孤高の御遣い Brave Fencer北郷伝45 |
蜀最南の雲南
雲南は、みい達の国に最も近くかつかなり温暖で湿気が強いためサトウキビの栽培が出来るのではないか?
朱里と雛里は以前から一刀から聞いていた栽培方法を杏奈に教え杏奈を筆頭に立たせこの雲南の土地を耕していた
栽培方法は純粋自然栽培
サトウキビ畑の周りに害虫が好きな植物を植え害虫がサトウキビに寄り付かないようにする
その甲斐あって結果は成功といっていいものだ
今では三国に砂糖が供給され蜀の台所を支える資金源の一つとして成り立ちつつあった
これは、お菓子作りにおいては天下無双の腕を持つ雫と料理研究家の流琉と朱里と雛里、そしてこの二人に料理を教えた百合をおおいに喜ばせた
見学に来た魏と呉の重鎮達は羨ましがっていた事は想像に難くは無い
これは、そんな雲南
そして、みいの国でのお話である
それは、ある一言から始まった
桃香「あ〜〜つ〜〜い〜〜よ〜〜・・・・・」
華琳「これは・・・・・流石に堪えるわね・・・・・」
雪蓮「呉も暑いところだけど、ここの暑さは種類が違うわね・・・・・」
雲南の最も南に位置する城、ここで桃香達は襲い来る湿気と戦っていた
鈴々「お兄ちゃ〜〜〜ん、なんでこんなところで砂糖なんて作るのだ〜〜〜・・・・・」
一刀「仕方ないさ、こういう気候じゃないとサトウキビは育たないんだ」
鈴々「う〜〜〜〜〜〜・・・・・」
沙和「たいちょう〜〜〜、沙和も限界なの〜〜〜・・・・・」
真桜「ウチもやわ〜〜〜・・・・・」
愛紗「文句を言うな鈴々!ご主人様は我らのことを考えてくださっているんだぞ!・・・・・はぁはぁ・・・・・」
凪「そうだぞ二人共!もっと気合を入れろ!・・・・・ふぅふぅ・・・・・」
文句を言う鈴々と沙和と真桜を叱る愛紗と凪だが、やせ我慢がちらほら見える
一刀「・・・・・俺も今まで旅を続けてきて暑さと寒さにはかなりの耐性が付いているつもりだけど、これはかなりくるな」
時雨「ふぅふぅ・・・・・旦那様ぁ・・・・・この服脱いでもいいですかぁ?」
一刀「おいおい!下着姿で城内を歩き回る気か!?」
斗詩「でもご主人様ぁ・・・・・これはきついですぅ」
猪々子「そうだぜ兄貴ぃ〜〜〜、いっそのことまっぱになったほうが仕事がはかどるぜ」
麗羽「猪々子さん!なんてことを!そんなはしたないこと許しませんよ!・・・・・でも北郷様ぁ、なんとかなりませんかぁ?」
一刀「・・・・・窓は全て開けていて風通しはこれ以上は良くならないし、湿気はなんともならないからなぁ」
除栄「しかし、これでは仕事なんて出来ません・・・・・」
張済「兄上の氣でなんとかなりませんかぁ〜〜・・・・・」
一刀「おまえは氣を魔術か何かと勘違いしちゃいないか?氣というのは陽の力だ、物を発火させることは出来ても、その逆なんて出来るはずが無いだろう」
聖「一刀でもどうにもならないか〜〜〜・・・・・」
冥琳「それにしても、どうしてここはいつも新鮮な食材を用意できるんだ?」
穏「そうですね〜〜、これほどの湿度だと保存することはほぼ不可能に思えますけど〜・・・・・」
杏奈「それなら心配ありません、ここの食材は地下深くに保管されて居ますからぁ」
朱里「はい、地下は湿度が届かないので保管場所としては最適なんです」
恋「・・・・・ご主人様・・・・・」
一刀「どうした?恋」
恋「セキトと張々・・・・・もう駄目・・・・・」
セキト「っはっはっはっはっはっは」
張々「ふぅ〜〜〜〜、ふぅ〜〜〜〜〜、ふぅ〜〜〜〜、ふぅ〜〜〜〜」
セキトは口を開きっぱなし、張々は鼻息で埃を巻き上げている
流石に常に毛皮を着ているだけあって中身は汗だくだろう
村長「なんだか、天国が見えてきましたぞ〜〜〜、とうとうお迎えが〜〜〜〜・・・・・」
音々音「一刀〜〜〜、天の知識でなんとかしやがれです〜〜〜・・・・・」
桂花「こういう時くらい役に立ちなさいよ〜〜〜・・・・・」
悠「これはもう我慢できないぞ〜〜〜〜・・・・・」
みい「みんな情けないにゃ、みいはこれくらいなんてことないにゃ」
純夏「そりゃみい達は慣れているからいいかもしれないけど・・・・・」
百合「はい〜〜〜・・・・・わたし達は慣れていないんですから〜〜〜・・・・・」
一刀「う〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・」
一刀も何とか解決策を見出そうと頭を捻った
しかし、この時代にはクーラーなんてあるはずが無く、暑さに対する対策は数えるほどだ
一刀「・・・・・いっそのこと仕事を全て放り出して、水遊びでもするか?」
風「水遊びですか〜〜?」
稟「確かに、ここでの仕事はほとんど済んでいますし、問題は無いでしょうけど・・・・・」
柊「はい・・・・・いったいどこでするんですか?」
雛罌粟「あと、水遊びの時の格好はどうすればいいんですか?」
一刀「それなんだけどな、前に龍を倒しただろ・・・・・その時に龍が多くの貴重なものを落として行ってくれたよな」
星「ええ・・・・・それが何か?」
一刀「その中に龍の皮が大量にあるんだけど、これを見てみたら水着の材料にかなり向いているんだ」
純夏「水着ですって?」
一刀「ああ・・・・・なぁ華佗、確かここに疫病対策で持って来ていたよな」
華佗「ん?・・・・・ああ、持ってきているぞ・・・・・だが疫病が発生する気配も無いみたいだし無駄になるかと思っていたけどな」
一刀「いや、無駄にならなくてすむぞ・・・・・沙和、意匠はお前に任せる」
沙和「分かったの〜♪」
一刀「他には、誰か刺繍が出来る人はいるかな?」
朱里「あ!わたしはできましゅ!」
雛里「わたしも・・・・・」
百合「わたしもできるわよ〜♪」
亜莎「わ、わたくしも・・・・・」
小蓮「あ♪シャオも手伝う〜〜♪」
一刀「よし、それじゃあみんな暫らく待ってくれ」
そして、一日後
一刀「よっしゃ〜〜〜、できた〜〜〜〜〜」
沙和「疲れたけど面白かったの〜〜♪」
まさに早業と言えるだろう
そこには全員分、華佗、除栄、張済、村長さんの分まであった
百合「・・・・・でも・・・・・これは〜・・・・・////////」
朱里「はわわ//////////」
雛里「あわわ//////////」
亜莎「ほほほほ本当にこれを着るんですか!!?////////////」
一刀「まぁ、俺が居たところでは良くある水着だからな」
亜莎「こここここれがですか!!?天界の女性達は物凄く大胆なんですね!!////////////」
小蓮「あははは♪可愛い〜〜♪よ〜〜〜し♪これで一刀を思いっきり悩殺しちゃうんだから〜〜♪」
そして、一同はみいの国に入る
そこには
桃香「わぁ〜〜〜♪綺麗〜〜〜〜〜♪」
華琳「へぇ〜〜〜〜、なかなか良い所じゃない」
雪蓮「水もかなり透明ね」
みい「ふふ〜〜〜ん♪ここはみいの取って置きの場所にゃ♪ありがたく使うにゃ♪」
そこはみいの国の海岸線
背後に囃子の木が生い茂りかの南の島を思い起こさせる
一面に広がる大海原は一同を圧巻させる
翠「これが・・・・・海ってやつなのか・・・・・」
蒲公英「・・・・・なんか感動しちゃう・・・・・」
聖「なんと雄大な景色じゃ〜〜〜・・・・・」
葵「そういえば、翠と蒲公英と聖様はこういったところに来るのは初めてでしたな」
月「これが海なんだぁ〜〜〜・・・・・」
詠「天角じゃ絶対お目にかかれないわね」
純夏「みんな海が珍しいのね」
冥琳「仕方あるまい、大陸のど真ん中では長江以外ではこういったものは無いからな」
小蓮「それじゃあみんな♪これに着替えて♪」
愛紗「え・・・・・ええええ!!?こんなものを着るのか!!?////////////」
翠「ちょっと待て!!すげ〜〜破廉恥だぞ!!///////////」
蓮華「いいいいいいくらなんでもこれは////////////」
雫「・・・・・凄い////////」
菖蒲「ほとんど、見えちゃいませんか?これ/////////////」
小蓮「でもでも、これは一刀がいた世界じゃごくごく一般的なものなんだって」
愛紗「これがか!!?///////////」
蓮華「そんなこと//////////」
翠「天界の女は痴女ばかりなのか!!?//////////」
桃香「そうかなぁ、わたしは可愛いと思うけど♪」
愛紗「桃香様!!?//////////」
星「まあまあ愛紗よ、天界では一般的ということはこれくらい着れなければ主の心を掴むことは出来ないということだぞ♪」
愛紗「え?・・・・・」
雪蓮「あたしは、こういうの好きよ♪」
華琳「ま・・・・・まぁ・・・・・何事も経験よね///////」
そして、森の中にて一同は着替えた
桃香「あはは♪これ凄く動きやすいね♪」
雪蓮「ええ♪肌にぴったりと吸い付いているわ♪」
華琳「むぅ・・・・・」
華琳は自分の胸を周りの者達を比較していた
華琳「・・・・・なによこの敗北感は・・・・・」
春蘭「華琳様〜〜〜〜♪早速遊びましょう〜〜〜〜♪」
華琳「春ら・・・・・・」
華琳に向かって走ってくる春蘭の胸は
ブルンブルンブルン
まさに至宝の餅である
春蘭「華琳様〜〜〜〜〜♪・・・・・どうしたんですか?華琳様」
華琳「なんでもないわ・・・・・」
春蘭「????」
桂花「はぁはぁ・・・・・華琳様ぁ・・・・・その美脚にてこの桂花を踏んでください〜〜〜・・・・・はぁはぁ・・・・・////////////」
華琳の足元では桂花が華琳の足に頬擦りして悶えていた
そんな時、残りの着替え班が浜辺に来る
雫「なんだか・・・・・恥ずかしいです///////」
菖蒲「わ、わたしも//////////」
零「ご主人様・・・・・褒めてくれるかな////////」
嵐「むぅ////////」
麗羽「お〜〜〜っほっほっほっほっほ♪このような麗しい水着を用意していただいて、北郷様には感謝し切れませんわ♪」
斗詩「・・・・・////////」
猪々子「よっしゃ〜〜〜〜〜♪遊ぶぞ〜〜〜〜♪」
純夏「これいいわね〜〜〜♪本当に動きやすいわ♪」
百合「うふふふ♪なんだか気分が盛り上がってきますね〜〜♪」
悠「天界ってところはきっといいところなんだろうな〜〜♪」
葵「はははは♪こりゃいいな♪動きやすいぜ♪」
聖「少し・・・・・きついのじゃ・・・・・」
音々音「恋殿〜〜♪物凄く似合ってます〜〜〜♪」
恋「ん・・・・・・動きやすい♪」
焔耶「な、なんでこんな格好を・・・・////////」
白蓮「いくらなんでも、これは露出が多すぎるぞ/////////」
柊「あははは♪」
雛罌粟「これで・・・・・ご主人様をイチコロに・・・・・////////」
杏奈「なかなか着心地がいいですねぇ♪」
美羽「うははは〜〜♪楽しいのじゃ〜〜〜♪七乃〜〜〜♪彩〜〜〜♪」
七乃「ああん♪もうお嬢様ったら♪よっ♪皆さんを差し置いて先に遊ぼうとしている三国一のお調子者♪憎いぞっこの♪」
彩「美羽様、準備運動をしないと心臓麻痺を起こしますぞ」
雫は、乏しい表情を吹っ飛ばす明るいオレンジのセパレートビキニ
菖蒲は、その銀髪に似合った純白のローカットレッグボトムビキニ
零は、その黒髪といい具合にマッチする紫のフリル付きスーパーハイレグビキニ
嵐は、その引き締まった体が際立つ競泳水着
麗羽は、その豊満な胸を強調するかのような金色のビキニ
斗詩は、嵐と同じ競泳水着だが純白
猪々子は、黄色いスポーツブラのようなボーイッシュ水着
純夏は、彼女に似合った焔柄のビキニ
百合は、フリルの付いた純白ワンピースビキニ
悠は彼女の旗の色に則って虎柄のビキニ
葵は、彼女の性格にお似合いな真っ赤なビキニ
聖と音々音は白スク水、聖は胸を押さえ少しだけモジモジしている
恋は、なんと純白のマイクロビキニ
時雨は、若いのに母性的な体に似合う緑色のモノキニ水着
焔耶は、黄緑色のフリル付ビキニだが、サイズを間違えたのかかなりパッツンパッツンである
白蓮は、白馬長史の何相応しい純白のフリル付きビキニ
柊は、黄緑と白のティアードレスビキニ
雛罌粟は、水色と白の縞々フリル付ビキニ
杏奈は、豹柄のボトムビキニ
美羽は、ピンク色お子様フリル付水着
七乃と彩は、お揃いの水玉模様のマイクロワンピースであった
桃香「わぁ〜〜〜、みんなも可愛いね〜〜〜♪」
雪蓮「あははは♪本当、似合ってるじゃない♪」
鈴々「鈴々も早くバインバインになりたいのだ〜〜〜」
紫苑「うふふふ♪焦らないの♪鈴々ちゃん♪」
桔梗「さよう、お館様に愛されていればいずれはそうなるぞ♪」
愛紗「桔梗!鈴々に変なことを吹き込まないでくれ!」
悠「雛罌粟〜〜〜♪柊〜〜〜♪お前等本当に(ピ〜〜)才か〜〜♪」
ムギュムギュムギュムギュ
雛罌粟「ひゃああああん!!悠さん!止めてください!//////////」
柊「ああああああん!!駄目です!悠さん〜〜〜〜!///////////」
愛紗が桔梗の言動に異議を唱え、悠が雛罌粟に悪戯をしているところに
華佗「それにしても、本当に動きやすいな、これは♪」
除栄「はい、これならいつ敵が襲い掛かってきても瞬時に武器を取れます」
張済「兄上もこのようなものを開発してしまうとは、我が兄ながら恐ろしいです」
村長「この老体・・・・・もはやいつ死んでも・・・・・悔いはないですじゃ・・・・・」
目の前に広がるワンダーパラダイスに村長は涙を流しながらそう告げた
華佗は、海パン
除栄、張済はトランクス水着
村長は、フンドシ姿である
桃香「あれ?ご主人様は?」
除栄「あれ?さっきまで後ろにいたのに」
華佗「ああ・・・・・様子を見に行くか?」
一同が不安に思っているその時
一刀「おまたせ」
「!!??」
一同は目を見開く
そこには、トランクス水着を着用し古代ギリシャ像顔負けのガタイをした一刀が様々な海水浴用の遊び道具を拵えてこちらに向かってきている姿だった
「/////////////////」
あまりにも逞しすぎる一刀の体に女性一同はただただ見惚れていた
除栄「う〜〜〜〜〜む、男のわたし達から見ても隊長の体は惚れ惚れしますな〜〜〜〜・・・・・」
張済「兄上は、兵士達の理想像です」
華佗「俺も一刀の体は診察の時に何回も見ているが・・・・・これほどの肉体を持った者には会ったことが無いからな・・・・・」
村長「ワシも・・・・・あと30年若ければ・・・・・・」
そして、一同は浜辺で羽目を外す
桃香「ご主人様ぁ〜〜〜♪こっちに来て一緒にばれ〜〜っていうのやろ〜〜〜♪」
愛紗「ご主人様♪ご一緒しませんか♪」
鈴々「お兄ちゃん〜〜〜♪一緒に遊ぶのだ♪」
星「主♪楽しいですぞ♪」
純夏「一緒に遊びましょ♪一刀♪」
悠「ばれーの決まりごとは聞いた、面白そうだ♪」
流石にビニール製のボールは作れなかったため一般的な毬を持ってきていた
一刀「ああ、いいぞ」
桃香「はいっ♪ご主人様♪」
まずは桃香が一刀に向かって優しくパスする
一刀「よっと」
それを隣の愛紗に向かって高くトスする
愛紗「はっ!どうぞ!ご主人様!」
それを再び一刀に返し
一刀「はっと」
今度は純夏
純夏「それっ」
またまた一刀に帰ってきて
悠「せりゃ!」
バシンッ!
一刀「おっと!」
純夏「行くわよ一刀!」
一刀「ちょっ!速!」
純夏は一刀に強烈なスパイクを放つ
それをなんとか向かい側の鈴々にパス
鈴々「とりゃ〜〜〜なのだ〜〜〜♪」
鈴々は、純夏に負けまいとそれを一刀に向かってスパイクする
一刀「うおっと!」
剛速球で飛んでくる毬をなんとかレシーブする一刀
星「行きますぞ♪主♪とりゃ〜〜〜〜!!(スカッ)・・・・・ありゃ?」
ドスン!
真上に飛んできた毬をスパイクしろうとしてスカシ、砂だらけになった星
桃香「あははは♪大丈夫〜〜♪星ちゃん〜〜〜♪」
愛紗「ぷっくくくく♪無様だな、星♪」
鈴々「星ダサダサなのだ〜〜〜♪」
純夏「あのスカシっぷりたらないわね♪」
悠「お前も結構ドジだな〜〜♪」
星「うむむむ〜〜おのれ〜〜〜、言わせておけば〜〜〜」
一刀「大丈夫か?星」
一刀はそんな星の姿に何もいわず、そっと手を差し伸べた
星「・・・・・あ・・・・・ありがとうございます///////」
一刀「?・・・・・どういたしまして」
そして、星は一刀に引っ張り起こされるも
星「・・・・・・・♪・・・・・おっと」
一刀「わっ!?」
ドサン
「!!??」
わざとらしく星は、一刀に倒れ込む
星「主ぃ〜〜♪足を捻ってしまったみたいですぅ〜〜♪治していただけませんかぁ〜〜〜♪」
一刀「ちょっ!ちょっと!星!?」
ムギュムギュムギュ
星は、これでもかといわんばかりに自身の胸を一刀に擦り付ける
桃香「(うわぁ〜〜〜、星ちゃん大胆〜〜〜)」
愛紗「(おのれ星!これを狙っていたのか!?)」
悠「(流石星♪転んでもただでは起きないか♪)」
純夏「(一刀もああいう女性が好みなのかな?)」
鈴々「鈴々も〜〜〜♪」
一刀「うおおおおい!!?」
後から鈴々も加わりしっちゃかめっちゃかにされた一刀であった
一刀「ふぅ・・・・・」
桃香達にしっちゃかめっちゃかにされた一刀は少し浜辺を歩いていた
すると
雪蓮「あ!一刀〜〜〜♪こっち来て〜〜〜♪」
一刀「ん?ああ!雪・・・・・蓮・・・・・・・」
そこにはパラソルの下にて日光浴を楽しむ雪蓮、冥琳、祭、葵の姿があった
冥琳と葵は仰向けになり、雪蓮と祭はうつ伏せ状態で背中を晒していた
冥琳「?・・・・・どうしたのだ?そんなに見つめて・・・・」
一刀「い、いやその・・・・・」
祭「・・・・・♪・・・・・まったく一刀よ♪恥ずかしがらなくったってよいではないか♪」
雪蓮「そうよ♪あれだけこの体を嬲っておいて今更照れなくてもいいじゃない♪」
一刀「ちょっ!?雪蓮!?」
葵「おお!それは俺もうかうかしてられないな♪」
一刀「なっ!?葵さん!?」
冥琳「一刀よ、天の世界ではこういった場所では殿方は女性の背中に油を塗るという習わしがあると聞いたが」
祭「おお♪それは面白そうじゃ♪」
葵「さっそくやってもらおうか♪」
一刀「ええ!?」
雪蓮「あ〜〜〜!?あたしを先にやって〜〜〜!一刀〜〜〜!」
一刀「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その後、四人はじゃんけんで順番を決め最初は雪蓮になった
雪蓮「それじゃ一刀♪お願いね♪」
一刀「あ・・・・・ああ・・・・・」
一刀は、用意されたオイルを手に馴染ませながら雪蓮を見る
そこには、まさに至宝ともいえる悩ましいボディが存在した
いまだに信じられない、こんな自分がこの体を好きにしたなど
雪蓮「・・・・・?・・・・・どうしたの?一刀?」
一刀「なんでもない!」
やや誤魔化し気に一刀はオイルを塗り始めた
ヌルヌルヌル ぺチャぺチャぺチャ
雪蓮「あふあああああん?一刀ぉ?そんなにしちゃらめぇ〜〜〜?」
一刀「いっ!!?」
そのなんとも言えない甘声に一刀の手は止まってしまう
雪蓮「ああん?もう、手を止めちゃ駄目じゃない」
一刀「そんなこというなら少しは黙ってくれ」
雪蓮「だって〜〜、くすぐったいんだからしょうがないじゃない〜〜」
一刀「・・・・・とにかく、後が控えているからななるべく声を抑えてくれよ」
雪蓮「努力しま〜〜〜す♪」
そんな気はさらさら無い雪蓮であった
ヌリヌリヌリヌリ ヌチャヌチャヌチャヌチャ
雪蓮「はああああん?そこぉ〜〜?凄いぃ〜〜〜?あんんあああん?くすぐたぁ〜〜〜〜いん?」
一刀「(止めてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!)」
やればやるほどド壷に嵌まっていく一刀
冥琳「(ゴクッ)」
祭「(ふふふふ♪一刀もいつまで経っても初心じゃのう♪)」
葵「(これは面白いことになりそうだな♪)」
そしてその後、一刀は四人のオイル塗りを終えた
しかし、その間に四人はひたすら悩ましげな声を発し続け、一刀は煩悩を抑えることにばかり躍起になりもはや精神的にまいっていた
一刀「うをぉ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・」
四人にオイルを塗り終え一刀はかなりやつれていた
そんな時
小蓮「一刀〜〜〜〜〜♪」
一刀「うおっと!?」
いきなり小蓮が一刀に抱きついてきた
小蓮「一刀〜〜〜♪すりすり〜〜〜♪」
一刀「・・・・・おいおい・・・・・どうしたんだ?」
小蓮「一刀こそどうしたの〜〜?このシャオがこんなにくっついているのになんでそんなに元気が無いのよ〜〜〜」
一刀「そんなことないよ・・・・・俺も混ぜてくれるか?」
小蓮「うん♪」
恋「あ・・・・・ご主人様・・・・・」
その情けない姿に浜辺で遊んでいた恋が気付く
月「ご主人様〜〜〜♪こちらで遊びませんか〜〜〜♪」
穏「一刀さんご一緒しましょう〜♪」
亜莎「冷たくて気持ちがいいですよ♪一刀様♪」
翠「ご主人様も一緒に遊ぼうぜ〜〜♪」
蒲公英「あははは♪楽しいよ〜〜♪ご主人様〜〜♪」
詠「どうしたのよ?元気ないわね」
音々音「何かあったのですか?」
一刀「いや、なんでもない・・・・・それより、混ぜてくれるか?」
月「はい♪」
音々音「仕方が無いのです〜〜」
バシャバシャバシャ
詠「それっ♪月〜〜〜♪」
月「あははは冷たい♪」
音々音「食らいやがれなのです〜〜♪」
小蓮「それ〜〜〜〜♪」
亜莎「きゃっ!冷たい〜〜♪」
穏「いきますよ〜〜♪それ〜〜〜♪」
翠「うおっ!?やったな〜〜〜♪そりゃっ♪」
セキト「ひゃんひゃんひゃんひゃん♪」
張々「ばうばうばうばう♪」
まさに、犬は喜び海駆け回り
セキトと張々は暑さを吹っ飛ばすかのごとく遊んでいた
恋「ご主人様・・・・・行く・・・・・」
一刀「よっしゃ!来い!」
ドバ〜〜〜〜〜ン!
一刀「うおおおおおお!!?」
恋の水掛により大津波が一刀を襲う
一刀「やったな〜〜〜♪どりゃ〜〜〜〜♪」
ザッパ〜〜〜〜〜〜ン!
恋「わ〜〜〜〜〜」
負けじと一刀も大津波を返す
一刀「どうだ♪恋♪」
恋「♪・・・・・楽しい♪」
一刀「あははははは♪」
一刀と恋が中睦まじそうにしていると
バシャバシャバシャバシャ!
一刀「うおおおお!?」
恋「んぷ・・・・・」
一刀と恋に水飛沫が襲う
月「ご主人様〜〜、恋さんとばかり遊んでないで下さい〜〜」
詠「そうよ!ボクとも少しは・・・・・ゲフンゲフン!・・・・・」
音々音「恋殿を独り占めするなど許さないのです〜〜!」
翠「早く遊ぼうぜ〜〜、ご主人様〜〜〜」
蒲公英「恋ばっかりずるいよ〜〜」
小蓮「一刀〜〜〜、シャオの存在忘れてない〜〜〜?」
穏「一刀さん〜〜、わたしにもかまってください〜〜」
亜莎「一刀様、わたくしを忘れないで下さい」
一刀「・・・・・よ〜〜〜〜しそこまで言うなら・・・・・恋」
恋「(コク)」
一刀と恋は、二人並んで構える
翠「え!?ちょっ!?待・・・・・」
一刀「そんなに遊んで欲しいなら望み通り遊んでやろう♪どりゃっ♪」
恋「ん♪」
バシャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!
月「きゃ〜〜〜〜〜!」
詠「うわああああああ!強すぎ〜〜〜〜!」
音々音「おおおおおおおおお!?恋殿〜〜〜〜〜!」
翠「だああああああああ!溺れる〜〜〜〜!」
蒲公英「きゃ〜〜〜〜〜〜〜♪」
小蓮「きゃははは♪一刀〜〜〜♪」
穏「これは規格外の津波です〜〜」
亜莎「反則です〜〜〜〜!」
一刀と恋の水飛沫は二重の津波となって7人を飲み込んでいった
恋達と一通り遊び一刀は再び浜辺を歩く
すると
春蘭「おお!北郷!ちょうどいいお前も付き合え!」
一刀「なんだ?」
秋蘭「今、北郷が以前言っていたスイカ割というのをやっているのだ」
一刀「スイカ割りか・・・・・俺も小さい頃やってそれっきりだな」
秋蘭「では、付き合うか」
一刀「もちだ」
季衣「あ、兄ちゃんだ〜〜〜」
華琳「あら、一刀じゃない」
桂花「近づかないで、全身精液男」
一刀「ずいぶんだな、桂花」
桂花「ふんっ」
霞「なあなあ一刀〜〜♪スイカ割りってどうやるん〜〜♪」
白蓮「そうだな、決まりごとを教えてくれないか?」
一刀「ああ、地面にスイカを置いて、そこからある程度離れて、目隠しをして、その場で10回ほど回転する、そして目隠しをしたままみんなが声だけでその人をスイカに誘導してスイカを割るという遊びだ」
そして、最初にやるのは春蘭になった
ただし、棒の代わりに使われるのは七星餓狼
さらに、スイカが無いため椰子の実をスイカ代わりにする
春蘭「よ〜〜〜し♪行くぞ♪」
目隠しをし、その場で十回転した春蘭は歩き出す
華琳「春蘭!もうちょっと右よ!」
春蘭「はっ!華琳様!」
秋蘭「姉者!右過ぎだ!もう少し左だ!」
春蘭「おう!秋蘭!」
季衣「そうそう!春蘭様!そのまままっすぐ!」
春蘭「おう!季衣!」
霞「あ〜〜〜!あかん!ずれてきとるで!」
春蘭「おう!霞!」
白蓮「そうそう!あと5歩くらいだ!」
春蘭「よっし!」
桂花「春蘭!そっちじゃないわ!右に反転!そのまままっすぐよ!」
春蘭「おう!」
一刀「・・・・・え?」
桂花「そのままそこで振り下ろしなさい!」
春蘭「どりゃ〜〜〜〜!!」
春蘭が目隠しを取ると
春蘭「なんだ北郷、そんなところにいては危ないではないか」
一刀「危ないのはそっちだっての!椰子の実はあっちだよ!」
そこには七星餓狼を白刃取りしている一刀の姿があった
一刀「おい桂花!どう考えてもお前俺の方に春蘭を誘導していたろ!」
桂花「ちっ、死ななかったか」
一刀「こえ〜〜よ・・・・・」
璃々「あ〜〜〜♪ご主人様だぁ♪ご主人様〜〜〜〜♪」
一刀「あ、璃々ちゃ・・・・うおっ!?凄いなこれは!」
一刀の目の前には砂で作られた大きな城があった
紫苑「どうですか〜〜♪ご主人様〜〜♪璃々が作ったんですよ〜〜♪」
一刀「これを璃々ちゃん一人で!?」
紫苑「もちろんわたくしも手伝っていますが、殆ど璃々一人で作ったようなものですね♪」
美羽「一刀〜〜〜♪こっちも見るのじゃ〜〜〜♪」
一刀「おお!?こっちもすげ〜〜な!」
美羽の目の前にはこれまた豪勢な城が佇んでいた
七乃「うふふふ〜〜〜♪どうですか〜〜♪一刀さん〜〜♪」
彩「美羽様一世一代の作品ですぞ♪」
風「お兄さん〜〜♪こっちもご覧になってください〜〜♪」
一刀「・・・・・これまた凄いな〜〜〜」
ここにも二人に負けず劣らずの城があった
稟「これは、聖様が代表して作った一品です」
一刀「これを聖が!?」
聖「う、うむ・・・・・芸術は朕の趣味の一つでもあるゆえ・・・・・」
一刀「凄いじゃないか!聖!この精巧さはなかなか出来ないぞ!」
なでなでなでなで
聖「うううう〜〜〜〜//////////」
一刀に頭を撫でられ聖は俯いてしまう
一刀「それにしても、なんで城ばっかりなんだ?」
紫苑「それはですね〜〜♪三人で決まった題目で競い合っているんですよ♪」
璃々「ご主人様〜〜♪ご主人様も一緒にやろ〜〜〜♪」
一刀「え?」
風「面白そうですね〜♪」
稟「はい、一刀殿がどんな城を作るのか見てみたいです」
一刀「・・・・・でも、いくらなんでも間に合わないと思うけど」
三人の城はまだ未完成だが、それでもここから参加して挽回するのは至難の業だ
七乃「それでは〜〜、わたし達が一刀さんを手伝いましょうか〜〜」
彩「うむ、これではいくらなんでも一刀殿にハンデがありすぎる」
風「聖様〜〜、そういうことなので風も少しお兄さんを手伝ってもよろしいでしょうか〜〜?」
聖「うむ、かまわんぞ」
そして、暫らく経ち
一刀「よっしゃ〜〜〜!間に合った〜〜〜!」
そう叫んで、一刀は仰向けに倒れこんだ
美羽「・・・・・凄いのじゃ〜〜〜・・・・・」
璃々「ご主人様すご〜〜〜〜い」
聖「これは・・・・・なんとも・・・・・」
一刀が作ったのは、今は無き安土城天守閣だった
もちろん一刀の想像上の天守だが
風「お兄さん〜、これはもしや、お兄さんの国のお城ですか〜?」
一刀「ああ、安土城っていう昔あったお城だよ」
彩「流石一刀殿の国の城・・・・・壮麗ですな・・・・・」
紫苑「璃々、どう?ご主人様のお城は?」
璃々「・・・・・璃々の負け〜〜〜」
七乃「どうですか〜?美羽様〜?一刀さんのお城は〜?」
美羽「これは・・・・・・わらわの負けじゃ・・・・・」
稟「聖様はどうですか?」
聖「これは、負けを認めざるおえまい・・・・・」
三人が敗北を宣言し、この勝負は一刀の圧勝に終わった
余談だが、この城は後に華琳の目に止まり、一刀は華琳に質問攻めにされたことをここに記しておこう
一刀「ふぅ〜〜〜・・・・・流石に芸術は腰に来るな〜〜〜」
砂の城を短時間で作った一刀は、腰を抑えながら浜辺を歩いていた
その時
ヒュンヒュン!
一刀「うお!?」
バシッ!
どこからとも無く飛んできた思春の鈴音を一刀はキャッチした
一刀「おいおい・・・・・危ないな」
一刀が鈴音が飛んできた方向を見ると
思春「くぅ・・・・・なんという強さだ」
凪「わたしの勝ちです、思春さん」
浜辺で蹲る思春と勝ち誇る凪の姿があった
明命「凪さん・・・・・本当にお強いです」
沙和「そりゃそうなの〜〜♪なんせ凪ちゃんは隊長の一番弟子なの〜〜♪」
真桜「春蘭様も嵐はんも凪にやられてまってるからな〜〜♪」
柊「凪先輩は、わたし達の自慢の先輩ですから♪」
雛罌粟「素敵です〜〜♪凪先輩〜〜〜♪」
凪「凪・・・・・先輩・・・・・」(ほわ〜〜〜〜ん)
一刀「ずいぶんと賑やかだな」
桔梗「おお、お館様」
嵐「一刀か」
一刀「それにしても試合をするのはいいけど、もうちょっと回りのことを考えてしてくれよ、危ないぞ」
一刀は、思春の鈴音を見せてそう言う
菖蒲「大丈夫でしたか!?一刀様!?」
焔耶「何を言ってるんだ菖蒲、お館だぞ」
除栄「そうですよ、隊長ですよ」
張済「兄上はどこまでいこうとも無敵です」
村長「今更何を言っているのですじゃ?一刀殿?」
華佗「お前らは一刀を完璧無敵超人だとでも思ったのか?一刀だって普通の人間だぞ」
一刀「その通りだよ・・・・・ほら、思春」
思春「う、うむ・・・・・すまない・・・・・」
一刀は、思春に鈴音を返した
思春「北郷!わたしと勝負しろ!」
明命「思春さん・・・・・いくらなんでも一刀様は早いかと・・・・・」
桔梗「さよう、凪にも勝てないようではお館様に勝つなど100年早かろう」
焔耶「わたしでさえお館には勝てないのだ!思春が勝てるはずが無いだろう!」
思春「なにお〜〜〜!」
焔耶「やるか〜〜〜!?」
思春は鈴音を構え、焔耶もどこから取り出したのか、鈍砕骨を構えた
桔梗「ええい!止めんか焔耶!」
一刀「おいおい!思春も止めろって!」
焔耶「止めないで下さい!桔梗様!」
思春「止めてくれるな!北郷!」
一刀「今は休暇中なんだぞ!もう少し場を弁えてくれ!」
桔梗「そうだぞ!試合がしたければ帰っていくらでも出来る!ここでの喧嘩はご法度だ!」
焔耶「・・・・・・・・・・・・・・・・」
思春「・・・・・・・・・・・・・・・・」
二人共なんとも納得がいかない顔をしている
菖蒲「そんなに納得が出来ないなら、二人で修行すればいいんではありませんか?」
焔耶「え?」
思春「なに?」
桔梗「そうだな、二人で修行すれば何かしらの糸口が見えてくるかも知れんぞ」
焔耶「・・・・・よし!お館!付き合え!」
一刀「え!?」
思春「我らと稽古をしろ!」
一刀「おいおい!いくらなんでもそれは非効率的だぞ!もっとみんなで出来る修行法にしよう!」
明命「それでは、どうするのですか?」
一刀「うまい具合にあそこに滝が見える、あそこで滝行でもしよう」
思春「・・・・・よし!すぐに行くぞ!」
焔耶「どっちが長く続けられるか競争だ!」
明命「わたしも行きます!」
菖蒲「わたくしも」
嵐「そういう修行はしたことが無いな、面白そうだ♪」
凪「沙和!真桜!行くぞ!」
沙和「え〜〜〜、沙和は遠慮しとくの〜〜・・・・・」
真桜「う、ウチも〜〜〜・・・・・」
凪「沙和・・・・・真桜・・・・・」
沙和「ひっ!わかったの〜〜〜!」
真桜「そんなに睨まんといて〜な〜〜!」
柊「凪先輩!わたし達も行きます!」
雛罌粟「僕たちも行きます!凪先輩!」
凪「凪・・・・・先輩・・・・・」(ほわ〜〜〜〜ん)
一刀「除栄!張済!俺達も行くぞ!」
除栄「はっ!」
張済「ははっ!」
そうして一同は滝に向かっていった
桔梗「はっはっはっは♪みんな若いのう♪」
村長「羨ましい限りですじゃ」
ざああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
沙和「ひ〜〜〜〜〜!!冷たいの〜〜〜〜〜〜!!」
真桜「かんにんして〜〜な〜〜〜〜〜〜!!」
凪「何を言っている!!二人共!!これくらいで根を上げてどうする!!」
柊「うううううう〜〜〜、きつい〜〜〜〜〜」
雛罌粟「冷たいよ〜〜〜〜〜〜」
除栄「ぐうううううううう息が出来ない〜〜〜〜〜」
張済「冷たいというより、痛い〜〜〜〜〜」
この6人は序盤から根を上げ始める
しかし
思春「・・・・・・・・・・」
明命「・・・・・・・・・・」
焔耶「・・・・・・・・・・」
菖蒲「・・・・・・・・・・」
嵐「・・・・・・・・・・」
一刀「・・・・・・・・・・」
この6人は手を合わせてひたすら耐えていた
村長「むう、流石に将軍様だけありますのう」
桔梗「当たり前だ、これくらいできんようでは将軍など勤まらんからのう」
村長「・・・・・それにしても・・・・・」
桔梗「うむ・・・・・」
華佗「・・・・・ああ」
3人は、その中でも一刀が気になった
ほかの四人と同じ体勢のはずなのに一刀の周りだけ空気が違っていたのだ
ただ単に手を合わせただけの姿だが、それだけで悟りを開いている神仙でも見ているようである
そして、暫らく経ち
沙和「うわあ〜〜〜〜、沙和もう駄目なの〜〜〜〜・・・・・」
真「ウチもやわ〜〜〜、もう遊ぶ体力残っとらん・・・・・」
凪「情けないぞ二人共!これくらいで根を上げて!」
柊「きつかった〜〜〜・・・・・」
雛罌粟「うん・・・・・これはくるね〜〜〜〜・・・・・」
除栄「はっくしょん!・・・・・くぅ、情けない・・・・・風邪をひいてしまうとは・・・・・」
張済「除栄もまだまだだな♪俺なんて・・・・・・へへ・・・・・へ〜〜〜〜っくしょん!!」
華佗「おいおい大丈夫か二人共、俺が見てやろうか?」
除栄「は、はい・・・・・よろしくお願いします・・・・・」
張済「よろしくお願いします・・・・・華佗殿・・・・・」
思春「わたしのほうが長かった!」
焔耶「何を言う!わたしのほうが長かったぞ!」
桔梗「ええい!ほとんど同時じゃったわ!」
明命「良かったじゃないですか♪」
菖蒲「そうですよ、喧嘩しなくて良かったです」
嵐「うむ、いい体験になった♪」
一刀「そうだぞ、これが修行というものだしな」
菖蒲「そうです・・・・・よ・・・・ね・・・・・・・」
一刀「?・・・・・どうしたんだ?菖蒲」
菖蒲「//////////////」
菖蒲は、一刀の顔を見て頬を赤らめていた
一同「////////////////」
女性陣一同もそうだった
そこには、髪を濡らしオールバック状態、まさに水も滴るいい男の状態の一刀がいたのである
とうの一刀は
一刀「????」
と、相変わらず鈍感野郎をしていた
除栄「(隊長、もう少しご自分の立場を理解したらどうですか?)」
張済「(そのような面構えをされていて、落ちない女性はいないと思いますよ)」
村長「(いや〜〜〜♪まさに一刀殿は英雄ですな〜〜〜♪)」
そして、一通り遊んだ一刀
一刀「う〜〜〜ん・・・・・ちょっと小腹が空いたな」
そう、やはり一刀にも空腹という生物の三大欲求の一つは訪れる
一刀「ん?・・・・・いい匂いがするな・・・・・」
どこからとも無く漂ってくるいい匂いにつられてやってくると
猪々子「なあなあ、まだなのか〜〜?」
みい「みいもうお腹が減って我慢の限界にゃ〜〜〜!」
ミケ「にゃ〜〜!」
トラ「にゃ〜〜にゃ〜〜!」
シャム「・・・・にゃ〜〜・・・・」
斗詩「も〜〜文ちゃん〜〜、行儀が悪いよ〜〜」
流琉「もう少しで出来上がりますからね〜〜」
そこには一刀と真桜が作ったバーベキューセットで食事の準備に洒落込んでいる女性陣の姿があった
一刀「やあ、みんな」
零「あ、一刀様」
蓮華「え!?一刀!?」
流琉「兄様?」
朱里「お疲れ様です〜〜♪ご主人様〜〜♪」
雛里「お疲れ様です」
一刀「お疲れ様、みんな」
時雨「どうなされたのですか?旦那様」
一刀「ちょっと小腹が空いてね、何か食べさせてくれないかな?」
零「なら、蓮華殿が作った料理の味見をしたらどうですか?」
蓮華「え!?」
一刀「へぇ〜〜〜、これ蓮華が作ったのか」
蓮華「・・・・・ええ・・・・・」
一刀「そっか、なら味見させてくれるかな?」
蓮華「わ、わかったわ・・・・・・」
一刀「(もぐもぐもぐもぐ)」
蓮華「(ドキドキドキドキ)」
蓮華は、味見をする一刀を食い入るように見つめた
一刀「ん・・・・・うん、美味い♪」
蓮華「そう、よかった♪」
百合「それはそうですよね〜〜♪なんせ蓮華様、密かに料理の修業を・・・・・」
蓮華「わーーーーー!わーーーーー!わーーーーーー!//////////」
百合「あらあら〜〜、そんな隠すこと無いじゃないですか〜〜、蓮華様〜〜」
蓮華「なんのために秘密にしていたと思ってるの!?//////////」
百合「恥ずかしがること無いじゃないですか〜♪蓮華様は一刀君のために・・・・・」
蓮華「わーーーーー!わーーーーー!わーーーーーー!//////////」
一刀「俺のために?嬉しいなぁ♪」
蓮華「別に、一刀のためなんかじゃ!」
一刀「え?違うの・・・・・」
蓮華「・・・・・・・・・・」
悲しそうな一刀の表情に
蓮華「ああ!もう!そうよ!あなたのためよ!花嫁修業よ!練習していたのよ!これで文句ないでしょ!////////////」
麗羽「もう♪蓮華さんったら、素直じゃありませんわね♪」
杏奈「そうですねぇ〜〜♪」
そして一通り遊んだ一同は、休憩の時間を挟んでいた
春蘭「それにしても美味いな♪この焼きそばというものは♪」
朱里「これはご主人様が作ったんですよ♪」
雪蓮「へぇ〜〜〜〜、一刀が」
華琳「天の世界にもまだまだ沢山の料理があるようね」
一刀「そりゃそうさ、俺が知らない料理なんて山のようにあるさ」
一同が口に運んでいるのは一刀が作った焼きそば
もちろんこの時代にソースなんて無いため醤油で作っている
それでもなかなか評判の様だ
そんな中
紫苑「あの、ご主人様」
一刀「なんだい?紫苑」
紫苑「璃々を見かけませんでしたか?」
一刀「?・・・・・いや、さっき一緒に砂遊びをしてそれっきりだけど・・・・みんなは?」
「・・・・・・・・・・」
答えるものはいず
紫苑「おかしいですね・・・・・・」
桔梗「その辺でまだ遊んでいるのではないか?紫苑が最後に見たのはいつだ?」
紫苑「一緒に海で遊んでいて、その時から見ていないわ」
一刀「・・・・・・・・・・」
紫苑の言葉が気になり、一刀は海の方を凝視した
すると
一刀「・・・・・・・・・っ!!?璃々ちゃん!!?」
紫苑「え!!?」
一同「!!??」
一刀が凝視する沖には一つの点が存在した
それが璃々だと分かったのは一瞬
みい「きっと流されたのにゃ!それより大変だにゃ!あそこはサメが沢山いるにゃ!」
それは一刀も気付いていた
璃々の周りにはすでに無数の三日月形の尾びれが見えていた
紫苑「璃々−−−−−−−−−!!!」
紫苑が叫ぶと前に一刀が動いていた
愛紗「ご主人様何を!!?」
一刀は全身に氣を纏い、海に向かって駆け出していた
そして
ズバババババババババババババババ!!!!!
桃香「うそ!!?ご主人様が水の上を走ってる!!?」
凪「あれは、縮地法亥の型!仙歩です!」
悠「あれもか!?」
凪「はい!仙人のように水の上を走ることからそう呼ばれるそうです!・・・・・しかし・・・・・」
雪蓮「しかし何!?」
凪「あの歩法は、一度水の上に出てしまうと沈むか走りきるしか選択肢がなくなってしまうんです!」
純夏「つまり方向転換が出来ないというわけ!?」
凪「はい!だから亥の型!猪なんです!」
華佗「つまりどっちにしろ迎えに行かないといけないわけだな!!?」
凪「はい!」
杏奈「みいさん!船はありますか!?」
みい「あるにゃ!ミケ!トラ!シャム!用意するにゃ!」
ミケ「はいにゃ〜!大王様!」
トラ「ラジャー!にゃ〜!」
シャム「・・・・にゃ〜〜・・・」
璃々「お母さん〜〜〜!!ご主人様ぁ〜〜〜〜!!」
必死に浮き輪にしがみ付き海岸に向かって泳ごうとする璃々
しかし、どんなに泳いでも潮の流れに逆らうことは出来ない
どんどん沖へと流されてしまう
そんな彼女に追い討ちがかけられる
ザッパ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!
璃々「きゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
彼女に襲い掛かるサメ
ドカーーーーーーーーーーン!!!
璃々「・・・・・・え?」
そのサメは氣弾によって打ち落とされる
一刀「璃々ちゃーーーーーーーーーーーーーん!!!!」
璃々「ご主人様ぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
一刀「動いちゃ駄目だ!!璃々ちゃん!!はあああああああああああああ!!!はっ!!!」
ズバン!!ドバン!!バシャン!!バシン!!ズシャン!!ドガン!!
一刀は、水上を走りながら次々と氣弾を放つ
サメ達は、次々と一刀の氣弾によって散っていった
ザブン
一刀「大丈夫かい!!?璃々ちゃん!!?」
璃々「うん!ご主人様!!」
一刀は璃々を優しく抱き締めた
一刀「もう大丈夫だ!璃々ちゃん!」
そうしている間に
凪「うおおおおおおおおおおお!!!!一刀様ーーーーーーー!!!!」
愛紗「今行きます!!!!ご主人様ーーーーーー!!!!」
みい達が用意したカヌーをオールで全力で漕いでこちらに向かってくる凪と愛紗がいた
愛紗「大丈夫ですか!!?ご主人様!!?」
一刀「先に璃々ちゃんを!!」
愛紗「はい!!」
愛紗は、璃々をカヌーに乗せた
そして、一刀も乗る
一刀「よし!いいぞ!引き上げだ!」
愛紗「はい!!」
凪「はい!!」
そして、4人は浜辺に戻った
璃々「お母さん〜〜〜〜!!」
紫苑「璃々!!」
璃々と紫苑は涙を流しながら抱き合った
紫苑「もう!!どうして勝手に遊んでいたの!!?」
璃々「違うよ〜〜〜!お母さんが先に行っちゃって璃々流されちゃったんだもん〜〜〜!」
桔梗「おそらく、先に紫苑が浜に上がりその間に流されてしまったんだろうな」
紫苑「そうなの・・・・・ごめんね璃々!本当にごめんね!!」
璃々「もういいよ〜〜〜」
紫苑「・・・・・・ありがとうございます!!本当にありがとうございます!!ご主人様!!」
一刀「もういいよ・・・・・それより、ちょっと休ませてくれないか・・・・・流石に疲れた・・・・・」
ドサン
璃々「ご主人様!?」
紫苑「っ!?ご主人様!」
うつ伏せに倒れこんだ一刀に一同は慌てて天幕に一刀を運び込んだのだった
そして夜
他の者達も天幕にて就寝し空には天の川が広がっていた
そんな中
柊「一様、大丈夫かな・・・・・」
雛罌粟「華佗さんが言うには大丈夫みたいだけど」
二人は、一刀が心配で一刀の天幕の前をうろうろしていた
柊「・・・・・もう入っちゃおうか」
雛罌粟「う・・・・うん・・・・このままじゃ埒が明かないし・・・・ご主人様の顔を見たら僕達も休もう」
そう言って二人は天幕にはいる
しかし
柊「あれ?いない?」
雛罌粟「あ、本当だ」
寝台はもぬけの殻だった
柊「厠にでも言ったのかな?」
雛罌粟「・・・・・・ちょっと、探しに言ってみようか?」
柊「ええ」
そして、暫らく二人は一刀の捜索をする
柊「う〜〜〜〜ん、一様どこにいるんだろう・・・・」
雛罌粟「・・・・・・・・あ、あれって杏奈さんじゃない?」
柊「え?」
浜辺の岩陰にいる後姿は杏奈だった
しかし、なんだか様子がおかしい
まるで何かを覗き込んでいるかのように体勢を斜めにしているのだ
柊「杏奈さん」
雛罌粟「何しているんですか〜?」
杏奈「あ!二人共!し〜〜〜〜〜!」
柊&雛罌粟「????」
二人が頭の上に?マークを浮かべていると
♪♪ ♪ ♪♪ ♪♪ ♪
柊「?・・・・・この音は・・・・」
杏奈「見れば分かるわぁ」
二人が杏奈の後ろから岩の向こうを覗き込むと
柊「・・・・・・・・あ・・・・/////////」
雛罌粟「わぁ〜〜〜〜/////////」
一刀「・・・・・・・・・・・・・・・・」
♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜〜
そこには岩の上に座り二胡を弾いている一刀の姿があった
水着姿で星の光に照らされ二胡を弾く一刀の姿はあまりに幻想的で儚く、美しかった
柊「これが、話に聞いていた一様の二胡/////////」
雛罌粟「凄い綺麗な音色・・・・・どうしよ〜〜〜、胸がキュンキュンしだしたよ〜〜〜////////」
今まで二胡は何度も聞いてきた二人だったが、一刀のそれはまた格別だった
そして
一刀「西陽ゆれる♪ 見慣れたこの階段♪明日からは違う場所へ続いてる♪皆誰もが ちょっぴり大人の顔♪それぞれのドア求めて歩き出すよ♪」
「!!!???」
普段とはまったく違った高く透き通った声に三人は度肝を抜かされる
一刀「守られてる日常が 当たり前になっていた♪勝手気ままな僕たちは これから♪ 大きな流れの中で 何度迷うだろう?♪それでも前を見ていたい♪空はあまりに広くて 不安になるけど♪ゆっくり自分の景色を 探していきたい〜♪」
杏奈「これがぁ、ご主人様の歌ぁ///////////」
柊「なんて綺麗な声/////////」
雛罌粟「まずいよ〜〜〜、胸のキュンキュンが収まらないよ〜〜〜/////////」
一刀「寒い風に♪ 吹かれてた街路樹も♪いつの間にか春の色に染まっている♪やがて季節は巡って 僕も変わっていくのだろう♪そしてまたいつかこの道 歩くとき♪ その時この目の中に 何が映るだろう?♪あの日の空は見えるかな♪どんなに時が経っても あの瞳のまま♪ゆっくり自分の頁をめくっていきたい〜〜♪」
杏奈「ああぁ〜〜〜〜、ご主人様ぁ〜〜〜〜////////」
柊「一様ぁ〜〜〜〜〜//////////」
雛罌粟「ご主人様ぁ〜〜〜〜〜/////////」
一刀「急に回り始めた地図の向こう側♪まず最初の夢を見ながら♪大きく息をする♪ 大きな流れの中で 何度迷うだろう?♪それでも前を見ていたい♪空はあまりに広くて 不安になるけど♪ゆっくり自分の景色を 描いていきたい〜〜♪・・・・・・」
杏奈「どうしましょう・・・・・・わたくし、わたくし///////////」
柊「うううう〜〜〜〜、一様ぁ〜〜〜〜〜//////////」
雛罌粟「キュンキュンがキュンキュンが〜〜〜〜/////////」
一刀の声に完全に魅了され、三人は頬を赤くしっぱなしだった
一刀「ふぅ〜〜〜〜〜〜」
そうして、一刀は立ち上がり天幕に戻ろうとする
雛罌粟「(あ!どうしよう!こっちに来る!)」
杏奈「(柊ちゃん!もっとそっちに寄って!)」
柊「(無理です!杏奈さん!)」
そうして押し競饅頭をしていると
一刀「・・・・・あ」
「「「あ・・・・・」」」
完全に目が合う4人だった
一刀「まいったなぁ〜〜〜〜、いつから見ていたんだ?」
杏奈「わたくしはぁ、ご主人様が歌いだすちょっと前からですぅ」
柊「わたし達は、杏奈さんの後に・・・・・」
雛罌粟「・・・・・・はい」
一刀「・・・・・さすがに波の音があると気配は分かりづらいか・・・・・・」
4人は、浜辺で夜の海を眺めながら話していた
杏奈「それにしてもぉ、ご主人様は凄いですねぇ♪」
柊「はい♪あんなに素敵な声が出せるなんて、流石一様です♪」
雛罌粟「本当に凄かったです〜〜♪ご主人様〜〜〜〜♪」
一刀「・・・・・・・・・・」
柊「それと、昼間の海の上を駆け抜けた神仙のような技!凄かったです!」
一刀「・・・・・・・・・・」
雛罌粟「僕もいつかご主人様のように「やめろ!」・・・・・ご主人様?」
一刀「やめろ、雛・・・・・俺のようになりたいなんて思うな」
杏奈「ご主人様ぁ?」
一刀「あれは、絶え間ない経験と鍛錬、そして・・・・・果てしない実戦でないと決して身に付かないものなんだ」
雛罌粟「なら、これからそれをしていけばいいじゃないですか」
一刀「実戦というものがどういうものか分かるか?」
雛罌粟「え?」
一刀「実戦というのは、殺し合い・・・・・合戦なんだ」
雛罌粟「・・・・・・・・・・」
一刀「俺もこれらの技を習得するのに、百万人近い人の命を犠牲にしている」
柊「・・・・・・・・・・・」
一刀「みんなは俺のことを英雄だなんて呼んでいるけど・・・・・俺のやってきたことは、人殺し行為に他ならない」
杏奈「・・・・・・・・・・・」
一刀「俺は本来、何度死刑になっても有り余るやつだ・・・・・だから「一様!」・・・・・」
柊「一様・・・・・それは一様の世界の話です、わたし達の世界ではこれが当たり前なんです」
雛罌粟「そうです!僕達は異民族とも戦わないといけないし、いつ起こるかもしれないな内乱にも対応しないといけない!そのためには力が要るんです!」
杏奈「ご主人様がご自分のことをただの人殺しというなら、それは大きな間違いです!わたくし達は、それでないと国を守るなんてことは出来ないんです!」
一刀「(・・・・・なんて強い子達なんだろう)」
一刀は、心の奥からそう思った
雛罌粟「だから・・・・・・僕達に教えてください!ご主人様が培ってきたものを!」
柊「はい!わたし達はそれをこの国のために、一様のために使います!」
杏奈「もうこれ以上ご主人様が罪の意識に苦しまないように、わたくし達が一刀様の分まで働きます!」
雛罌粟「お願いですから・・・・・ぐすっ・・・・そんなこと・・・・・えっぐ・・・・・言わないで下さいぃ〜〜〜」
柊「わたし達、頑張りますから・・・・・・・そんな悲しいこと・・・・・・・言っちゃいや〜〜〜・・・・・・」
杏奈「どうかこれからも、わたくし達を導いてくださいぃ、お願いしますぅ・・・・・ぐすっ・・・・・」
一刀「・・・・・・・・分かった・・・・・・これからも教えてあげる・・・・・・これからもずっとそばに居てあげるよ三人とも」
柊「・・・・・はい!はい!・・・・・これからもわたし達に教えてください!一様!」
雛罌粟「(ずっとそばに居てあげるって、そんなの反則だよ〜〜〜!殺し文句だよ〜〜〜!キュン死しちゃうよ〜〜〜!)」
杏奈「どうかぁ、これからもお傍に居て下さいねぇ、ご主人様ぁ」
しかし、一刀は知っている
その望みが叶うことは決してありえないことを
4人が見上げる夜空には一筋の流星が煌めいた
まるで、この運命を嘆くように
どうもseigouです
今回は萌将伝に習って水遊び変にチャレンジしました
『なんだかビキニ率が多くないか?』と、思うでしょうが、別に好みで選んでいるわけではありませんよ
ただなんとなくそのキャラに合いそうな水着を選別しているだけです
本当ですよ!嘘じゃありませんよ!
水着説明のないキャラクター達の水着は萌将伝の水着と同じものだと思ってください、こればっかりはもはや面倒臭いですからね
あ、ちなみに純夏の水着ですがグ○ンラ○ンを参考にして下さい
次回くらいまでこの水遊び篇は続きます
それでは・・・・・・待て!!次回!!
説明 | ||
水遊び篇です |
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村長改めて考えると何故いるんだ、、(ボブ) 全員の水着姿だと?! 鼻血が・・・・(きたさん) アルヤさんへ、そうです、嵐はそれを参考にしました(Seigou) 転生はりまえ$さんへ、どんな水着かは想像してみて下さい(Seigou) jonmanjirouhyouryukiさんへ、森を抜けていきました(Seigou) 確かに嵐は競泳水着でしたし・・・・・・あれ、でも公式の人気投票の壁紙でそうだったような・・・・・・(アルヤ) 一刀の種馬力が毎回UPしてる気がする・・・(幼き天使の親衛隊joker) 鮫はちょっとオーバーな気が・・・・・まぁありっちゃ〜ありかwww(タケダム) ビキニはわかったけど・・・・どんな形しているかわからないから想像できないー(TΣT)(黄昏☆ハリマエ) |
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