白樺の道を歩く
説明
 白樺の葉を紅葉が彩り始めるころだった。
大学に入って初めて出来た彼女と高原のデートに行った。

誘ったのは彼女の方だった。
 地味で素朴だと思っていた彼女が実は行動的だと知った。
大学でみる彼女よりもこっちの方が好きだ。

それにくらべて俺は・・・

 調子にのって高原の超うまい牛乳をがぶのみしてしまったのだ。
ゆるゆるになっていた俺の下腹部をビックウェーブが寄せては返し襲ってくる!

 隣の彼女には知られてはいけない!決していけないのだ!
しかし、俺よりも多く飲んだはずの彼女の腹は無敵か!!

近場には無い、あの建物も人が居そうだし・・・
隠れて出来そうな場所はものすごく遠いぞ。

見上げる白樺の木。木の上・・・

 俺は鳥じゃないんだ。
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