新・戦極†夢想 三国√・鬼善者を支える者達 第005話 02
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新・戦極†夢想 三国√・鬼善者を支える者達 第005話 「再開………えっ!?後編」

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雪蓮(雪)「お父さん達をこっそり付けて行った。付けて行ったら、光に包まれた。目が覚めた。私は孫策だった。以上!判った?」

 

一、 椿、瞳「判るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

雪蓮(雪)「何よぅ?」

 

冥琳「もういい。雪蓮は黙っていてくれ。そうだな、私が判る範囲で話そう。

 

一年ほど前だ。いつもどうりに仕事をサボっている雪蓮を懲らしめようと、私は雪蓮を探しに行った。予想通り、いつものサボリ場の気の上で酒を飲んで居たので、今日はどんな説教をしようかと思っていたが、雪蓮は『もう仕事は終えたから飲んでる』っと答えた。

 

遂に妄言まで吐くようになったかと思い、私は雪蓮に任せた案件を確かめると、確かに全ての案件は終えていたが、その案件は私達が考えつかない様な素晴らしい案件ばかりだった」

 

一刀「{まぁ、親はあの重昌さんだし、仕事が早くて当然か}」

 

冥琳「そして戦場等では、今までは熱くなり突っ走るところもあったが、急に冷静に対処し、兵の指揮もそれまでと違った。

 

今までは、戦略等は私が考えていたが、私に口を挟める位に成長していたのだ。これまで武と王の資質だけであったが、それ以上に知も付けているとは…

 

軍師としてはこれ以上嬉しいことは無いのだが、その反面不気味に思った。そんなもの、一日や二日で付くものでは無い。ある日私はそれとなく聞いてみたが、その内容に私は驚愕した。

 

とある日、頭の中に別の記憶も介入して、その記憶は『今より1300年程たったもの』だと。この国ではない、別の国の自分の記憶だと言う。流石に困惑したが、今までの政務、軍法、戦法を見ても、これ時代の物では無い。

 

この雪蓮は雪蓮であっても別の雪蓮で雪蓮ではないと思ったが、話を聞くと、記憶が雪蓮の中に流れ込んだだけで、この雪蓮は雪蓮だと判った……という事だ」

 

一刀「……」

 

椿(愛紗)「……」

 

瞳「……」

 

冥琳「一刀殿」

 

一刀「はい」

 

冥琳「そちらの世界の雪蓮……いや、雪殿はどのような人なのですか?」

 

一刀「その前に一つ。雪蓮はその一年前より、性格等の変化は訪れていますか?」

 

冥琳「いや、身体能力以外は以前そのままだ」

 

一刀「なら大丈夫ですよ。こちらの世界の雪さんも、今の雪蓮とほとんど性格も容姿も同じですし、違うと言えば片目が緑色なだけです。これは仮説なのですが、雪さんは雪蓮の生まれ変わりではないでしょうか?」

 

冥琳「生まれ変わり?」

 

一刀「えぇ。俺たちの時代の雪さんと、この時代の雪蓮。性格も肉体も全く同じ、だから雪さんの記憶と肉体が雪蓮に流れ込んだ。そこまで強く考える必要はありません。雪さんは雪蓮で、雪蓮は雪さんなのですから」

 

冥琳「そうか、ならよかった。私は怖かった。雪蓮が私の知らない全く違う『者』になってしまうのではないか。『断金の交わり』も薄くなってしまうのではないか……」

 

冥琳は腕を組み、小刻みに体を震わせる。

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雪蓮(雪)「冥琳…」

 

隠「冥琳様…」

 

銭姫「………」

 

祭「………」

 

冥琳「だが、聞いて安心したよ。雪蓮は雪蓮だって」

 

一刀「そうですk「ところで一刀殿?」は、はい?」

 

冥琳「そちらの世界の雪蓮の父上はどんな人だ?」

 

冥琳は気になった。雪程の優秀な人材を育て上げた親の事を…

 

一刀「全てを統べる知、誇り、仁、義、力を持っています。無いのは圧倒的な武だけです」

 

冥琳「なら、一刀殿は遥未来から来たのであろう?私の事も?」

 

一刀「……よく」

 

冥琳「ならどうだ?私とそのお方を比べて、知は?」

 

一刀「それは……「遠慮せずとも良い。正直に答えてくれ」……俺が見てきたこの大陸なら、あの人の知に並ぶ人はいません」

 

呉一堂(雪蓮以外)「!!?」

 

雪蓮以外の呉一堂は驚いた。それもそうだろう、大陸でもおそらくは5本の指に入れてもおかしくはないであろう自分達の軍師が、足元にも及ばないと言われたのだから。

 

祭「一刀殿よ。流石にそれは言い過ぎではないか?わしは幼少の頃より公瑾見てきたが、そんじょそこらの軍師よりも比較にもならぬ程優秀じゃぞ。確かにここ一年の雪殿としての策殿を見ても、その親が如何に優秀だとは分かるが、足元までとh「言い過ぎでは無いわ」策殿?」

 

祭の言葉を雪蓮(雪)が遮って話す。

 

雪蓮(雪)「一刀の言うことは本当よ。普段は飄々としているけど、お父さんは化け物よ。軍師としても、君主としても。いつかは追い越さなければならない壁だけど、まだまだ追い抜かせそうもないわね」

 

一刀「俺も、少しでもあの人の下に追いつける様に、水鏡塾で学びましたが、まだまだです。積み重ねて来た物が、違いすぎますから」

 

一刀と雪蓮(雪)の話を聞き、しばし皆沈黙する。そして最初に冥琳口が開く。

 

冥琳「そうか……一度会ってみたいものだ」

 

一刀「会えますよ。いつか戦う運命なら。少なくても、貴女の事は好手敵と思っているはずです「この私をか?」はい、この時代の代表的な軍師の一人に上げていますし」

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冥琳「そうか……ところで、話は変わるが、向こうの雪蓮は大層頭が良いらしいな」

 

雪蓮(雪)は何かを察した様に『げっ!!』とした顔をする。

 

一刀「え、えぇ。重昌さんに育てられた人は、大体の人は優秀ですから、雪蓮も飛び抜けていましたよ」

 

冥琳「ということは、仕事の量も増やしても問題ないと?」

 

冥琳の黒き微笑みから、雪蓮はこっそり逃げようとする。だが、冥琳に捕まってしまった。

 

冥琳「何処に行くのかな、雪蓮?」

 

雪蓮(雪)「えっ!?いや、あの……えぇっと」

 

冥琳「今までサボった案件もたっぷりあるぞ。優秀だから、出来るよな?」

 

雪蓮(雪)「わ、わかった。やる!やるから!!」

 

冥琳「いい覚悟だ。これからは、五割増しで案件を持ってくる事にしよう」

 

雪蓮(雪)「えぇ、五割!?」

 

冥琳「おや、少なかったなぁ。すまない。優秀なのにな……七割にしよう。ゆ・き・ど・の」

 

雪蓮(雪)「ちょ、それは、死ねるから」

 

冥琳「さぁ、逝こうか?」

 

雪蓮(雪)「ま、待って。字が、字が違うから!!いぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」

 

雪蓮(雪)は冥琳に引きずられて、執務室へと消えて行った。

 

一刀「{……とりあいず}」

 

椿(愛紗)「{義父上や義母上が居なくても}」

 

瞳「{大丈夫だね、こりゃ♪}」

 

三人は消えて行った雪蓮(雪)に対し、静かに合掌した。

 

………翌日。

一刀一堂と兵士達は、呉のご行為に甘え城で一泊した。これからの旅との事で、少し兵糧を分けて貰ったので、お礼として(皮以外の)龍の素材を分けてあげた。龍の素材は非常に高価な物なので冥琳は喜んでいたが、銭姫が「皮は分けてくれまへんのかぁ〜〜?」と言うと、一刀は「それだけは譲れぬ!!」と言い断固拒否した。

 

そして城門…

 

冥琳「行くのだな?」

 

一刀「えぇ、もっと他も見て回りたいので」

 

雪蓮(雪)「……雪蓮殿は?」

 

銭姫「執務室で真っ白な灰になっとりますぅ〜〜」

 

瞳「あはは。容赦無いね、冥琳さん♪」

 

隠「まぁ〜、今に始まった事ではありませんしぃ〜」

 

祭「わしらが怯えずに酒が飲める日はいつのことか…」

 

香蘭「仕事をすましてから飲めばよろしいのでは?」

 

胡花「そうですよ。後からしようと思うから」

 

祭「しかしのぅ」

 

渋っている祭に対し冥琳は……

 

冥琳「それならば、祭殿部屋に一週間分の政務を運ばせますから、終われば残りの日はお好きにするのは?」

 

祭「い、いや、普通にするからよい」

 

皆がハハハとの笑い声が響きわたった。

 

凱「それなら、そろそろ俺達も…」

 

一刀「それでは皆、また会う日まで」

 

皆と手を振りながら別れて、暫く歩いた後(のち)。

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凱「一刀。俺は一度重昌の龍の肉と皮を持って、重昌の下に戻ろうと思うのだが?」

 

一刀「俺達はもう少しこの大陸を見たいし……分かった。それなら兵を半分預けるから、それで向かってくれ。皮は全部預けるけど、半分は俺達に持たせてくれ。軍資金が無くなった時に困る」

 

凱「分かった。ならここで別れよう」

 

そして凱と1000の兵とも別れた。

 

椿(愛紗)「……ご主人様?何か忘れているのでは?」

 

一刀「………………あっ!?」

 

一、椿「蓮華と思春に会っていない(汗)」

 

瞳「私は祭さんと弓対決してない」

 

香蘭「銭姫と商売語りしてない」

 

胡花「書庫あさって無い」

 

一堂「………まぁ、いつか出来るだろう」

 

呑気に一刀一堂の旅は続く。

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久々の投稿。

 

書くこと無ぇなww

 

とりあいず皆、熱射病には気をつけようww

 

それではではww

 

See you next time.

 

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もう一本!!
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一刀一堂 雪と呉一堂 

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