真・恋姫?無双 新たな外史を創る者達 三話 |
俺達は今荊州の南陽に居る。
「一刀様〜ここに何しに来たの〜?」
「取りあえずこの前の龍みたいな奴が
どこかに居ないかの情報集めだ」
俺がそう言うと白は感動したと言う顔で
「流石一刀様です!
早速龍帝としての自覚が!」
そう言いながら涙を流した。
「真面目だね〜」
「後はこの街の主に会いに来た」
「袁術にですか?」
「ああ、もしかしたら龍の情報を持っているかもしれないしな。
あと……」
「あと?」
白が首を傾けて曲がり角を曲がった瞬間刀を抜き
「さっきから俺のことをつけてたな?
大した腕だがまだまだだ」
「っ!」
!明命!?
まさか、いつもと時間軸がずれているのか?
貂蝉め……
明命は逃げようとするがそうはさせない。
「動いた瞬間関係無い人間が死ぬと思えよ?」
「!」
怪しまれない様な質問をしないとな……
「お前の主は?」
「孫伯符殿です」
袁術とは言わないか……
「お前の主は袁術では無いのか?
孫伯符は客将の筈だが……」
「それでも、私の本当の主は孫伯符殿です」
成程な……
忠誠心が強い……
「お前の名は?」
「周泰です」
「そうか、ならば周泰、
お前の主に会ってやる」
俺は刀をしまい敵意がもう無いことを現す。
「白も黒も良いな」
「私は一刀様の意思に従います」
「私も文句は無いよ♪」
こっちも忠誠心が強い臣下だな……
「早く行くぞ。
案内しろ」
「……はい」
こいつ本気になればこんな殺気を出せたんだな……
酒家
「こんな所に孫伯符が?」
「はい、あの個別部屋に」
袁術のことを気にしてるんだな。
仕方ないことだが。
「分かった。
白と黒はここに居ろ」
そう言った瞬間白は驚いた顔をする。
「しかし!」
「ここに居ろ」
「御意……」
「白が入ろうとしたら止めるよ。
あと、部屋の前の監視も」
「頼む」
「は〜い♪」
個別部屋
部屋の中には雪蓮は居た。
居たのだが……
「やっほ〜♪酒美味しいわよ♪」
「はぁ……」
まぁ、おちゃらけているのは
天井裏のバレバレな奴を気にしてるんだろうな。
片づけるか。
「酒を飲み過ぎると身体に悪いぞ」
俺はそう言いながら龍帝刀に手をかける
「別に良いじゃない♪」
気付いていると……
俺に片付かせようってことか。
つまり、俺の実力を測ろうってか。
流石、雪蓮だな……
「お前が倒れたらお前の臣下が悲しむだろ」
ゆっくりと刀を抜き……
「ふふっ、そう言ってくれると嬉しいわね♪」
「ふっ!」
天井に刺した。
「ぐぁっ!」
死んだな……
「死んだわね♪」
「ああ、さっさと真面目な話をするぞ。
俺は後で良い。
お前の話をしろ」
「ええ♪」
まさか、飲み過ぎてるのか?
「酔って無いわよ〜♪」
「そうか、なら早くしろ」
「ええ」
雪蓮が頷いた瞬間周りの空気が一気に変わる。
「じゃぁ、話しましょうか」
「ああ」
そして、俺と江東の小覇王との語り合いが始まった。
後書き
今回微妙な所で切ったのは前回の後書きでのアンケート次第で
内容が変わるからです。
前回の後書きでのアンケートの意見はまだまだ集めています。
期限は今日(二十一日)から一週間です。
では、また次回。
説明 | ||
こんにちわ〜 今回はあのお気楽な王様が出てきます。 では、始まり〜 |
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コメント | ||
2828様 確かにその通りですね。ご指摘ありがとうございました。(DOWANNGO) 酒を飲む過ぎると→酒を飲み過ぎるとかな?(2828) |
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