魔法少女リリカルなのはStrikerSーThe Faceless Godー 第1話 はじまり |
「・・・はぁ、はぁ・・・ここまで、くれば、大丈夫・・・か」
男が一人、降りしきる雨の中一人森の中を進んでいる
もうすでに体力が尽きかけているのか、その足取りは重い。
「まさか・・・あそこでクライアントが裏切るとはな。まったく、ツイてない。」
もう体力も気力も尽きたのだろう、男は足を止め近くの木に背を預ける。
運悪く今の天候は車軸を流すような雨。容赦なく振り続ける雨が男から急速に体力を奪っていた。
「さて・・・追っ手は、これで、なんとか、なったとはいえ。このままだと・・・俺、死ぬな・・・。」
そういうと男は自分の左腕に目を向ける。正しくは、左腕があった場所に
視線の先に男の左腕はなかった、男は逃げる際に追っ手を巻くために自分の左腕を切断したのだった
「いくら奴らの目をごまかすためとはいえ、ちょっとやりすぎたか・・・。」
と、自嘲気味に口角を釣り上げようとするも断続的に襲う痛みでその表情もすぐに崩れる
「まぁ・・・いいさ。あとはどうにでも・・・なれ。」
そうして意識を手放そうとした瞬間、目の前に一筋の光が見えた。
「うっ・・・あ?」
その光は徐々に大きくなって男に近づいていった
「なんだ・・・これ?」
その時男は声を聞いた。
もはや思考することすらままならない状態のにもかかわらず、その声は確かに男に届いた
その声はこう告げた
「たすけてくれ」・・・と
そして男は、光に飲み込まれた・・・
同日 ミッド郊外 森林エリア
「・・・?今、あっちの方で何か光りませんでしたか?」
「ふむ、一応確認に行くか。A班、ついてこい」
「!?・・・あそこに人が倒れています!」
「本当か!?すぐに本部に連絡を取れ!」
「了解!本部、応答願います。こちら森林パトロール部隊の・・・」
はじめまして、juneです
今回は、拙著「魔法少女リリカルなのはStSーThe Faceless Godー」をお読みいただきまして
ありがとうございます
一応StSと銘打ってはおりますがしばらくは、A’sからStSまでの空白の期間の中で物語が進行します(大体10話くらい?)
ですので、スバルやティアナ達が見たいという方はもうしばらくご辛抱ください
なお、感想等を入れてくださると非常に嬉しいです
それではまた次回「魔法少女リリカルなのはStSーThe Faceless Godー」
第2話 出会い Take Off
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はじめまして、juneです えーこの作品がいわゆる処女作になります 当然のことながら駄文です まぁ生暖かい目で見守ってもらえれば幸いです |
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コメント | ||
初コメありがとうございます。主人公の腕はそのうち生えてくるんで心配?しないでください ミッシングリンクといても、自分なりの解釈で書くので修正点があったら、ご指摘ください(june) 主人公がまさかの隻腕!?いきなり自分の腕を切り落とすとか随分思い切ったなwwなのは系のssは最近探してみようと思っていたのでお気に入り登録させてもらおうと思います。A'sからStsの間は自分も気になっていたので、頑張って更新してください!!自分も恋姫のss書いているんであまりえらそうな事言えませんがお互い頑張りましょう(勇心) |
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