将・巡音 瑠香(ルカ):巡音ルカ

若女将・鏡音 鈴(リン):鏡音リン

板長・神威 学歩(がくぽ):神威がくぽ

経理担当・鏡音 蓮(レン):鏡音レン

パティシエ・工藤 海斗(カイト):KAITO

その他のスタッフ:全部、はちゅねさん

 

<きのこ温泉郷>

休憩所“透音”の主・透音ミリアム(ミリアム):MIRIAM

土産物屋“亜瑠”の主人・大場 亜瑠(アル):BIG・AL

射的&コリントゲーム屋“迫楽”の主・迫楽レオン(レオン):LEON

中華料理屋“大三軒”の3人娘・赤の服アン、緑の服プリマ、白の服ローラ:Sweet・Ann、Prima、LOLA

説明
○ボーカロイド小説シリーズ第3作目の” ゆけむり旅情・きのこ温泉郷の謎“シリーズの第4話です。
☆本編の謎の解明編です
○雑誌記者ミクが取材で訪れた温泉郷で起こる謎解きミステリー!
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Vocaloid ボカロ小説 初音ミク 鏡音リン 鏡音レン 巡音ルカ KAITO MEIKO 神威がくぽ 海外 

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