時代は乱世の時代。

漢王朝は腐敗し皇帝もそれを抑えていられなかった。

そんな時代に一人の少年が現れる。

少年は自分を劉郷と名乗る。

「俺は劉郷。字は喬契。真名は故あって名乗れない。

俺の理想はただ一つ。この乱世を治め平和な大陸を創ることだ」

彼の強さは剣神と呼ばれ賊からは鬼神と恐れられ民からは守護神と崇められていた。

そんな彼は旅の最中に一人の少女と出会う。

「私は曹操。覇道を進みこの大陸を平和にする者。

劉郷、あなたの力を貸しなさい」

彼女達はその出会いから徐々に徐々に距離を縮めていく。

そして、劉郷が己の真名を明かした時二人は忘れていた記憶を思い出す。

「ようやく会えたね……華琳」

「ええ……一刀」

そして二人は覇道の為の決戦を行うことになる。

「劉備！私は誰に何と言われようと覇道を行く！

これが最後の決戦よ！これ以上犠牲者を増やしたく無いのなら

あなたの最高の武将と私の最高の武将を一騎打ちさせなさい！

勝った方がこの戦の勝者よ！」

そして、彼女は大陸の覇王になった。

だが、運命はそれを許さなかった。

彼女達は運命と戦うことになる。

「もう、彼女を泣かせない！」

「もう、あんな気持ちはしたくない！

曹魏の精兵達よ！運命は私達で切り開くわよ！

全員突撃！」

そして、最後の戦いの時……

「左慈、もう終わらせようぜ……」

「ああ、行くぞ！」

運命は変えられるのか！？