紳士?の日常―その4―
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4話

 

――――時は過ぎ放課後―――――

 

李璃「にぃに〜?迎えにきたよ〜・・・・・・・!?」

 

麻美「李璃?どうかしたの〜?・・・・・・・!?」

 

修吾「ん?どうかしたのか?二人とも・・・・・・・なっ!?」

 

3人はみてはいけないものを見たような表情を作ったまま数分にわたり硬直していた。

 

皐月「う〜ん・・・・・・むにゃ・・・・」

 

どうやら皐月が先に起きたらしい。ガチで寝ていたせいか相当眠そうである。

 

修吾「はっ!?・・・お、俺は一体・・・・・ってちげーよ!なにやってんだよ姉貴!」

 

李璃・麻美「ハッ!?わ、私達は一体なにを・・・・・・」

 

修吾「もうそのくだりやったから!2度目だとわざとらしすぎるから!」

 

皐月「ん〜?あらあら李璃ちゃんたちじゃ〜あーりませんか〜」

 

修吾「なんで!?なんでちょっと言い方がこ○みっぽくした!?」

 

皐月「こと○?だ〜れ?」

 

いつも宗につっこむ癖で言ってしまったのか、皐月が誤魔化してるだけか、さてどっち?

 

修吾「あぁ、つい宗につっこむ癖で言っちまった、気にすんなよ姉貴」

 

宗「皐月さんはクラ○ドDVDもゲーム全部持ってるぞ」ボソ

 

修吾「な、なんだと?!姉貴てめぇ!ってお前起きてんだったら言えよ!」

 

宗「今起きたんだ、それにこれだけ騒げば誰でも起きる」

 

李璃「それよりもにぃに!なんで皐月ちゃんと一緒に寝てたの!」

 

麻美「そうだよ!お姉ちゃんとも一緒に寝てくれないのに!」

 

修吾「麻美さん否定の仕方間違ってません!?」

 

一気に宗に詰め寄る2人、状況が読めない宗、つっこむのに精一杯の修吾。

 

宗「はい?一緒に寝てた?・・・・・も、もしかして皐月さん・・・・?」

 

皐月「ん〜?」

 

宗「布団の中潜り込みました・・・・?」

 

皐月「イエイッ!」グッ

 

思いっきり親指を立てながら返事をする皐月さん、すかさず修吾が

 

修吾「なんで返事の仕方がジュエル○ットやねん!普通イエスだろ!なんでイエイなんだよ!」

 

皐月「てへっ♪」

 

修吾「てへっじゃねぇよ!可愛くねぇよ!わざとらしすぎるわ!」ゼェーハァー

 

宗「そろそろ五月蝿いぞ修吾、俺はもう十分寝たんで帰りますね。ありがとうございました皐月さん。」

 

皐月「あいよぅ!またおいで!」

 

李璃「ちょっ!にぃに!?話はまだ終ってないんだけど!?」

 

麻美「帰り道にじっくりねっとり聞かせてもらうよ!」

 

修吾「ねっとりってなに!?ねっとりなにを聞くの!?」

 

修吾が相変わらず必死につっこんできたが、なんかもう疲れたのでとりあえずスルー。

 

皐月「じゃーねー」

 

3人「さよーならー」

 

修吾「んじゃ家で」

 

こうして挨拶を交わして家路へとついた―――――――

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李璃「って違うよ!まだ話聞いてないよ!」

 

麻美「なにうまくまとめようとしてんのよ!だめだからね!」

 

修吾「危うく宗のペースに呑まれるところだったな」

 

宗「はぁ・・・・あれは皐月さんが勝手に布団に入ってきた訳で・・・・」

 

修吾「実際姉貴も認めたし、もう話す事ないんじゃないか?」

 

2人「うっ・・・・・」

 

正直この2人も修吾の言うことと同じことを考えていた様子だ。

 

李璃「で、でも!」

 

麻美「宗ちゃんも宗ちゃんよ!なんで安々と布団に入れちゃったの!?」

 

宗「いや、寝てたし・・・・」

 

麻美「寝てなかったら抵抗した?寝てれば私も潜り込んでいいってこと!?」

 

宗「いや、体調が最悪だったから今日は無理だろうけど・・・・ってさらっと自分のことを混ぜないの」

 

李璃「寝てるときにだったら気が付かないから潜っていいんだね!わかったよにぃに!」

 

宗「いや、誰も良いとは言ってないんだけど・・・・・」

 

麻美「皐月さんはよかったのに!?」

 

宗「ぐ・・・・あぁ、もういいよ、寝てる間で俺を起こさないと約束できるんだったら認めるよ」

 

修吾「なんだかんだいって拒否しないよな」

 

宗「ま、まぁな」

 

李璃「それがにぃにの良い所〜♪」ダキッ

 

麻美「数少ないいいところよね!」ダキッ

 

さらっと酷いことを言いながら腕に抱きつく2人。修吾が空気になりかけてたりする。

 

宗「あ、そういや修吾よぅ」

 

修吾「ん?どうかしたか?」

 

宗「今日栞と奏はどうしたんだ?」

 

いつもは栞と奏も一緒に帰っていたのだ。

 

修吾「ん?あぁ、あの2人は用事があるとか言って先に帰ったぞ?」

 

宗「ん?あぁ、そうなのか。」

 

李璃「ねぇにぃに?どこまでいくの?」

 

宗「え?あぁ、もう付いたのか」

 

麻美「まだ寝ぼけてるんじゃない?」

 

宗「あぁ、そうかも、部屋もどったら着替えて寝るわ」

 

中途半端にしか眠れなかったからか、帰り道結構眠かったりする。

 

修吾「おう、じゃあ明日な!」

 

3人「じゃあね!(じゃあな)」

 

3人は修吾に別れを告げ、家に入った。

 

宗「ただいま〜・・・・ってもう母さん出かけたのか」

 

李璃「今日は同窓会だっけ?」

 

麻美「そうだね〜、これで堂々と宗ちゃんとイチャイチャ」

 

宗「しないから!今さっき寝るって言ったじゃん!?」

 

麻美「あ・・・そうだった・・・・・」

 

ガチで忘れていましたよこの人・・・・・

 

宗「んじゃ俺は部屋に行くから」

 

李璃「おやすみ〜」

 

麻美「あとで遊びに行くよ〜」

 

宗(くんなよ!)

 

〜宗の部屋〜

 

宗「ったく姉ちゃんは・・・・ふぁ〜・・・・ねみぃ」フラフラ

 

フラフラと動きながら制服を脱いで部屋着に着替えると、

 

宗「ふぅ・・・・・おやすみ〜・・・・ぐぅ・・・・zzzz」

 

一瞬にして寝てしまった、横に居る人影に気づかずに。

 

??(宗寝ちゃった!?)

 

??(これはチャンスや〜)ギュッ

 

??(あ!奏ずるい!私も!)ギュッ

 

奏(栞ちゃんもやん〜)

 

栞(そ、そうね、で、私たちもこのまま寝ちゃう?)

 

奏(そうしよか〜)

 

2人(おやすみ〜)

 

両脇の少女に気づかずに眠る宗、幸せな表情で寝る栞と奏、これをリア充と言わずとしてなんと言う。

 

麻美「ただの女たらしよ!」

 

わっ!?み、見てたんですか?

 

麻美「えぇ、李璃も寝ちゃったし遊びに行こうと思ったんだけどね」

 

部屋をのぞいたらお2人がいらっしゃったと・・・・・・って私と喋っちゃって大丈夫なの?これ?

 

麻美「大丈夫よ、いまこの空間で起きてるのは私達だけなんだから」

 

そ、そういうものですか。勉強になります。ところで麻美さんはこの後どうなされるのですか?

 

麻美「さあ?作者次第じゃない?」

 

一番言っちゃいけないことですよね!?言ってはならない事実というものがありますよ!?

 

麻美「ん〜じゃあ私も夜まで寝ようかな、暇だし。」

 

そ、そうですか、では麻美さん、お休みなさい

 

麻美「おやすみ〜」

 

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あとがきのようなもの

 

はい!4話結構ギリギリな鋼河です!

4話は今さっきまで書いていてやっと終りましたよ・・・・・難しいものですよ、ここまでくると。

実際言うとこれって終わり見えないですよね?半ば無理矢理にか、平和ENDで行きたいものです。

どういってもだれか1人を選ばなければハーレムEND確定ですし(笑)

と、いうことで!また次回お会いしましょう!

 

         --――――最後まで読んで頂いてありがとうございます!――――--

 

説明
さすがに観覧数は伸びませんねぇ〜
さてさて、伸びても伸びなくても大して気にしないので大丈夫な鋼河でございますよ。
中間テストも終わり緊張感も抜けたところでUP率も少しは向上するんじゃないでしょうか!
では!どうぞ!
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あたたかい目で オリジナル まだ下手 

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