なつこい(田舎)無双 戦いはまだまだ続く的、最終回 |
7話 謎の敵現る。
7話副題
『百花繚乱〜美しい花も集まりすぎたら残念〜』
北郷邸、朝の7時13分。
新聞配達員の仕事もとっくに終わり、本来なら、蝉の音しか聞こえないはずの静寂なる時間帯。
だが・・。
「主催者さんがここきてるって聞いたからきたけど・・」
「な、なによこの大量の女の子達」
「うわー。しかも、アイドル並みの可愛い子ばかりだよー」
ここにいると教えられて主催者(華琳)に挨拶に来た、売れないアイドル張3姉妹の目の前に広がる光景は女子高の如く、「騒々しい」その一言に集約されるようなもの物であった。
実際、その騒々しさの一端を文章に載せてお知らせしたいところであるが。
まあ、あとあと嫌でも騒々しい会話が続くので現状では省く。
とはいえ・・。
華琳(春、秋)、雪、蓮姉妹(冥琳以下呉勢一同)、愛紗、凪、真桜、沙和、桃(焔)、麗羽、美羽姉妹(その御付き3人)、白、鈴を含む妹3人組み。
この上記の全員が、北郷宅に集まっていたと説明するだけで。
その騒々しさは容易に想像できるだろう。
嗚呼・・ほんとすごい大変そうな集まり・・。
「ね、ねぇ・・姉さん。これなんの集まりなのかな?」
「そうねーこんな可愛い子ばっかりって、なんかの営業じゃないなぁー」
「え、営業?こんな所で?」
当然だが、ここに集まった少女達は・・ただ、北郷に会いにきただけである。
とはいえ・・。
「正確にはここの家主に営業をもらいにきてるんじゃないのかな・・」
「・・ここの家主ってそんなにすごいの?」
「うん、田舎じゃ・・こーいう所が決定権持って言うし。」
「・・げっ、芸能界の裏の世界って感じで嫌だわ」
まあ、3人がそう誤解するほど。この美少女の集まりは異様な光景ではあった。
「確か、表札には北郷って書いてあったわよね・・れんちゃん」
「うん・・姉さん、その人に頼めば営業もらえるのかな?」
「しかも、ここに来てる子達のレベルからすれば相当いい営業よねー」
そういった後、3姉妹のうち上から2人が目を合わせる。
「・・てんちゃん」
「・・ちーちゃん」
「ね、ねえさんたち・・」
このなんともいえない年上2人だけ理解できて、まともな3女だけが理解できない・・。
そんな時は・・大体。
「色じかけで今度の営業を掴み取ろう!!」
「おう!!」
「ちょ、ちょと!!ね、姉さん達!!色仕掛けってそんなのやめようよ!」
碌なもんじゃないことになる。
「大丈夫、大丈夫、色仕掛けって言ってもチラリズムだけだもん」
「そうそう・・元々、挨拶先の主催者(華琳)の趣味でステージ衣装着てるから、見せても大丈夫なやつだし」
「・・で、でも」
「・・れんちゃん」
「て、てんねーさん・・真面目な顔してどうしたの」
「これみて」
「これは・・私たちのスケジュール表?」
三女はいぶかしげにページをめくり始める。
「(ペラペラ・・)」
今月予定なしー。
来月予定なしー。
以下同じが続いて。
12月・・。
『年末特番季節違いのアイドル1000人大集合水着大運動会〜ポロリだらけのモザイク祭り〜(借)』
「・・ね、姉さん!私も頑張る!!(特番でなくてすむぐらいのアイドルになるために!!)」
こうして売れないアイドル3人は非情な覚悟を決めた。
あくまで歌手アイドルとしての矜持を保つため、北郷から「営業」を勝ち取るために戦う事を。
しかし、数分後。
彼女らは・・とある強大な敵と戦う(文字通り拳で)アイドルとなる事になる。
営業を北郷から勝ち取るために!!
その活躍は、次話・・『格闘アイドル三姉妹 2話 〜敵襲〜』にて。
と・・まあ、そんな変な展開は置いといてだ・・。
話を他のメンバー達に戻す、まあ・・変なものの集合祭りの開催である。
「春・・お前が持ってきたお菓子なかなか美味しいな」
「当然だ思、周りの農家と共同で華琳様が商品化した無添加野菜クッキーだぞ」
華琳家。雪家の忠臣2人が出された茶を飲みながら雑談を交わしていた。
「ふむ・・。商品化してるのか」
「ああ・・流通ルートもJエーを通さず新たにに開拓したものだ・・『今のご時世、農業もJエーに依存することなく、特徴出さないと駄目だわ』と、華琳様がいっておられた・・私にはよくわからんが」
「ああ・・今の世の中、組織に頼るだけではいかんな・・。我々、漁業もなにか考えないといかん」
「ああ・・だが、難しいところだな・・」
「うむ・・漁キョUはJエー以上とは違い、各々独立した零細事業者の寄り合い所帯のような物だからな・・。中央の力こそ弱いが、確固の組合の力は極めて直接的だし・・自分の権益外の独自ルート作りへも過敏に反応(抑圧的)してくる」
そう口にし、現実問題に思は難しそうな顔をするが・・。
「はぁ?寄り合い所帯とか、中央とか・・なにいってるんだ思?ちがう、わたしがいいたいのはそういうのじゃなくてな・・」
「なに?そういう問題ではないのか」
そんな、思の真剣さを裏切り、春は「なにわけのわからないことを言ってるんだ」と言う顔をしている。
まあ、そもそも春に・・そんな組織関係のしがらみ云々が分るわけが無いのだ、そんな当然の事実を失念した、思が悪い。
「人だ人、人の問題だ」
「人だと?なんのことだ??」
「我々には華琳様がいるからこーいう成果を挙げれるが、お前のところの雪と蓮では・・なにもできんであろう」
・・ほんと、春はこーいう相手を怒らせる事を悪意なくいっちゃう可愛い(そう、でもある)娘なのだ。
「な、なに!喧嘩を売っているのか貴様!!」
「喧嘩を売っているわけではない。そもそも華琳様とお前のところでは比べるまでもなく差があるのだから・・わざわざ争う気すらおこらん」
「なにー!!もう一度言ってみろ!!」
「大体だなー。蓮も雪も自分を過大評価しすぎているのだ・・。だから、自分たちが北郷と付き合えると真面目に思っている。北郷には相応しいのは華琳様しかおらぬと決まっているのに、ばかばかしい・・」
「なにー!!だらしないだけの雪様はともかく、蓮様は長年の(幼稚園のとき見かけた北郷をみてから)嫁入り修行で家事はもはやプロ並だ!学問も学年トップ10の常連であるし才色兼備でどこにお嫁に出しても恥ずかしくない方だぞ。それに比べてなんだ、お前の主君、あの金髪クルクル胸なし女のどこが北郷にふさわしいのだ!!」
「なにぃーー!!れ、蓮は性格に難がありすぎるだろ、聞いたぞ小学生の頃、夏休みの宿題で提出した日記のタイトルが『北郷君妄想観察日誌』だったらしいじゃないか。そんな不気味なのに任せられるか!!それに、華琳様に無い「胸」は、華琳様と一心同体である我ら姉妹が請け負う!!」
「なにー!!それならこっちもそうだ、蓮様のきしょく悪い部分は、私のクール(でも・・癒し)キャラで私が担うから大丈夫だっ!!そもそも、「私が胸を担うって」なんだ!!いやらしい!!主の足りない部分を担い・・北郷に色々されちゃうのは私の役目だ!!」
「だ、黙れ!!『い、いけません・・旦那様、私は奥方様の・・ああ!!』って設定は私のものだ!!」
「昼間から破廉恥な・・。せめて・・『お、奥方様にわるいです・・えっ、奥方様より私のほうが・・ああ!!』とかいう純愛設定にしておけ!!」
「たいして破廉恥度はかわらぬではないか!!それに私のも奥方への忠誠心に悩みながらも、旦那様への密かなら会いに焦がれるて・・言葉でも拒否しながらも体が喜ぶ、純愛設定だ!!」
・・嗚呼、なんだろ一々突っ込みをいれずに、しばらく2人の会話のみにしてみたけど。
残念すぎる・・。
「「と、とにかくだ!!そーいう(二号さん)は私の役目だ!!」」
っと、そんな感じで、残念すぎる忠臣????2人がもめている中。
「も、桃お嬢様〜帰りましょうよ〜」
蜀、いや・・桃の忠臣は主人に懇願していた。
「今、来たばっかりなのに、なにいってるの焔ちゃん」
「で、ですが・・あのエロ鬼畜北郷の家にいるとなると桃様の身に危険が・・」
「それOKだよ、幼馴染の始めては彼氏のお家って相場だもん、焔ちゃん」
「そ、そんなの駄目ですよー桃様!!あんな獣に!!ああ・・想像しただけで虫唾が走りますよ」
「虫唾って割には、顔、真赤だよ焔ちゃん」
「えっ!い、いえ・・これは、そのー別に北郷の家に来たからって緊張してるわけでは」
そ、そうだ・・あ、あいつの家に来たからなんてわけじゃないだからな・・//
という・・ツンデレツンデレしていて、北郷への想いをいつもどおり否定している焔だが、
「焔ちゃん・・もしかして・・カズちゃんを・・」
「ち、ちがいま!!桃嬢様」
幼馴染=結婚というテンプレ好き(ぐるいと読む)の桃には、そのツンデレツンデレぷりで直ぐ感づいたようだ。
「そ、それは・・い、いつも私が暴力振るのに、北郷のヤツは優しく接してくれたりして・・やさしい奴だなとか、時々思ったりして・・多少、色々ありますが」
そーいいながら、再び、ぶつぶつと・ツンデレツンデレを続ける焔。
それで、確証を持ったのか。
「焔ちゃん」
そんな焔に、桃が天使のような笑顔を向ける。
そして親指を立てながら。
「は、はい、桃嬢様(お、OKってことですか、桃お嬢様・・ですが、私はあいつなんて!!)」
「裏切ったら、きるゆーだよ」
んで、そのまま親指で首を横に切った。
「・・は、はい・・ごめんなさい」
焔は素直に謝った。
・・こっちの忠臣はまだまだ弱い。
まあ、主君がなにするかわからない怖さがあるせいでもあるが・・。
しかし、「忠臣」って言葉って何なんだろうって思いがしてきたので。
一人まともな「忠臣」の様子を窺おう。
「よ、ようやく着いた・・っと思ったら・・な、なによこの人数!!」
あっ・・今、兄と同じく突っ込み系として突っ込み叫んでる、妹はその忠臣じゃない。
これは、マジなツンデレなブラコンで白百合な妹だ。
そんな妹は、田舎の交通状況からすれば上出来な速さで戻ってきた途端上のような驚愕の声を挙げる・・まあ、その理由は張さ3姉妹と同じくなので端折るとして。
「あら、ジュンじゃない久々ね」
「えっ・・あっ・・。か、華琳お姉様!!な、なぜこんな所に・・」
この妹の場合、その驚き具合は更に増す、そんな馬鹿みたいな数の女性陣の中に、彼女が兄と同じぐらい狂ってる想いを抱く「お姉様」がいたからだ。
早歩きで息も整わぬ状態に突然「お姉さま!!らぶでーーーーーーーーーす!!やりましょう!!!」が加わって、妹の心はそれなりショックを受けていた。
「なぜって・・将来の旦那様に会いに来ただけよ」
「へっ・・えっ、その・・華琳お姉さま、もしかしてだ、旦那様ってもしかして・・」
「そうよ、カズトよ」
「・・・ふぁー」
更に、愛するお姉様に旦那宣言=「お姉様を男に奪われ」、「兄を女に奪われ」というダブルショックも与えられて妹はついに、一瞬倒れかけるが。
「はっ!!・・か、華琳お姉様とはいえ!!そ、そんな事はゆるしま!!!!!」
「ジュンちゃん・・」
ぎりぎり・・自分を持ち直し、反対意見を口にしようとする。
だが、再び、妹の心にダメージを与える一言が飛び出した。
「えっ・・お、お姉さま。い、いつもはジュンって呼び捨てしてるのに、さ、さっきも」
「・・妹になるんだから。そういってもいいわよね」
「か、華琳姉様に・・ジュンちゃん・・」
華琳という女性は、大体の人物を唯我独尊、呼び捨てにする人物であり。
華琳の傍によくいた、ジュンはその事を良く知っている。
だから、そういう、彼女から「ちゃん」付けされて呼ばれるのは特別な感じを受け、ジュンの心に、浅くはあるが鋭いダメージを与える。
とはいえ、それはまだまだ「ジャブ」。
最後の一撃を更に深くダメージを与えるための・・ジャブだ。
「そーなると、その華琳姉様ってのも、そのまんまの意味になるわよね」
「はっ!!華琳姉様が私のお姉さま!!!!」
・ ・これもジャブ。
「うふふふ・・」
不気味に、しかしチビの割には妖艶に笑う華琳。
このまま彼女のジャブが続くのか・・とも思えたがそれはプロレス。
華琳は総合格闘技で「相手」を見極めれば開始3分で客が『早すぎる』と騒ごうともも・・容赦なく落とす。
そう・・ジュンの耳元に、その艶やかな唇をちかづけ・・。
「・・・(姉+兄と妹のトリプル近親禁断も私ならOKよ)」
「!!!!!!!!!!」
最期に禁断の凶器、スタンガンをハツに叩き込む。
「あうあうあうあうあうあうあ・・・」
「まあ、今日は1日ゆっくり考えなさい・・でも、早く決断しないと駄目よ、私の可愛い義妹(いもうと)さん」
こうなれば、あとはしびれ動けない体を軽く押すだけで。
「あああああああああああああああああああ!!!!」
相手はなすすべもなく、マットに落ちる・・。
そして、ジュンは家から逃亡した。
「いいのですか・・華琳様、あのようなこと」
その姿を見送りながらも・・やっと、でてきた忠臣(秋)が、そんな事を言う。
華琳が口約束とはいえ、北郷を一部譲るとの提案をした事に危惧を抱いたのだ。
「目下の最大の障害である星に対抗できるのは、主人筋であるカズトとあの子だけだからね・・。まあ、事が成るまでは夢を見させてあげるわよジュンに・・」
「とっいう事は・・後後」
「兄に禁断の想いを抱く妹なんて、すぐさま追放に決まってるわ」
「それは・・」
ひどいのでは・・という顔を秋はする。
この様な表情が今だ、出来るように、秋には今だ良心というものが残っている。
・・だから、彼女だけは安心して見れる忠臣なのだ・・。
「秋・・したがいなさい。大丈夫、約束どおり、貴方と春にはカズトを時々化してあげるから」
「・・本当ですか」
あれっ??あ、秋??
「大丈夫よ・・私の為に隠しつづけてる、あなたたちの想いぐらい主人として叶えてあげるわ・・」
「・・はっ」
な、なんか御馴染みのパターン、冥もこんな感じで・・。
「だから、今は私がどんな手段を使おうと従いなさい」
「・・」
「相互の利益のためにね(まあ、最期はわたし「だけ」のものにするけどね・・巨乳は皆死んじゃえばいい)」
「ええ、相互の利益の為に(ふっふふ・・最期にはこの「チビ」を消して我ら姉妹だけで)」
あっ、このニヒルな笑顔2人組みに良心なんてまったくない。
ただただ、「打算」の共同体だ。
嗚呼・・「忠臣」よりも先にまず「良心」がこの世界にあるかどうかが疑わしい
あっ!・・な、なら・・あの子たちなら。
「こ〜?」
「〜び?」
「「なにそれ?」」
あの子達=季衣、流琉は初めて聞いた言葉を素直に口にし尋ね返す。
だが、純真な子にそんな言葉を全部は言わせない。ほとんどのキャラから良心を奪った。こんなの世界を作ってても、良心というものを少しだけでもまだ残したいのだ。
「交尾・・それはカズトを喜ばせる遊びよ!!」
そう、・・そんな事をいっていいのはこの脳内桃色チビッコだけだ。
「ちび蓮様!!なにをおしえてるんですか!!!」
「交尾よ!!亞莎!!」
自信満々にそんな事を口にするんじゃありません・・まったく。
「あ、相手は純粋無垢な中学生ですよ!!」
「ば、馬鹿言うじゃないわよ・・現実では中学で大人に登ってる子がごろごろいるのよ!!」
「そんなゴシップ紙みたいな事いいださないでください!!」
「それに私は、自らの個性『ちびエロい』道を振り返ることなく進んでるだけだよ!!」
「そんな個性すててください!!破廉恥ですから!!」
ほんと、破廉恥である。
とはいえ、チビ蓮も必死だ・・なぜなら。
「ちびエロがなくなったら私に何が残るのよ!!料理上手の正統派はその「兄様」っ子、やんちゃでかまいたくなる系はその「兄ちゃん」っ子、純真無垢系は「兄ちゃんなのだ〜」っ子。捻くれロリクール系は「金髪クルクル胸なし」ッ子、双子(ぽい)ロリ系は「あ、はわわ〜」っ子、娘系(胸母付き)「おかあさん〜」っ子、不思議ちゃんかつ小悪魔系の「おにいさん(おう、坊主)」っ子、馬鹿可愛い系の「なのじゃあ〜」っ子、無口系の「・・・・」最強あほ毛っ子、生意気系の「陳宮きっく」っ子、お嬢様系「へうう〜」っ子、つんでれ系「あ、あんたんなんて/」っ子、猫系の「にゃあ×4」っ子。」
こうして表現するとロリのデパートみたいだな・・「恋姫無双」。
「はぁはぁはぁ・・。ほら・・ほかにどんなロリ系の個性が残るの?」
「そ、それは・・。で、ですが・・今から新たな個性を作れば」
「新たな個性?無理ね「チビ蓮」としかいわれない私では。そもそも貴方の呼び方もおかしいじゃない、主家の一人娘に「チビ」って」
「そ、それは・・」
「一瞬、尚とか香とかにしようとしたらいいわよ・・でもね、イメージと違いすぎるんですって・・なんか「ちび蓮」のほうがしっくりするらしいわよ」
「うっ・・」
「同じく、熟女枠で・・しかも、個人的に姐御系が桔梗と丸被り(作者ゲームしてませんので)な祭と一緒に散々な扱いよ」
「・・・」
「祭なんてみてみなさい・・。後で誰でも代わりが出来るような個性無しで出演してるわ・・突っ込み役たりないからって・・」
「そ、そんな事は・・」
「実際、後々、そーおもいながら見てみなさい酷いわよほんと!!でもね、それぐらい、知らない伽羅には愛が無いのよこの世界のつくり手は!!!祭や私だけではないは霞とか音々とか・・てか、呉系はほぼ全滅なのよ、皆ほとんど突っ込み役に回って地味よ今回」
「・・はっ、そーいえば私も」
「ええ・・名前だけ命に変えても通るぐらい、無個性さよ・・今の貴方は。でも、私は個性で勝つ!!この世界で目立ってみせる!!例え18規制でこの世界(ss)そのものが壊れようと!!!」
・ ・・
んーなもん。許すはずが無い。
てことで、ちび蓮は終了(※ 『そ、そんな〜ぁ』とかいいながらチャンチャンって感じにすらさせないぐらい)。
じゃあ、本題(ちゃんとしたの)に戻って・・。
「・・あの兄ちゃん(兄様)が喜んでくれる」
2人はそう呟きながら、一昨日の北郷の姿思い出す。
「こう・・//」
「び・・・//」
な、なんか2人が感化されちゃった!!!!だめだめ、君たちは最期の少ない良心なんだから汚されちゃあ!!!
・・若干、面倒なろりっこのせいで間があいたが。
そんな感じで、やりたかった落ちを終えた頃。
ちびっこ連合に、不参加だったとあと一人。
5話でなんか神秘のペール的なものに包もうとされてた(が、段階をふまな過ぎて読者が分ってるかどうかな)、鈴の正体とは。
「あれ〜・・どうしたんですか、その頭の包帯」
「にゃはは〜穏ちっかぁ〜あはは〜昨日屋根からおちゃたのだー」
「鈴さん・・大学生にもなってなに屋根に登ってるんですかー」
「屋根の上は風がきもちいからしょうがないのだー。しかも、にいちゃんとも遊んで汗かいていたし余計なのだ」
「はぁ・・しかし、まだカズトさんの事、兄ちゃんって呼んでるんですかー。鈴さんのほうが年上じゃないですが」
「いいのだ〜兄ちゃんは兄ちゃんなのだ〜」
「鈴さんは、大学生なのに、北郷さんは高校生・・変ですよ」
「いじめっ子から助けられた鈴にとってはカズ君は、兄貴みたに頼れる唯一の存在なのだ、だからこれからもずっとーカズ君は兄ちゃんなのだー」
相変わらず、段階を踏まないのでベールの真実をとてつもなく血の通ってない方法で説明。
突然、屋根の上から消え=屋根から落ちた。
2年間の間、その姿見たことない(白)=都会の大学に進学していた。
まあ、現実ではそんな感じで、ファンタ−ジな事はありえない?のだ。
とはいえ・・。
「な、凪・・頭の怪我はもう大丈夫なんか」
「ああ・・すまんな心配かけて」
「い、一時はどうなるかと思ったのー」
そーいう2人の汗はさっきから一切止まっていなかった。
「だが、もう大丈夫、見ろ・・ほら、ジャンプもできるぞ」
「お、おお・・すごいなー」
「そ、そうなのー」
そういいながら拍手をする二人であったが心中では。
「「(ジャンプというか・・浮いてる)」
・・そんな事を考えてた。
ファンタジーはないが、怨念とかで幽霊的なのはいるのかも?
「体も体重を感じないぐらい軽いしなー逆に怪我してよかったかもしれん」
「そ、そうかぁーよ、よかったなー」
「う、うん・・なの」
「・・・いや、なんか凪透けてないか?」
その様子を見ていた祭(再び出演)がとんでもない事を言う。
「ひ、光の屈折や!!」
「そ、そうなのー」
「いや、しかし・・さっきから、足があまりみえないのだが?」
あと、現世にいるなら先日の「式」で渡した香典返して欲しいと・・セコイ事をいおとしたが。
「だ、黙れなの!!!!!!!!!!!」
「だ、だまりやあんた!!!!!!!!」
「・・す、すまん」
押し黙った。
2人の『本人にはショックがでかすぎるから徐々に気づかせるんやぁー!!』って目に負けたのだ。
凪(愛称 北愛郷)
この独特な愛称(KM)のつけ方本来のルールとは異なっているが、両親がせめて旅立った世界で北郷による愛に包まれて欲しいとの思い出作った愛称だ。
・・まあ、本人は北郷への強い愛でまだ存在しているが。
「(おおー壁もすりぬけられぬし、ご飯も睡眠も不要・・この体なら、いつでも部長の傍に居られるなー//)」
てか、逆にすごい喜んでた。
ちなみ、凪は、種馬のせいか100越えて長生きした長寿爺北郷に最期まで付き添えたただ一人の女性であり。
本人曰く、最期の5年は私が独り占めで『先にあの世にいったやつらざまーみろ』だったそうだ
その凪も、北郷と一緒にお茶を飲んでる途中、眠るように北郷の生命の灯火が消えたのと同時に、あの世でのライバルたちとの久々の修羅場(霊的現象ではなく己の拳で戦う)のを楽しみに微笑みながら消えていたらしい。
なんか一瞬いいかんじ・・?かなっと思わせたが。
リアルな話に戻り、壊す!
そんな彼女をこんな目に合わせた、犯人はかつての『西田君両足骨折事件』と同じで今だつかまっていない。
証人は多いのだが、証人が口を閉ざして証言が一切でない為であり、数日もたたずに、警察当局もはや諦めているらしい。
そーいえば、不思議な事といえばもう一つ・・。
「猫様です〜?」
猫好きの命は、庭にいた猫?をみつけ、渡り廊下からその姿を眺めていた。
「み〜ぃ〜!?」
「と〜にゃ〜!?」
「み〜きゃ〜!?」
「しゃー!!」
「・・猫様のはずなんですが」
なんか全然萌えないのです。
「????」
なんででしょう・・。
猫耳もあるし、尻尾もあるし、フワフワもしてるし・・。
あれ・・でも、フワフワの部分って羊毛みたいな感じが。
ああ・・あのペットを着飾るタイプのアレかも。
私は、玩具みたいにするアレが嫌いなのでしませんが。
・・でも、この服の下にはは毛がないすべすべ地肌しかなさそうなんですが。
胸の辺りとか完璧、小学生そのものですし。
小学生・・あれ・・これ人間?
「や・・やっぱり!!この子達、人間です!!!!!!!!!!」
ぷっ・・。
「はれ?な、なんか急に瞼が」
「ひへへへ・・ばりぇちゃあだめじゃきにーちょっときおくを操作させてもらうきに・・」
「な、なんか目の前に白衣を来たおじしゃまがいます・・?」
「・・・おい、おい!!」
「はっ・・冥さん」
「他人の家で眠りこけるな、なさけない・・。」
「えっ・・あっ、すみません。で、でも!!私、大変なことに気づいた気がするんです!!」
「大変なこと?なんだ??」
「なんでしょ・・?」
「思い出せないのか??」
「は、はい・・」
「思い出せないなら、たいしたこと無いな・・早く広間に戻るぞ、今日はライバルが多いのだ一人でも手駒がいたほうがいい」
「はい・・・」
もやもやする感情は残っているが、冥に続くため・・命は立ち上がろうとするが。
その直前、命の目の前に4人の猫が・・。
「あれ?なんなんでしょう?全然萌えない」
命がループを繰り返そうとしているころ、先に部屋に入った冥であったが。
「はぁ・・」
そこに広がっていたのは、彼女の突っ込み役としての活躍の場であった。
「蓮様・・」
「な、なんだ冥?れろれろ・・」
「北郷の家にきて、緊張しているのは分りますが・・さっきからハーピーターンを舐らないで下さい」
「だ、だって・・この刺激的な濃さを感じてると緊張が一瞬・・れろれろ」
「やめないよ・・蓮、下品よ・・ごっほ。ごっほ」
「そーいう、雪もだ」
「な、なによー別にいいじゃない幼馴染の家なんだから寝転びながら、おかしをたべるぐらい うっ・・・けふあ!」
「なにがいいのかは分らんが・・まあ、寝転んで食べるのは置いといてだ・・お前なぜハーピーターンを手で粉上に崩してから食べてるんだ・・さっきから喉に詰まりまくりだぞ」
「いいじゃない・・各々食べ方があるんだし・・ごっほごっほ・・この詰まる間隔がいいのよ」
「いや・・人様の家ではやったらいかんだろ。とてつもなく、こなが床に落ちてるんだが」
「ああ・・帰る前にそうじしとくわよ・・ごっほ」
掃除といっても「手」である・・当然、それは掃除と呼ばず「なまけてる」と呼ぶ。
「姉様・・やはり、その食べ方へやめたほうが・・粉の落ちぐあいが酷いですよ。わたしをみてください・・一つも散らかしてません」
「・・そりゃあ・・そんな唾だらけでべろべろに成ればおちないわよ、てか、それおいしい?もう終盤なんて、つばの味しかしない気がするんだけど」
「当然です、わたしのつばにもこの豊満な味がついてるのですから」
「うわー、なんかきもい」
・・なんかだらけ過ぎてる姉と、どっか気食悪い妹を極端に示すエピソードである。
「はぁ・・・もういい、それよりもだ・・どうするつもりだこの現状」
とはいえ、そんな状態にのみ突込みに力を入れている暇じゃないらしく、冥は話を重要な方へと移す。
「なにがよ・・けほp」
「なにがって・・よくみろこの広間をライバルが沢山いるだろうが・・あと、私に粉がかかったぞ雪」
「そ、そうだな・・冥の言うとおり・・ぺろへろ・・危機的な状況ですよ、姉様」
「さすがーかずとモテモテねぇ〜ひゅ〜ひゅ〜」
「姉上・・そんな悠長なことを言ってる場合では・・べろべろ」
「でもね・・ごほっ」
そんな事をいいながらも、口にしている分を食べ終わったらしく、2人はテープルの上の菓子に手を伸ばそうとするが。
「「あれ?」」
そこには何も無かった・・其処には、あと、9枚は有った筈で、分けきれない残り一枚を巡り、先ほどから姉妹で心理戦が繰り広げられていたのだが。
「冥?おかしは」
「話の邪魔だ、私が持っておく」
「ええーそんなのひどいわよ冥!!」
「そ、そうだぞ!まだまだ食べれると思って舐りもすくなくしといたのに!!この私の舌に残る残り香をどうしてくれる」
姉妹が、冥に詰め寄るが・・。
「黙れ」
「「・・・はい」」
当然だが、一連の行動のせいで、この姉妹の地位は低い。
なので、この姉妹は・・自分の部下達が「敬語」じゃなくなった時には素直に従う。
「ま、まあ・・あせんなくても、カズトは最期は内にくるわよ・・絶対にね」
「ほう・・なにかあてがあるのか」
とはいえ、部下にタメ口にされた上、誤る自分たちへの羞恥心はあるらしく、雪は誤魔化すように話題を戻して話を続ける。
とはいえ、「絶対にね」という部分の時の彼女の顔は実に自信に満ちたものであった。
「そ、そりゃあ・・カズトを・・ごにょぎょにょ・・なのは私たちだけだもん・・」
「へっ?」
「はっ?」
がっ・・その顔は急に真赤になって急変する。
「き、聞こえなかった・・しょ、しょうがないわね・・だから、カズトをあ、あ・・ぃしてるのは私たちだけなの・・」
「はぁっ??」
「も、もう・・恥かしい事いわせないでよ・・愛してるのは私たちだけ」
そういいながら、雪は恥ずかしいのか二人に背を向けはじめる。
ちなみに冥琳はまばたきもせず、目を見開いて雪をみている。
「な、なによその驚き様・・冥だって知ってるでしょカズトは助平だけど、自分のことが好きじゃない子を心底どーこしようってやつじゃないわよ」
「そ、それは理解できるが。一応聞くが私たちだけとてのは、ほんとか」
・・今、7話だぞ、それぞれの想いが出尽くした次期だぞ。
なにいってるんだ雪。
「理由って・・冷静に考えればそーじゃない、カズトを好きな娘って私たちだけよ・・もう、やっぱはずいわー/」
「乙女モードはいい、桃や華琳はどーしたあの2人は確実に北郷のことをだな」
「桃は病気だし」
「まあ、それはそうだな・・だが、華琳は」
「華琳はプライドのためだけに結婚云々やってるだけでしょ・・」
「いやっ・・華琳はちがう気が(逆にプライドを隠れ蓑にしてるような)」
てか、明らかに惚れているだろ・・。
「なら、ジュ、ジュンはどうだ・・」
「ジュン・・ああ、妹さん?あの子がどうしたの?」
「あいつは恐ろしくないのか?」
極端なブラコンだぞ、兄の操狙うぐらいの。
「ああ・・「義妹」って事でいろいろありそうって事、大丈夫、大丈夫・・うまくやるって」
「ちがう・・あいつは北郷を愛してるぞ」
「ブラコン・・まあ、『お兄ちゃんを奪われた』って感じで最初こそ大変だろうけど・・将来どうせお兄ちゃんばなれしないといけないだろうし」
「い、いや・・(あいつに離れる気が毛頭なさそうなんだが、北郷の子を産みそうなぐらい)」
「じゃあ・・最期に星だアイツはどうだ(アレは犯罪的に北郷のことを・・だな)」
「星〜?まあ、忠誠心の塊だから口うるさそうだけど、ちゃんと私たちがカズトと結ばれれば祝福してくれるでしょ」
「ゆ、雪・・お前はほんとに星のやつがただただ忠誠で北郷の傍にいると思っていたのか」
「当然じゃない、うちの思と同じタイプでしょ・・あの娘は」
総じて・・。
総じてだ・・。
「ゆ、雪・・さっきからお、おまえ、ほんきでいってるの」
「当たり前じゃない・・色恋いごとで冗談言えるほど、経験ないわよ私は」
「お、おい・・蓮」
お前から真実を教えてやれ・・。
「さすが、姉上!!すばらしい見通しです!!」
「そうでしょそうでしょ〜」
「はぁぁぁぁああああああ!!」
「よくよく考えれば、我ら以外・・カズトを思ってるものなど、確かにいませんね・・あと冥五月蝿いぞ、なにを騒いでいる」
「ほんと、冥五月蝿いわよ・・そうよ、私たちとカズトの結婚はほぼ確実よ!!」
「ゆ、雪・・・」
お前、この世界ではそこまでポンコツだったのかー。
最後の最後で、鈍感ポンコツを暴露した姉妹であった。
そーいえば、鈍感といえばもうひとり・・。
「・・・・・・」
なんだこの女共。
愛紗・・。
騒々しい最中、彼女は瞑想するように静かに居間で座って待っていた。
「・・・・・・」
折角、先輩に会いに来たというのに・・これではゆっくり話もではないか
「・・・・・」
まったく先輩は誰にでも甘いから相手も無神経に甘えてくるんだ。
「・・・・・」
そもそもだ・・私は先輩しか友達を作ってないのに先輩は一杯友達作って。
いや、別に私は数だけの無意味な友などいらぬが、先輩のような価値ある友が他に無意味な奴(星とか星とか星とか)に構って、私に構ってくれないのは駄目だ。
「・・・・・」
なんか、そーおもうとイライラしてきた。
私はいつだって先輩の事を考えているのに・・それに対して先輩はいつも他のやつの事を考えてる。
「・・・・・」
不公平じゃないか・・。
「・・・・・」
んっ・・あの寝そべってる馬鹿がなにかを・・結婚?先輩がアイツとだと・・ありえんし許さん。
「・・・・・」
むっ・・なぜだ、なぜ許さん?
「・・・・・」
先輩も人間だいつかは結婚する。
それは自然の摂理だし、私だっていつかは誰かと・・。
むぅ・・想像つかん。
というか、私の傍に先輩と父上以外の男がいると思うと虫唾が走る。
「・・・・・」
「・・・・・」
んっ・・なら先輩と結婚すれば早いのか?
奥さんになれば、先輩も私に構わざる得なくなるし
良いこと尽くめではないか。
「・・・・・」
いや・・いかん。
先輩はよき友だ・・恋人になる必要は無い。
男女には色々いざこざがある・・そのような行為に走ろうとしたらよき親友関係が崩れてしまう・・母上もそういっていた。
それはいかん。
・・絶対いかん。
先輩には傍にいてもらわねば、練習が一人でしかできん。
なにより唯一の、友達を・・先輩を失うわけには・・。
しかし・・。
「・・・・・」
こんな堂堂巡りを、早二年続けているが・・結果がまた同じになってしまった。
「ね、姉様・・ま、前の神様のおかげで余裕が出来たとはいえ、後230円しかないんだから慎重にねっ」
「わ、わかってる・・、限界の食費をさらに限界にして溜めた金だ・・無駄にはしない」
馬姉妹は都会では珍しくなった公衆電話に2人して入っていた。北郷家に電話するためだ。
「と、とはいえ・・カズトの家が電話にでてくれないとどーにもならんのだ」
「う、うん・・」
とはいえ、先ほどから3回チャレンジするも、北郷側の受話器は今だ取られていない。
「ね、ねぇさま・・次、受け取ったら、一人115円づつだからね!!絶対だよ!!」
「わかってるよ・・しかし、お前も私に何打噛んだ言う割には・・」
お前も必死じゃないか・・。
「だ、だって・・もう4日も兄様の声聞いてないんだもん・・」
「・・き、気持はわかるぞ」
「・・・う、うん、姉様」
「よ、よし・・!!つ、次こそは!!繋げるぞ、蒲公英」
「いけぇえええええ!!姉様」
とはいえ・・。
女性人が数十名いる現状の北郷邸で彼女達の思いが届くかは微妙なところだ。
なぜなら・・。
散々いった事を更に補足すると。
女性は若くても、おばちゃんでも、おばあちゃんでも。
集まると五月蝿くなっちゃう生き物なのだ。
だから・・彼女らの願い(コール音)はほぼ雑音で消されていた。
「「かかれよかかれよー!!繋がってくれ!!」」
そんな事を知らず、更に数コール以内に電話を一旦切れば、10円が失われない事実を知らない。
やっぱり、彼女ら姉妹は不幸の星の・・以下略。
「麗羽姉様・・」
「どうしたんですの、美羽さん」
「人が一杯なのじゃ」
「ライバルですわね・・」
「ライバル?」
「(カズト好きなの私たちだけだもん)」
「ええ・・あっちのグーたらした人は・・無垢」
「(うふふ・・愛の楽園に他の女は要らないよー)」
「あっちの笑顔が怖い人は・・狂信」
「(・・先輩)」
「あっちの無言の人は・・独占」
「(部長!部長!部長!!)」
「あの透けてる人は・・執念」
「まあ、それぞれそんな感じで・・北郷さんを狙っている。つまり、私たち姉妹のライバルですわ」
「姉様・・華琳はどうなのです」
「華琳さんですか・・」
「(最後に勝つのは私だけよ・おっほほほほほ!!)」
「まあ、アレは悪党ですわね・・」
「あ、悪党・・」
「まあ、各々、必死ですわね」
「・・勝てるのでしょうか姉様(この北郷争奪戦に・・)」
「まあ、結局は私達2人の問題ですわ」
「私たちですか、麗羽姉様??」
「そうです・・どれだけライバルより的確に目標を捕らえるか・・つまり、北郷さんを愛せるかですわ」
「あ、愛す・・」
「まあ、今日はその品定めですわ・・。美羽さんもまずはゆっくり獲物が、私たちが死してまで捕らえる価値があるか確認することですわ」
「しかし、姉様・・品定めしてる暇なんてあるのでしょか・・皆今にも牙をむきそうですが」
「ありますわよ・・北郷さんが気づいてないって事で、一人を除き50歩、100歩って所でしょうから」
「ひ、一人・・ではそやつに先を越されてしまうのでは」
「まあ・・その可能性はありますけど。でもあの獲物・・一頭で満足するたまかどうかですわ・・」
「一頭で満足しない??」
「まあ、美羽さん・・今日はとにかく北郷さんをただただ観察しておきましょう。我々名門は焦る必要はありませんのよ、おっほほほほほ〜!!」
「ひ、姫がなんか真面目な子といってる」
「こ、こわいよーぶんちゃん!!」
「まあ、他の人が混沌としてますからね〜逆にでしょ」
実は雪から「直感」のよさを吸収したんじゃないかという裏設定が麗羽にある。
てか、まともなキャラが少なすぎるので、麗羽の個性にご辞退いただいて無理に纏めてきな役をしていただいているだけなのだが。
途中なのにおまけ。
「白?なんでお前もここに・・」
「おっ、冥じゃないか・・お前こそなんで?」
「い、いや・・私は久々に幼馴染のカズトに会いに」
「なんだ、俺と同じじゃないか」
「?」
「俺も、小・中から幼馴染のカズトと雑談でもしようと」
「白・・お前ってここの出身だったのか?」
「め、冥・・お・・俺、中学の時3回とも同じクラスだったんだが・・てか、お前が生徒会長で私が副会長だったじゃないか」
「す、すまん・・(副会長なんていたのか・・)」
「そ、そうか・・いや、うん・・いい・・なんかそこまで忘れられると・・俺が悪いって自覚した」
白はついに境地に達した。
まあ、それでどうこうなるわけではないが・・。
「な、なんで・・ここに私が」
鈍感先生こと、凛は絶望したような顔をしていた。
「そりゃあチキチキの二回目の会議だからだろ凛」
「そ、それはわかってますが・・でも、なぜ北郷君の家で」
「そりゃあ・・メンバーの一人である星の家でもあるからな」
「そうじゃなくって、なぜ私が北郷君を見たら出血するという事実を知りながら、北郷君に会う機会がかなり高いこの場所で会議をするのかについてですね!!」
いじめですか!いじめ!って、悲壮な顔をする凛だが。
「ふむ・・会うのは恐怖か凛?」
「えっ?」
返って来た返事は予想もしないものだった。
「だから、恐怖か・・北郷と会うのは」
「いえ、なんというか・・それだkでは」
「うれしくもあるだろ」
「・・そ、そうかもしれませんが、ですが、それは昔の教え子との久々の再開」
「雪はどうだ」
「はい?」
「雪とも久々だったろ・・その時も今と同じような感覚か」
「・・ちがいます」
「ほう、なんでだ」
「なんででしょう???」
「・・そこにお前が出血する理由が隠されてるぞ、多分」
「えっ!ほんとですか!!」
「ああ・・だから、腰を据えて北郷に会ってみろ・・多少の血はでるが、その病気治るかもしれないぞ」
「そ、そうですか・・が、頑張ります。で、でも・・やっぱり、緊張してしまいますね」
「なら、凛先生おちゃでもどうぞ・・落ち着きますよ」
「あっ・・すみません、紫苑さん」
「・・紫苑、いつのまに」
「あら・・(あなたが余計なことをするから慌ててとんできたわ)」
「ふん・・(余計だと、何がだ)」
「(これ以上ライバル増やしてどうするつもりよ)」
「(いいじゃないか・・混沌としてて)」
「では、紫苑さん・・頂きます」
「ええ、どうぞ、凛先生」
凛はお茶を飲もうと、湯飲みを持つが。
「まて、凛・・なんだか急に騒ぎが・・」
「??・・確かに」
「チッ・・」
桔梗に止められた。
しかも・・紫苑が舌打ちする。
「おい、りり・・このお茶を飲んでみろ」
「えっ・・うん、いいよ」
数秒後
「むにゃむにゃ・・おとうさん」
「・・・」
凛の目が紫苑に向けられる。
桔梗の足も紫苑に向けられている・・。
「おい・・紫苑」
「あら・・どうしたのかしら」
「おまえ、お茶に、睡眠薬入れただろ」
「それを確かめるのにリリに飲ませたの・・子ども相手に酷いわね・・桔梗」
「私はショタだが、ロリではない・・だから、女の餓鬼には容赦無しだ」
「はぁ・・星ちゃんの為に泥坊猫を一毛打尽にしとうと思ったんだけど」
「なんだ、星の奴ついに覚悟を決めたのか」
「まずは、北郷家で旦那様を確保しないとね・・」
「それで、睡眠薬か・・ひどいなお前も・・」
「あ、あの・・なにあなたたち犯罪行為を淡々となさってるんですか・・」
一人、この惨状に残された鈍感先生が一番の被害者であった。
その頃、もう一人(常識もち)の被害者・・北郷。
な、なんでこんなに人が集まってるんだー。
北郷は柱の影に隠れながら、大広間にあつまる女性陣を眺めていた。
北郷は、本来なら、待っている彼女らの前にすぐさまに姿をあらわさねばならなかった。
だが、ここ30分、北郷の足は微動だにしていない。
・・考えて欲しい。
数十人女性しかいない教室に、君はまったく平気で入ることはできるのか。
加え。
あの個性的過ぎる面々の巣の中にだ
「お、俺には無理だよー」
北郷にはそんなの無理だ、脚の震えが止まらない。
ここ数日で、彼女らに個々で散々な目で合わされてきたのだ・・それが寄りにもよって全員集合で一斉攻撃となると・・その悲劇はとてつもない。
そんな、感じで北郷は今だ動かずにいたが。
「あれ・・?」
急に騒ぎが収まる・・(紫苑が投下した催眠ガスにより)。
その急激な変化が再び怖い、富士山のように吹き上がる前の静穏のような嫌な静けさがある。
「あるじよ・・」
「ひゃぁあ!!」
・・そんな静寂の中、北郷の体に日本の腕が突如伸び。
「う、うわぁああああ!!」
物凄い、腕力で・・引き込まれる。
「「・・・・・・・・・」」
そこは、少女達があつまる、数メートル先にある部屋。
そこには、引き込まれ倒された北郷に。
「ほ、星?」
その彼女がまたがる、光景があった。
「あるじよ・・すみません、急に引っ張ってしまって」
「う、うん・・べ、別にそれはいいけど・・あと、ちかいちかい・・からだがくっつきすぎ」
胸が胸がくっ付いてる・・。
「なぁーに、夜這ですし、これは近いのは当然」
「なんだ・・ただの夜這いか、なら胸を押し付けられてるのも・・って!!夜這い!!!」
「相変わらず100点のノリ突込みですな、あるじよ・・でも、五月蝿いですぞ、他の奴らが起きたらたらどうします」
大変ですぞ・・この密着具合を見られれば・・って感じで、楽しそうに微笑む星。
「100点、あっ、ありがとう・・。って違う、今、昼だよしかも皆、直ぐ傍に居るし」
「覚悟を決めねばなりませんな・・」
「い、いや・・なんで俺がこんな姿を見られて殺される覚悟をしなきゃ」
「ちがいますぞ、あるじよ・・私がです」
「はっ?」
「今まで・・うじうじと」
「うじうじ??」
「だから、今じゃあ・・他のやつらにもあるじの心の一部を渡してしまった」
「はっ?い、一部??」
「でも、これ以上は・・だから口にします」
『あるじ・・私は北郷星(ほんごう ほし)はあるじを愛しています』
「えっ!!あっ・・えっ、ほ、星??」
「分家筋である私が、本家北郷家の当主に淫らな感情を持つ、こんな不忠物、お嫌いですか」
「そ、そんな事はないけど」
「なら、いいじゃありませんか」
「い、いやっ・・でも、この手のパターンは誰かに邪魔されるのがオチで」
「大丈夫です・・紫苑さんがうまくやってくれてるでしょう、なにより私の純潔を失うだけなら数秒」
「なっ・・なんちゅうどきつい発言を」
「あるじはやさしいですからな・・私の純潔を奪っただけで十分私を愛してくださるでしょう」
「で、でも・・」
「なにーあるじよ天井の染みでもみとけば、いつか終わります」
なんか・・鬼畜男子みたいな発言された。
で、でも・・わ、わかんないけど。
お、俺の将来決定?
「(お、俺・・逃げる気持あんまりないし・・ほ、星なら・・星にだけなら)」
「あるじよ・・ほんとうに愛しております」
人染みさんが一人、人染みさんが二人。
「ふむ、服越しとはいえなかかですな」
人染みさんが10人!!人染みさんが11人!!
「そ、それでは・・拝聴しましょう」
人染みさんが15人!!人染みさんが16人!!
大家さんが20人!!!!!
って、あれ?
大家さん・・・??
「・・2号、久々」
やっぱり、じゃまがはいったぁあああああああああああ!!!
「な、なんだお前は!!」
「お、大家さん!?」
「はっ?おおやさんですと、あるじ??」
「お、大家さん?なんでこんな所に」
「・・2号くる」
「えっいわ・・ちょとおうでを掴まないで・・しかも、相変わらずなにその腕力」
大家さんは俺を引っ張る・・
「ちょとまて、あるじは・・」
星は大家さんのもう一方の腕を掴むが。
「邪魔・・」
「なっ・・に!!」
星は一瞬で投げ飛ばされ倒れされた。
「あ、相変わらず・・最強だ」
彼女、大家さん事・・恋(こい)ちゃん。
俺の都会でのアパートの大家さんだ。
基本無口でなにを考えているか良くわからないイメージもあるが。
引越しをその腕力で手伝ってくれたり、晩ご飯をおすそ分けしてくれたりと、お喋りこそ不器用だがやさしいいい娘だ。
ただ・・一つだけ変な癖があって。
アパートの住民を名前で呼ばず、変な愛称で呼ぶ。
ちなみに俺は始めこそ二階に住んでるから、二階さんって呼ばれてたが
「二階」って名前はそれなりにいる。
だから、大家さんは。
お母さんである原さんの「あの人は二号さん・・ばっかり作って悩まされたわ」
って、つぶやきから。
俺を「二号」って呼び始めた。
・・なんでだろ。
個人的な趣味のごり押しの後始末させられてる感じだ
・・あと、俺のお隣の馬姉妹は「不幸」となずけられてる。
春と同じく、悪意は無いが酷いいいようである。
「ちょ、ちょっと・・大家さん」
「許さん・・」
そんな、春と同じぐらいの強引さと、その3倍の力を持つ大家さんに玄関まで引きずられた俺(ちなみにその背後から目の据わった星が接近中、しかも、真剣持ち)であったが。
「よっ、カズト〜久々だな」
その目の前には、俺の高校での担任で、下の階に住む、大家さん曰く「千葉」いやっ・・霞先生がいた。
あと・・。
「あねさん・・こんな餓鬼一人迎えるために俺達をよんだんですかい」
怖そうな人たちも一緒に。
皆、俺をめちゃくちゃ睨んでるし・・。
「文句があるのか・・お前達」
「そりゃあ・・東京から飛ばしてこんなところまできたんですぜ、それがこんな小僧ひとりのためだなんて・・」
「「・・・・」」
同意するかのように、ほかの方々も目が怖くなる。
でも、なぜつれてきた霞先生じゃなく、俺を睨むの。
霞先生でしょ!あんたら連れてきたの!!
「可愛い生徒の危機にかけつてやらないでなにが教師だてめーら!!そんな薄情な教師に惚れておめーらは私の下いるのか」
「い、いや・・ねえさん!!」
「それにだ・・上手くいけばコイツは私の将来旦那だ!!それでももんくあるかてめーら!!」
「ええええええええ!!ちょ、先生!!」
あんた、自分のクラスの生徒あいてになにいってるんですかっ!!
って、続けて・・突っ込みたかったけど。
な、なんか・・空気が。
「あ、姉さんに惚れられてる男」
「ど、どんだけすげー男気あるだこの男」
「柔和な雰囲気出して、おそろしーい男だぜ」
「か、かてねぇ・・」
「おい、おめーら」
「「「「・・・・」」」」
それまで無言であった、副総長的な人物が確認をとるように声を出す。
それに、怖い人たちも無言の頷きで返す。
「「「「うぉす!北郷の兄貴!!アンタの為にいのちかけやす!!」」」
「・・・あっ、いや・・」
ビジターからホームになったのは嬉しいですが、その・・俺はほんとただの高校生なんで。
「よしーまあ、話は後だ、俺のサイドカーに早く乗れ」
「えっ?えっ?」
「急ぐ!二号!!」
「お、俺には急すぎて・・な、なにがなんだか大家さん」
「ちょ、ちょっとまて、あるじの行動は私の許可がないと」
「五月蝿い」
「ふぐっ・・」
あっ・・星が殴り倒された。
「あ、あるじぃ〜(涙)」
ま、前までの最強ぷりが嘘みたいな顔し倒れこんてる。
てか、よわっ!!
いや、大家さんが最強なのか・・。
「急ぐ・・」
「ちょ、ちょっと・・星が星が・・星の精神的なフォーロをしてあげないと」
「あるじーわつぁいのじしんはすべてうちくじゅされてしまいましたー、あるじーいやしてーください(涙)」
「駄目!急ぐ!!」
「な、なんでそんなに急いでるの大家さん」
そもそも、そこを説明してくれたら・・。
「月、来る!!」
「な、なんだって・・ゆ、月さんがぁ!!」
月さん・・。
俺のアパートの隣にある大きな家に住む御嬢様だ。
華琳や雪、それに俺等田舎で金持ち・・とはちがうけた違いの金持ちの。
その御嬢様になぜか俺は気に入られ。
度々、家に遊びに行ったこともあるが。
しかし、なぜか訪れるごとに、帰る時間が遅くなった。
最期に遊びに行った日は、なんと帰るまでに3日かかった。
・・理由はわからないが。
だが、月さんは俺を幽閉したいらしい。
「(パラパラパラパラ!!!!!!!!(ヘリの音!!擬音がよくわかんない)
)」
「ちっ・・もうきたのか!!おい、にげるぞ・・なっ」
てめーらっと言葉を続けようとする前に。
「(コロローブシュ!・・ピカッーーーーーーーーー!!)」
「ま、まぶしい!!!!」
「っ!!」
どこからか投げ込まれた、缶から光が湧く。
「愚かだな・・霞。ヘリででわざわざ敵に知らせて襲う馬鹿がいるわけあるまい・」
そして・・それが納まった瞬間。
そんな声が響き渡る。
「っつ」
「な、なにこれ・・」
銃を構えた人が10数人、俺達を包囲するかのごとく立っていた。
「お嬢様・・北郷を及び落下地点を確保しました」
「へうう!!(よくやった)」
その真中にいた、人物が無線をつかい・・連絡する。
数秒後・・。
「へう!!へう!!へうーー!!(GO!!GO!!GOーー!!的な感じで)」
ホバリングするヘリから続々と兵が降りてくる・・。
「くっ!!」
「・・!!」
そして、確実にするためか・・大家さんや星の目の前に銃が突きつけられてる。
もちろん・・俺の前にも。
「華雄・・さん」
「・・・」
「な、なにをしてるの華雄さん」
「黙ってろ・・」
「は、はい?」
「すぐ、月様が・・話される」
「ええ・・そうですよ・・」
着地した・・ヘリから兵を2人引き連れ迫る少女が嬉しそうにそういう。
「ゆ、月しゃん?」
「はい、貴方の月です」
「な、なにを(してるんですか・・??)」
「迎えにきました」
「はいっ?」
「私の屋敷に・・いえ、貴方の戻るべきほんとの場所へ」
あっ・・俺の人生、この怖い笑顔見た瞬間。
「決まった」
最期の次話予告
突如、現れた月に連れ去られた北郷を助けようと東京に向かう星ら一行の前に。
「あわわ〜」「はわわ〜」と言いながら二人の幼女が空から降ってくる。
2人の幼女の名は朱里に雛里、なんと異世界から逃亡した時の管理者から、この世界のカズトを守り、そして連れ去られた仲間を取り戻しにきたというのだ。
まあ、ALL出演の為に無理に出した2人は置いといて。
その頃、牢屋に閉じ込めた北郷を眺めながら狂ったように「へうう〜」と垂れ流す、月。
・・異様な月の背後に、一人の少女の姿がみえる。
だが、少女の目はまるで人形のような目をして生気感じさせない・・。
だが・・その上に乗ってる不細工な人形・・そう人形であるのはずなのに少女よりも生々しい、憎悪にも似た雰囲気を放つていた。
「北郷め・・時の管理者である俺をこんな人形に封じ込めやがって、でもこの世界のお前は苦しめ生かしつづけてやる」
そういいながら笑う、最期の真の敵(三回倒さないといけない)。
「(おにいさん・・・たすけてください・・・・)」
その時、少女の目から一筋の涙が・・。
衝撃の連続が貴方を襲う、ラストは26000年夏ついに公開予定にしたいな〜♪※!!
あなたは・・「笑って泣いて・・まあ、どうにかなるんじゃないでしょうか」。
※小学生以下のお友達へ
もう続きませんって意味ですよ。
続けてたまるものか、こんなss・・。
あとがき
・そもそもの文章構成能力に低さが長くて露呈
・数だけそろえたけどまとまりがない。
・作者の脳内補足のみで書いてて、読者には意味不明の部分が多い。
総評してそんな感じのssですね「なつこい」は。
だから・・人気がまた無かったのかな?っと反省しきりです。
まあ、人間(宇和)は過ちを繰り返すでしょうが・・。
説明 | ||
現代日本の田舎を舞台に繰り広げられる有り触れた日常を描くssです。 「許婚」、「幼馴染」、「ヤンデル」、「教師」、「幼馴染の妹」、「監禁系ヤンデレ」、「お嬢様」、「馬鹿」、「貧乏姉妹」、「ロリ」、「妹」、「後輩」、「義母?」、「大家」等のキーワードが散らつきますが。 あくまで、有り触れた日常を描いたssです・・? |
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カオス過ぎww(聖槍雛里騎士団黒円卓・黒山羊) 確かに意味は良くわからなかったけど面白いよ(がるでにあ) |
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