【真・恋姫†無双 三国子園児ー2時間目『園の御遣い・後編』ー】
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“東方より春風吹く時、純白の衣を纏い赤き鉄の馬を駆りし者、月下に舞い降りん、その者、子供たちの園を守りし園の御遣いなり”

 

 

【真・恋姫†無双 三国子園児―2時間目『園の御遣い・後編』― 始 】

 

?三国子幼稚園・体育ホール?

 

 

ホールの中では園児達がざわざわと騒いでいる。

園児A「ねぇ―ぇ、あ―うわさ―ってる?」

園児B「え?な――に」

園児A「あの―、き――くる先―が、カンロち―んの占―コ――ーで載って―、えん―みつかい―んだってー」

園児C「−ー、ほ―とう―ー?そ―占いって阿−阿蘇:雛――倶楽部4―号のだ―ね?」

騒がしくて聞き取りにくいが、どうやら皆同じ内容の話しをしているらしい。

 

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―― しょく組 ――

 

???「ねぇねぇ、あいしゃちゃん」

愛紗(関羽)「なんですか?桃香姉さま」

桃香(劉備)「みんな、なんのお話してるのかなー?」

愛紗「それはですね…、桃香姉さま」

桃香「うんうん」

???「りんりん、しってるのだ!みんなは占いで出てきた『えんのみつかい』がこのようちえんに来るって話してるのだ」

愛紗「こらっ、鈴々、私が桃香姉さまに、言おうしたのに…」

鈴々(張飛)「へへ〜ん、あいしゃがもったいぶってるのがいけないのだ。早い者勝ちなのだー」

愛紗「なっ、なんだとー、待てこら、鈴々!」

鈴々「待てといわれて待つわけないのだー」

桃香(『えんのみつかい』さんか〜、どんな人なんだろう…)

 

 

???「はわわ、雛里ちゃん、皆『園の御遣い』の噂で持ちきりだね」

雛里(鳳統)「あわわ、そ、そうみたいだね。朱里ちゃん」

朱里(諸葛亮)「でも、私たちは、その噂の出所と真偽をちゃんと調べないとね」

雛里「あ、あのね、朱里ちゃん。出所ならもう調べてあるの」

朱里「さっすが、雛里ちゃん、仕事が速いね。それで、噂の出所ってどこだったの?」

雛里「うんとね、ぎ組の于禁さん」

朱里「ぎ組の于禁さんか…、確か情報通で有名な子だよね」

雛里「うん、于禁さんが、毎月欠かさず買ってる『阿蘇阿蘇・雛鳥倶楽部』の『4月号・春の入園特集』に載っている『カンロちゃんの占いコーナー』が情報元みたい」

朱里「えぇ!情報雑誌の占いコーナーが発生源なの?」

雛里「で、でもね。その『カンロちゃん』って聞いた話によると、今まで一度も、占いを外したことが無いみたい」

朱里「そ、そうなんだー。どっちにしても私たちの目できっちり見極めないとだね、雛里ちゃん」

雛里「うん、そうだね。朱里ちゃん」

 

 

???「なぁ、えんや。お前あのうわさどうおもう?」

ブラックジャッ子「うわさ?なんだそれは」

???「知らないのか?このようちえんに『えんのみつかい』ってのが来るらしい」

焔耶(魏延)「ふん、『えんのみつかい』だか『変態が密会』だかしらんが、誰であろうと、とーか様に近づくやつは、ワタシがぶっ潰す」

???「はぁ、お前に聞いたあたしがバカだったよ…。ところでタンポポの奴、どこか知らないか?」

焔耶「あんなやつのことなど、ワタシが知るか!」

???「あー、お前たち仲悪かったもんな…、それにしても、あいつどこに行ったんだ」

ドドーンッ!!

蒲公英(馬岱)「ここにいるぞー!」

???「ちょっ、タンポポ、お前今どッから出てきた。それに今さっきのばくはつはなんだ」

蒲公英「もぅ、お姉さまったら、一々細かい、そんなんじゃ『園の御遣い』様に嫌われちゃうよ?」

???「あんなばくはつさせといて、細かくないだろっ、それに『嫌われる』ってなんだ!そいつが男かどうかもわかんないんだぞ?」

蒲公英「わかるよ」

???「はぁ?何で、合ったことも「タンポポ、合ったよ」…なっ!いつの間に」

蒲公英「さっき、職員室に行ったら、それっぽい人居た。男の先生だったよ、…しかもかなりのイケメンの」

???「だ、だからって、どうしてあたしが……」

蒲公英「えー、だってお姉さま、なんかの切欠で『……翠、可愛いよ、俺の女になってくれ』って言われるかもよ?クスクス」

翠(馬超)「ななな、――×〇▲♯♭▽※!!?////」

蒲公英(ふふ、お姉さまったらあんなに照れちゃって、かーわいい〜)

焔耶「何をバカのことをやっているんだ、きさまたちは…」

蒲公英「うっわー、脳筋にバカにされた、さいあく〜」

焔耶「なんだと、きさま!誰が脳筋だ」

蒲公英「自分で自覚がないようなバカなやつが、脳筋じゃなかったらなんだって言うのよ」

焔耶「きっさっまーーー、そこでじっとしてろ、今ワタシがぶっ飛ばしてやる!」

ブオン!

ひょいっ!

焔耶「きさまー、じっとしてろと言っただろうが!」

蒲公英「『ぶっ飛ばすからじっとしてろ』と言われて『はい、わかりました』なんて言うと思う?…やっぱ脳筋は伊達じゃないねー。クスクス」

焔耶「うがぁぁーーー」

ブオン!ひょいっ! ブオンブオン!ひょいひょいっ!

翠「///(で、でも、もし本当に、『翠、好きだよ…、あ、あたしも御遣い様もことが…』なんて事になったら、いやでもあたしがさつだし可愛くないし大食いだし、でもでも……以下ループ)」

 

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―― ご組 ――

 

???「ねー、めーりん」

冥琳(周瑜)「駄目だ、雪蓮」

雪蓮(孫策)「ぶーぶー、まだ何も言ってないじゃない」

冥琳「言わなくてもわかる、どうせ『園の御使い』に会いに行くつもりだろう…」

雪蓮「ピンポーン♪正解。」

冥琳「はぁ〜…、今会わなくてもいづれ接触できよう」

雪蓮「そーだけどー、どうせなら速いほうが良いじゃない?それに『御遣い』君、ご組に絶対必要よ?」

冥琳「…それはいつもの勘か?」

雪蓮「そ、勘よ♪」

???「お姉ちゃん、『みつかい』の人、ご組にいれるの?」

雪蓮「あら、シャオ。ええ、そのつもりよ♪」

小蓮(孫尚香)「ふ〜ん、なら、シャオが『みつかい』のお嫁さんになってあげるー♪」

冥琳「雪蓮、勝手なこと言わないで、相手は先生よ。それに小蓮、男かどうかもわからないのに、『お嫁』は無理よ」

小蓮「ふふ〜ん、シャオ知ってるも〜ん『みつかい』が男でしかもイケメンだってね」

雪蓮「それほんと?何処で会ったの?いつ会ったの?速く答えなさい」

小蓮「シャオが会ったわけじゃないけど、みんめーが…」

雪蓮「冥琳!」

冥琳「ええ。伝令!明命をすぐここへ」

園児(伝令)「はっ!」

 

???「お呼びですか?雪蓮さま、冥琳さん」

雪蓮「急に呼び出して、ごめんなさいね、少しあなたに訊きたい事があったの」

???「はい、なんでしょう?」

冥琳「明命、あなた『園の御遣い』に会ったそうね?」

明命(周泰)「はい、でも正確には『会った』ではなくて、それっぽい人を『見つけて尾行した』ですが…」

雪蓮「そんなの、どっちでも良いわ。で、どうだったの?」

明命「どうと言いますと?」

雪蓮「も〜、焦れったいわね!」

冥琳「雪蓮、少し落ち着け。明命、その者の詳細を話してくれ」

明命「はい、わかりました。名前は北郷一刀・性別は男・年は22歳・今年東京の大学を卒業・数週間ほど前にこのあたりに引越して来たようです」

雪蓮「ず、ずいぶん詳しいわね」

明命「はい、調べました♪」

雪蓮「そ、そう。他にはある?」

明命「あります!他には、ここから近い、楽成荘というアパートに一人暮らし、後は〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

雪蓮「……ホントに凄いわね。まさか家族構成まで調べてるとは…」

冥琳「当たり前だ、明命の諜報能力は、中国地方一だぞ」

明命「にへへへへ〜♪////」

雪蓮「ご苦労様、明命。下がって良いわ」

明命「はっ!それでは、失礼します」

 

 

???「んふふ〜、さすが明命ちゃんですね〜」

???「はい、穏さま。明命は昔から調べ物が得意でしたので」

穏(陸遜)「そういえば、亞莎ちゃんと、明命ちゃんは幼馴染でしたね〜」

亞莎(呂蒙)「はい、でも、調べ物の最中に猫を見つけると『お猫様です〜、もふもふです〜、にへへへへ〜♪』と言って、猫に夢中になってしまうんです」

穏「あは、では明命ちゃんに、今回の件で上げるご褒美は、ネコちゃんグッズが良いですね〜」

亞莎「そうですね、明命きっと喜びます」

穏「それにしても、この『園の御遣い』さんて方は、どうなんでしょうかね〜」

亞莎「どう、とは何がでしょうか?」

穏「亞莎ちゃんは、例の占いを詳しく知っていますか〜?」

亞莎「はい、『東方より春風吹く時〜』というあれですよね?」

穏「そうです、その占いの最後に『子供たちの園を守りし』とあるんですが、そこがすこ〜し、気になるんですよね〜」

亞莎「子供たちの園と言う事は、幼稚園もしくは小学校ということですよね」

穏「はい〜、そこはそのどちらかで間違いないでしょう、ただ…」

亞莎「『ただ』何かあるんですか?」

穏「ふふふ〜、亞莎ちゃん、まだまだ洞察力が足りませんね〜、物事をもうすこ〜し、深くまで捉えましょうね〜」

亞莎「は、はひ、すすすみません////」

穏「亞莎ちゃんは素直でとても良い子ですね〜。ではでは〜、『守りし』と言う事は、どういうことでしょ〜?」

亞莎「えーっと、幼稚園もしくは小学校が『守られる』ということです」

穏「はい、正解で〜す。では『守られる』とは、どう言う事でしょうか?」

亞莎「えとえと、『守られる』と言う事は…、『攻められる』と言う事ですか?」

穏「はいは〜い、またまた正解で〜す。ではそれを、更に深く捉えてみましょう」

亞莎「更に深く…。『攻められる』・『攻撃される』、…何に?誰に?どうして?…あっ!」

穏「どうやら気が付いたようですね〜」

亞莎「はい!『守りし』とは『守られる』、『守られる』とは『攻められる』、『攻められる』とは『攻める者(事態)』が居る(起きる)、と言う事ですね」

穏「ピンポンピンポ〜ン♪大正解で〜す。まぁ、そういう事態にならないと良いんですがね〜…」

亞莎「そうですね……」

 

 

???「思春はどうおもう?」

思春(甘寧)「はっ、蓮華さま。明命の情報は正確、よって『園の御遣い』も情報のままの人物かと…」

蓮華(孫権)「そう…」

思春「しかし…」

蓮華「しかし?何か気になることでもあるの?」

思春「いえ、気になるという事ではありません。ただ、余り不用意に近づかぬ方がよろしいかと…、善人にせよ悪人にせよ、得体の知れぬ輩には、違いが有りません」

蓮華「そう、ありがとう。心に留めておくわ…」

蓮華(『園の御遣い』、たとえどんな者でも、我らがご組に仇成すのなら、容赦はしないわ…)

 

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―― えんけ組 ――

 

???「ちょっと、文醜さん、周りの皆さんは、いったい何を騒いでいますの?」

猪々子(文醜)「えーっとですね、あれはー、うーんと…、トシ、まかせた!」

斗詩(顔良)「えー、丸投げは酷いよ、文ちゃ〜ん」

猪々子「トシならできる!なんたって、トシは、あたいのトシなんだからな」

斗詩「もー、全然意味わかんないよー」

???「文醜さん、顔良さん、お二人ともいい加減にしてくださいます?わたくし、余り暇じゃありませんのよ、どちらでもかまいませんから、さっさと答えなさい」

斗詩「えっとですね、この幼稚園に『園の御遣い』という方が来るそうです」

???「ぬぁ〜ですって!!わたくしを、この袁本初を差し置いて『袁の御遣い』を名乗るなんて、許せませんわ。文醜さん、顔良さん、今すぐその常識知らずのポッポコピーを、わたくしの前まで連れて来なさい、わたくしが直々にお仕置きして差し上げますわ」

斗詩「ちょっ、麗羽さま、違います!」

麗羽(袁紹)「あら、何が違うというんですの?良いから早く行って『袁家』の名を騙る不届き者を、捕まえてらっしゃい」

猪々子「そうだぞ、トシ。そんなバカは、あたいがぶっ飛ばしてやる」

斗詩「だからー、二人ともちゃんと私の話を聞いてくださいよー」

麗羽「もぅ、面倒ですわね。良いですわ、聞いて差し上げますから、どこが違うのか、さっさとお話なさい」

斗詩「全然違うんですー、『袁の御遣い』じゃなくて『園の御遣い』、袁家の袁じゃなく、公園の園ですってばー」

麗羽「あら、そうでしたの。まったく、紛らわしいですわね、良いですわ、そんな紛らわしい方など放っておいて、えんけ組長の、このわたくし、袁本初が皆さんを華麗に美しく鎮めて見せますわ」

ξξ*゚听)ξξ<おーっほっほっほっ!!

 

 

???「のぅ、ななの」

腹黒バスガイドな女性「何ですかー?美羽さまー」

美羽(袁術)「れーはねえさまは、なにをあんなに高笑いしておるのかの?」

七乃(張勲)「美羽さま、袁紹さんのアレは、『バカ笑い』というんですよー」

美羽「おぉ、そうなのか」

七乃「はいー、だから美羽さま、あんなお馬鹿さんには、なってはいけませんよー」

美羽「うむ、わかったのじゃ。…それにしても、妾は何の話をしておったのかの?」

七乃「もー、美羽さまッたら、ほんの数秒前のことを忘れてしまうなんて、いよっ、この可愛い忘れん坊♪日本一のとり頭♪そこに痺れる憧れるー♪」

美羽「うはははは、くるしゅうない、もーっとほめてたも♪」

 

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―― ぎ組 ――

 

???「桂花、此度の噂、あなたはどう捉える」

黒髪ロングあほ毛の女の子「…」

桂花(荀ケ)「はっ、華琳さま、噂の出所は沙和ですが、それを調べたのが、ご組の周泰のようなので、高確率で真実かと」

華琳(曹操)「そう、秋蘭、あなたは?」

黒髪ロングあほ毛の女の子「……」

秋蘭(夏候淵)「は、私も桂花と同意見です。ただ、情報収集者がご組の者なので、意図的に情報を曲げている可能性も」

華琳「有り得るわね…(だとすると何の為に曲げたかか…、ごにとって重要な人物?いやそれにしては余りにも接点がなさ過ぎる…)」

黒髪ロングあほ毛の女の子「……あの、かりんさ「違うのー」」

???「みんめーちゃんはそんな事しないのー」

華琳「あら、沙和。それって周泰の真名よね、いつの間に?」

沙和(于禁)「んとね、沙和が、この前、ネコ耳とネコ尻尾つけてお買い物してたらー、急に『お猫様です!』て言って抱き付いてきたのー」

華琳「そ、そう。そこで真名を交換したのね」

沙和「違うのー」

華琳「じゃぁ、どこで交換したのかしら…ピキッ」

沙和「耳と尻尾どうしたのか聞かれたから、猫グッズ専門店『にゃんころにー』に案内してあげたら、凄く喜んでくれたのー」

華琳「そこで交換したのね」

沙和「違うのー」

華琳「……じゃぁ、あなた達は、いったいどこで真名を交換したのかしら?ゴゴゴゴゴゴ♯」

黒髪ロングあほ毛の女の子「あの、かりんさま…」

華琳「何かしら?春蘭?今私は沙和と話しているのだけれども?ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ♯」

春蘭(夏候惇)「情報のしんぎなら、しゅうたい本人にちょくせつ、聞けばよろしいのでは?」

桂花「あなたね!それが出来たら、とっくの昔にやってるわよ。これだから馬鹿は…」

春蘭「なんだと!!きさまー!」

桂花「何よ…!」

秋蘭「姉者、落ち着け」

春蘭「し、しかし、しゅうらん」

華琳「春蘭!それに桂花も、春蘭を挑発するのはお止めなさい」

二人「「はい…、わかりました…」」

華琳「はぁ〜、で、春蘭、あなたは周泰に直接聞くといったけど、ご組の者を、どうやってこちらに呼ぶのかしら?キチンと答えられるのでしょう?」

春蘭「よ、よぶというか…」

華琳「なに?今更出来ないとは言わせないわよ…。ゴゴゴゴゴゴ」

春蘭「いえ、そのー、もうすでに来ていますが?」

華琳・桂花・秋蘭「「「……へ?」」」

春蘭「けいふぁのネコ耳見て、なにやらよだれたらしていますが」

お猫様至上主義の女の子「(お猫様です〜♪ネコ耳可愛いです〜♪にへへへへ……)///////」

沙和「あ〜、みんめーちゃんなの〜」

華琳「周泰、貴女ここで何をやっているの?」

明命「え?……はぅぁ!み、見つかってしまいました!!」

華琳「ここはぎ組の列よ、貴女のご組はあっちでしょう」

明命「いえ、沙和ちゃんに用があったもので」

華琳「そう、それは私たちには言えないことかしら?」

明命「いえ、だいじょぶです」

華琳「なら、聞かせてくれるかしら」

明命「はい。沙和ちゃんに、情報収集で行った場所の近くに、新しい甘味処が出来てたので、教えに来ました」

沙和「えぇー、ホントなのー?場所はどこなのー?」

明命「はい、えーっとですね、場所は〜〜〜〜〜〜〜」

沙和「ありがとなのー、今度、凪ちゃんと真桜ちゃんにも教えておくのー」

華琳「……(沙和といい、周泰といい、これはキレても良いのかしら…)ピキピキッ」

秋蘭「華琳さま…」

華琳「大丈夫よ…、秋蘭…。それより、周泰、あなたに少し聞きたいことが有るのだけれど、良いかしら?」

明命「はい、なんでしょうか、曹操さん」

華琳「ふふ、いい返事ね(この子欲しいわね…)」

春蘭・桂花・秋蘭(((あ〜、また華琳さまのわるい癖が…)))

華琳「では、周泰。貴女と沙和がどこで真名を交換したか教えてもらえるかしら」

一同((え〜…、聞くとこそこですか〜…))

華琳「…な、何よ。冗談よ、じょ・う・だ・ん////」

明命「はい、一昨日クレープ屋さんで交換しました♪」

桂花「って、答えてるし」

明命「はう〜、ネコ耳です〜♪///」

桂花「ちょっと、あなた、そんなにくっつかないでよ」

明命「にへへへ〜♪///」

 

ピカーンッ!

華琳「ねぇ、周泰、貴女の調べた『園の御遣い』の事について、改めて詳しく教えてくれるかしら?もし教えてくれたら…、そうね、桂花…そこのネコ耳の子を一日貸してあげるわ」

明命「本当ですか!!」

桂花「ちょ、華琳さま!!」

華琳「ええ、本当よ。良いわね、桂花?」ニヤリ

桂花「う、わ、わかりました…」

華琳「ふふ、そんなにしょげないの。それが終わったらお昼寝の時間、私のベッドに入ることを許可するわ、そこでたっぷり可愛がってあげる」

桂花「……かりんさま〜//////」

春蘭「か、かりんさま〜」

華琳「はいはい、春蘭も秋蘭もそんな顔しないの、桂花の後であなた達も可愛がってあげるから」

春蘭・秋蘭「「…はい///」」

明命(なんだか、周りがピンク色の雰囲気になってますです)

華琳「で、どうかしら?」

明命「はい、わかりました。では、まずは名前から。名前は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

華琳「……凄いわね。この短期間でよくそこまで調べがつくものだわ」

桂花「はい、悔しいですが、今の我々では此処までは無理かと…」

華琳「(やはり、欲しいわね。この子)…、ねぇ、周泰、貴女私のものになる気はなくて?」

明命「え?……えぇぇぇぇーー!?」

華琳「あら、何もそれほど驚くことは無いでしょう。先の諜報能力、ぎの列に居ても気づかれぬ気配の消し方、そして何より、貴女可愛いわ。どうかしら、こちらに来ればそれなりの待遇(桂花)も保障するわよ」

明命「うぅ、ネコ耳さまは魅力的ですが、ごには友人や仲間が居ますので…」

華琳「そう、残念ね。まぁ、簡単になびくようなら張り合いがないわ、貴女は、私が必ず手に入れてあげる。それまではぎ組に、気軽に遊びにいらっしゃいな」

明命「はい、ありがとうございます。曹操さん」

華琳「華琳よ」

明命「え?」

華琳「私の真名よ「華琳さま!」あら、かまわないでしょ、これほど有益な情報をもたらしてくれたのだから」

春蘭・桂花「「しかし…」」

華琳「本人が良いと言ってるのよ、あなた達にとめる権利は無いわ」

春蘭・桂花「「わ、わかりました…」」

華琳「それじゃ、この子達も納得したことだし、改めて名乗るわ」

華琳「姓は曹・名を操・字は孟徳、あぁ、字は成人したら名乗るから覚えておきなさい、そして真名は『華琳』よ」

明命「はい、では私も。姓は周・名は泰・字は有りません、真名は『明命』です、華琳さん」

華琳「えぇ、貴女の真名、遠慮なく受け取らせてもらうわ」

 

 

???「なぁ、沙和、さっき大将ところで何話しとったん?なんや知らん顔のやつまでおったようやけど」

???「あぁ、確かご組の人だった気がしたが」

沙和「あ、凪ちゃんと真桜ちゃん。んとねー、『園の御遣い』さんについて話してたのー、ごの人はみんめーちゃんなのー」

真桜(季典)「あー、今噂になっとるあれか。んでごの人っちゅーのは誰なんや?それ真名やろ?」

沙和「そうなのー。みんめーちゃんはしゅーたいちゃんなのー」

凪(楽進)「しゅーたい?もしかして周泰さんか!?」

沙和「そーなのー」

真桜「なんや、凪、知っとるんかいな?」

凪「ああ、隠密・諜報能力では、この地方一のお人だ」

真桜「なんや沙和、そない凄い人と、知り合いなんか、意外やなー」

沙和「意外って、真桜ちゃん酷いのー、沙和こう見えても顔が広いのー」

真桜「わーった、わーったから、そないほおふくらまして、こっち睨まんといてーな」

凪「なぁ、沙和。今度その人紹介してくれるか、一度で良いから手合わせしてみたいのだが」

沙和「オッケー、わかったのー。あ、そーだ、みんめーちゃんが、新しい甘味処を教えてくれたから、紹介するついでに、今度みんめーちゃん誘って、4人でいってみよーなのー」

凪「そうか、助かる」

真桜「甘味処か、ええなー、最近ここいらのにも飽きてきたところやし、ほな今度、4人で行こか」

 

ペタンコ春巻き「ねー、流琉ー」

流琉(典韋)「なーに?季衣」

季衣(許緒)「おなかすいたー」

流琉「えぇー、さっきおやつに肉まん40個も食べたじゃない」

季衣「さっきって、もう1じかんも前じゃないかー」

流琉「まだ1時間です、それに朝ごはんだって、らーめんどんぶりに7杯もおかわりしたでしょ」

季衣「7はい『も』じゃないよ、『しか』だよ、ボクは、いつもは10ぱいはおかわりするもん」

流琉「どっちにしても、食べすぎです。太っても知らないんだから」

季衣「なんだとー。ボクはそだちざかりだから良いんだもんねー、流琉こそ、ボクと同じもの食べてるんだから、太ってもしーらない」

流琉「私だって季衣と同じで、育ち盛りですー。それに、同じもの食べてても、量が違うから太らないの、太るのは季衣の方よ」

季衣「むー、太るのは流琉のほうだよーだ」

流琉「私は太らないもん、太るのは季衣よ」

季衣「なんだとー、やるかー!」

流琉「いいわよ、おデブな季衣には負けないんだから!」

金髪くるくるな女の子「二人とも、止めなさい!」

二人「「あ、かりん(華琳)さま」」

華琳「どうしたというの?武器なんか出して」

二人「「だって、流琉(季衣)が太るって言うんだもん(です)…」」

華琳「はぁ〜、あなた達は、元々運動量が多いのだから、少しくらい食べたところで、太ったりしないわ」

季衣「ほ〜ら、かりんさまだって、こう言ってるじゃ〜ん」

流琉「うぅー…」

華琳「季衣、よく食べることは、健康な証拠よ。でも時と場合によるわ、今はその時ではないでしょ、あなたは少し我慢を覚えるべきだわ」

季衣「は〜い…」

流琉「ほーら、私の言ったとおりじゃない」

季衣「なんだとー、やるかー!」

流琉「なによー!」

華琳「二人とも、お止めなさい!もうすぐ新任の挨拶が始まるわ」

二人「「は〜い…」」

華琳「私は組長として、みなを静めに行くわ、あなた達も付いて来なさい」

二人「「はい!」」

 

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―― とうたく組 ――

 

紫髪羽織袴の女の子「なー、華雄、恋」

銀色の髪の女の子「なんだ?張遼」

真紅髪触角の女の子「………?」

霞(張遼)「さっきから、気になっとったんやけど、周りの連中が噂しとる『園の御遣い』って、もしかして…」

華雄「ああ…、おそらくな」

恋(呂布)「……ん、一刀」

霞「やっぱかー、はぁ〜、なんちゅーか、一刀もこれから大変やろなー」

華雄「ん?なぜだ」

霞「あんなー、かゆー、御遣いの占いは知っとるか?」

華雄「あー、『東方より春風吹く時〜』というやつだろう?」

霞「そや、でな、最後の方に『子供たちの園守りし』ゆうとこあるやろ」

華雄「あぁ、だが、それがどうしたのだ」

霞「はぁ〜、かゆー、よう考えてみ、『守りし』ちゅーことはや、言い換えれば『守らなあかん』何かが起こる、ちゅうこっちゃ」

華雄「ん!なるほど、で?」

霞(あかん、華雄、ほんまに残念な子や…)

華雄「なんだ、その目は!そんな目で私を見るな!」

恋「かゆー……、ドンマイ?」

華雄「なっ、呂布まで!しかもなぜ疑問系なのだ!」

霞「そりゃ、呂布っちかて、そんな反応になるわ」

恋「かゆー……、ドンマイ」

華雄「に、二度も言うな、二度も!しかも今度は確定か!」

霞「華雄、恋。ゆーておくけど、漫才にテンドンはあかんよ」

恋「……、ざんねん?」

華雄「私に聞くなーー!」

霞「もーそろそろ、話進めても、ええか?」

恋「……コク」

霞「そか、んなら、進めさせてもらうわ。んでな、『園の御遣い』が一刀なら、今後起こる『なにか』から、うちらを、守らなあかんやろ、せやから大変やろな、ちゅーこっちゃ」

華雄「なんだ、そう言う事か。確かに大変かもしれん、だが北郷なら大丈夫だろう」

霞「ん?何でそう言い切れるん」

華雄「簡単だ、北郷は強い、頭が良い、優しい、あんな男はそうそうおらん」

霞「ほー、ずいぶんと一刀のこと、かっとるよーやなー」

華雄「ああ、あいつは、将来私の婿になる男だ、当然だろう////」

霞「ほほー、こらまた、大胆な発言や。そかー、かゆーも一刀のこと、ねろーとるんか」

華雄「私も、と言う事は、張遼お前もか…」

霞「うちだけやあらへん、月や恋、もしかすると詠もやろな、音々音はどーだかわからんなー////」

恋「コク、……恋も、恋も一刀好き////」

三人「「「だけど、一刀(北郷)は渡さない(渡さへん)」」」

霞「ええな、ええな♪好いた男をかけて三つ巴の戦いや♪ちぃーが滾ってしゃーないわ♪」

華雄「ふ、久々に本気で死合うとしようか、最近負け越しているが、北郷をかけてなら、今度ばかりは負けてやるわけには、いかん!」

恋「…………一刀は恋の、……邪魔するなら、華雄や霞でも、……コロス」

 

???「あんた達!いい加減に!!しなさーい!!!」

ドカッ!バキッ!ゴスッ!

華雄「ぐぁっ…」

恋「……詠、痛い…」

霞「っつ〜、何すんねん、詠!今良いとこなんや、邪魔すなや…」

詠(賈駆)「良いとこじゃないわよ、此処を何処で、しかも今は何の時間だと思ってるの!」

霞「此処って、体育館やろ?で、今は新任の一刀のあいさ……」

詠「どうやら、理解してくれたようで、とても嬉しいわ…ピキッ♯」

詠「では、あなた達は、こんな場所で、いったい、な・に・を・し・て・い・る・の・か・し・ら?…ピキピキッ♯」

霞「ちょーまち、わかた、わかたから、反省しとる、うちら三人とも、ちゃんと反省しとる、な?反省しとるよな?」

他二人「「…コクコク」」

霞「せやから背後の般若のオーラ鎮めたって」

詠「般若のオーラって何よ…、まぁ、良いわ、でも私達とうたく組が余りふざけると、全部月に責任が行くんだから、そのこと頭に入れておきなさいよ」

霞「あぁ、わかっとる、うちらかて、月に迷惑はかけとうないからな」

他二人「「…コク」」

詠「で、あんた達は、何で喧嘩してたの?」

華雄「喧嘩ではない」

詠「じゃあなんだって言うのよ」

恋「……花婿争奪戦?」

詠「はぁ?余計意味わかんないわよ、それに何で疑問系なのよ」

霞「まぁまぁ、賈駆っち、そない怒らんで、強ち恋の言うたことも、外れとらんのやから」

詠「ちゃんと説明しなさい」

霞「噂の御遣いが、一刀なんは、賈駆っちも薄々感づいてはおるよな?」

詠「噂って、『園の御遣い』の事?ばっか馬鹿しい、あんた達そんな事信じてるの?」

華雄「という事は、賈駆は信じていないのか?」

詠「当たり前でしょ、一々そんな噂を、鵜呑みにしていたら、組長なんて務まらないわ」

華雄「だが、他の組長は結構信じているようだぞ?曹操とか周瑜とかな」

詠「うぐっ、だ、だからって何で私まで信じなきゃいけないの?」

霞「詠、あいかわらず素直やないなー、ほんまは一刀のことが、気になって、しゃーないくせに」

詠「ななな、何で私があんなやつの事!べ、別にあんなやつの事なんか、なんとも思ってないんだから!////」

霞「はいはい、テンプレ乙」

恋「……詠はツンデレ」

華雄「ああ、良いツンデレだ」

詠「う、う、う、うるさーーーい!」

霞「あー、はいはい、んで、話し進めるで。その一刀が今後大変なめに合うんとちゃうかー、思てな」

詠「なによ、どういう意味よ」

華雄「占いの最後の部分『守りし』とある、それはつまり、御遣いの一刀が、何かから私たちを『守らねば』ならぬ、という事だ」

詠「な、それ本当なの?」

華雄「ああ、まだ推測だがな」

恋「……、霞が全部考えた、…華雄ざんねん」

華雄「う、うるさいぞ、呂布!」

詠「その事、月は?」

霞「いや、まだゆーてへんし、知らんと思うで」

詠「そう、なら絶対に言わないで」

華雄「なぜだ?月様にも進言して、対策をこうじるべきではないのか?」

詠「駄目よ、そんな事になったら、月何するか分からないもの。知ってるでしょ、月があいつの事どう思ってるか」

霞「せやな、月っち、一刀にラブラブやもんな、一刀本人は全く気ー付いてへんけど」

恋「……一刀どんかん」

一同「「「………」」」

 

霞「何の話やったっけ、…せやせや、喧嘩の原因な、一刀は、ええ男やろ、でもって『うちら』一刀に惚れてるやろ、せやから一刀かけて三つ巴バトルしとったんや」

詠「その『うちら』って、まさか私や月も入ってるんじゃないでしょうね?」

霞「ん?なんや賈駆っち入れて欲しいんか?月は入っとるで」

詠「な、そんな訳ないでしょ!そ、そう言えばねねは?見当たらないようだけど」

三人(((露骨に、話そらした…)))

華雄「そういえば、見かけないな」

霞「せやな、恋、ねね何処行ったか知っとるか?」

恋「………フルフル」

詠「恋も知らないとなると、一体何処に行ったのかしら、もうすぐ新任挨拶始まるって言うのに…」

 

-7ページ-

 

―― ???? ――

 

20分ほど前

緑髪軍隊帽の女の子「恋殿ーーー、何処におられるのですかー、恋殿ー…うぅー」

一刀「あれ?陳宮ちゃん?」

音々音(陳宮)「な、お前は、北郷!何故こんな所のいやがるです」

一刀「それは、こっちの台詞。もうそろそろ新任挨拶始まるから、みんなホールに行ってるはずだよ?」

音々音「な、なんですとーー」

一刀「うん、陳宮ちゃんはいかないの?」

音々音「い、い、今から行こうと思っていたです」

一刀「そ、そう」

音々音「お前は行かないのですか?」

一刀「いや、新任の挨拶するの俺だし」

音々音「なら、さっさといくです、皆(恋殿)を待たせるなんてさいてーなのです」

一刀「うっ」

音々音「さぁ、さっさといくです、ねねは、お前が真面目に行くか後ろから監視しててやるです」

一刀「うっ、あ、あのね、陳宮ちゃん」

音々音「なんですか、早くいくです」

一刀「ホールってどっちだっけ?」

音々音「……ななな、なんですとー!」

一刀「だから、ホールどっちだっけ?」

音々音「お前は、馬鹿ですか、新任とはいえ、一応先生なのですぞ、それが迷子とは…」

一刀「う、面目ない。恥を忍んでお願いします。俺をホールへ連れてって」

音々音「お、お前は、正真正銘の馬鹿ですか、ねねはまだ5歳児ですぞ」

一刀「……、つまりは陳宮ちゃんも迷子?」

音々音「ちちち、違うのです、ねねは決して迷子などという、あほな人種ではないのです」

一刀「なら、ホールの場所分かる?」

音々音「うっ、だ、大体、この幼稚園が広すぎるのがいけないのです」

一刀(あ、話そらした…)

音々音「な、なんですかその目は!」

一刀「いや、なんでも…。まぁ、確かにこの幼稚園広いよねー、パンフレットに東京ド〇ム7個分とか書いてあったし…」

音々音「そうなのです、園児にそんな広い空間は必要ないです!」

一刀「でも、そのおかげで、春はお花見・夏は巨大プール・秋は柿栗葡萄その他諸々狩り・冬はスキーとなんでもござれだからねー」

音々音「それは、そうですが、ねねが迷子になってたら意味無いのです」

一刀(あ、今自分で迷子って認めた)

一刀「とりあえず、一緒にホール探そうか」

音々音「仕方が無いのです、付いて行ってやるのです」

 

10分経過

一刀「陳宮ちゃん、疲れた?」

音々音「そ、そんな事無いです、お前の目は節穴ですか、眼科に行ってくると良いです」

一刀「んー、本当に?」

音々音「くどいですぞ。それに、もし、仮に、万が一、ねねが疲れていたからってどうだって言いやがるですか」

一刀「いや、疲れていたなら、おんぶしようかなと思って」

音々音「ななな、なんですとー」

一刀「ほら、俺こんなんだけど、一応大人だし、先生だし、守らないとね」

音々音「な、ねねを子供扱いするなです」

一刀「ああ、言い方が悪かったね、一応『男』だし、『女の子』は守らなくちゃね」

音々音「なななな////」

一刀「ん?」

音々音「わ、わかったです、そこまで言うのなら、おぶられてやるから、感謝するのです////」

一刀「ふふ、はいはい」

音々音「返事は一回!」

一刀「は〜い」

音々音「延ばすなです!」

一刀「サー!イエッ!サー!」

音々音「なんなのですか、それは」

一刀「ふふ、さぁ?なんだろね」

音々音「また、ねねを馬鹿にして」

 

???「おや、そこにおられるのは、北郷先生ではありませぬか…」

一刀「あ、あなたは……」

 

 

 

【真・恋姫†無双 三国子園児―2時間目『園の御遣い・後編』― 終 】

 

-8ページ-

 

〜おまけ〜メタ注意!

 

朱里「ねぇ、雛里ちゃん」

雛里「なーに、朱里ちゃん」

朱里「此処って良いね、私達だけじゃない、桃香様も愛紗ちゃんも焔耶ちゃんも翠さんや蒲公英ちゃんも、それだけじゃない雪蓮さんも冥琳さんも蓮華さんや穏さんまで、皆一緒で!」

雛里「そうだね、皆仲良く同じく…、ねぇ、朱里ちゃん、鈴々ちゃんは?」

朱里「鈴々ちゃんは、もともと一緒だよ?」

雛里「…もしかして朱里ちゃんの言ってる同じって」

朱里「はわわ、な、何を言ってるのか分からないよ、雛里ちゃん」

雛里「あわわ、朱里ちゃん、そこまで言ったら隠しても意味無いよ」

朱里「はう〜」

雛里「でもね、朱里ちゃん」

朱里「なに?雛里ちゃん」

雛里「皆一緒って訳じゃないよ?」

朱里「え?」

雛里「だって、桔梗さんや祭さんはおっきいままだよ」

朱里「えぇぇー、なんで?」

雛里「んとね、…作者の好み」

朱里「そ、そんなー、じゃあ元々小さい私たちが園児になったのも?」

雛里「うん、私たちが小さいのは妄想できたけど、桔梗さん達が小さいのは妄想できないんだって」

朱里「そんな、好きで小さいわけじゃないのに…」

雛里「そうだよね、ロリコンのくせに巨乳好きとか、……モゲロ」

朱里「ひ、雛里ちゃんが黒いよー」

 

ちゃんちゃん

〜おまけEND〜

 

 

-9ページ-

 

あとがきを書きたいと思うのですがいいでしょうか?

答えは聞いていない

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます、作者です。

 

なんだか会話ばっかりですね。

正直な話、この2時間目は今回上げたものの約三分の一ほどになるはずでした。

でも会話書いている途中でガンガン脳内キャラが喋り出してしまって、あれよあれよと言う間に、こんな感じに…

だめだねー、計画性のかけらも無い…orz

 

さて、今回の話ですが、恋姫キャラの大半が出てきました、まだ未登場キャラも後数話ほどで登場するはずです、一刀君はねねちゃんを即効で落としに行っていますね、そして最後の???は誰だったのでしょうか(まー、あの口調で大体分かるよね)

それと、本文である登場キャラのフラグを少し?混ぜています。これが分かった人は恋姫マスターですねー。

 

フラグといえば、占いに敵出てくるッぽいフラグありますが、そんな事ありませんよ?この話はあくまで幼稚園で一刀君が熟女や幼女をコマス話ですし。

あんまり調子に乗るとソードマ〇ターヤ〇トになっちゃいますしね。

 

斗詩をうぃきで調べると青髪ボブカットと載っていました、でも作者が公式や動画等色々な素材で見てみたのですが、ぶっちゃけ黒にしかみえねぇー、てことで作者の妄想で勝手に黒に決めました。(てか、色の表現は言葉じゃ難しいですね、色の濃淡とか…)

だから、どうと言う事でもないんですけどね。

 

後、『字』ですが『袁家』は名門なので成人して無くてもあります。(麗羽・美羽の親が、互いに見栄を張った、という設定です)

この作品での『字』は成人(作中では15歳)で親や師など『尊敬する人に貰うもの』だと設定しています。(華琳さまは唯我独尊キャラなので、正式に名乗らないけど、自分で決めちゃいました)

 

上記でもありますが、今回は会話メインの話です、だけど声がないので、言い回しや間の取り方に、大文字・小文字・三点リーダ(…)等を多用しました、かなり見難くなっていることと思います。

ですが『見る』というより『聞く』文にしたかったのでこのような感じになりました。

脳内変換が得意な恋姫ファンの方なら結構余裕でしょうが、脳内変換が不得意・恋姫知らないという方には多大なご迷惑をかける文章だと思います。

ですので、此処で謝罪させてください、マジごめん!許せ!わざとなんだ!

…はい、調子に乗りました。

本当にごめんなさい(-人-)

 

後は、霞や、真桜の関西弁ですね、真桜は公式(うぃきには有りませんでした)の人物紹介で、似非とあるのでそれでとうせるのですが、霞は・・・、関西出身の方、本気でごめんなさい。

一応関西弁の教科書はあります、仲〇アヤ先生の漫画『ラブ〇ン』です。

この教科書のおかげで、かなりカバー出来てはいると思うのですが、関西の友人もいないし、本当に合ってるかは謎。

違ってても夏の夕立後の水たまりぐらい広い心で許したってー

 

……はい、また調子に乗りました。

本気でごめんなさい(-人-)

 

 

とこんな感じでしょうか

まーたあとがき長いし…orz

(まぁ、こんだけ謝ったんだし、皆許してくれるだろ)

 

てことで、またに(・д・)ノン

 

 

 

 

 

 

 

説明
こんにちは、こんばんは、おはようございます、Rocoです。
この作品は、『小説』ではありません、作者の頭の中の『妄想文』です。
なので、生暖かいめで見守ってください!
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コメント
Sinブンロク様>ありがとうございます、もちろん園児(5歳児)です。マセてますねー、でも世の中には小学生で数々の殺人事件を解き明かし、銃や飛行機、ボートにヘリ等の操縦もこなしてしまう子が居るので、この辺はおそらく許容範囲かと^^(Roco)
「袁家」誤字修正、完了しました、ご指摘ありがとうございます。^^(Roco)
shirou様>ありがとうございます、「袁家」は作者の超絶凡ミスです、速攻直してきます!(Roco)
アルヤ様>ありがとうございます、ジャッ子は某動画サイトのコメントから頂きました。中国地方一は車が乗れない5歳児にしたら果てしなく大きいと感じます。袁家は・・・はい、凡ミスです、速攻直してきます。とうたく組はまだ・・・秘密です^^(Roco)
「猿家」ってのはわざとなんでしょうか?誤字なのでしょうか?「袁家」だと思うのですが。(shirou)
ジャッ子てwww明命の中国地方一も微妙に小さいしwww。猿家の字改変には意味があるのか、とうたく組と一刀の面識とか気になる点が多いですね、続きが楽しみです(アルヤ)
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