真・恋姫?無双 帰った来た者 拠点話
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俺は今しばしの休息を楽しんでいる。

……いや、楽しんでないな。

何もすることが無いんだ。

皆忙しそうにしている。

 

「ん?あれは……」

 

見ると蓮華が一人でお茶を飲んでいたのが目に映った。

 

「蓮華〜〜!」

 

蓮華を呼びながら手を振ると俺に気が付いて蓮華も手を振った。

俺は走って蓮華に近づいて行く。

 

「やぁ、蓮華、暇なのかい?」

 

「ええ、一刀は?」

 

「同じだよ。

一緒に良いかい?」

 

「ええ、どうぞ」

 

許可を得て俺は蓮華の向かい側に座った。

侍女が俺にお茶を渡してくれた。

侍女に頼んで蓮華と良い雰囲気で話す為に一度席を外してもらう。

 

「クスクス」

 

「どうかした?」

 

「いえ、こんなことが前にあったなと思ってね」

 

「ああ、俺が執事をしたんだっけ」

 

「ええ、またするかしら?」

 

「遠慮するよ」

 

俺がそう言うと蓮華は軽くお茶をすする。

その動作には一切の無駄が無く美しくて思わず見入ってしまった。

 

「ところで一つ聞いて良いかしら?」

 

「良いよ」

 

「華陀に祭を救ってくれと言ったのはあなたかしら?」

 

「え?」

 

「華陀が言ってたのよ。

ある若者が『黄蓋を救ってくれ』って言って来たと」

 

俺は頭を掻いた。

蓮華には敵わないなと思いながら。

そして、俺は祭さんを救った理由を話始める。

 

「祭さんは呉の宿将。

もし死んだら呉の皆が悲しむと思ってね」

 

「流石一刀ね」

 

「褒め言葉として貰っておくよ」

 

俺はお茶を啜って立ち上がる。

 

「そろそろ行くよ」

 

「そう……また、一緒に飲みましょう」

 

「ああ、今度は思春も隠れて無いで飲もうね」

 

俺がそう言うと蓮華は驚いた顔をする。

それを見て俺はゆっくりと歩き出す。

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第三者視点

 

「……思春、出て来なさい」

 

蓮華がそう言うとどこからともなく思春が姿を現した。

 

「一刀も随分逞しくなったわね」

 

「北郷も努力したのでしょう」

 

「そうね……思春。

一刀のことをちゃんと助けてあげて」

 

「御意!」

 

その返事を聞いて蓮華は微笑んで立ち上がり自分の部屋へと戻って行った。

部屋へと戻って行く彼女の後には勿論思春の姿があった。

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後書き

 

拠点話はやっぱり短くなりますね……

それより次回のことですが……あまり考えていません。

次回も拠点話にするか本編を進めるか……

まぁ、明日までには決めます。

では、また次回です。

説明
こんにちわ〜
今回は蓮華の拠点話です。
上手く書けているか分かりませんがよろしくお願いします。
では、始まり〜
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コメント
がっちゃん様ご指摘ありがとうございます。今すぐ修正します。(DOWANNGO)
いつも読ませてもらってます。誤字報告ですが、「見ると思春が一人でお茶を飲んでいたのが目に映った。」⇒思春じゃなくて蓮華ですね(がっちゃん)
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真・恋姫?無双 恋姫?無双 恋姫 帰って来た者 

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