真・恋姫無双〜2人の飛将軍〜 第22話
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第22話 真理

 

 

 

 

 

 

「歴史」・・・それは今よりも前の時間での出来事を記した物。

 

「運命」・・・それは今から先の出来事を決定する物。

 

このうち運命は今という時間にその者の努力等によって変えられる。しかし・・・

 

 

「歴史は決して捻じ曲げてはいけない」それが世界での真理。

 

 

この真理を破りし者を世界は決して許さない・・・。世界は真理を破りし者・・・北郷一刀を本格的に排除しようと動き出す。

 

 

 

 

 

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陳留

 

董卓軍と魏軍の陳留決戦があった翌日。元魏軍の将の今後についての話し合いが広間で行われていた。董卓軍からは兵の鍛錬や町の警邏に出ている翠、華雄を除いたメンバー(一刀、恋、詠、風、霞)が出席。魏は重傷者や負傷者がほとんどのために華琳と秋蘭、それに軍師である稟と桂花が出席した。

 

戦闘後の代表は一刀だったが今回は筆頭軍師である詠が会議の進行役を務めた。

 

「出席者全員そろったみたいだし始めるわよ。曹操には一刀から伝わってると思うけど、ボク達は魏の将や兵を一切処罰するつもりはないわ。それよりも董卓軍に加わってほしいと願ってる」

 

「その点についてはもう昨日の時点で伝えてあるわ」

詠の確かめに華琳が答える

 

「そう、それでここに来てるということは承諾ということでいいのかしら?」

 

「ええ。将全員と兵のほとんどはそちらに降るわ。そして我が名曹孟徳に誓って裏切りはしないわ」

 

「わかったわ。それで今後についてなんだけど、元魏軍で移動をお願いしたいのは曹操と夏候姉妹よ」

詠の言葉に秋蘭が口を開く

 

「なぜ我々だけが移動になる?」

 

「それは曹操にお願いしたいことで分かるわ。私たちは曹操に政務に関する指導を長安、洛陽で取ってもらいたいのよ。それの護衛として夏候姉妹ってわけ」

 

「へぇ、私に政務に関する先生になれってことね?」

 

「恥ずかしい話だけど政務をしっかりこなせるのが私や一刀を除くと月ぐらいなのよ。そのために曹操、あなたの政務能力が必要ってわけよ」

 

「ふむ、まぁいいわ。それぐらいなら引き受けるわ。出発は早いほうがいいのかしら?」

華琳の問いに詠の横で狸寝入りをしていた風が答える。

 

「夏候惇将軍の回復をまってもらってからでいいですよー。風やおにいさんたちも戻るのでー」

 

「そう、気遣いに感謝するわ」

風の言葉に胸を撫で下ろした秋蘭。稟が今後の河北について詠に質問しその問いに関して詠が答える。

「河北に関してはいまの体制のままでかまわないわ。もし文官や武官の数が足りないようならこちらからも人を派遣するし、そこらは遠慮せずに言って」

 

「わかりました。いまのところ文官の数は足りてますのでいいのですが・・・」

稟が最後に言葉を濁した。それを一刀が追求する。

 

「武官の数が足りないと・・・?」

 

「はい。元袁紹領には投降してきた元袁紹軍の兵や魏の兵がいるので兵力的には十分なのですが、最近烏丸や匈奴の動きが活発になってきているのです。いまのところは国境でにらみ合いの状況になってますが、今回我々が敗北したことで匈奴は好機と見て攻め込んでくるでしょう」

 

「そうか・・・今回の戦闘での負傷が原因で指揮できるものがすくないと・・・」

 

「そういうことです」

一刀はすこし考えた後に詠、風に顔を向けて話す。

 

「詠、風。霞と翠のどっちかを匈奴・烏丸方面へ派遣するのはどうだろう?2人とも騎馬兵法に長けるし匈奴たち相手に遅れを取る事はないだろうしね」

 

「ならウチがいってええか!?」

さっきまで暇で眠たそうにしていた霞が一刀に叫ぶ

 

「え、うん。霞がそういうのならいいじゃない?」

霞の突然の態度に驚いた一刀だったがその意気込みを酌む。

一刀の言葉を聴いた霞はすこし小躍りしながら喜びを表現していた。

「よっしゃ!西涼の平原も良かったけど河北のひっろい平原で馬を走らせたかってん!」

 

・・・やっぱりそっちの理由か

 

この場の全員が心のなかで同じ意見でまとまった。

その後も細かなところの話し合いや調整を行っていた詠たちに、伝令が走ってきた。それは月がいるはずの洛陽からのものだった。

「会議中失礼します!賈?様、北郷様に至急お知らせしたいことが!」

 

「わかったわ、報告を」

 

「はっ!荊州を追われていた劉備が益州を平定。益州の安定に時間をかけると思われたのですが、劉備軍は大軍をもって剣閣に侵攻。守将の馬岱将軍、? 徳将軍は剣閣と放棄。葭萌関まで退却し、迎撃体制を取っております!」

 

その報告は一同を驚愕させるに十分だった・・・

 

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成都

「ねぇ・・・朱里ちゃん。董卓さんのとこにいきなり攻め込んだりしてよかったのかな・・・?」

玉座に座る桃香はその横で葭萌関の戦況報告を聞いていた朱里に問いかけた。

 

「董卓軍は大陸で最大の武力を誇る大国です。正面からの戦闘では勝ち目はありません。そのためいま董卓軍の主力が遠方にいってる間に攻め込むしか私たちの理念を潰されないようにする方法はありません」

 

「でも・・・やっぱり戦争は・・・話し合いとかできないのかな・・・?」

 

「桃香様・・・」

桃香の言葉に朱里は口を閉ざしてしまった。しかし・・・

 

「桃香様。それは叶いますまい」

玉座に入ってきたのは白き服に愛槍龍牙を持った星だった。

 

「え・・・星ちゃんどういうこと?」

 

「桃香様のいう話し合いとはお互いが同格でなければいけないのです。いまの我々と董卓軍ではあきらかに我らが下。相手には話し合いというよりも降伏にきたとした思われないでしょうな」

 

「そ、そんな・・・」

星の言葉に桃香は意気消沈し顔を下げる。

 

「はわわ!桃香様!だ、大丈夫です!いまその立場を差を減らすために愛紗さんたちが葭萌関で戦ってくれてます!」

朱里の言葉にすこし気力を取り戻した桃香は顔を上げて笑顔を見せた。

 

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その頃葭萌関では・・・

 

「うぉりゃぁ!鈴々に勝てるものなら勝って見ろなのだー!」

鈴々は蛇矛「丈八蛇矛」を振り回し董卓軍の兵をなぎ払っていく。そして同じように青龍偃月刀を持った愛紗が部隊の指揮をしながら切り倒していく。

 

「関羽隊!張飛隊の兵士たちよ!敵はすくない!攻め立てよ!」

 

「うわぁ!引け引けー!」

劉備軍の猛攻に董卓軍は葭萌関まで撤退を余儀なくされ、西涼騎馬隊の機動力を生かせなくなり徐々に不利な状況になり始めていた。

 

「うー!このままではまずいなー・・・どうする?蒲公英」

蒲公英の服と色違いで青色の服を着ていて、肩よりもすこし長めの黒髪を後ろで束ねてポニーテールにした女の子が葭萌関の城壁でなにかしら作業している蒲公英に振り返る。

 

「杏どしたの?ああ、大丈夫大丈夫ー♪もうちょっとまってねー♪」

彼女の名は?徳。真名は杏(アンズ)。翠の部下であり、蒲公英とは同い年ということもあり親友の関係。武器は片手で持てるように短い戟を2本持っている。名は翠や蒲公英の武器に似せて「白閃」「黒閃」。決して戟の色が黒白というわけではない・・・・。

 

「ってさっきから蒲公英なにつくってるの?」

杏からの問いに蒲公英はニヤっと笑顔を見せる。

 

「じゃじゃーん!ご主人様から話をすこし聞いていた煙玉というのをつくってみたよー」

 

「け、けむりだま?」

 

「そう!これをこうもって投げてつながってる紐を引っ張ると・・・」

蒲公英は持っていた煙玉(仮)を攻城してる劉備軍の上に向かって投げ込んだ。そしてその真上にきたときにつながっていた紐を思いっきり引っ張った。

 

そうすると・・・中につまっていた大量の小麦粉が劉備軍に降り注いだ。

関門のところにいた愛紗や鈴々にもそれは振り注いだ。

「な、なんなのだ!これは!」

 

「これは・・・小麦粉・・・?っ!まずいなにかいやな予感がする!鈴々!下がるぞ!全軍全力後退!」

愛紗は背中を駆け抜けた悪寒を信じ兵士を後退させる。

 

小麦粉が降り注いだのを確認した蒲公英は次の指示を出す。

 

「よしみんな火矢準備して!斉射後は全力で関内部に避難!杏も!」

蒲公英のめったに見れない真面目な顔に杏は驚いたが関内部へ駆け出す。

 

「うてー!!」

関上から多くの火矢が放たれた。守兵たちは弓を捨てていそいで関内部へ逃げ込む。

そして放たれた火矢がまだ空中に漂う小麦粉に触れた瞬間・・・

 

天地を震わすような音と共に大きな爆発が巻き起こった。

その爆発の衝撃は関を震わせ、内部に逃げ込んでいた董卓軍からも悲鳴が上がる。

 

「た、蒲公英!これはいったいなんなのさ・・・」

 

「これもご主人様から聞いただけで説明はできないんだけどなんだったかなぁ・・・『ふんじんばくはつ』ってやつらしいよ。小麦粉とか細かいものが漂ってるところに火とか入れたら爆発するんだって」

 

「へぇ・・・さすがご主人様だねぇ」

 

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壁l・ω・)っ作者による「粉塵爆発」説明コーナー

A.粉塵爆発とはなんですか?

Q.1.可燃性の固体微粒子が空気中に浮遊し、そこに発火源が存在した場合、ある条件下で爆発燃焼、これを粉じん爆発といいます。可燃性固体微粒子のことを爆発性粉じんと呼びます。急激な発熱や空気膨張で、火炎と爆発音を発し大きな被害をもたらします。

A.粉塵爆発が起きるときの条件はどういうときですか?

Q.粉じん爆発は、粉体と酸素(空気)との接触面積が増大し酸化反応が促進されるために発生し、その発生には、主たる3つの条件があげられます。

1.粉じんの粒子が微粉の状態で、空気中に一定の濃度で浮遊(粉じん雲)

2.発火源(エネルギー)の存在

3.空気中の酸素

今回の蒲公英が使ったのを当てはめると・・・

1.大量に降り注ぎそして霧のようになっていた小麦粉

2.火矢

3.野外のため酸素は豊富

となるわけです。

簡単ですが説明コーナーでした

では本編の続きをお楽しみください・・・といっても後すこしですが(゚д゚;)

 

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蒲公英が杏に説明をしていた頃、葭萌関の外にいた愛紗たちはというと・・・

辛くも全員が起爆範囲から逃れることには成功していた。

「はぁはぁはぁはぁ・・・あの爆発はいったい・・・」

 

「耳がキーンとしてるのだー!」

愛紗たちは怪我こそしていないが粉塵爆発の衝撃によって戦意は完全に折られていた。

愛紗は腰がぬけている兵士たちを奮い立たせ剣閣へ撤退を開始する。

 

「馬岱将軍!劉備軍撤退する模様!追撃を行いますか!?」

監視役の兵士が蒲公英に戦況を伝えに来る。

 

「追撃しちゃお「ダメだよ!蒲公英!」えぇ〜なんでさ杏」

追撃指示を出そうとする蒲公英を杏が止める

 

「詠様にいわれてるじゃない。こっちから攻めることはしないことって」

 

「むー。まぁこっちも被害でてるし戦後処理を優先しようか。けが人の治療を優先で行っていこう」

蒲公英の指示に兵士たちは自分たちの仕事を開始する。

こうして蒲公英の奇策によって葭萌関での攻防は董卓軍が守り抜いた形になった。

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董卓軍が劉備軍を退けた頃。

呉の首都建業に呉の重臣たちが今後のために集結していた。

 

「全員そろったようなので軍議を始める。皆も知っているように董卓軍が魏を倒し傘下に加えた。それによっていまや董卓軍は領土的、人員的に最大勢力になっている。このことについて今後の方針等を決めていきたい」

冥琳が現在の状況とこの軍議の目的を話す。

 

「董卓軍はいま領内の体制を整えるのに必死じゃろうし攻め込んでみてはどうじゃ?策殿」

 

「それは私も考えていたんだけどねー・・・冥琳が・・・」

 

「当たり前だ、雪蓮!お前はどうやって董卓軍の2本槍を相手にするつもりだ!」

 

「冥琳、董卓軍の2本槍とは?」

聞きなれない言葉に蓮華が反応する。

 

「蓮華様。おそらく飛将軍の2人このことかと」

蓮華の隣に控えていた思春が蓮華に進言する。

 

「呂布と・・・北郷か」

 

「そうです。董卓軍の主力であり切り札になるものたち。彼らを抑えたとしても華雄、張遼、馬超などの猛将が董卓軍にはおります。そして魏を押さえたとなると・・・」

冥琳の言葉を聴いていた亞莎が手を上げる

 

「あ、あの呉だけでは押さえれないということならば益州を平定した劉備と組むのはど、どうでしょうか!」

 

「亞莎ちゃん偉いですねー私も同じことを考えていましたよー」

亞莎の意見を穏は褒めそして同意をしつつ冥琳に振る。

 

「私もその案しかないと思っているが・・・雪蓮どうする?」

冥琳からの意見にすこし考える顔をした雪蓮はすぐに顔を王のものにし、命令を下す。

 

「蓮華!明命!」

 

「「はい!」」

 

「同盟協力に関する文を預ける、すみやかに劉備と接触してくるように!」

 

「「はい!」」

 

「祭!思春!」

 

「「は!」」

 

「兵の鍛錬を任せる!特に対騎馬戦法を重視させよ!」

 

「冥琳、穏、亞莎!対董卓軍に関する作戦考案を!」

 

「「「は!」」」

 

「各自自分の役割を全力で行うこと以上!」

雪蓮が軍議の解散を言い渡そうといたときに伝令役の兵士が玉座に入り込んできた。

 

「軍議中失礼します!孫策様に謁見を求めている者がおります!」

 

「荊州の豪族とかなら追い返しなさい」

 

「そ、それが・・・」

 

「どうした?はっきりと答えよ!」

口ごもる兵士に冥琳は声を荒げる

 

「は、はっ!そのものは太史慈と名乗っており。そして顔を布で包んでいたためにはずさせたのですが・・・その容姿はあの董卓軍の北郷一刀にそっくりなのです!」

 

呉の重臣たち全員が驚愕の顔をする。

「そのものをここに連れて来い!」

 

「はっ!」

 

そしてすこししてその者が玉座に案内された。そして再び呉の重臣たちは驚かされる。

 

一刀に背格好、そして容姿ともよく似ているというよりも瓜二つだった。違うのは燃えるような真紅の髪と闇のように黒い服、そして腰にさしている2本の白き刀ぐらいだろう。

雪蓮は南海覇王に手を伸ばしながら太史慈と名乗る男をにらみつける。

 

「お前は何者だ?」

 

「おれの名は太史慈。字は子義という。この容姿のことは分かっている。飛将軍北郷一刀によく似ているのだろう?いままで旅をしていて何度も勘違いされたからな・・・」

 

「ふむ・・・太史慈といったわね?あなたは私になんの用事できたのかしら?」

 

「用件は1つだ。おれは呉に仕官をしたい」

 

「へぇ・・・でも仕官なら正式な手続きがあるのはわかってるわよね?」

 

「ああ、でもそれだと時間がかかるしなによりも主になる孫策を見極めるためにはこの方法しかなかった」

太史慈の見極めるという言葉に祭が怒る

「おぬし何様のつもりじゃ!」

 

「祭下がって。いいわ、それであなたがみた私はどうだったのかしら?」

 

「武勇にも優れて且つ国のことを第一に考えているように見えた。孫策殿あなたは主として認めよう。さきほどまでの無礼を許してくれ」

太史慈はひざを折り臣下の礼を取った。

 

「いいわ。ある条件付で許してあげるわ」

雪蓮は南海覇王を抜き取りながら玉座を立つ。

 

「条件・・・?」

 

「いまここで私と戦いなさい」

雪蓮は本気の殺気を太史慈にぶつける

 

「おれの武が早くに見せられるいい機会か・・・いいだろう。その条件飲んだ!」

太史慈は立ち上がりながら2本の白き刀を抜き取り構える。

 

「いくわよ?」

 

「いつでもこい」

南海覇王を振りかざし雪蓮は太史慈に切りかかる。その斬撃を太史慈は右手の刀で受けてあいている左手の刀で雪蓮に袈裟懸けに切り下ろす。

その攻撃を雪蓮は後方に飛び下がり回避する。

距離をとった雪蓮を太史慈は追撃する。2本の刀により連撃を雪蓮に叩き込んでいく。その連撃をすべて受けていた雪蓮は一瞬の隙をつき南海覇王を太史慈の首を狙う。玉座に響いていた剣撃の音が止んだときにはお互いの首筋に剣を当てている2人が玉座の真ん中にいた。

 

「ふふ!いいわ。太史慈といったっけ?我が真名雪蓮を預けるわ!これから呉のためにその力を振るいなさい!」

 

「真名ありがたく預かろう。おれも雪蓮の武に敬意を称し我が真名刃をあずけよう。今後は真名でよんでくれ」

雪蓮以外の孫呉の将たちも刃(ジン)と真名を交換し、刃の武を認めた雪蓮は刃を将軍職に加えた。

 

2ヵ月後孫呉と劉蜀は対董卓軍同盟を組むことになる・・・

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あとがき!

なんか回数が進むにつれて投稿速度が遅くなっていってる!(゚д゚ )

これはあかん!あかんでー!もっと定期的に更新できるようにならなあかん!

・・・とおもってはいるのですがバイトがいそがしくて・・・(´・ω・`)

 

今回の22話はおそらく自分が投稿してきた中で一番の長文になりました。いつもは後に回す話を今回すべて放り込んでみようと考えて書いていくとこんなことに・・・(´・ω・)

 

今回のテーマは新キャラの登場と、他勢力の話です。

まずかなり前にフラグを立てていた?徳から。

 

?徳

パラメータ 統率79 武力80 知力87 政治50

真名 杏(あんず)

武器 「白閃」「黒閃」

役職 征北将軍補佐

異名 なし

設定

蒲公英の親友。上司になった蒲公英を諫めるために冷静をいようとしているが素は蒲公英同様元気がとりえの女の子。

昔は蒲公英が作る罠の被害者だったが今では蒲公英の仕掛ける罠をすべて回避が可能。

一刀と話したことが1、2回しかないが蒲公英から一刀のことを聞きすこし興味を持っている一刀犠牲者予備軍。

 

最近の趣味は蒲公英との城下での買い物。

 

いつ登場させようかなぁと考えていて先延ばしにしたくないと思いこの話で登場させました。

 

次に粉塵爆発ネタについて。

当初はタダの煙球による煙幕をするつもりだったのですが・・・火薬ってこの時代あったっけ?とおもってだったら小麦粉を爆発させたらどうだろう?という軽いノリで描きました。

粉塵爆発に関しては途中で簡単な説明を入れてますのでそちらを参照ください。

 

続いて太史慈について

パラメータ等はおまけ第2弾の最後に載せてます。真名は今回公開したものになります。武力に関してはまだ秘密です。

 

この2人の飛将軍も終盤になってきました。いくつかの拠点のような日常パートを含めながら最後の決戦へ向かっていきます。最終決戦はあの場所です。

 

では次回でお会いしましょう(´・ω・`)ノシ

 

説明
董卓軍が魏を下したように他の勢力も動き始める。そして・・・ある男が孫呉に現れる・・・
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コメント
>kuon様 いえまったくの瓜二つです。一卵性双生児みたいな感じです(・ω・`)(caval)
>骸骨様 火炎瓶ですか・・・使えそうだとどこかで作中に登場させますね(´・ω・)(caval)
>gotou様 理論上だと屋外でも粉塵爆発は発生するそうです。一例としては燃料気化爆弾(正式名称サーモバリック爆弾)があげられます。ですがご指摘のとおり小麦粉を媒体とした粉塵爆発ではほとんどの場合無風等の多くの条件が揃ってないと現実には発生しないのは理解していますが、そこは小説内の表現として流していただけると幸いです(caval)
>jonmanjirouhyouryuki様 作者も蜀が嫌いなわけではないのですが作品上しょうがない部分も・・・太史慈と一刀の合体ですか・・・うーん・・・ごめんなさい!ないと思いますヽ(;´Д`)ノ (caval)
>クラスター・ジャドウ様 世界からの敵という認識でOKです。太史慈本人は知らないですが・・・(caval)
>shirou様 そういう感じのものと考えてください。この太史慈が一刀にとってのラスボスになります。(caval)
よく似てるけど目が釣り上がってるとか腕の線が2本じゃなくて1本だったりとかそういう感じでしょうかw(kuon)
粉塵爆発ですか。まあ火薬より小麦粉のほうが簡単に手に入るし、火薬と違って兵糧から持ってこれるしね。そのうち火炎瓶も出てくるか?(量産型第一次強化式骸骨)
酸素があれば爆発するわけではありません。空間が密閉されてなきゃならない、そもそも粉じん爆発は屋外で起きないし起きても有毒ガスのほうがダメージが大きい。(gotou)
…この太史慈って奴、一刀そっくりの顔と言う所から、ある程度の背景が読み取れる感じだな。…しかし、「真理を破りし者を世界は決して許さない」となると、放ったのは外史否定派管理者ではなく、世界の修正力その物か!?…どちらにしろ、恐らくは対一刀用の鬼札が切られた、そう見るべきかな…?(クラスター・ジャドウ)
メカゴジラ現る!!みたいなものかなぁ。次回も期待しております。(shirou)
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