真・恋姫?無双 帰って来た者 三話(改正版) |
「皆、久しぶりね」
「華琳さ〜ん♪」
魏の王こと華琳に抱きついたのは蜀の王こと桃香である。
「全く、桃香は相変わらずね」
「桃香様!華琳殿失礼しました」
「いいえ、別に構わないわ。
桃香もそっちの世界に来たようだし♪」
華琳がそう言うと桃香は一瞬で華琳から離れた。
因みに桃香と華琳はこのやり取りを毎年しているが
二人共飽きることは無いらしい。
「あっはははははは!二人共相変わらずね!」
そうやって笑うのは呉の王こと雪蓮。
「人は変わらないのが一番ですよ。孫策さん」
「え?」
前から二人の少女がやって来る。
その内一人と桃香は面識があるのか笑顔で話しかけた。
「管輅ちゃ〜ん♪久しぶり〜♪」
「久しぶり、桃香♪」
管輅と呼ばれた少女はお辞儀をして自己紹介を始めた。
「三国の王の方々に用があって参りました。
管輅と申します。
こちらは……」
「許子将じゃ」
「管輅と許子将と言えば二人共一刀のことに関して予言をした
人よね?一体何の用かしら?」
華琳は冷静を装っているが内心穏やかでは無かった。
一体何を言われるのか予想が出来なかったのだ。
だが、管輅は微笑んで華琳に向かって言う。
「私達昨日占いである結果が出て皆さんに知らせる為に来たんです」
「そうじゃ、その結果は今日、天の……」
管路が続きを言おうとした瞬間街が騒がしくなる。
「あ〜もう来ちゃったのかな?」
「うむ、見ろ」
許子将はそう言うと桃香達の後を指さす。
全員が後を振り向くとこちらに向かって流星が
落ちて来ていた。
「これは逃げなくても大丈夫だよね?」
「うむ、あやつのことじゃ絶妙な場所を
着地地点として選ぶはずじゃ」
そんなやり取りをしている間にも流星は近づいてくる。
三国の将達の状況を書くと
「ちょっと!これ大丈夫なの!?」
「雪蓮逃げるぞ!」
「お猫様ーーー!」
「こんな時にまで猫に頼るな!」
「二人共!そんなことはどうでも良いだろう!
早く逃げなくてはいけないだろうに!」
約一名が猫に助けを求め真面目な方の王は逃げようとしない臣下に
逃げることを促している。
蜀はというと
「愛紗ちゃーん!助けてーーー!」
「桃香様!必ず助けますので足に抱きつかないでください!
走れません!」
「にゃーーー!早く逃げるのだ!」
「ふう、人生最後の酒は美味いなぁ……」
「ちょっと星ちゃん!諦めちゃ駄目よ!」
王が臣下に助けを求め約一名は諦め最早逃げられないのは
目に見えている。
魏はというと
「「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」」
黙っていた。
と、言っても諦めた訳では無い。
彼女達にとって流星は特別なもの。
彼女達は分かっていたのだ。
これが自分達に害を成す物では無いことに。
そして……
ドゴォォォォォォォッン!
そんな轟音と共に流星が落ちた。
「どふふぅぅぅぅぅ。
ちょっときつかったわ〜ん」
「「「化け物!」」」
「誰が筋肉を纏った気持ち悪くて見た瞬間吐き気しかしない
筋肉化け物ですって〜!」
「「「そこまで言って無い!」」」
三国の将達が心が一つになった瞬間だった。
華琳は気絶している。
「華琳様!?華琳様!しっかりしてください!華琳様ーーー!」
桂花は気絶した華琳を見て叫んだ。
筋肉だるまは咳払いを一つしてこう言った。
「騒ぐのもほどほどにして……
三国の将達にお土産を持って来たのよん」
「「「騒ぎを起こしたのはあんただ!」」」
「あらん?ならこのお土産は要らないのねん?」
筋肉だるまはそう言って後を向く。
「もう良いわよん♪」
筋肉だるまがそう言うと筋肉だるまの後から少年が出てくる。
「えっと……皆、待たせてごめんな。
そして、ただいま!」
その声を聞いた瞬間魏の将達は全員その少年に抱きつきこう言った。
「「「お帰り!一刀(兄様)(兄ちゃん)(北郷)(隊長)!」」」
後書き
さぁ!帰ってきました北郷一刀!
これからも一刀達の働きにご期待ください!
応援よろしくお願いします!
では、また次回。
説明 | ||
こんにちわ〜 今回で一刀が帰ってきますよ〜 今回とんでもない人が出てきますがお気になさらず〜 では、始まり〜 8/18改正しました。 |
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コメント | ||
飛んでくる間に怪我治したのかな?前話の終わりに怪我も治さずに急がせてたようなw(氷屋) 最後の方なんですが、隊長が抜けてますよwwwww。(劉邦柾棟) |
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