とあるはじまり |
ふと気がついたら朝だった。
外は若干薄暗い。今日は太陽の休息日らしい。
枕元にある携帯で時間を見れば、アラームがなる少し前。
何か損した気分。寝なおしてやろうか、そんな気になる。
思わず横になりたくなる誘惑と激しい殴り合いが展開された。
応援したくなるのが誘惑なのは仕方ない。
でも試合終了のゴングが鳴り響いた瞬間に勝者は確定。
おのれ邪魔をされた、このお返しはまたいずれ。
スイッチをオフにして体をぐっと伸ばす。
この一瞬の気持ちよさはどれだけ経っても変わらない。
勢い良く体を起こしてカーテンを開ける。予想通りの雨模様。
一体誰が泣かしたのか、なんて悪い子もいるものだ。
ぼんやりそんな事を思いながら、響く音色を聴いてみる。
目を瞑れば何となく。悪くない、雨も中々いいものだ。
心がちょっと浮き足立った。
何かいい事があるかもしれない。何てちょっと浮かれすぎだろうか。
さぁ、そんな何でもない今日を始めよう。
はじめまして、影月(かげつき)といいます。
ふと、雨の降ってる日に思いつき、そこにとあるの歌の歌詞「雨降りだと空気が優しい気がするね」という部分をイメージして書いてみました。
朝のはじまりに、こんな想いでスタートを切れればいいなと皆様に思っていただければ幸いです。
拙い文章ではありますが、感想などあれば、お待ちしています。
説明 | ||
初投稿ということで、まだまだ稚拙な文とは思いますが、思ったことを書いてみました。短文ですが、良ければどうぞご覧ください | ||
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