【真・恋姫†無双 三国子園児ー5時間目『先生と園児・しょく編』ー】
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どうしてこうなった……

 

 

俺の右手には、大きなリボンつきの帽子をかぶった子が居る

 

 

俺の左手には、魔女っ子帽子の女の子が居る

 

 

真っ赤な髪の元気な子が、俺の背中からぶら下がっている

 

 

そして俺の目の前には、二人の女の子、桃色の髪の子と黒髪の子が、頬をぷっくりと膨らませ

 

俺と、俺のひざの上に載った、悪戯っ子を睨みつけている…

 

 

一刀(ホント、どうしてこうなった…orz)

 

 

 

 

【真・恋姫†無双 三国子園児ー5時間目『先生と園児・しょく組編』ー始 】

 

 

 

 

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〜少し前まで遡る〜

 

 

「よし、これで文句は有りませぬな?」

 

「でかしたぞ、星」

 

「へぅ…」 「むー…」 「仕方があるまい」 「ええ、負けは負けですので」

 

約二名を除いて、落胆ムードが漂う。

 

彼女達が何をしていたかというと、

 

『第N回:北郷一刀争奪じゃんけん大会』らしい…

 

なんじゃそら…

 

「では、北郷先生。今日は『しょく』になりましたので、早速行きましょうか」

 

「え、ええ、わかりました(ちょ、皆さん、そんなに睨まないで!俺のせい?これ俺のせいなの?)」

 

「ほれほれ、一刀先生、負け犬達は放って置いて、さっさと行きますぞ」

 

二人に促され、職員室を出た。

 

一刀(後でフォロー入れるの俺なんだろうな……)

 

 

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?三国子幼稚園:しょく組教室?

 

「あーいっしゃっちゃん!」

「うわ、と、桃香姉さま」

「えへへ〜」

「どうなさったんですか?」

「んとね〜、今日ね」

「はい?」

「なんとなんと!『えんのみつかい』さんがこの教室に来ることになりましたっ!」

「え?そ、それは本当なのですか?」

「うん。ちょううん先生がね、じゃんけん大会でかったの」

(じゃ、じゃんけん…。そんな事で組み担当を決めているのか…)

「桃香さん、その話詳しく聞かせてくだしゃい。あわわ、噛んじゃった」

「あ、雛里ちゃん。いいよ、じゃんけん大会って言うのはね」

「はわわ、桃香ちゃん、じゃんけんの事じゃないです」

「ん?じゃあ、なにをお話すればいいの?」

「えとえと、『園の御遣い』さんについて、詳しくお願いします」

「ん〜、ごめんね、朱里ちゃん、雛里ちゃん。わたしもよく知らないの。組長さんやってるけど、直接お話したことないから…」

「「あうぅ…」」

「でっ、でもでも、今日来ることは間違いないから、その時にいっぱいお話しよ、ね?」

「「はいっ!」」

「ねぇねぇ、『御使い』の人って、超イケメンだよねー」

 

((なぁー、朱里、イケメンってなんなのだ?))

((あのね、鈴々ちゃん、イケメンって言うのは、かっこいい男の人の事を言うんだよ))

((おぉー、そうなのか、じゃあ『みつかい』のお兄ちゃんはイケメンなのだ!))

 

「はぁ、たんぽぽ、お前、またそれか…」

「なんだよ、お姉さま、朝礼の挨拶の時見たのに、お姉さまは何とも思わなかったの?」

「何ともって、なんだよ」

「例えば、温かい感じだったり、懐かしい感じだったり」

「ん?そう言えば、なんかあいつ見た時にへんなかんじだったな、胸の奥がざわつくみたいな」

「!!(翠やたんぽぽも!?)」

「へぇー、翠ちゃんやたんぽぽちゃんもなんだ」

「私たち『も』ってことは、桃香もなのか?」

「うん、あれってやっぱり、『えんのみつかい』さんだからじゃないかな?ねぇ、えんやちゃんもそう思うよね?」

「わ、わたしですか?」

「アー、無理無理、脳筋焔耶にそんな繊細な事聞いたって、無駄だよ、桃香」

「な、なんだと、きさまっ!」

「きゃー、こわーい♪『脳菌』がうつっちゃうー♪」

「あはは、二人とも仲がいいなー」

「とーか様!わたしとこいつの仲が良いなど、そんなこ」

 

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ガラガラ

厳顔「これ!うるさいぞ、童(わっぱ)共!!」

 

園児たち(男子)「「「わー、おっぱいお化けが出たぞー、にっげろー」」」

 

厳顔「だーれが、おっぱいお化けじゃ!」

ガン!ゴン!ゴツン!

 

厳顔「はぁ…、劉備よ、皆を静かにさせんか」

 

劉備「はーい、みんな、先生来たからしずかにしてー」

 

園児たち「「「わいわい」」」

 

劉備「みんな、しずかにしてよー」

 

園児たち「「「がやがや」」」

 

劉備「み、みんな… し、しずかにしてよー、ぐすっぐすっ…」

 

「貴様ら!桃香姉さまの言う事を聞かんか!」

「お前ら!とーか様の言うことを聞け!」

ドンッ!

 

園児たち「「「………」」」シーン

 

劉備「あいしゃちゃん、えんやちゃん、ありがとー」にっこり

 

「「桃香姉さま(とーか様)////」」

 

趙雲「関羽、魏延、いつもご苦労だな」

 

関羽・魏延「「いえ、桃香姉さま(とーか様)のためですから」」

 

趙雲「さて、皆が静かになった所で、今日はもう一人の『しょく組』の担当の先生を紹介する」

 

園児たち「「「ざわざわ」」」

 

厳顔「これ、騒ぐなと言うに…」

 

???「まぁまぁ、厳顔先生、良いじゃないですか、子供が元気なのは、喜ばしい事ですよ」にこり

 

厳顔「そ、そうは言うがな…////」

 

趙雲「おや?厳顔先生、顔が赤いようですが、どうかされましたかな?」ニヤニヤ

 

厳顔「なっ、なんでもないわ!」

 

趙雲「そうですか、では『北郷先生』、園児達に自己紹介お願いできますかな?」

 

???「はい、わかりました」

 

一刀「皆さん、始めまして…、と言うか朝礼で挨拶してるから、二度目ましてになるのかな? 先生の名前は、『北郷一刀』です、よろしくね」にこり

 

園児たち(女子)「…………////」

園児たち(男子)「………♯」

 

趙雲・厳顔(さっそくか…、この誑しめ)

 

一刀「あ、あれ?(反応無い、何か間違えたかな…)」

 

厳顔「これ、お前達、返事はどうした」

 

園児たち「「よーろーしーく、おーねーがーいーしーます」」

 

一刀「うん、よろしく(ふぅ、よかった)」

趙雲((そんな心配せずとも、平気ですぞ、北郷『先生』)) ニヤリ

一刀((うっ…////))

 

趙雲「それじゃあ、早速「せんせー」、ん、なんだ?馬岱」

 

馬代「一刀せんせーに、質問がありまーす」

 

一刀「え?俺に?」

 

厳顔「ふむ、そうだのぅ、では趙雲先生・一刀先生、しばらく質疑応答の時間にしてはどうかの?」

 

一刀「俺は構わないですよ」

趙雲「私も依存は有りませぬな」

 

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一刀「で、何かな?えーっと『ばたい』ちゃん」

 

馬岱「せんせーって、『園の御遣い』なの?」

 

園児たち「「「ざわざわ」」」

 

厳顔((のう、星。『園の御遣い』とはなんだ?))

趙雲((あぁ、今園児達の間に噂になってる、占いらしい))

厳顔((ほーう、占いのぅ))

 

一刀「んー、どうなんだろうね? 一応あの噂は知ってるけど、それが自分かどうかはよく分からないかな」

 

園児たち(男子)「えー、違うのかよ、つまんねー」

一刀(つ、つんないとか言われてもなー…)

 

一刀「え、えっと、他に何かあるかな?」

 

「はいはーい!」

 

一刀「えっと、あ、君が組長の『りゅうび』ちゃんか、それで、何かな?」

 

劉備「えっへへ〜、あのね、ほんごー先生って、かっこいいけど、彼女さんとかはいるんですか?」

 

一刀「かっ、彼女!?」

 

劉備「うん、ここにいる女の子みーんな聞きたいと思うの、もちろん私も!」

 

一刀「あ、あはは…、そ、そっか。えー、彼女さんは残念な事におりません。(明命ちゃんといい『あの子達』といい、最近の子は進んでるなー)」

 

劉備「やったね、愛紗ちゃん、翠ちゃん!」

 

関羽「なっ、私は別に…////」

馬超「そ、そ、そ、そうだよ、何言ってんだよ、桃香!////」

 

一刀「も、もういいかな?」

 

劉備「あ、はーい!」

 

一刀「つ、次行ってみよーか…(なんだろ、すっげー疲れる…orz)」

 

「ふんっ、質問してやる」

 

一刀「あ、ありがとう(何故に睨む?)、『ぎえん』ちゃん「ちゃん付けなどするな、きもちわるい!」え、じゃあ…」

 

魏延「『魏延』でいい、その代わり、ワタシもきさまの事は『ホンゴウ』と呼ばせてもらう!」

 

厳顔「よさんか!馬鹿者!」

ゴンッ!

魏延「っつ〜。何なさるんですか!桔梗様!」

厳顔「先生を呼び捨てにする馬鹿者が何処におる!それと、授業中は『厳顔先生』と呼べと言っておろう」

魏延「わ、わかりました『厳顔先生』…」

 

魏延「くっ、『ホンゴウ先生』、きさま強いのか?」

 

一刀「はぁ?(先生と言ってはくれているが、なんか響きが冷たいんですが)」

 

魏延「だから!きさまは強いのか?と聞いている!!」

 

一刀「強いって、何が?」

 

魏延「そんな事もわからないのか、きさまは…。強いかと聞いたら『武術』以外に無いだ

ろうが」

 

一刀「あ、ああ、そういう事ね。(以外に無い、とか言われても分からないっす…)」

 

関羽「そうですね、それは私も気になります。立ち居振る舞いを見た感じでは、何かなさっているように感じますが?」

「ああ、それは私も感じたな」

「そーなのだ、ただものじゃない、って感じなのだ」

 

一刀「えっと、『関羽』ちゃんと、『ばちょう』ちゃん、それに『ちょーひ』ちゃん、ね」

 

一刀「んーと、そうだねー、小さい頃から色々やってるけど、強いかどうかは…(そういえば、この園の人達って、園児も含めて、やたらと規格外な人が多いな…)」

 

趙雲「ふっ、ご謙遜を…。安心しろ、お前達。北郷先生はおそらく、本気の私よりも強いぞ」

厳顔「そうさのう、ワシでは、手も足も出ぬ、とまでは言わんが、勝てぬであろうな…」

一刀((趙雲先生!厳顔先生!何を…))

趙雲「おや、事実ではありませんか」

厳顔「そうじゃ、実力診断でワシ等を汗ひとつ掻かずに完封したではないか」

 

関羽・魏延・馬超「「「なっ!」」」

張飛「ひゃー、すっごいのだ、りんりんも戦ってみたいのだ!」

園児たち(女子)「「「きゃー、すっごーい♪」」」

園児たち(男子)「「「えー、マジかよ。ほんごーせんせー、すっげー」」」

 

一刀「そ、そういえば!この幼稚園って、『体育』の他に、『武術・護身術』って科目があるんだよね」

 

関羽「はい、昨今は子供を巻き込んだ犯罪も増えているため、防犯グッズ意外にもそういった物で己の身を守れるように、との事です」

 

一刀「そっかー、やっぱり凄いね、此処は(ご、5歳児だよね?何この受け答え…、この子も規格外だな)」にこり

 

関羽「は、はい////」

 

張飛「あー、あいしゃ、赤くなってるのだ!」

 

関羽「うっ、うるさいぞ、鈴々!わ、私の事良いから、お前も北郷先生に何か質問しろ」

 

張飛「んー、わかったのだ。じゃぁ、お兄ちゃんは、『グーーー』あう…、りんりんおなかすいたのだ…」

 

関羽「こら!鈴々」

 

一刀「ま、まぁまぁ、落ち着いて、ね?『関羽』ちゃん。お、そうだ、ここの給食すっごく手が込んでて、とっても美味しいんだって?まだ先生食べた事ないんだよね」

 

張飛「そうなのだ!ここのきゅーしょくは、『ぎくみ』のルルにゃんちの、こーきゅーレストランチョクエイ?なのだ。だからとっても美味しいのだ!

『グーーーーーー』うぅ、おなかとせなかがくっつきそうなのだ…」

 

一刀「そっかー、それは楽しみだね(すっごい腹の虫、ある意味規格外?あ、でも恋も凄かったな)」

 

張飛「きゅーしょく、まだなのか?」

劉備「もう少ししたら、給食だから、それまで我慢しよ、ね?鈴々ちゃん」

張飛「うぅー、わかったのだ…」

 

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一刀「えー、次の質問あるかな?」

 

馬超「あたしな、あたし!」

一刀「お、元気良いね」

馬超「あったぼうよ、元気があたしのとりえだからな!」

 

一刀「それで、何かな?『ばちょう』ちゃん」

 

馬超「おぉ、あたしのしつもんは、ずばり『好きな食べ物』は何か?だ」

馬岱「えー、お姉さま、その質問つまーんなーい」

馬超「うるさいぞ!たんぽぽ」

 

一刀「あれ?『お姉さま』って、もしかして二人は姉妹?」

 

馬超「いいや、あたしとたんぽぽ、『馬岱』は従姉妹なんだ」

 

一刀「あー、そうなのか。おっと、ごめんごめん、好きな食べ物だったよね」

馬超「ああ」

 

一刀「んー、基本は何でも食べるけど、やっぱり『手作り料理』だと嬉しいかな。心がこもっててさ」

 

馬超「へぇー、そう言うもんなのか?」

 

一刀「うん、『ばちょう』ちゃんだって、コンビニの弁当より、お母さんが作ってくれる方が嬉しいでしょ?」

 

馬超「それは確かに…、そう…かもしれない…のか?」

馬岱「あー、伯母様の料理って…」

馬超「言うなたんぽぽ!悲しくなってくる…」

 

一刀「嬉しくないの?」

 

馬超「嬉しいのは嬉しいんだけど…」

 

馬岱「伯母様の料理って、食べた人が入院する代物なんだよね…」

 

一刀「あー…(居るよね、偶にそう言う方面での規格外な人…)」

 

一刀「それじゃ、『お弁当日』とかどうしてるの?」

 

馬岱「それはね、お家の人が忙しくて持って来れない子も結構居るから、調理室開放して、皆でお弁当作りするの」

 

一刀「へぇー、それは楽しそうだね」

 

馬超「あぁ、あたしは料理にがてだけど、みんなが手伝ってくれるから、しっぱいも少ないしな」

 

馬岱「うちの組だと、朱里と雛里がすっごく料理上手なんだよ」

 

「はわ、しょ、しょんな事ないでしゅよ〜////」

「しょうでしゅ〜…////」

 

一刀「そうなんだ、じゃぁ今度の『お弁当日』は、先生も参加しちゃおうかな」

 

馬超「おぉ、そん時は、あたしにも先生の弁当食わせてくれよな!」

 

一刀「もちろんだよ」

 

張飛「ずるいのだ、りんりんにも食べさせてほしいのだ」

 

一刀「ああ、構わないよ」

 

園児たち「おれにも〜」 「わたしも〜」

 

一刀「あはは〜、先生のお弁当無くなっちゃいそうだね」

 

 

一刀「さて、お次は誰かな?」

 

「「ひゃい!」」

 

一刀「ん、君達は…」

 

「あ、あのあの!しちゅもんでしゅ、あ!わたしゅはしょかちゅりょうって言います、はわわ、噛んじゃった」

「しゅ、朱里ちゃん、おちちゅいて。えとえと、わた、わたわた、私ほ、ほほ、鳳統といいましゅでしゅ」

 

一刀「大丈夫、落ち着いてね。『諸葛亮』ちゃん、『鳳統』ちゃん」にこり

 

諸葛亮「は、はい////」

鳳統「……////」コクコク

一刀(ありゃりゃ、揚が症で照れ屋さんなのかな?)

 

一刀「それで、二人からの質問ていうのは、何かな?」

 

諸葛亮「コホン。えっと、質問と言うのは、北郷先生は何故『聖・三国子幼稚園』にいらっしゃったのですか?」

 

一刀「ここに来た理由?」

 

鳳統「はい、北郷先生は東京のご出身だと聞いてます、東京にも幼稚園や保育園は沢山あるのに、何故遠くまで?」

 

一刀「うーん、何て言ったら良いんだろ…(この子達も、5歳とは思えないな…)」

 

諸葛亮・鳳統「「ドキドキ」」じー

 

一刀「これ!って言う明確な理由は無いんだよね、ただ募集を見たら此処に来なきゃいけないような、そんな気がしてさ」

 

諸葛亮・鳳統「「そ、そうですか…」」しょぼーん

 

一刀「うっ、ごめんね、がっかりさせるような答えで」

 

鳳統「い、いえ…」

諸葛亮「平気です…」

一刀(物凄く落胆されてるんですが…、ど、どうするか…、そうだ!)

 

一刀「そうだね、あえて言うなら、『君達に会いに』かな…。なんてね」キラリ

 

諸葛亮・鳳統「「……はぅ〜〜〜////」」

一刀(我ながら、何を言ってるんだか…)

鳳統「きゅ〜〜////」

諸葛亮「はわわ〜、雛里ちゃん!しっかりして〜〜!」

 

一刀「あ、あれ、ちょっ、どうしたの『鳳統』ちゃん!?」

 

張飛「ありゃ〜、雛里、『きゅ〜〜』ってなってるのだ」

 

一刀「え?どう言う事?」

 

劉備「んとね、雛里ちゃん…、『鳳統』ちゃんって、すっごく恥かしがり屋さんなの」

 

馬岱「そうそう。だから、恥かしい度が上がると、こうやって『きゅ〜〜』ってなっちゃうんだよね」

 

一刀「えー! ご、ごめんね、『鳳統』ちゃん、しっかりして!」

諸葛亮「雛里ちゃん、しっかり〜〜」

 

 

=数分後=

 

鳳統「はっ!えっと、私は何を…」

一刀「大丈夫?『鳳統』ちゃん」

鳳統「ひゃ!……(北郷先生が目の前にー!)////」

諸葛亮「し、しっかりして!雛里ちゃん!」

鳳統「きゅ〜〜////」

 

一刀「えっ、エンドレスーーー!?」

 

 

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その後も、質問攻めは続き、『好きなタイプ』や『初デートで行くなら』や『おっきい子は好きか』や『小さい子は好きか』など、精神的ダメージが大きい質問が繰り出された。

 

一刀(なんだろう…、つい一月ほど前にも似た質問がされた気がする。デジャヴュって奴?…)

 

張飛「えっへへ〜、お兄ちゃん!ッドーンなのだ!!」

 

一刀「おわ、『ちょーひ』ちゃん、いきなりどうしたの?」

 

張飛「わー、お兄ちゃんのせなか、おっきくてとっても温かいのだ」

関羽「こら、鈴々。北郷先生になんて事を……」

 

一刀「大丈夫だよ、『関羽』ちゃん「し、しかし…」、『ちょーひ』ちゃん軽いからね」

 

張飛「あいしゃもやってみればいいのだ」

 

関羽「い、いや、私は…」

 

馬岱「じゃ、たんぽぽひっざのっうえー♪」

一刀「うおっと」

 

馬超「ちょ、たんぽぽお前!」

 

劉備「あー!二人ともずるい!私ものるー」

 

諸葛亮「雛里ちゃん…」コク

鳳統「朱里ちゃん、うん」コク

 

諸葛亮・鳳統「「し、しちゅれいしましゅ」」ギュッ

 

一刀「あ、あはは…」

 

劉備「朱里ちゃんも雛里ちゃんもずるい、私もてーつなぐ〜」

 

関羽「……♯」

 

一刀「ちょ、『りゅうび』ちゃん、引っ張らないで」

 

劉備「わーたーしもー、のーるのー」

魏延「とーか様、ひざでしたら、ワタシのをどうぞ!」

劉備「んー、ほんごー先生のが良いな〜」

魏延「そ、そんな、とーか様…」

 

馬超「たんぽぽ、いいかげんおりろ」

馬岱「あっれ〜、そんな事言って、お姉さまも乗りたいんでしょ〜」

馬超「ななななな、何バカな事言ってんだ、あ、あたしは別に…」

 

一刀「えーっと、乗る?つめればたぶん乗れるけど…」

馬超「ののるのる、のるわけないだろ!」

 

一刀「乗っても良いよ?『ばちょう』ちゃんみたいに可愛い子なら大歓迎だよ、なんてね」

馬超「☆▽×※◎■っ!!」

 

関羽「……ずいぶん楽しそうですね、『ホンゴウ先生』…♯」

一刀(あれ?何で俺さっきから睨まれてるの…?)

 

一刀「えーっと『関羽』さん、何か物凄く視線が冷たいんですが?…」

 

関羽「気のせいじゃないですか?それとも、何かそう感じることに心当たりでも?♯」

 

一刀「い、いえ、メッソウモゴザイマセン」

 

趙雲「ほう、さすが北郷先生、モテモテですな」

 

厳顔「だのう。じゃが一刀先生よ、「はい?」相手は子供、手を出してはいけませんぞ」

 

一刀「い゛!?」

 

厳顔((その代わり、ワシ等なら構いませんがな、のう?星))

趙雲((えぇ、いつでも、お待ちしておりますよ。ほんごーせんせ♪))

一刀((なっ!////))

 

 

北郷一刀の受難と女難は、まだまだ続くのであった…。

 

 

 

【真・恋姫†無双 三国子園児ー5時間目『先生と園児・しょく組編』ー終 】

 

 

 

 

 

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声優さんってすげー!!

 

あ、あとがきっす

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます、作者です

 

会話を文字だけでって、すっげーきついですね。

 

今回だと、特に『…』の多い、朱里ちゃん・雛里ちゃんコンビ、原作だと『……』の所に、文字にしにくい、驚きや落胆・歓喜などの息遣いや、台詞が入っていることが多く、『音』のない文ではそれを表現できない!

 

くー、それすら表せる程の文才が欲しいです!(つд・)

 

 

恋姫キャラ同士の呼び方とか、疑問に思う方も居ますよね?

 

組み同士の園児は基本『真名』で呼んでます。

 

敬称は、原作とは変えてます。

 

例えば『桃香』を様付けで呼ぶのは、桃園の誓いの愛紗と、桃香に惚れてる焔耶だけですね。

 

他は、『ちゃん』か『さん』、もしくは呼び捨てです。

 

呉の孫家、魏の華琳・袁の麗羽・美羽は後で設定で詳しく説明しますが、それぞれの家柄の関係上、園児同士での敬称は『様』がほとんどです。

 

一刀君が、園児を呼ぶ時に『』がひらがなと漢字がありますが、これは単純に、名札に書いてある通りに呼んでいるだけです。

 

授業中に『先生同士』や『先生が生徒』・『生徒が先生』を呼ぶ時は、基本『姓名』で呼び、

(()) ←の小声で話す時は、『真名』で呼ぶこともあります。

 

一刀君が恋ちゃんを呼び捨てにしているのは、まだ明かせませんが、本編にかかわる外伝でのお話です。(重要度は前の外伝より重いです)

なんでスルー気味でお願いします。

 

と、こんな感じですかね?

うーむ、今回は結構難しかったな〜。

 

それじゃ、またに〜(・д・)ノン

 

 

 

 

説明
こんにちは、こんばんわ、おはようございます、Rocoです。
この作品は、『小説』ではありません、作者の頭の中の『妄想文』です。
なので、生暖かい目で見守ってやってください!
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コメント
ブンロクZX様>ありがとうございます。嫉妬軍神から嫉妬園児にクラスチェンジ! 園児達のキャラ崩壊をできるだけ防ぎながら、『園児』としての可愛らしさを出す・・・、難しいですね〜。でも頑張ります!^^(Roco)
アルヤ様>ありがとうございます。根が中二病な作者は、主人公は強い・かっこいい方が好きなので、一刀君には強くかっこよくなってもらいました!^^(Roco)
一刀が全体的にハイスペックwww(アルヤ)
転生はりまえ$様>ありがとうございます。舞台は現代の日本ですしね・・・。やったらアウト!です。(もちろん作者も)(Roco)
shirou様>ありがとうございます。膝のどの辺りに乗っているかは、ご想像にお任せしますw 手料理の腕前は『お弁当日』に披露される事でしょう。 翠ちゃんはそっちの方で話作りやすいので、バッチリ有りそうですw ご期待に沿えるよう、これからも精進してまいります。(Roco)
手出したらさすがに・・・・なぁ(黄昏☆ハリマエ)
蒲公英は膝にのってるだけで真ん中の膝には乗ってないんですよね?さてさて北郷せんせーの手料理の腕前は?翠のおもらしシーンはあるのか?期待しておりますw(shirou)
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