一刀の晋王転生録 第一章十一話
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第11話

  「司馬安世誕生」

 

一刀は美華の事を聞き急いで屋敷に戻っていた。

 

「おおー、一刀来たか。」

 

「父上!、美華は!?」

 

「つい先ほどお前との子が生まれたところだ。早く会いにいって来い。」

 

「そ、そうか・・・ありがとう父上。」

 

解刀から聞いた一刀はすぐに美華のところに駆けていった。

 

「解刀」

 

その後、理鎖が解刀に声をかける。瑠理も一緒だ。

 

「理鎖か、今一刀が元姫のところに行ったところだ。」

 

そういうが理鎖は何かを考えこんでいるようである。

 

「どうしたのです?母上?」

 

「・・・また男の子だった。」

 

「・・・そういえば私達司馬家って女性の家系だった・・・」

 

どうやら理鎖は司馬家にまた男児が生まれたことについて考えていたようだ。

 

「・・・もしかすると司馬家は」

 

一刀が生まれた時から何かが変わろうとしているのかもしれない

 

理鎖は不安げにそう言い、

 

「これが、いい方向なのか、悪い方向なのかわからない、か・・・」

 

瑠理も少し不安げにそういった。

 

「・・・俺にもわからないよ」

 

ただ、と解刀は、

 

「俺はあいつらを信じている。大丈夫だと、だって、俺達の家族なのだから」

 

その言葉を聞いた理鎖と瑠璃は不安な気持ちは無くなっていた。

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「そうか、男の子か。」

 

「うん。」

 

一刀と美華は喜び合いながら自分達の子のことを話し合っていた。

 

「それにしても良かった・・・男の子で。」

 

「ん、何でだ?」

 

「だって、女の子は父親が大好きになるっていうじゃない。

 

 良かった本当に男の子で、ふフふ・・・」

 

(自分の子に嫉妬するか?、普通・・・)

 

そんなことを話していたが・・・

 

「ねぇ一君、この子の名前は決まってるの?」

 

美華は子の名前について一刀に聞いた。

 

「ああ、名を炎にしようと思っているんだ。」

 

「真名は?」

 

「真名は・・・献刀(ケント)だ。」

 

「うん、良い名前だね。」

 

美華は自分の子を見ながら、

 

「今日からあなたは司馬炎、真名は献刀、私達の一人目の子よ。」

 

(ああ、そうだ・・・お前は俺達の・・・ん!?)

 

一刀は疑問が出てきた。

 

「一人目っていったけど・・・」

 

「うん!一君との子だったら何人でもいいよ・・・次からは女の子でも

 

 良いかなぁ。」

 

「なぜ?」

 

あんなに嫌がってたのに、と思っていたが・・・

 

「次からは女の子が生まれても、大好きになるのは献刀になるから。」

 

(いや、その理屈はどうなんだ?)

 

その後も二人はしばらく逢えなかったこともあり、瑠理が一刀を呼ぶまで

 

話ははずんだ。

 

もちろん瑠理が現れた瞬間、美華がかなり不機嫌になったが。

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一週間が経ったある時、一刀と美華は献刀を侍女に任せ、

 

一緒に風呂に入っていた。

 

美華は布で一刀の身体を洗っていたが・・・

 

「落ちない・・・落ちないよぉ・・・」

 

呪文のように何度もつぶやいた。

 

「落ちないって何が?」

 

「落ちないよぉ・・・雌豚の匂いが落ちないよぉ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(はぁ!?)

 

「ちょ、雌豚って?」

 

「田舎臭い女の匂いと、猫みたいな女の匂いと・・・」

 

そして

 

「忌々しい曹操の匂い!!」

 

(何でわかる!、俺、風呂入ってたよな!?しかも江里香さんの時みたいに

 

 直接肌に触れた訳じゃないよな!?)

 

「一君、洗い方が駄目だったんだよ。」

 

(心読むなし・・・)

 

「子供を産んでから一週間経ったしもう大丈夫だよね、私の身体。」

 

そう言いながら美香は立ち上がり、

 

「汚臭は・・・私ので消臭シナクチャ!!!」

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風呂から上がった後、一刀は気絶した美華をお姫様抱っこで運んでいた。

 

少しよろめきながら。

 

(7、8人は・・・相手した気分だった。実際したことないけど・・・そんな感じだ・・・)

 

そう思いながら自分達の部屋について、美華を閨に運び自分も

 

隣で寝ることにした。

 

(美華の・・・摩訶不思議な・・・能力は・・・間違いなく・・・狂化・・・されているな・・・)

 

そして一刀は眠りについた。

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という訳で十一話です。

 

やりすぎか?、これは、

 

しかし、美華の恐怖を出すにはこれくらいはしないと・・・

 

次からは本格的に戦の回になると思います。

説明
十一話です。
タイトルと内容は合ってるかなぁ、
あと内容は大丈夫かなぁと不安です。
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コメント
狂化ヤバいっす!! チートを軽く超えてますよ・・・(よしお)
恐るべし嗅覚!?(アロンアルファ)
美華怖い美華怖い美華怖い((( ;゚Д゚)))(量産型第一次強化式骸骨)
一週間はやばいよ!傷口えぐるようなもんだよ!・・・狂化スキルでなんとかなるのかもしれんけど・・・(通り(ry の七篠権兵衛)
まるでバーサーカーだな 「ばあさんが・・・・なんじゃと#」(patishin)
狂化ってどこのfate世界のバーサーカーですか。(笑)そして一刀、これでは12の命があっても足りんな。(笑)(BLACK)
なんかそのうち発狂しそうで怖いなw(スーシャン)
そろそろこの病気なんとかしないと色々やばいのでは?(陸奥守)
娘が生まれて嫉妬しあうのも見て見たいとおもったけど・・・想像したら怖くなりました・・・ こえぇw(赤字)
狂化・・・・・・バーサーカーのクラス別スキルですね、わかります。(アルヤ)
嫉妬神様降臨ww(IFZ)
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真恋姫無双 恋姫†無双 恋姫 転生  

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