答え
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ちょっとしたきっかけだった。

 

好きな人に想いを伝えたい。でもどうすればいいか分からない。

そんな相談を受けた。

両人を知っていた分、力になりたいと思って一も二もなく引き受けた。

お互いの話を聞いて、自分も誰かに相談して。

 

結果、二人は一歩を踏み出してくれた。

 

良かったと思った。うまく収まったことに対して安堵の息をついた。

その後の自分の答えはきっとおかしいものだったのだろう。

 

これで自分は必要ないと。

 

二人とも友達で、相談に乗ってくれた周りも友達で。

進展していく両人をしばらく見守って。

 

何も言わずにそこから去った。

 

そんな自分を怒ってるかも知れない。それとも悲しんでるかも知れない。

そんなことを考えて。

それは自己満足なのだろうと至った。

 

けれど答えがでた、それにも関わらず、自分は同じようなことを繰り返した。

 

泣かせてしまったこともあった。

怒らせてしまったこともあった。

悲しませてしまったこともあった。

 

もう意図して会うこともないと思ってる。

向こうもきっと会うことをしないだろう。

友達だとも思っていないかもしれない。

 

けれど自分の中では友達のままで。

都合がいいけれど、そう想ったままで。

 

もし再び会うことがあるならば。

そこでどんな言葉を言われても、どんな態度を取られても、どんな行動を取られても。

 

きっと謝る事はない。

自分の取った行動なのだ。

そこに後悔はない。自分の答えに後悔を持つはずもない。

だから笑顔でこう言おう。

 

「久しぶり、元気だったか?」

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人との関係は難しい、そう学んだときの出来事を元に書かせていただきました。

その行動が本当に正しかったのかどうかは、人それぞれ違うかと思います。

けれど、取った選択が間違いでないと、後悔しないと、それがきっと大事なんだと思います。

相変わらず上手く伝えるのが難しいですが、何か感じてくれたのなら幸いです。

説明
自分の取った行動の結果がどうかなんて分からない。
それに対して不安を持った人に経験談として書きました。
何か想うところがあるのであれば、是非読んでくれればと思います。
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