一発ネタ 『ポッキーゲーム』って何?
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ある日・・江戸 大気は友人の未来 光がポッキーを食べているのを見た

 

「ねえ・・・光君・・何を食べているの?」

「ん?・・・見れば分かるだろ・・・ポッキーだよ」

 

確かに、見ればすぐに分かる・・しかし問題はそこではない

 

「その山はなに?」

 

光の机の上には大量のポッキーボックスがあった

 

「・・ん〜・・ポッキーの日に安売りしていたから大量に買ったんだけど・・まだ処理しきれなくて・・だから、おやつに持ってきたの」

「・・・持ってき過ぎたって!」

 

この青年、光はどこか抜けているというか、行動力が読めないところがある

 

「そういえばさ・・ポッキーゲームってよく聞くけど・・・『ポッキーゲーム』って何?」

「・・え?・・・え〜と」

 

普通の人ならやや不純な発想で答えるが・・・・この大気と言う青年も実はかなり抜けており・・・よく言えば純粋・・・悪く言えば超が付くほどの鈍感、加えてエロ用語とかをあまり知らない

 

「・・・なんだろう?」

 

当然、大人の『ポッキーゲーム』とう単語も知らない

 

「あ・・・もしかして、ポッキーの強度を勝負するとか」

「ああ・・昔やったね、草をむしってどっちが強いかって」

「じゃあ・・やってみようか」

 

光はポッキーボックスの一つを開け、二本のポッキーを取り出した

 

「じゃあ・・いくよ」

「よし!」

「「いっせーの!」」

 

ボキ!

二本のポッキーは同時に折れた

 

「く〜引き分けか」

「・・・意外と面白いかも・・折れたら、折った人が食べられるってルールにしようか」

「あ・・良いかも」

 

すでに、『ポッキーゲーム』がどうのこうのではなく、新しくて子供じみた『ポッキーゲーム』が始まった

 

「お・・何か面白そうな事をやっているな・・俺にも混ぜろよ」

 

そして、入ってきたのはもう一人の友人、守王 戦国だった

 

「ああ・・いいよ。じゃあ、大気、今度はポッキーを使って何か作るか」

「芸術勝負・・面白そう!」

「やるか」

 

三人は次々とポッキー袋を開け、机に広げた

 

「制限時間は五分・・それぞれ自分の作品を創ること」

「「よし!」」

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五分後

 

「・・・・・」

「・・・・・」

「ふぅ〜なかなかの出来だな」

 

光と大気は唖然とした・・・戦国の前に置かれているのはポッキーで出来た鶴だった。ポッキーのチョコを少し溶かしてくっつけ、まさに芸術品と呼べる物だった

 

それに、比べて光たちはというと

 

大気は、家の形をしたポッキーを作り、光はもはやなんなのか分からない物体になっていた・・・ある意味芸術かもしれない

 

「・・・食べずらいね」

「・・・なんか、もったいない」

 

二人は関心と同時にどこか呆れ感があった

 

「次は何にするか」

「じゃあ、誰が早くポッキーのチョコをキレイに舐めきれるか、勝負しよう」

「よし!」

 

こうして、テーブルに置かれていたポッキーは次々と無くなっていった

 

「・・・チョコ・・・食い過ぎた」

「・・しばらくは見たくないかも」

「・・・は・・鼻血が」

 

三人はそれぞれ後悔の言葉が漏れていた

 

「そういえば・・・結局『ポッキーゲーム』の本当の意味分からなかったね」

「そうだね」

「・・・ティッシュ誰か持っていないか?」

 

原点に戻ったのか『ポッキーゲーム』の話題に戻った

しかし・・・彼らはそんなことを考えることは出来なかった・・・今はただポッキーから遠ざけたいと思っているからだ

 

 

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そして、現場にいた女子はと言うと

 

 

「もぉ〜男子のポッキーゲームが見れると思ったのに〜」

「仕方ないわよ・・あの三人が『ポッキーゲーム』を知るわけないじゃない」

「・・・新しいBLネタになると思ったのに〜」

「まあ・これはこれで面白い光景だったけど」

 

クラスの女子・・・もとい、腐女子たちは不満なものもいれば癒されたものもいた

 

説明
ポッキーの日が過ぎて一週間以上経ちましたが、このネタを投稿させてもらいます
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タグ
ポッキー オリキャラ 純粋 やったことのない奴は知らない 

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