恋姫無双 普通の人と乱世を駆けろ! 第9話 |
前回までのあらすじ
1 まじかよ!異民族襲来だってぇ?
2 やったぜ新しい武器『普通の刀』ゲットだぜ
3 いぇ〜ぃ、敵将捕まえた!
一刀side
敵総大将の息子、楼班を伏兵によって捕縛した俺達は丘力居を誘き寄せるため
わざと敵兵を逃がし、敵に情報を与えた。おそらく息子を助けるために攻撃してくるだろう。
敵兵を逃がしてから、1日、その日太陽が俺達の真上に上がった頃、両軍は展開し
両軍の総大将と護衛が前に出て舌戦を始めた。ちなみに俺は白蓮の護衛・・・。
「丘力居よ!なぜ貴様らは、この漢の地に侵略した!」
「そんなの決まっているだろ!私達の領土を増やすためだよ!それだけだ!」
「その結果、息子を捕らわれたが?」
というと、俺達の軍の前に楼班が出される。」
「楼班を返せ!」
「返してほしくば私達を倒してみろ!」
「くそ!!全軍突撃だ!楼班を救うぞ!我等の力奴らに見せてやれ!」
「「「「「オオオオオォ!!!」」」」」
掛け声と共に、敵先鋒が突撃してくる。
「白蓮!敵が釣られたぞ!」
「よし!皆退くぞ!」
その掛け声と共に、味方の兵が退いていく。ちなみにこの兵達に騎馬隊はいない。
いくら罠を知っているとはいえ危険だからね♪
「奴らを追えー!敵は退いて行くぞ!口ばかりの奴等だ!」
やがて、俺達は最初の罠の位置を通過。全速力で逃げる。
そして、黒蓮が指揮する、弓隊の横を通過した。
「黒蓮!任せたぞ!」
「うん!任せといてお姉ちゃん、一刀さん!」
しばらく経つと、敵騎馬隊も罠へ近づく。
「皆!敵が罠に掛かったら、一斉に矢を放ってね!射撃が終わったら、全力で撤退だよ!」
「「「「「応!!」」」」」
やがて、敵が罠にかかり、馬が倒れていく。
罠に引っかからなかったものもたまに居るが、それも前に転んでいた馬に脚が取られ
転んでいく。
「うわああああ!」
「くそ!罠だああ!」
「よし!皆今だよ!一斉に放てー!」
天を覆うほどの矢が敵めがけて飛んでいく。
「うわあああ!矢が降ってくるぞー!」
「ひいいい!逃げろー!」
逃げ出すものもいるが、そのものたちもすべて矢が刺さり命を奪っていく。
「よし!作戦成功だよ!皆全速力で撤退!」
こうして黒蓮は作戦どうり、敵先鋒を撃破。素早く撤退していった。
丘力居side
「報告!味方先鋒、敵の卑劣な罠によって全滅!文字どうり全滅です!」
「な!!なんてこった、6000もの騎馬隊を一度に、殲滅されるなんて・・・。
くそ!騎馬隊をすべて集めろ!全軍で突撃するぞ!」
「ぎょ、御意!」
・・・今回の遠征で連れてきた騎馬隊の総数は2万5000・・・そのうち6000がやられたとすると
残りは1万9000・・・これだけの突撃に耐えられるわけが無い。
そういうことを考えた上での突撃命令だった。
「・・・貴様の顎を取ってやる。待ってろよ公孫賛め!」
丘力居side end
一刀side
「よし!黒蓮は成功したみたいだ。これで6000は倒した。
恐らく次は、全軍で突撃してくるだろうな・・・」
「受け止められるのか・・・?」
こんな会話をしながら走り続けていると、例の、柵と星の部隊が見えた。
「星!黒蓮は成功したみたいだ。もうすぐ此処に来るだろう。
その弓隊も混ぜて三段射撃だ」
「ふむ、了解しましたぞ」
「この後俺は本陣へ戻る。白蓮には、伏兵をして貰う」
「桂花にはどうしてもらっているのですか?」
「戦場は危険だから、城で伝令を使って指揮を行ってもらっている
恐らく、数千は抜け出してしまうが、その場合は君に任せる」
「了解しましたぞ。白蓮殿も一刀殿もお気をつけて」
「ああ。星、お前も気をつけろよ」と白蓮。
「私は強いから大丈夫でございますよ」
「まったくお前は、こんなときまで」
「はぁ。よし白蓮、行くぞ」
「応」
と俺達は、星の陣を後にした。
「星さ〜ん」
「お、黒蓮か。急ぎ部隊を編成するのだ。すぐに敵の騎馬がすべて来るぞ」
「はーい」
「趙雲様!敵騎馬隊、が来ました!」
「そうか!・・・よし、全軍射撃準備だ!
練習したように3列になって射撃だ!」
やがて、敵騎馬隊が柵へとぶつかる。そして動きが止まる。
「皆!射撃開始だ!各自3人一組で射撃開始だ!・・・放て!」
「くそ!柵か!こんなもの薙ぎ倒してやる!」
「応!」
「うわああ!弓だぞ!敵が弓を撃ってきたぞ!」
「ぎゃあああ!!」
こうして徐々に、立ち上がっている、馬は減っていく。
「趙雲様!柵が破られつつあります!」
「ふん、倒した敵兵は一万1000、いや2000か?
こんなものか。よし、各員急ぎ足だ!」
「「「「「応!」」」」」
こうして星、黒蓮は撤退。そのまま兵は城へ退き、星、黒蓮は白蓮の伏兵へ参加した。
丘力居side end
「報告!第二陣!大きな損害を受けましたが敵の柵を突破!
敵本陣へ突撃して行きます!」
「そうか・・・よし!私達も出るぞ。私自ら奴の顎を取ってやる!」
いま行くぞ。公孫賛!
丘力居side end
白蓮side
此処は、この平原でも背の高い草が生えている所だ。
約1メートル・・・程度か? すいません。メートル使いました
「白蓮殿!敵の一番前に丘力居が居ますぞ!」
「そうか、それは好都合だ!奴がここを突破した瞬間に出る
そして攻撃開始だ。降伏したものには手を出すな。捕縛だ」
「御意」
やがて奴等が私達の前方を通っていく。
「気付かれなかったな・・・よし!いまだ!」
カーン、カーンと銅鑼の音が聞こえる。
その瞬間に両端の茂みから、数百いや数千の矢が飛んで行き、敵兵に吸い込まれていく。
矢に当たらなかった運がいい兵士も何が起きたかわかっていないようだ。
弓の射撃が済んだ瞬間、大きな声を出して兵が飛び出していく。
「よし!今だ!突撃ィ!!」
急なことに驚いた馬が、暴れ、兵が落ちていく。
あっという間に数千いた敵兵は討たれていった。
私達の兵に囲まれたものは大部分が逃走、降伏をしていった。
「私達の仕事は終わったぞ・・・あとは一刀、お前に掛かっている」
白蓮side end
丘力居side
私がある場所を通り過ぎた瞬間、後ろから声がする・・・伏兵か・・・。
「くそぅ!!こうなれば公孫賛!貴様だけでも地獄へ送ってやる!」
私は敵本陣へ突撃、公孫の旗が翻っている天幕へ向かった。
「公孫賛!覚悟ぉ!!」
私は入ると同時に人影に斬りかかる。
すると簡単に私の剣が防がれる。
そこに居たのは・・・「貴様は護衛に居た・・・」
「天の御使い、北郷一刀だ」
白い服を着た男が居た。
丘力居side end
一刀side
「公孫賛覚悟ぉ!!」
という声と共に鋭い剣が俺に振り下ろされる。
「・・・この程度っ!」
俺は軽々と防ぐ。
「貴様は護衛に居た・・・」
「天の御使い、北郷一刀だ」
「なぜだ!なぜ公孫賛がいない!」
「白蓮を殺させるわけにはいかないからね」
「こうなれば、貴様を殺して・・・」
俺は、この言葉を聞いた瞬間、片手を鞘へ、もう片手を刀の柄へ付け体勢を低くする
いわゆる抜刀だ。一撃で勝負を決めるために俺はこれを選んだ。
「君じゃ無理だ」
「な・・・なにっ・・・き、きさま・・・なにを・・・」
俺には考えがあったから殺さない。
「峰だから大丈夫。死にはしないよ」
ドサッと丘力居が倒れる。
「丘力居!この公孫賛軍が将、天の御使いが討ち取った!
鳥丸軍は速やかに降伏しろ!悪いようにはしないぞ!」
こういうと、鳥丸族の戦い続けていた兵も、戦意を喪失、次々と降伏していった。
鳥丸との戦闘終了です。
戦闘描写、書いてみたけど、下手だったのでほとんど書いてません。
すいません。
これからの話なんですが・・・桃髪みたいに鳥丸と同盟を組もうと思います〜。
駄文ワールドにお付き合いいただきありがとうございました!
説明 | ||
普通の人ルート第9話です。 今回は鳥丸との戦終了です。 戦闘はあまり期待しないでください。 |
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コメント | ||
作戦どうり→どおり:顎→首(2箇所):鳥丸→烏丸(2箇所):(XOP) 白蓮ルートですからねw (ssnoww) ここまで白蓮を意識する敵なんてtinami初ではなかろうかW(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ) 普通の刀って言うけど日本刀の切れ味だったらこの時代十分業物じゃないか?(アルヤ) メートル使っちゃったwww烏丸と同盟を組むとなると、さらに騎馬隊が強化されますね。(量産型第一次強化式骸骨) 確かに同盟は組んだ方がいいと思います。 只でさえ、白蓮は袁紹の陣地に近い上に『三国志』前半でも一、二を争う領土のですから少しでも戦力は多い事に越したことはありませんからね。 次回も楽しみにしています。(劉邦柾棟) |
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