二人の御使い 天の御使い・偽りの御使い 5話
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この物語は、キャラクターの性格が多少違ったり

本来のお話から大分違っていたり

オリジナルキャラクターが出てきたり

チートキャラだったりしますが

それでも大丈夫と言って頂けるなら見てやって下さい

 

誤字脱字その他もろもろ如何せん素人なので不十分な所が目立つかもしれませんが

暖かい目で見守って頂けると嬉しいです

 

 

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この物語は二人の御使いの物語である

 

 

 

 

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ちゅんちゅん

 

一刀「ん、んん?」

 

見たことの無い天井にベットに布団、見慣れないものが置かれている

 

一刀「そうか、ここは長安の城の中か…」

 

昨日の夜に俺達は長安に着いた、俺が助けられた所からかなりの距離があって野営をしながらだったから適度に休めたから良かったものの正直つかれたな、と言うか……

 

一刀「長安に行くって言っていたから此処で暮していた事が有るのかと思ったけどアレには驚いたな」

 

長安に入ると俺達が来る事が伝わっていたのか町はお祭りムードですごい歓迎されたけど、何が一番驚いたって……

 

侍女「失礼します、北郷様。輝流様が王座の間でお待ちです」

 

長安の太守が『輝流蒼真』だったてことだよな

 

 

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着替えて王座に行ったのだが、いや行こうと思ったんだが…

 

一刀「迷った…」

 

意外と広いんだな〜と言うかさっきの侍女に案内してもらえば良かった、中を色々見て回りたいからって断るんじゃなかった…

 

一刀「はぁ……」

 

?「なら早く侍女でも兵でも見つけたらいい」

 

一刀「え!?」

 

振り向くと其処には少し怒った高順が居た、と言うか心の声が駄々漏れだったのかな…

 

一刀「ちょうど良かった、悪いんだけど王座の間ってどっちかな?広すぎて迷ちゃって」

 

薺「遅い…」

 

一刀「え?あ、ちょっと!?」

 

そう言うと高順は歩いていってしまった

 

一刀「ついて来いって事かな?」

 

此処に居ても仕方ないし…でもなんで怒ってるんだ?

 

一刀「??」

 

 

 

 

高順に着いて行きやっと王座の間に到着、扉を兵たちが開けてくれて中に入ったけど…

 

一刀「コレが王座?」

 

王座の間って言うくらいだから凄い華やかなものだと思っていたけど中は殺風景だ、必要な物はある程度お金をかけているのは分かるけどそれ以外は必要最低限しかお金を掛けないと言った感じだった

 

蒼真「来るのが遅かった割に何を期待していたんだ?」

 

声の方を向くと王座に輝流が座っていた

 

一刀「え、いや、ほら王座って凄い煌びやかなイメージが有ったからなんと言うか、ね?」

 

俺がそう言うと数人は『いめーじ?』『何だそれは?』『天の言葉か?』とザワザワし始めた。そうか…言葉を選ばないといけないのか、それもそうだよな俺が暮していた時代とは違うんだよな

 

蒼真「そうか、期待に応えられなくて悪かったな」

 

あ〜失言だったかな?機嫌が悪そうだ

 

一刀「え〜と、スマン?」

 

蒼真「そう思うなら、孫堅の横にでも行ってくれ」

 

そういわれて周りを見てみると王座の階段の下には孫堅さんや趙雲達が居た、孫堅さんがこっちに来いと手招きしてくれている

 

程立「遅かったですね〜道にでも迷ってたんですか?」

 

一刀「良くご存知で…」

 

趙雲「何故侍女に案内して貰わなかったのです?起こしに来てくれたのでは?」

 

取り敢えず苦笑いで返しておこう

 

蒼真「さて最後の一人もそろった事だ、今後の事について説明しておこう」

 

蒼真はそう言って喋り始めた……相変わらず一言多い気がするが今回は俺に非があるので黙っておこう

 

 

しかし昨日長安に着いてから驚かされてばかりだな…

 

 

 

 

 

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昨夜

 

 

一刀「なあ輝流さんよ、何時になったら長安に着くんだ?」

 

蒼真「もう少しだ」

 

一刀「そう言って大分たつんですが…」

 

今日も野営かな?にしても何時もだったら真っ暗になる前に野営の準備をする筈だし、今晩は月も出ていないから凄く暗い、こんなに視界が悪くても移動するなんて……もしかして本当にあと少しなのかな?

 

孫堅「一刀君疲れた?」

 

一刀「い、いえ…別に疲れたわけじゃないんですけど、何時になったら着くのかな〜と」

 

孫堅「そう辛かったらなんでも言ってね」

 

後ろに跨って馬を操ってくれている孫堅さんが心配して声をかけてくれた。何でも孫堅さんは娘が3人居るらしいが、本当は息子も欲しかったらしく俺の年齢が娘と近いと言う事も有って色々と面倒を見てくれる

 

蒼真「文句しか言えんのか」

 

あなたは俺に対してソレしか言ってませんけどね

 

戯志才「しかし蒼真殿、一刀殿の様に疲れたとは言いませぬが実際の所後どれ位で着くのでしょうか?これほど暗いと危険なのでは?」

 

戯志才さん地味に酷い事言ませんでした!?

 

蒼真「危険と言うと?」

 

程立「この辺りの賊にいきなり襲撃される可能性も有るのではないのですか?」

 

一刀「ん?程立さん、今移動している場所は暗くて遠くまで見えないけどこっちも見えないって事は相手も見えないんじゃないの?」

 

ふと程立の言った意味に違和感を覚えたから聞いてみたが、何故か俺を見る皆の視線が痛い、高順に至ってはなんか凄い残念な者を見るような、哀れな物を見るかの如く見てくるんですけど!?

 

一刀「え〜と…俺何か変なこと言いました?」

 

取り敢えず理由が分からないので聞いてみることにしよう

 

蒼真「…孫堅、子供でも分かるように説明してやれ………」

 

子供でも!?俺そこまで馬鹿にされる事言った!?この男はいちいち人を馬鹿にする事を言わないと会話できないの!?

 

孫堅「あのね一刀君、今私達は暗くて視界が悪いから周りを見るために火を灯しているでしょ?そして私達はこの周辺の地形なども詳しくない、けどこの周辺を縄張りにしている賊なら地形にも詳しから自分達は明かりが無くても行動できるはずだし、そうなると相手は火を持たなくても行動できる。と言う事は私達は賊が見えなくても、火を持っている私達は?」

 

一刀「相手から丸見えの状態?」

 

孫堅「そう言うことね」

 

なるほどそう言うことか確かに自分は見えなくても相手には見えている状態なら確かに危険だよな………ん?

 

一刀「なあ輝流さんよ」

 

蒼真「なんだ」

 

一刀「めんどくさそうだな〜まあ良いや、結局のところ今俺達は移動するのが危険な状態なんだろ?なのに移動するのか?」

 

俺がそう言うと今度は皆の視線が輝流に向けられた、やっぱり皆気になってるんだな

 

趙雲「一刀殿の言うとおりですぞ?この様な状況なのに移動する理由は何ですかな?」

 

蒼真「……逆に問うが優秀な軍師が二人、優秀な武将が四人も居てなおかつ、少ないとは言え孫堅の兵に、薺の兵、そして私の兵がそこらの賊に遅れをとる理由を教えてもらえるかな?」

 

そう言う輝流の顔は見えなかったが、その背中には自信が溢れているように見える

 

全員「「「「「「「……………」」」」」」」

 

まだ出会って数日しか経っていないのにここまで信用できる理由はなんだろう?

 

蒼真「少年信用してもらいたければ先ずは自分から信用することだ」

 

一刀「あぁ〜なるほど………って!人の心を読むなよ!!」

 

蒼真「顔に書いてあったぞ」

 

一刀「後ろ向きで顔が見えるのかよ!!」

 

孫堅「一刀君あの男は気にしたら負けよ…」

 

疲れる、あいつと会話してると余計疲れる。感心して損した

 

程立「それでいつになったら目的地に着くのですか?」

 

程立がそう言うと蒼真の足が止まった

 

薺「この景色も久しぶりですね」

 

蒼真「ああ、久しいな」

 

戯志才「一体何を言ってるのですか?特に何も見えませんが…」

 

蒼真「………」

 

蒼真は何も反応しない、ただ前を向いているだけだ

 

趙雲「蒼真どn「お帰りなさいませ輝流様」!?」

 

いきなり前から声が聞こえて来た、趙雲や孫堅さんが武器に手を掛けていた

 

蒼真「ああすまんなわざわざ」

 

?「い、いえ!そんな輝流様にそう言っていただけるとわ…」

 

蒼真「私の言った事を守っているようだな」

 

?「は!輝流様がお戻りになるまでは城壁に火は灯しておりません」

 

蒼真「そうか、では今この時を持って新たに灯りをつけろ」

 

?「は!」

 

孫堅「ちょ、ちょっとまって!?」

 

蒼真「なにがだ?」

 

孫堅「城壁って如何いうことですか!?」

 

そう今俺達の目の前には真っ暗な闇しかな、い?」

 

ぽつぽつと俺達の目の前に、上に火が灯り始めた、暗くて良く分からないが相当高い位置にも火がある

 

戯志才「これは…」

 

程立「おお〜」

 

趙雲「なんとも」

 

孫堅「そんな…」

 

一刀「でかい…」

 

俺達は火が着くに連れて大きさが理解でき始めた、本当にデカイいったい何mあるんだろ?

 

蒼真「では改めて」

 

俺達は輝流の声の方に向くとそこには巨大な城門があった

 

 

 

蒼真「ようこそ『長安』へ」

 

 

 

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で、結局その後、城門を潜って中に入ったら町がお祭り騒ぎなんだもんな〜よっぽど輝流の帰りを待っていたんだな……

 

蒼真「少年」

 

そう考えると凄い奴なのかな?

 

蒼真「……おい」

 

でもなんで輝流はわざわざ自分が長安の太守だって事を黙ってたんだろ?

 

孫堅「一刀君」

 

一刀「え?」

 

俺は声に呼ばれて顔を向けるとそこには困った顔の孫堅さんがいた

 

一刀「えっと……何か?」

 

蒼真「…話を聞いていたか?」

 

一刀「え〜と……『今後の事に着いて説明しておこう』かな?……」

 

あ、輝流がため息付いた

 

蒼真「……孫堅と趙雲は兵の調練でも見てやってくれ、程立と戯志才は色々聞いて改善した方が良い事を探してくれ、で少年はどちらかに付いて行動しても構わない」

 

一刀「どっちでもって言われても…」

 

兵の調練を見ても良く分からないし、軍師二人に付いて行っても文字が読めないしなあ

なんて考えていると…

 

蒼真「…孫堅そのお子様の子守をしつつ、調練を見てくれ」

 

ついにこもり扱いか…いや前から感じていたけどね、うん

 

孫堅「そう、よろしくね一刀君」

 

まあ孫堅さんが喜んでみたいだしいいか

 

蒼真「では各自行動してくれ」

 

全員「「「「「は!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして俺達は長安に着き主の正体を知ったのだった

……あいつが主で会ってるよな?

 

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こんにちは、こんばんは、おはようございます

Sinです

 

 

また前回から日が経ってしまいました…

おかしい、当初の予定ではせめて週一で投稿できるようにしようと思ったのに…(一度に投稿する量が少ないためorz)

なぜだ…

 

 

まぁ早い話私がPCの前に座らないからなんですけどね……

 

 

 

だってプロジェクターで遊んでたんだもんw

ワイヤレスヘッドフォンだといまいち迫力に欠けるからってお金が無いからってAVアンプなんか買ってないんだからね!!

すげーよHDMI出力×2だよ…一々差し替えなくて良くなったよwww

近いうちにスピーカー増やさないと、今は2つしかないし………

お金が足りないよーorz

 

 

 

 

そんなこんなでも頑張っていますので感想、コメントなど書いてやってください

最近コメントして頂けないので心が折れてきましたwww

だれかたまには石でも投げて!!!!!

 

注意*私はMでは有りません、Mじゃないですよ?ほんとにMなんかじゃ無いんだからね!!(オエ

 

 

 

 

 

 

次回は拠点の予定です

ではではノシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近やっと少しずつだけどギターで指が動くようにw

不器用って辛い!

早く上手くなりたいよ…

 

説明
最近こちらの話ばっかり書いている気がしますが気のせいですかね?


少しは進んだんで読んでやってください
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