とある少年の物語
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とある少年の話をしよう。

その少年は、5歳のころから戦場に立ってたくさんの人間を殺してきた。何十、何百…数え切れないほどの人たちが、少年の手によって屍となってゆく。そんな現実に少年は耐え切れなくなっていた。

 

その少年はアフガニスタンのベースキャンプで生まれた。しかし、その数分後、母親はアフガニスタンのゲリラ兵により殺された。もちろん生まれて間もない少年もそこにいたが、攻め入ったゲリラの指揮官が身柄を引き取った。そこで生かされた少年ははたして幸運だったのか。

 

引き取った男は少年に一本のマチェットを持たせて、戦場に出向かせた。少年は驚異的な身体能力で兵士を切り裂いていった。その時は何も考えずマチェットをふるっていた。

「今日は18人。全部でちょうど500人。」

毎日のように単身で世界のあちこちに足を運び、戦いの地でマチェットをふるう少年は、血塗られたマチェット。「ブラッドマチェット」そう呼ばれるようになった。

自分の前に立つ者は皆死んでいく…。少年は自分を見失っていった。

 

彼が9歳になったころ、彼のもとに一筋の光がさした。

一人の軍人「アデル・ベルモンド」は、彼を戦場から救い出し、「機械」のような少年を「人」としてやり直させることを決意した。

正しい教育を学び彼女とともに生活することによって、少年は自分を取り戻すことができた。

 

3年後、彼はアデルから「ジャック」という名をもらい正しい道へと進むため、彼女の所属する組織「PTP」のに入団を決意した。

彼は今、ゲートの前に立つ。

 

 

 

 

これから彼が出会う現実は

「希望」か「絶望」か、それとも…。

NEW ACT1に続く

説明
どうでしょうか…。
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とある オリジナル 一次創作 ファンタジー ダークファンタジー 軍隊モノ 長編 

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