機械部の憂鬱 TAKE1〜2解
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TAKE 00 プロローグ

 

俺がいつ、オタクというものになったかわからない。

いつの間にかなっていた。

オタクとは漫画やアニメ好きとかいろいろなことが混ざり合ってできるものと俺は思っている。

しかし、俺にはどうしても納得できないものがある。

それは最近の戦隊物や魔法少女物(女の子が見そうな奴)である。

例えば、戦隊物なら”緊急戦隊 大変態”魔法少女物なら”ゲリキュア”(笑)

って言うかめちゃくちゃ汚いイメージがあるようなものばかりだ。

一体、どんな世の中なんだ。

唯一、俺が心を許したのは奇動専子 仮面ダム。

あれはいい話だ。

そんなこんなで俺が入った工業高校でも最近のアニメの話ばかり。

俺が入りたかったオタクばかりがいる部活もそんなものばかり。

しょうがなく俺はまじめそうな機械部を選択した。

 

TAKE 01 俺、参上!!

 

なぜか俺は部室で唖然と入り口を見つめている。

いや、俺だけではなかった。

同じ1年生が全員同じ方向を向いている。

先輩たちはなぜか「またか」とあきれている。

そして、入り口には”緊急戦隊 大変態”のポーズを決めた先輩が一人。

「俺、参上!!」

し〜んと静かな時間が流れる。

「・・・なぜか俺はあなたの言葉でHpとMpがゼロになった気がします。」

俺がボソッと言う。

「ば〜か、俺の言葉を聴けば1レベル上がるぞ」

(あなたの言葉でレベルが上がるならあなたの家族は何レベルですか?)

俺は心の中でそう突っ込む。

何故こうなったかと言うと一週間前に戻る。

 

俺はその日、大決心をしていた。

機械部に入ろうと。

心に決めていた。

そして、機械部にたどり着いた。

機械部はまだ開いてなく、先輩と思われる人が2名ほど。

一人は髪の毛が短く、もう一人は普通の髪の長さだった。

俺はまた、出直すとその人たちに伝え帰った。

俺の決心はむなしく終わった。

しかし、次の週。

俺が機械部に見学に行くと機械部の部室が開いていた。

お、ラッキーと思った俺はその地獄の扉をノックした。

音は静かに廊下へと響いていった。

ガラガラっと扉が開く。

中から出てきたのはこの間見た先輩の1人だった。

あの髪を短く切った方だ。

俺はその人に見学させてくれといい中を見せてもらった。

話に聞くとその人は2年生で今週は掃除が無い人らしい。

一通り部室を眺めた後、俺はついに言ってしまった。

「この部活に入ります」と。

2年生の先輩はゆっくり決めてからにしろっと言いましたが。

部室を出るときに念を押して。

「絶対、この部活に入ります。」

これが原因だ。

その後、3日間ぐらいしたら3人の1年生が入り。

そして、さらに4日後。

今の状況になっていた。

 

「・・・・・」

し〜んと部室内は静まり返った。

テクテクと何事もなかったかのように2年生の先輩が部室に侵入する。

2年のもう一人の先輩は黙々と作業を進める。

3年生もスルー。

何事もなかったかのように作業をする。

時間が止まっているのは俺以外の1年生だけ。

「あ、これやっといて」

と2年生のもう一人の先輩が話しかける。

俺は

「はい。」

と答える。

他の三人はまだ時間が止まっていた。

俺はまだそいつらとは話をあまりしていなかったので声を掛けなかった。

(・・・すまん)

心の中で謝る俺。

俺がスルーしていると3年生の先輩の一人が救助に向かった。

あれこれと説明しだす先輩、いきなり戦隊物のポーズを繰り出す先輩。

なにがなんだかわからなかった。

 

1ヵ月後。

 

あれから、1ヶ月。

俺は部活生活にも慣れてきた。

あの緊急戦隊 大変態のポーズを決めた先輩にも慣れた。

しかし、この部活の先輩はおかしな人がいっぱいいるようだ。

まず、ポッチャリ系の部長。

その部長は奇動専子 仮面ダムに詳しく最近出た”戦○の絆”にはまっているらしい。

俺は部長の真顔を見たときは飲んでいたお茶を吹き出した。

次に普通のオタクの先輩。

痩せ気味の体系の普通の人。

次はウラ・タロスことウラ先輩。

他の2人と比べ自由度が高い先輩だ。

とここで話を戻そう。

俺はこの一ヶ月間で判ったことがある。

それは・・・・・・・・・・・

ふう、疲れた。・・・・・また今度の機会にしよう。

 

俺はいつもどおり部室で作業をしている。

「おい、キョン。これやってくれ。」

ちなみにキョンとは俺のあだ名らしい。

「ああ、わかった」

と答える。

平凡な日常だ。

「俺、参上!!」

日常が崩された。

たった一人の先輩によって。

その名は”えびぞう”

なんか後ろで音楽が流れてきそうな登場である。

これが俺の嫌いだった”緊急戦隊 大変態”のポーズである。

実はえびぞう先輩は実写物オタクらしい。

「○ガ・ホーム」

今俺の後ろでやっているのは”緊急戦隊 大変態”の技の一つらしい。

(って言うかかなり痛い)

「おい、キョン大丈夫か?」

「ああ、まだ生きてるよパピーTX」

ちなみにパピーTXと呼ばれたのは俺以外の仮面ダム好きの一人でなぜか額に? のマークがある。

「ふざけるな!!か〜え〜せ〜」

今、ふざけるなと言ったのは通称パルパルポ・ファルコン痩せ気味で背が高い1年生である。

最後に返せと言っているのはそれがネタだからだ。

そうこうしていると後ろから痩せ気味で背が低い最悪の男が

「パピーTX、どうでもいいけぇ早く作業しようよ」

といった。

この男は通称スミッコ・トイレットいつも何もせずにいる根暗男。

「うん、そうだね」

(ああああ、どこかに行かないでくれぇぇぇ。俺、まだえびぞうに○ガ・ホームを食らっているんだ。)

そしてそのまま作業に。

「無視するなぁぁぁぁぁ!!!!」

俺の悲鳴が学校中に響いたのはその直後であった。

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TAKE 02 Nose Water K 参上!!

 

 

 

俺達はいつもどおり部活をやっている。

季節はもう梅雨。

雨が降っている。

「・・・・・雨がフッとる」

とファルコンがつぶやいた。

「あ〜、ほんまじゃ」

パピーもつぶやく。

今は部室に4人存在する。

3人は今ここにいる、俺とファルコンとパピーだ。

あと、もう一人は・・・・・。

「お〜い、モモ○ロス〜。・・・・なんだウラ○ロス」

と、隣の部屋からつぶやき声が聞こえる、えびぞうだ。

そう、今はとても退屈である。

だが、こいつらはつまらなくなかったようだ。

「ねぇねぇ、パピー。こいつ、香水かけとる」

「ふ、はははははは」

どうやらパピーとファルコンは先輩のアルバムを見ているようだ。

(まったく、あきないなぁ)

そう、この間俺の中学のときのアルバムを持ってきたばかりだった。

「おい、ここに可愛い女がいるぜ」

とファルコンが指を指す。

「えっどこどこ?・・・・・ふ、はっはははは」

俺もファルコンの指を指したほうを見る

(おいおい、男じゃねぇか。こいつら神経どうにかなっとるんじゃ無いのか?)

だが、意外とおもろい。

「はははははは」

俺も混ざって笑ってしまった。

ガラガラガラ・・・ドンッ!!

部室の扉が開く。

そこには見知らぬ男が立っていた。

顔はゴボウに似ていてなんとなくキモさMAXの感じが漂っている。

「俺ハノーズ・ウォーターK・・・・・ココハ俺タチガ乗ッ取ル。」

「うわっバケモノみたいな顔しとる。」

俺は脈拍も無くその言葉を言ってしまった。

「オ、俺ガバケモノ!!!・・・・・(少し考える)・・・チガウ俺ハピ〜〜〜ダ。」

「な、なんかようわからんこと抜かしとる、こいつヤバイで〜」(俺)

俺は逃亡準備満タンで窓の方へ行く。

「お、お、お、お前はノーズ・ウォーターK。最強のキモ男、・・・・・逃げろ!!」

ファルコンは戦闘から離脱した。

「クラエッ!!!!!!ハナクソミサイル!!!!」

ノーズ・ウォーターKは鼻くそをほじりそれを飛ばした。

「ぐわはっ!!!」

パピーTXは力尽きた。

「奴のハナミズはバケモノか!!」

それよりかパピーが死んでるどうにかしないと。

世界樹の葉をつかいますか?

どこからとも無くナレーターの声が聞こえる。

Yes/No

「Yes!!!!!」

俺は心の限りYesと叫んだ。

パピーTXは復活した。

ノーズ・ウォーターKはまた、鼻くそをほじってる。

「クラエ!!!!!」

ノーズ・ウォーターKは鼻くそを飛ばした。

パピーTXは返し技を使った。

「しつこい男は嫌いだ!!!」

ノーズ・ウォーターKに4000のダメージ。

キィィィィィバッタン!!(名探偵コ○ンで出る扉の奴)

えびぞうが現れた。

「お前ら何やってんの?(<0w0<)」

えびぞうの2回攻撃。

ノーズ・ウォーターKに100000万と192783474のダメージ

「ガ―(0口0)―ン」

ノーズ・ウォーターKはひざを床に落とし土下座のポーズをした。

「なんだぁてめぇ、ここは機械部だぞ!!」(えびぞう)

えびぞうはとどめの一撃を放った。

「イエス、ユアマジョスティ」

なんかようわからんことを言いノーズ・ウォーターKは逃げた。

ファルコンが戻ってきた。

「いやー一時はどうなるかと思ったよ〜」

「この部活に弱い奴は要らない!!」

パピーTXは怒った。

攻撃力が10下がった。

「お前は一度死んだけどな」

ファルコンの攻撃。

パピーTXに1のダメージ。

「なにー」

パピーTXはさらに怒った。

攻撃力が永遠に1下がった。

「パピーTX、どうでもいいけぇ早く作業しようよ」

スミッコが話しかけた。

攻撃力がなぜか3倍に。

(いつの間にスミッコが現れたかは聞かないでおこう)

「おい、どうすんや?」

ファルコンが攻める。

(よくわからんけど(笑))

パピーTXは今日の部活を放棄した。

「スットープ」

だが、えびぞうにとめられた。

そんなこんなで今日一番出番が少なかった(スミッコは気にすんな)俺は別のことを考えていた。

ノーズ・ウォーターKって誰だ。

素朴な疑問に俺は頭をかしげていた

説明
この作品は現実を元に作成しています。
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タグ
長編 機械部の憂鬱 

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