心配性
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 昼寝から起きたら手にマジックで落書きされてあった。

 何だ?と思ってよく見ると、肘まで生命線が書き足されていた。嫁の仕業のようだ。

「あのさ、コレ」

「生命線が薄かったから」

「手相は左手で見るものだから右手に書いてもあんまり意味ないよ」

「そうなの?」

 次の日、起きたら左手に落書きされてた。長生きしないとだな。

説明
コミティアで出した二冊目の同人誌(短編小説集)の中の話の一つを改修
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短編小説 ラブコメ 日常 掌編 

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